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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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「う…、うぅ…ん…?」

ベッドに倒れていた麻美の目がゆっくりと開かれる。

「わ、わたしは…?」

ボーっとしたままフッと窓の外を見やる麻美。

夕日が沈んだばかりか、辺りは暗く遠い空がわずかに赤く染まっている。

いつの間にか気を失っていた麻美は倒れる前の記憶を思い起こそうとした。

未亜の後をついていって、そしてその部屋に入った途端ベッドに押し倒されて、そして…

ハッと自分の腹部に目を向ける麻美。

体を抑えつけられた状態で未亜に制服のボタンを外されヘソを露わにされたが、今はボタンが閉じられ何事も無かったかのように制服の裏に隠れている。

未亜におヘソをしゃぶられ続けられながら感じていたあの高揚感は消え失せていたが、あの感触は脳裏に残響のように残っていた。

麻美は感触を確かめるように制服の上からヘソを抑えた。

「私も…おへそで感じちゃった…」

一人そっと呟く麻美。

その時ふと自分のすぐ横に寝息をたてている人物の存在に気づく。

「…未亜…ちゃん?」

気を失うまで一心不乱に麻美のおヘソをしゃぶり続けていた張本人が麻美のすぐ横で寝ていた。

いつもツインに結んでいる髪こそ解かれているが、格好はいつものヘソ出し制服のまま…

仰向けの状態で無造作に手足を投げ出し、その巨ベソを一切かばうことなく完全に無防備にさせた状態で眠りに陥っている未亜。

その寝顔は人を小馬鹿にしたようないつもの憎たらしい表情ではなく、素のあどけない少女の顔であった。

あの彼女が、寝ていたとはいえ他人がすぐ横にいる状況でここまで無防備な状態でいることに麻美は少し驚いていた。

「………」

未亜の寝顔をじっくりと見つめる麻美。

髪を解いた彼女の顔を見ているうちに、ふと"あること"が頭を過ぎった。

(この子…理奈ちゃんと似ている…?)

今度はその巨ベソに視線を移す。

寝息にあわせてゆっくりと上下する未亜の巨ベソ。

(まさか未亜ちゃんは…)

麻美が未亜の正体について思案しかけた時、ふと彼女の目に"あるもの"が目に付いた。

皺が星型に刻まれた彼女の巨ベソ…その星の中心辺りのさらに細かく刻みこまれた皺の隙間から小さな黒い塊が顔を出している。

(未亜ちゃんの…おへそのゴマ…)

おヘソでオナニーは毎度すれど、まともな掃除はろくにしない理奈に対し、未亜はまだヘソを綺麗にしているかと思っていたが、やはり元のヘソが大きく複雑であることから、十分に掃除しきれていない箇所もあるようだった。

「………」

麻美は未亜を起こさないようにゆっくりとベッドから降りると、床に置かれていた自分のカバンの開け、中から綿棒、携帯用ベビーオイル、シャーレ…いつも持ち歩いているヘソ掃除器材一式を取りだした。

自分のヘソ掃除のため…というよりは、理奈のヘソが余りにも汚いときにローザと協力して彼女のヘソを掃除するために持ち歩いているものである。

そこで採取した理奈のヘソのゴマは彼女の密かなコレクションである。

麻美は未亜の方に振り向き直ると、ベビーオイルの容器の蓋を開け、そしてそれを未亜のヘソ上でゆっくりと傾けた。

容器の口から少しばかりの液体が未亜のヘソの中心に向けて滴り落ちる。

「…ぅ…」

ピクッとわずかに未亜の体が震える。

麻美は未亜の顔をジッと見つめていたが、彼女が起きる様子は無かった。

それに一安心すると、ベビーオイルが彼女のヘソの中に浸透するのを待って、麻美はいよいよ綿棒を手にした。

「未亜ちゃん…おヘソ、綺麗にしてあげるからね」

理奈のおヘソに関わる一件以降、麻美はへそゴマを見るとそれをつい取りたくなる衝動にかられるようになっていた。

それがたとえ親友を毎回酷い目にあわせる生意気な後輩のおヘソでも…

綿棒の先をゆっくりと未亜のヘソに近づける麻美。

そしてやがてその先が皺の間に潜り込んだ。

「ん…っ」

先ほど以上に未亜の体が震える。

このまま綿棒を動かすと起きてしまうかもしれない…

だが麻美は意を決して、へそ掃除を開始した。

「………」

麻美は全神経を指先に集中させながら、ゆっくりと丁寧に綿棒の先を未亜のヘソの皺をなぞらせた。

その見事な手つきの甲斐あってか、体で最も敏感な場所を弄られているのにも関わらず、未亜が起きる様子はなかった。

ヘソゴマがある程度綿棒に付着するとそれをシャーレに入れ、次の新しい綿棒を取り出し淡々とヘソ掃除を続けていく。

「ぅ…うぅん…」

時折未亜の口から漏れる切なげな声。

それが麻美を何とも言えない気持ちにさせていく。

理奈のみならず、ルカ一味までも一方的に蹂躙するほどの実力を持つ彼女が、今こうして無防備におヘソを弄られている…

そんな未亜の声を聞いているうちに麻美の意識は徐々にエスカレートし、綿棒の先端を未亜のヘソの内部で激しく行き来させるようになっていた。

「はぁぅぅぅぅぅぅ…!!」

自分のヘソを好きなようにされているのを知ってか知らずか、寝ながらも明らかに"感じている"反応を見せる麻美。

その頬もわずかに紅潮し、目じりにはうっすらと涙が滲んでいる。

なんとも扇情的だが、これ以上はさすがにマズイかもしれない…

麻美がそう考えた時…

「………ママぁ」

「え?」

思わず動きを止める麻美。

今聞こえてきた言葉の意味が分からず一瞬フリーズする麻美。

その時、ふいに未亜の目がパチッと開かれた。

「!」

態勢はそのままにギョロッと目玉だけが麻美の方に向けられる。

その人を刺すような視線に思わず後ずさりそうになる麻美。

「………何してんスか、先輩?」

静かに…しかしながら妙な威圧感を持って未亜が問いかける。

「え、え…と、あの…へ、ヘソのゴマが見えたから…おヘソ掃除をしてあげようかなって…!!」

しどろもどろになりながら答える麻美。

その時、突然掴まれる腕。

「!?」

「…もう…帰ってくれないっすか?」

未亜は一言そう言うと、そのまま麻美の腕を振り払った。

「…っ!…ご、ごめんなさい…」

麻美は咄嗟にカバンを拾い上げると、そそくさと出口へと向かった。

体を起こした未亜はそんな麻美の姿をじっと目で追っていた。

その視線から逃れるように、一言別れの言葉を告げリビングの扉を閉める麻美。

そして廊下を抜け、玄関から出る前に麻美はおそるおそる中の方へと振り向いた。

顔こそ見えなかったが、扉越しにでも未亜のプレッシャーが伝わってくるように感じられる。

出会ってから今まで見せたことのない未亜の静かな怒り…

まるで絶対に他人に触れて欲しくない禁忌に思わず触れられてしまったかのような…

麻美は静かに玄関の扉を閉じた。

拍手[28回]

