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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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羅刹機アルクオンを追って、エンドレス・フロンティアを駆け巡っていたアレディたち一行。

だが、そんな一行を狙って、突如修羅たちが奇襲をしかけてきた。

混戦で一人はぐれてしまったネージュの前に現れたのは、修羅が一人、操音のヘイムレンであった。



「やれやれ、随分手間をかけさせてくれましたねぇ、姫様?」

呆れた調子でネージュに声をかけるヘイムレン。

一方のネージュは、自分の体格より遥かに大きな修羅兵に背後から羽交い締めにされていた。

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「く…っ、は、放しなさいよッ!」

声を荒らげるネージュであったが、今の状況が非常にマズいことに焦りを隠せなかった。

倒せど倒せど、ヘイムレンが次々と呼び寄せる雑魚修羅たちに、つい不意をつかれ、こうして身を拘束されてしまっている。

自慢の槍、フェイスレイヤーも自分の手から離れ、今はヘイムレンの元に奪われてしまっている。

自分を拘束する腕を振り払おうにも、連戦による疲れでそれをするだけの力はネージュに残っていなかった。

「そ、そんなピッタリとひっつかないで!このド変態!」

今のネージュには、ただひたすら悪態をつくことしか出来ない。

「まったく…こんな五月蝿い姫君といつも一緒なアレディは大変だねぇ」

そう言いながら、ネージュの眼前までズイっと顔を寄せるヘイムレン。

「な、なによ…!?」

「君のような気の強い女性を見てると…、つい黙らせてみたくなるんだよねぇ」

「…ッ!」

まるで氷のように冷たくささやかれたその言葉に、思わずネージュは背筋が凍る思いがした。

いつも頭にバナナボートをのせたような衣装で飄々としているが、この男も紛れも無く修羅の一人であることが思い知らされる。

「…ま、まさか私を…犯す気?」

思わず、このシチュエーションで最悪の事態を思い浮かべるネージュ。

「む、無駄よ…!そ、そんなことでこの私、ネージュ・ハウゼンは…!」

「…なんだか勝手に勘違いしているようだけど…、僕はまったくそんなことに興味はないよ」

「え?」

「ゲルダさまの手前、そんな卑猥な真似ができるわけないからね」
「それに僕は人が思いつかないような…、意表をつくことをやるのが好きでね」
「たとえば…こんな風に、ね!」

ズブッ!

「…え?」

一瞬何をされたのかネージュは分からなかった。

遅れて、自分の腹部に生じた違和感に思わずネージュは目を向けた。

neige02.jpg

「ッ!?」

普段からむき出しとなっているネージュのお腹。

その中央に形作られた孔…

すなわちネージュ自慢の"おヘソ"に、なんとヘイムレンの差し出した人差し指が突き刺さっていた。

「ちょ、ちょっとおッ!!人のおヘソに何してるのよッ!!すぐにその指を抜きなさいッ!」

まさか思いもしてなかった自分の臍への責めに、ネージュは非難するように大声を上げた。

「やれやれ、ここが人体の急所だってこと…知っておいでですか?」
「そんな無防備ではしたない格好しているから、狙ったまでですよ」

「は、はしたないって…これは歴としたハウゼン家の…、はぁうッ!!!

臍の中で指を捻られたことで思わず呻き声を上げるネージュ。

「がっ、アッ…!」

「どうです?結構効くでしょう?」
「ここは最も内蔵に近い部分ですからね」

そう言いながら、楽しそうにネージュの臍の中で指を自在に動かすヘイムレン。

それに合わせてネージュの臍もされるがまま形を変えられ、その衝撃が内臓へと直接ダメージとなって伝わっていった。

「…も、もう…、やめて…、やめてったら…!」

初めこそ声を張り上げていたネージュであったが、途中から涙目ながら苦しみ悶えるだけとなっていた。

地味ながらも確実に深刻なダメージを与える臍責めに、もはやネージュの体力は限界であった。

「そうですねぇ、あまり女性のヘソを弄るのも失礼ですからねぇ」
「そろそろここいらで仕上げとしましょう」

そういうとヘイムレンはネージュの臍からようやく指を引き抜いた。

「う、うぅ…」

ようやく臍責めから解放され安堵するネージュであったが、次の瞬間…



ズドォッッ!!