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「はぁ~、随分一方的にやられたものねぇ、理奈ちゃん…」

保健室、ベッドの傍らでやれやれといったように声を上げるローザ。

「ぁぅ…ぁ…」

そのベッドの上には青色吐息の理奈が仰向けに力なく横たわっている。

彼女が麻美の肩に担がれ、保健室に運び込まれたのはほんの20分前であった。

麻美の話によると、突然自分たちの前に現れた未亜が、理奈の制服から一個ずつボタンをむしり取り、それらを全て彼女のヘソ奥深くに埋め込んでいったとのことだった。

「その結果が…コレというわけね」

ローザの目の前でむき出しとなっている理奈の臍…

その奥底の皺に8個のボタンがご丁寧に一つ一つ念入りにねじ込まれている。

「まったく…"私の"可愛い理奈ちゃんに好き放題やってくれちゃって…」

そう言いながらピンセットを手に取り、それを理奈のヘソに向ける。

「でも…やるわね、あの子も」

ニヤッと笑うと、ローザはそのままピンセットの先を理奈の臍の中へと突き込んだ。

「うはああッッ!!????」

ビクンッ!!と理奈の体が震える。

「我慢しなさい理奈ちゃん、今からおへその中のボタン取ってあげるから」

そんな甘く優しい声とは裏腹に、理奈の臍の奥底でピンセットを激しく動かすローザ。

「はぁうううううッッッ!!!!!んはああああああッッッッッ!!!!!!」

理奈の体がベッドの上で激しく震える。

だがあらかじめ彼女の体は拘束具によってベッドに固定されており、ローザのピンセットから逃れることは出来なかった。

「はぁ~、やっぱりこの子のおヘソ虐めている時が一番幸せだわぁ…」

恍惚とした表情を浮かべるローザ。

ピンセットで理奈の臍の奥底に埋め込まれたボタンを取るというよりも、むしろそれをさらに奥底に押し込み、彼女の反応を見て楽しんでいる有り様だった。

そんなドSっぷりを発揮している最中、ふとローザはあることを思い出した。

「そういえば麻美ちゃん、あの未亜って子を追うって言っていたけど…大丈夫かしら?」





学校からおよそ20分…

理奈の臍を散々虐め抜いた後、立ち去る未亜の後をずっとつけていた麻美

「あのぉ…いつまでついてくるんスかぁ先輩?」

「………」

「…まあ、別に好きにすればいいんスけど…」

そう言うと、あるマンションの入り口の前で立ち止まり、未亜はその奥へと入っていった。

「え…?」

麻美は思わずそのマンションを思わず見上げた。

「ここが…未亜ちゃんの家?」

それは見るからに高級マンションといった類のものであった。

「何そんなところでボーっと突っ立てるんすか先輩?」
「扉、閉まっちゃうっすよ」

オートロックを解錠した扉の向こうから声をかける未亜。

「え、ちょ、ちょっと待って…!」

慌てて未亜の後を追って、麻美もマンションの奥へと入り込んでいった。



ガチャ

「どぞ、何もないっスけど」

「え、えぇ…おじゃま…します…」

重厚な玄関の扉が開かれ、未亜に続いて中に入る麻美。

そしてそのままリビングへと通される。

「!」

そこは…たった一つ簡素なベッドが置かれている以外、他に何一つ家具らしい家具がない殺風景な部屋であった。

ところどころ部屋の隅に、コンビニ弁当の空き容器やペットボトル、雑誌、無造作に脱ぎ捨てられた衣装などが積まれている。

「………」
「こ、ここが…未亜ちゃんの部屋?両親は…?」

「…"ここ"にはいないっスよ」

「え、じゃ、じゃあ、未亜ちゃんがこの部屋に一人で住んで…何だか高そうなマンションだけど…」

「あぁ、なんかこの前、街中で絡んできたお兄さん達逆にボコってやったら、お詫びとしてこのマンションの部屋くれたんスよ」

「え…?」

未亜が何を言っているのか理解できず、その場でフリーズする麻美。

「…そんなことより、何かアタシに用があって来たんじゃないんスか先輩?」

「え!あ、あぁ…」

未亜の言葉にハッと気を取り戻した麻美は彼女に問いかけた。

「未亜ちゃん…何で理奈ちゃんのことあんな風に虐めるの?」

「………」

「それに…何で理奈ちゃんと同じように変身できるの?理奈ちゃんと同じように…そのおヘソの中にジュエルが入っているの?」

「それは…」

何かを言いかけて口を噤む未亜。

その後の言葉を待ちながら未亜の姿を見つめていた麻美であったが、ふいにその顔が自分の方に振り向くといきなり眼前まで迫ってきた。

「え、な、なに…!?」

未亜に押し倒されるように、背後のベッドに仰向けに倒れ込む麻美。

そのまま彼女に覆いかぶさった未亜は、彼女が抵抗できないように器用に自分の手と膝で彼女の四肢を抑え込んだ。

「ちょ、ちょっと…何をして!?」

「先輩、ただで…答えると思ってるんスか?」

「ど、どういう…こと?」

「アタシがそれに答える対価として…そうっスね、先輩には"体"で払ってもらいましょうかね」

「へ、わ、私の体!?」

先の未亜がマンションを手に入れた経緯の話を思い出し、思わず"ある想像"が頭をよぎり恐怖する麻美。

「フフ、別に怖がることはないっスよ先輩」

そう言うと麻美の体を抑えつけたまま、未亜は自分の顔を彼女の腹部に近づける。

そして密着せんばかりまで顔を寄せると、口を使って彼女の制服のボタンを器用に外し始めた。

「え、ちょ、ちょっと…未亜ちゃん!?」

麻美が動揺している間にも、ボタンは次々と外されやがて彼女の腹部が露わとなる。

白く潤った張りのある少女の肌。そしてその中央に慎ましく鎮座する小さく窪んだ臍穴。

未亜はその臍穴を凝視していた。

「な、何を…するの…未亜ちゃん」

無防備な臍を間近で見つめられ、心臓の鼓動が速くなるのを感じる麻美。

「…綺麗っすね、先輩のおヘソ」

「え…?」

「"アイツ"みたいに醜くないし、臭くないし、ヘソのゴマも詰まってないし…」

「………」

「舐めてみて…いいっすか」

「え…ひゃうッ!」

麻美が問い直すより先に、未亜の舌が彼女のヘソに触れる。

「ちょ、な、何をして…んんぅ…ッ!!」

未亜の舌が臍穴の奥に入り込んでいく感触に、思わず上擦った声を上げてしまう麻美。

そのまま未亜は無言で麻美の臍をしゃぶり始めた。

(な、なに…なん、なの…?)

突然のヘソ責めに気が動転した麻美であったが、臍を舐られているうちに徐々に落ち着きを取り戻すと同時に、妙な高揚感のようなものを覚え始めていた。

"友人"とは違って、ヘソを弄られて感じることなど今まで一度も無かった麻美。

以前、臍穴に無理矢理木の枝をねじ込んでヘソオナニーを強要されたことはあったが、その時もただ痛いだけでまったく快感を得ることなど出来なかった。

だが今こうして、未亜から丹念に丁寧な舌使いで臍を舐られているうちに、今まで感じたことのない感覚が沸き起こり始めていた。

ハァ…ハァ…ハァ…

いつの間にか顔が紅潮し、息遣いも荒くなってくる。

(わ、私…理奈ちゃんみたいな"変態"じゃないのに…おヘソ弄られて感じたことなんかないのに…)

臍をしゃぶられ続けられている内に思考もやがて停止し、殺風景な光景も相まってまるで夢の中にいるかのような感覚に陥る。

ボーっとした麻美を他所に、いつの間にか未亜の手は麻美の腰に回され、さらに彼女の顔と麻美のお腹を密着させていた。


ピチャ…ピチャ…ピチャ…

ハァ…ハァ…ハァ…

部屋にはしばらく艶めかしい液の音と少女の荒い吐息が響き続けていた…

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以前、拍手コメで麻美ちゃんのおへそを責めて欲しいとのリクエストがありましたのでこんな話をやってみました。
あくまでハードな責めは理奈ちゃん担当なので、麻美ちゃんはマイルドな舌責めで勘弁してくださいw

拍手[13回]


「…リナちゃん、もうお腹大丈夫?」

休み時間、廊下を一緒に歩いていた麻美が問う。

「う、うん…もう大丈夫。痛みもないし…」

ルカの強襲を受けてから約2週間…

ルカが率いてきた改良型レヴィ2体によって腹部に壮絶な責めを喰らい続けていた理奈。

途中で"乱入者"が現れなければ、ジュエルが防護できる許容量も超えて間違いなく命を落としていた。

「酷いよねルカ君、私を人質にとってあんなに理奈ちゃんのお腹を痛めつけるなんて…」

「………」

その割に、序盤でリナが羽交い絞めにされお腹を殴られた時、とても興奮に満ちた目で見つめていたような気がする…

「でも理奈ちゃんのお腹の中のジュエルってホントに凄いよね」
「あんなに傷つけられたのに、もう全部治っちゃうなんて…」

麻美の視線が理奈の腹部に向けられる。

「え…う、うん…」

「そういえばローザ先生が言っていたけど、理奈ちゃんが性的快感を感じれば感じるほど、ジュエルの作用も高まるって…」
「だからおへそ弄れば弄るほど理奈ちゃんも強くなるってことだよね?パワーアップのために私が徹底的に弄ってあげようか?」

徐々に麻美の目が興奮で血走っていく。

その様相に思わず手で制服の上からおへそを抑える理奈。

「べ、別にいいって…麻美」

「え~!でも、今のままじゃ理奈ちゃん、まったく太刀打ち出来ないじゃん」

「………」

格闘技も嗜んだことなく、部活でテニスしかやっていないような少女が、あんな戦闘用に作られた刺客たちと戦うこと事態、土台無理がある話だと今更ながら感じられた。

これまでローザを始めとした仲間たちのおかげでなんとか乗り切って来れたが、それも限界に来ている。

「ルカ君、きっとまた理奈ちゃんを狙いにやってくるよ、だからさ…」

麻美が必要以上に理奈の体に寄りながら話しかける。

「う、うん…」

「その必要は無いっすよ、センパイ」

「!」

聞き覚えのある声が背後から聞こえてきて思わず振り返る二人。

「あ、あなた…!」

そこにいたのはあの突然の"乱入者"、未亜その人であった。

格好こそ理奈たちと同じ制服姿であったが、裾をみぞおち辺りで結び、理奈にも匹敵するその巨べそを見事にさらけだしている。

「た、確か…未亜…ちゃん?」
「って、その格好…」

へそ出し願望があるとはいえ、幼い頃のトラウマから人前で同じような格好をするなど絶対に出来ない理奈が思わず上擦った声を上げる。

「っていうか、あなたがどうしてここにいるのよ!?」
「あなたもここの生徒だったの!?」

一方、臆さず彼女に詰め寄っていく麻美。

「え~、まあ、この格好は怪しまれないようにっていうかぁ」

「そんなデカいおへそ見せびらかして怪しまれないわけないでしょ!」

「あ~、確かにジロジロ見られたりはしたけど、別にどうでもいいっていうか…」

頭をポリポリと掻きながら、かったるそうに答える未亜。

「あ、あの…この前は助けてくれて…ありがとう」
「もし、あのままだったら私…きっと…」

「あぁ、別にいいっすよ」
「弱っちいセンパイを助けるのもコーハイの役目っすからね」

「あ、ぅ…」

嫌みったらしい言葉を返され、理奈はシュンとなる。

「ちょっと!理奈ちゃんをそんな風に馬鹿にするなんて私が許さないんだから!」
「理奈ちゃんは確かにおへそ弄りしか能がなくて、いっつもおへそのことばっかり考えている変態だけど…それでもずっと戦ってきたんだから!」
「理奈ちゃんがおへそ弄りを極めれば、もっと強くなるんだから!」

「ちょ、ちょっと…麻美…!」

どこかで人が聞いているかも知れないのに、おへそのことを連呼されて焦る理奈。

「へぇ~、やっぱりおヘソ弄るのが大好きなんすねぇ」
「だから今もそんな風におヘソ出してるんすか?セ・ン・パ・イ?」

「え…?」

思わず自分のお腹に目を向ける理奈。

「あ…!!」

いつの間にか制服のボタンが外れ、その隙間から理奈の巨べそが顔を出していた。

「い、嫌あッ!!」

顔を真っ赤にさせながら思わず両手でへそを隠す理奈。

「まったくセンパイも人のこと言えないっすね~」

そう言いながら指先で何かを小さなモノを弄っている未亜。

「…え、まさかそれって…?」

未亜が手にしているものと理奈の腹部を交互に見やる麻美。

ちょうど理奈の腹部あたりに付いていた制服のボタンが取れており、未亜が手にしているのがそのボタンであるということを理解するのに少しの時間を要した。

「い、いつの間に…?」

まったく2人に気づかれず理奈のお腹のボタンをむしり取る…

この一瞬で起きた事態に、麻美は目の前の少女に畏怖感を覚えた。

「まったく、そんなにおヘソ見られるのが恥ずかしいって…随分小心者っすね」

「ち、違うわ!理奈ちゃんは…」

相も変わらず理奈に向けて侮蔑の言葉を吐く未亜に対し、麻美が答えようとした瞬間…

「ねぇ、センパイ?」

「ッ!?」

いきなり耳元から未亜の声が聞こえてきて思わずビクッと体を震わせる理奈。

「えッ!?」

麻美も驚きの声を上げる。

先まで自分たちと向かい合うようにいた未亜が、いつの間にか理奈のすぐ脇に立っていたのである。

「あ、あなた…」

理奈が問いかけるよりも早く、未亜はへそを押さえていた理奈の両手を取り、その腕関節をきめながら一瞬で彼女の体を拘束した。

「い、痛…ッ」

悲痛な声を上げる理奈。

「理奈ちゃん!?」

「ほらぁ、こうして隠すことなく堂々とおヘソ見せびらかせばいいじゃないっすかぁ?」

器用に片手で理奈の両手を捕えつつ、もう片方の手で理奈の制服の隙間を広げてそのヘソをさらけ出させる未亜。

「センパイってすっごいドMなんすよねぇ?だったら、こうして自分の最も醜い部分を見られると余計興奮するんじゃないっすか?ハハハッ!」

「い、いやあぁ…お、おヘソ隠してぇ…」

涙目になりながら訴えかける理奈。

「や、やめてよ未亜ちゃん!理奈ちゃんが…かわいそうだよ!」

麻美も訴えるが、その割には力づくで止めに入ることなく心なしか理奈の巨べそを凝視しているような気がする。

「アハハハハハ!!!!!センパイも酷い友人を持ったもんすねぇ」

「おへそ、隠してぇ…お願いだからぁ…う、うぅ…」

ついには涙をボロボロ流しはじめる理奈。

ここが学校の廊下でいつ誰がこの光景を見るとも限らない場で、理奈のメンタルは限界寸前であった。

「………」

理奈の涙ながらの訴えが通じたのか、急に興ざめたように制服の隙間を拡げていた手を離す未亜。

「あ、うぅ…」

ようやく自分の巨べそが制服に隠れて安堵する理奈。

「じゃあ、センパイ…このボタンも返さないといけないっすねぇ」
「確か…この辺りについていたヤツでしたっけ?」

そう未亜がつぶやいた次の瞬間、

「はぁウぅッ!!!」

理奈の口から叫び声が上がる。

ヘソに異物感を感じ思わず頭を下ろした理奈の目に入ってきたのは、未亜がヘソに指を突き込ませている光景であった。

「な、何を…してぇ…!??」

「何って…センパイのこのボタンを元着いていた場所に返してあげてるだけっすよ?」
「今度は簡単に取れないように…ね!」

グリュッ!

「んはあぁあッッッ!!!」

なんと先ほどもぎ取ったボタンを理奈の臍の中に押し込んでいた未亜。

異物を臍の内部に押し込まれ悲鳴を上げる理奈だったが、未亜はさらに容赦なくその奥底へとボタンを押しこむ。



「これがホントの『belly button』ってヤツっすかぁ?アハハハハハ!!!!!!」

「はぁ…はぁ…、や、やめて…お、お願いだからぁ…わ、私のおへそぉ…虐めないでぇ…」

「ヤダ」

あっさりと拒否され、理奈の顔が悲痛に歪む。

「あぁ~!いいっすね~センパイのその顔」
「なんかこう…加虐心を擽るっていうかぁ~ハハハッ!!」

「………」

理奈が未亜に一方的に虐められる様相を見て止めようと思いつつも、理奈がおへそを責められ悶える様をまだ見ていたいという願望の間でその場に立ちつくしていた麻美。

「え~なに~?こっちからなんか悲鳴みたいなのが聞こえた~」

突然廊下の先から聞こえてきた声にハッとする。

(マ、マズい!今は理奈ちゃんが…)

麻美は咄嗟にその声がした方に駆けだしていった。

「あ、麻美?どうしたの~?」

「え、あ、ちょっと…そこの廊下で転んじゃって…」
「ガラスにぶつかりそうになって叫び声あげちゃったんだけど…」

「え~危ない~」

廊下の先でそんな会話が聞こえてきた。

そしてそんな会話と共に足音は、理奈達から離れるように消えていった。

理奈をかばって、ここに近づいてきていた他の生徒を遠ざけてくれた麻美。

「へ~、なかなか友達思いな人じゃないっすか?センパイにはもったいないっすねぇ」

そう言いながら理奈の臍から指を引き抜く未亜。

すると、すかさず理奈の制服の別のボタンをもぎ取った。

「でも、せっかく人払いしてもらったんですからぁ…もっと楽しみましょうねぇセ・ン・パ・イぃ?」

悪魔のような笑みを浮かべながら、新たにボタンを理奈の臍へと突き込む。

んふうぅう…ッ!!!

ビクッと体を震わせる理奈。

「センパイのおヘソ…ボタン何個入るか試してみてもいいっすかぁ?」

「い、いやあああああああッッッッッッ!!!!!!!!」

それからしばらく、廊下には少女の悲痛な声が響き渡り続けていた。

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というわけで、こちらも久々の理奈ちゃんでした。

後輩から一方的に虐められる先輩ってのもなかなかゾクゾクしますよねぇw

拍手[24回]


ルカの出臍を弄り始めておよそ10分後…

「ん~、あれ?もう出ないのォ~?」

そう言いながら、キツく出臍を絞り上げるミア。

「ア"ッ!あ"…ァ…」

だが漏れるのはルカのうめき声だけで、出臍からそれ以上液が出ることはなかった。

「ま、いいや」

ミアは立ち上がると、まるで興味が失せたと言わんばかりにルカの背中をポンっと押した。

同時に四肢を固定していた拘束具が外れる。

ビチャッ!

己の出臍から吹き出させた白濁液の溜まりの中にそのまま崩れ落ちるルカ。

「ァ……ぅ、ぁ……」

全身白濁液塗れになりながら、僅かに体を震わせその場に倒れたままピクリとも動かない。

もはや精液と共に精も根もすべて絞り出されてしまったようだった。

「あ~、ルカっちマジ弱すぎぃ~wwwww」

嘲笑いながら、うつぶせに倒れたルカの脇腹を無造作に蹴り上げる。

白濁液塗れとなったルカの体がゴロンと転がり、そして無防備に出臍を晒す態勢となる。

長時間ミアに弄られ続けられてきたせいで、痛々しいほどまでに真っ赤に腫れ上がっていた。

ミアはそんな満身創痍の出臍をブーツの踵で踏み付けた。

「ア”ァッ!!?」

ビクンと体を震わせ呻き声を上げるルカ。

「アハハハ!!今度その出臍と私のおヘソで、お臍セックスしよっか?」
「おヘソから妊娠とかwwwwwwwwwwアリエナスwwwwwwwwwww」

「ア"ッ!ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッ!!!!!????」

出臍を容赦なく踏みにじられる激痛に、手足をばたつかせ悶えるルカ。

「や、やめなさい…ッ!!」

敵とはいえ、自分の弟が一方的に嬲られる様に耐え切れずローザは叫んだ。

その言葉を聞いて、ローザの方を一瞥するミア。

「あ~そういえば、この子ってアンタの弟だったっけ?」
「こんな出臍からセーエキ噴き出すド変態が弟って…ブフッwwwwww」

「アンタ…、ぐぅッ!!」

弟をあからさまに侮蔑するミアに思わず掴みかからんとするローザだったが、腹部の痛みに思わずその場に膝を付く。

ルカが倒れたことで、ローザを捕えていた拘束具も外れたものの、長時間胴を凄まじい力で締め付けられていたことで、ローザもダメージをかなり負っていた。

「ま、別にこっちの変態さんはどうでもいいんですけどぉw」
「あっちで倒れてるもう一人の変態さん助けないとねw」

そう言いながら、悠然とした足取りで倒れたリナの下に向かうミア。

「ァ……ぁァ…、ぁ…」

臍を中心とした腹部に、延々と超重量級のパンチを喰らわされ続けていたリナ。

痣だらけのお腹をかすかに上下させながら、薄目を開き僅かに開かれた口でかろうじて呼吸をしている有様であった。

「あ~大丈夫っスか~?センパ~イ?」
「起きてくださいよ~」

かったるそうに自分の髪を弄りながら問いかけるミア。

だがリナに反応はなく、意識を取り戻す様子はない。

「あ~もう、しょうがないっスねぇ~」

ミアはその場にしゃがみこむと、リナを抱きかかえるようにしてその身を起こした。

そして自分にもたれかけさせるようにして、ようやくリナの体を立ち上がらせる。

「まったく世話の焼けるセンパイっスねぇw」

その時、ようやくリナが意識を取り戻し始めた。

「ぅ…、あ…ぁ…?」

知らない人間が自分の体を支えているのに気づくリナ。

「あ、あなた…は…?」

「え~、まあ、センパイに次ぐおヘソ戦士っていうかぁ~」
「ま、そんなことどうでもいいじゃないっスかwwwww」




「…あの子、一応リナちゃんのことは助けてるようだけど…」

そんな二人の様子を見て、ひとまず安心するローザ。

「リナちゃん…良かった…」

先程までの絶望的な状況から、ようやく危機を脱したことに麻美も安堵した。




「あ、ありがとう…」

「いいっスよセンパイ」
「でもセンパイ…超弱いっスねwww」

「え…?そ、その…」

「そりゃいつもおヘソ弄ることばかりしか考えてないスもんね~」
「ねぇ、セ・ン・パ・イ」


ブチュッ!!!!


「………え?」

不意に己の腹部に生じた異物感。

意識するわけでもなく自然に視線が自分の腹に向く。

「あ?ぁ…な、に…?」

そこに見たもの…

それは…己の臍孔に丸々埋まるミアの右手であった。

「あ…、ぅ…う…で…、うでが…おヘソに…、………」
「ぅ、うわあああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

リナの絶叫。

「「リナちゃんッッ!!??」」

ローザと麻美の叫びが同時に上がる。

だがそんな周りのことなどお構いなしに、臓器まで届かんばかりまでめり込ませた腕の先の指でリナの内部をまさぐるミア。

ニチャ…、ヌチュ…

「あ”ッ…エェエ"ァァァっ!??」

「アハハハ!センパイのお腹の中あったかいっスねwwwww」
「スッゴイビックンビックンしてるしwwwwwwwww」

「うブぅッ!!う"え”え”え”え”ェェェェェッッッッ!!!!!!!」

「あれぇ?おヘソ弄られて気持ち良くないんスかぁ?」
「センパイって、おヘソでオナニーすることしか能がないんスよねぇwwwwww」

ブチュッ!

「ブふぇェッッッ!!!!!!」
「おァエ”エ”エ”えええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
「え”…ア”ァ……」


文字通り腹をしつこくまさぐられ、もはやリナの理性は限界寸前だった。

「フフ、でもこんなされるがままってなところも、ちょっと可愛いっスよw」
「セ・ン・パ…」

ブンッ!!

「!?」

いきなり背後から襲ってきた攻撃を、咄嗟に避けるミア。

同時に右手がリナの臍孔からすっぽ抜ける。

「あ"ァァんんッッッ…!!!!」

イキ声と同時に、その場に倒れるリナ。

そして二人の間に立ちはだかったのはローザであった。

「アンタ…いくらなんでもやりすぎだわ」

腹部を苦しそうに抑えながらも、ミアをキツい目付きで睨みつけるローザ。

「………」

それに対し、先程までの嘲た様子とうって変わって、まるでゴミクズを見るように冷淡な眼でローザを見つめるミア。

「アンタは散々馬鹿にしてたけど…、私はこの子のこと、とても買っているのよ」
「だからリナちゃんを…これ以上貶めるような真似をするんなら…この私が…容赦しないわ!」

睨み合う二人。

しばらく無言の臨戦態勢が続いたのちに、口を開いたのはミアだった。

「冗談、ジョ~ダンですってwww」
「ほら、アタシが直接おヘソ弄ってあげたから、センパイのお腹の傷も治ってきてんじゃん」

確かにミアの言うとおり、リナの腹の傷はジュエルの作用により、治癒しつつあった。

「………」

そんなリナの様子をチラッと一瞥すると、ようやくローザは臨戦態勢を解いた。

「確かに…そうみたいね」
「だけど…」

ミアへの睨みは決して止めないローザ。

「分かった、分かりましたって」
「アタシは一旦帰りますってw」

おどけた様子でそのまま踵を返しその場から立ち去るミア。

そして歩きながらローザの方に振り返る。

「あ、センパイに言っといてくださいね」
「これからヨ・ロ・シ・クってwww」

そう言い、指でポーズを作るとそのまま何処かへ立ち去っていった。

「………、ハァ~」

緊張の糸が途切れて、その場にヘタり込むローザ。

「本当に…なんなのよアイツ…」

「先生…」

麻美が不安げにローザに声をかける。

「あ、ゴメンね麻美ちゃん、今そこから出してあげるから…」
「って、あの馬鹿弟は…!?」

ルカのことを思い出し、咄嗟に彼が倒れていた方を振り返る。

「…、あの子…!」

白濁液まみれのそこにルカの姿はなかった。

先のリナとミアのやり取りの間に、隙を見て逃げ出したに違いなかった。

「まったく…どいつもこいつも問題児ばかりだわ…!」

今はただ呆れることしか出来なかった。




「………」

悠然と茂みの中を歩くミア。

ふと自分の脇腹に手を添え、そしてその掌を顔に向ける。

「…ギッ!」

掌に赤く滲む血を見て、ミアは歯を噛み締めた。

(あのローザって女、アタシがリナの臍に手を潜り込ませて身動きが取れないときに…!)

「クソッ!!!」

近くに生えてきた木を力のままに蹴り付けるミア。

ズズズ…ドシーン!!!!!

ミアの蹴りはいとも容易く木を根元からへし折った。

「まあ、いいや…いずれアイツは…フフッ」

そう一人、ミアは不気味に笑みを浮かべると、どこへともなく立ち去っていった。

拍手[42回]


「ちょいやっさーー!!!!!」



「!?」

その場にいた誰もが予想だに出来なかった。

まさにリナの腹部にトドメをささんとしていたレヴィ。

だが突如流星の如く飛び出してきた何者かが、その腹部を思い切り蹴り抜いたのだ。

「がァウッッ!!!???」

あまりもの突然の襲撃にさしものレヴィもまったく反応が追いつかず、腹部に埋め込まれた中枢部ともいえるクリスタルは蹴りによって完全に破壊されていた。

そしてそのまま遠くの茂みまで吹っ飛ばされる。

「レ、レヴィッ!?」

思わず声を上げるルカ。

咄嗟にレヴィβの動作反応を確かめるも、既にその反応は消えていた。

イーヴィル・リナのデータをも取り込んで以前よりも遥かに強化したはずのレヴィαとβ。

だがほんの一瞬で、いとも簡単に退けられてしまった…

「…っよっと!」

空中から華麗に地面へと着地を決める襲撃者。

その姿はおよそリナや麻美と年の近い少女であった。

「…あ、あなたは…」

「お前は一体誰なんだッ!?」

間一髪リナの窮地を救った謎の人物に声をかけようとする麻美。

だがそれより先に自分の大事な人形を壊されたルカが声を荒らげながら問いかけた。

少女は悠然とルカの方に振り返って答えた。

「誰かって…?」
「ん~、そこで死にかけてる人風に名乗るなら…『ネーブル・ミア』ってとこかなぁ?」

「ネーブル…」

「ミア…?」

反芻するようにその名を呟く麻美とローザ。

お腹丸出しのノースリーブシャツにミニスカート、髪に結えられたリボン…

若干意匠は異なるが、確かにその姿は変身後のリナと酷似していた。

そして何より似ているのが、そのむき出しの腹部の中央に鎮座する『臍』であった。

それはリナの巨臍にも匹敵するほどの大きさで、その孔は中の5つの肉片によってまるで星の形を成していた。

そしてそれを強調するように、臍を中心にお腹に大きな五芒星がマーキングされている。

「まさか…リナちゃん以外に…おヘソ戦士が…?」

「い、一体何なんだお前ッ!?いきなり出てきて…ッ」

ワナワナと怒りに震える手でネーブル・ミアを指さすルカ。

「今、せっかくコイツを処刑出来るところだったんだぞ…ッ!」

「ハァ?処刑?」
「ってか、何女の子を集団で虐めてんの」
「カッコ悪すぎるんですけどwwwwwwwwww」

「な…ッ!?」

この上ないウザい笑顔でそう言い放つミアに、一気にルカの頭に血が上る。

「う、うるさいッッ!!!」

「レヴィ!!リナは一旦放っておいて、まずはコイツからやれッ!!」

「了解しましたマスター」

ルカの命令により、即座にリナへの拘束を解くレヴィα。

「ぅ…あ…」

地面にゴロンとその身を投げ出されるリナ。

ようやく拘束から解放されたとはいえ、リナの体はその場からピクリとも動かなかった。

「あ~、大分やられちゃってるねぇ」

「どこを見ているのですか」

瀕死のリナに気を取られていたミアの眼前に迫るレヴィ。

「レヴィ、気をつけろ!ソイツの攻撃はお前の装甲も打ち破るぞ!」

「了解、マスター」

次々とミアに攻撃を繰り出すレヴィ。

「へぇ~、ロボットなのに結構早いじゃん」

「ロボットではありません。アンドロイドです」

以前のレヴィと比べ遥かにスピードも向上しているレヴィαであったが、その攻撃を難なく避け続けるミア。

「ってか、違いよく分かんないだけど、さっ!」

間隙をぬって、レヴィに向けて蹴りを放つ。

だが先とは違って、受け止められる。

「!、へぇ~やるじゃん」

「一度インプットした攻撃は私には通用しません」

「じゃ、次はコレ!」

すかさず2撃目を放とうとした瞬間、ミアの右手首に冷たい感触が生じた。

「え?」

それが何か確かめようとする間もなく、もう一方の手首、さらには両足首にも同様の感触が生じる。

「フフ、まんまとかかったね」

得意げなルカの声。

見るとミアの両手足首には、金属製の円盤型の拘束具がはめ込まれていた。

ルカがサイコキネシスで操作し、隙を見てミアの体にはめ込んだのである。

「って、何これ~!?ちょっとぉ~」

「馬鹿だね、僕に対してあんな口を聞くからだよ」

先のミア以上に、この上ないドヤ顔を見せながらルカが喋る。

「君もあのリナちゃんのように、そのお腹とおヘソをグジャグジャにしてあげるよ」

「………」

「でもすぐには殺さない、死ぬギリギリ直前で徹底的に嬲ってや…」

「キッモ」

ルカの言葉を遮って、極めて冷静にかつ侮蔑を込めた表情で言い放たれたミアの言葉。

その言葉に先程まで余裕の表情だったルカの顔が一変する。

「お前ェェッッ!!!レヴィ、最大パワーのパンチをコイツの腹に撃ち込んでやれッッ!!」
「手加減はするなぁ!!」

「了解、マスター」

レヴィは右手をグッと握ると、すかさずその拳をミアの臍部に撃ち込んだ。

ドゴオオオオオオオオオオオンンンン!!!!!!!!!!!!!

至近で大砲を打ち込まれたような音が響き渡る。

レヴィの拳はミアの腹部に深々とめり込んだ。

「うっブッッ!!!」

ミアの口から唾液が吐き出される。

「いくらお前でも、まともにレヴィの攻撃には耐えられないだろ?」
「やれ!」

次々とミアの腹に叩き込まれるレヴィの剛拳。

「ごぶっ!ぐふぇッ!!がはア”ぁッッ!!!」

拳を受ける度に浮き上がるミアの体。

淡々とレヴィのパンチは続き、彼女の呻き声もやがて聞こえなくなった。

そして体の力がすべて抜けたようにミアの体が項垂れる。

「………」

拘束具によってかろうじて立たされているものの、無言で俯いたままの彼女。

そのお腹には先のリナと同様、惨たらしいまでの痣が無数に刻み込まれ、所々がパンチの威力による所為か不自然にまで窪んでいた。

果たして彼女にトドメをさしたのか、確認するようにその顔を覗き込むルカ。

彼女の目は閉じられ、そして半開きの口の端からは一筋の血が垂れていた。

「フ、フフ…な、なんだよ…、あれだけ散々好き放題やっておきながらこんなに呆気なく死ぬなんて…」
「お前が悪いんだぞ?いきなり乱入して、僕のことを馬鹿にして…」

パチッ!

「う、うわッ!?」

ルカは心臓が飛び出さんばかりに驚いた。

完全に死んだと思っていた彼女の目が不意に開かれたのだ。

「ハハッ、むっちゃ驚いてるwwwwww笑wwwwwえwwwwるwwwwww」

まるでダメージのことなど意に介さないかのように嘲るミア。

ルカは思わずその場から後ずさった。

「う、うそだ…あのレヴィのパンチを…」

「な、なんなのあの子…」

ルカだけではない。

ローザや麻美も同様に驚愕していた。

これまでリナを散々苦しめてきたレヴィのメガトンパンチをまともに何発も受けて平然としているなど信じられなかった。

「あ~、でもさすがにちょっと喰らい過ぎたかなぁ…回復も遅れてるみたいだし…」

ルカがハッとミアの腹部に視線を移すと、そこには信じられない光景があった。

あれだけ惨たらしいまでに刻み込まれていたはずの痣がスーッと消えていき、そして陥没部もまるでそれ自体が生きているかのように元の形に戻っていっているのである。

それはリナのジュエルによる治癒能力を遥かに上回るほどの速度であった。

「な、なんなんだお前…」

イーヴィル・リナの時に感じた得もしれない恐怖、今まさにそれと同じ感覚をルカは感じていた。

「ってか、人をそんな化け物見るみたいな目で見ないで欲しいんですけどぉ」

「くそっ、レヴィ!!今もっと威力を上げてお見舞いしてやれ!」

恐怖感を拭いさるかのように叫ぶルカ。

「了解、マスター」

再びレヴィの豪腕がミアの腹に振舞われようとしたその時、

「あ~、そろそろやっちゃっていいかなぁ」

突然ミアの臍穴から発せられる閃光。

「!?」

その光は一直線にレヴィαの腹部に直撃すると、なんとその体をいともあっさりと貫いた。

「カ…ッ」

「レ、レヴィッ!?」

レヴィの腹部に刻まれた星状の穴。

その穴はレヴィの胴体を完全に貫通していた。

「エ、エネルギー検出…か、片瀬理奈の…ネ、ネーブル…バーストの…およそ10倍…せ、正確な数値…け、計測不カ、ノ…ウ…」

やがて機能を停止し、そのまま背後に倒れるレヴィα。

「あ…ぁ…」

もう一体の僕もあっさりと倒され、もはや完全にルカは戦意を失っていた。

先程まで完全にリナを追い込んでいたのに、突如現れた乱入者によっていつの間にか自分が追い込まれている…

今のルカにはこの場から引く手段しか残されていなかった。

「く、お、覚えていろ…!!」

背後に異次元ゲートを形成し、そこに逃げ込もうとするルカ。

だがその時

「え…ッ!?」

突如、体の自由が奪われるルカ。

ルカは咄嗟に自分の体を見た。

「な、何でこれがッ!?」

ルカが目にしたのは、自分の手足にはめ込まれた拘束具であった。

「ここまでしておいてwwwww逃げるとかwwwwwwww」

いつの間にかルカの目の前に立っていたミア。

彼女の四肢に先ほどはめ込んだはずの拘束具はそこにはなかった。

「ま、まさかお前がこれを……ぐっフッッッ!!!!!?????」

ルカの言葉を遮って彼の腹に叩き込まれたミアの拳。

「さっきのお返し~」

その拳はルカの体を覆うスーツの腹部にはめ込まれた水晶体に直撃していた。

「あっガァ…ごブェェェッッッ!!!!!!」

ルカの口から吐瀉物が吐き出される。

「え?もう死にかけてんの?」
「よwwわwwすwwwぎwwwwww」

ケラケラと笑うミアを余所に、腹部の地獄のような苦しみに悶えるルカ。

その時拘束具が作動し、ルカを空中に磔にする。

「へぇ~これってすっごい便利~」

そう言いながらミアは身動きが取れないルカの背後に回ると、その場にしゃがみ込んだ。

そして先ほどパンチをお見舞いした彼の腹部に手を回す。

「ヒッ!?」

「ってか、この格好なんか笑えるんですけどwwwwwwすっごいピッチピチだしwwwwwww」

そう言いながら、ルカのスーツの腹部に取り付けられた水晶体をいじり始めるミア。 

「や、やめろ!!そこに触るなッ!!」

思わず声を上げるルカ。

「何かこういうところって弱点だったりしなかったっけ?カラーなんちゃらみたいな」

そう言いながらミアはその水晶体を鷲掴みにし、その手に力が込める。

やがて水晶体は軋むような音を立て、ピシッピシッとその表面に亀裂が走り始めた。

イーヴィル・リナとの戦闘を踏まえて、作られた戦闘用強化スーツ…

特に"己の弱点"である部位を守るため、最も頑固に作られた部位がいとも簡単に破壊されていく…



「やめろォッッッ!!!!!」

その様に思わず叫びを上げるルカ。

だが虚しく、完全に砕かれる水晶体。

ピシ…ビシッ…バリンッッ!!!!

「う、うわあああああああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

ついに砕け散る水晶体。

その瞬間、あたりに腐敗臭のような強烈な臭いが広がった。

「んッ!?クッサ!!!!!!」

思わず顔を背けるミア。

砕け散ったクリスタルの跡…どうやら臭いはそこから漂ってくるようだった。

「え、ええッッ?これって…」

スーツの隙間からはみ出すように飛び出した"ソレ"こそ、この臭いの元であることは間違いなかった。

「これって"出ベソ"じゃんwwwwwww超wwウwwwケwwwwるwwwwwwwwww」

以前のイーヴィル・リナの戦いで、彼女に徹底的に痛めつけられたルカの出ベソ。

スーツの腹部に取り付けれていた水晶体は、それを守るための防護カバーであったのだ。

だがそれ以外にも、出ベソにカバーが取り付けられた理由があった。

「出ベソwwwwwwwこんなおっきいとかwwwwwwwwwしかも超クッサイwwwwwwwwwww」

ルカの巨大出ベソに大笑いしながら、それに手を伸ばすミア。

「や、やめろォ!!!触るなぁあ!!!!!!」

必死にその手を振り払おうと体を揺するも、拘束具に捕われたままではまったく効果がない。

「アハハ!!プニプニしてるぅ~」

ルカの出ベソをつまんだり、捻ったり思いのままに弄るミア。

「ぅうううんッッッッッッ!!!!!!」

なんとも切なげな呻き声を上げるルカ。

そんな様子にミアは悪戯めいた口調で問いかけた。

「ねぇ、もしかして出ベソ弄られて感じちゃってるの?」

「ち、ちが…ッ!」

「でもなんかこのおヘソ、妙に膨らんできてるような気がするんですけどぉ~、えいッ!!」

不意にルカの出臍の中心、放射状に広がる皺の中央の窪みに人差し指を突き刺すミア。


 
「ふあッッ!!???」

「ブツブツがすっごいいっぱいある~これって臍のゴマでしょお?」
「おヘソwwwwwちゃんと洗っといてよwwwwww」

そう言いながら、人差し指をピストンのように激しく抜き差しさせるミア。

同時にもう一方の手で彼の出ベソ全体を激しくしごき始める。

「や、やめッ…フアアあああん!!!!!」

「アハハハ、めっちゃ感じてるwwwwwwww」

まるで男性器の如く真っ赤に腫れ上がり、そして膨張していくルカの出ベソ。

以前はルカのヘソもごく普通のヘソであった。

だが"とある出来事”で、己の臍を醜く改造させられてしまった。

性的興奮によって肥大化してしまうというまさに海綿体と同様な組織に作り替えられてしまったルカの出ベソだったが、定期的に薬品を注入することによって、なんとか組織の作用を抑えてきていた。

だがイーヴィル・リナによる壮絶な臍責めによって、組織は活性化し、それ以来ルカの出ベソは肥大化に歯止めがかからない状態となってしまっていた。

そのためルカは特殊な防護スーツを着用し、出ベソがこれ以上肥大化しないよう強固なケースを被せていたのであったが…

「もうwww破裂しそうなんですけどwwwwww」

スーツの合い目を割り割くように盛り上げっていくルカの出ベソ。

「やめろおおおおおおッッッッッ!!!!!!これ以上俺の臍を、壊さないでくれええええええええ!!!!!!!!」

一段と臍が膨張した瞬間、ミアの手がそれを握り絞った。

ブチュ、ブチュルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!

「あああああああああア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッ
ッ!!!!!!!!!!」



ルカの叫びと同時に、出臍の中心から白濁液が噴き出した。

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!」

その珍妙でありながら壮絶な様相に、大爆笑するミア。

「おヘソからwwwwwww精液飛ばすとかwwwwwwwww面白すぎるwwwwwwwww」

そう侮蔑しながらも、さらに激しくルカの出ベソを弄る。

「があああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

絶叫と共にさらに液を吹き出させるルカの出ベソ。

周到な準備で挑んだリナへの復讐劇は、今や完全にルカの敗北で終わろうとしていた…

拍手[53回]



戦え!へそ出し戦乙女
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