完全に油断しきっていたところに、今度は凄まじい勢いで指を再度突き込むヘイムレン。

「があァッッッッ!!!????」

「…油断大敵ですよ、姫様?」

そう言うとヘイムレンは己の覇気を集中させ、そしてそれを指先から一気に解き放った。

ボゴォッッ!!!!!
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「ぅぶッ!!ぶええええええええええええッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

まるで腹の中で爆弾が炸裂したかのような衝撃に、ネージュの口から叫び声と血が吐き出される。

「…かっ、ハ…、はァ…っ!」

今の一撃で完全に戦闘能力を奪われたネージュ。

しばらく体をピクピクと痙攣させていたが、やがてぐったりと力を失った。

完全にネージュが堕ちたのを確認して、今度こそその臍から指を引き抜くヘイムレン。

そして自分の指に付着した血をペロリとひと舐めした。

「…こうするのが、女性の体を傷つけることなく、抵抗力を失わせる一番の方法なんでね」
「さ、その姫君を我らが居城まで持ち帰ろうか」

ヘイムレンの合図に合わせて羽交い締めを解き、そのままネージュの体を担ぐ修羅兵たち。

完全に気を失ったネージュは、手足をダランと垂らしもはや修羅兵にされるがままであった。

そのむき出しの臍は、形こそ以前と同じ状態だったが、その孔からは一筋の血が垂れ落ちていた。

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というわけで、ムゲフロから無駄出し姫ことネージュのへそ責めでした。

ムゲフロExceed発表時のネージュ姫の衣装を見た瞬間、こいつはヘソ責めるしかねぇ!と思っていましたが、ようやくここに実現w
ヘソ出し要員としては、他にヘソプリこと錫華姫もいらっしゃいますが、衣装的にもそしてキャラ的にも責めるならネージュだと!
(そういえばある同人誌で錫華姫のヘソを小牟が攻めるというのもありましたが…)

毎回戦闘が終わるたびにヘソに指突っ込みたいと言ってるアシェンや、
ヘソ比べ(?)をしたいとか言ってる沙夜に弄らせようかな、とも考えてましたが、
無難に(?)アレディのライバルであるヘイムレンに責め役になってもらいました。
彼も変態ですしね(中の人的に)

それにしても彼女、エロいですよねぇ…w
アスールの時も書きましたが、正装っぽいのにへそ出してる衣装とかホント大好きです。
ネージュも首元が詰襟で確かにそれっぽいんだけど…。

また描きたいくらい好きなキャラなんですけど、でも彼女とにかく衣装を描くのがめんどくさくて…w

拍手レスです。

>リナちゃんがルカに生け捕りに捕獲されたのち、研究所の手術台の上で仰向け四肢拘束されておへそをブスブス刺されたり電気を流されたり劇薬注射されたり吸収されたり切り刻まれたりの徹底的な検査や実験や手術で責められた後、ジュエルをおへそから抉り出されて絶命or改造という BADENDルートも見てみたい気が起きてしまいまして…

文章だけで既に興奮してしまうんですが…w
リナちゃんは確かにまだやり足りないとことか、やり直したいところもあるので、
上記案も含めてまたシナリオを公開したいと思います。

拍手[2回]

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部活動が終わった後のテニスコート。

部員も帰り、夕日に沈む人気の無いコートに1人、テニスウェア姿の少女が佇んでいた。

「はぅ…、はァんッ、ふうぅ…」

何とも言えない甘美な喘ぎ声を上げながら、ビクビクと己の身を震わせる少女。

何やら自慰行為に耽っているようだったが、彼女の行為は通常のものとは幾分か様相が異なっていた。

胸下まで捲り上げられたテニスウェア、ボタンが外されたスカート。

そうして惜しげもなく露にされた、見るからに柔な白いお腹…。

彼女はなんとその中心にテニスボールを押し当てながら、快感を得ていたのである。

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「う、うぅ…んぅ…!、ボールが…ボールがァ…ッ、お、おヘソの中にィ…!」

自分のお腹の中央に形作られた巨大な孔に、ボールをめり込ませるように力を込める理奈。

その内部の肉壁に、ボールのざらついた表面が擦り付けられる感触が、何ともいえない感覚を彼女にもたらしていた。

「ふあぁっ!!こ、こんなの…、こんなの入るわけないよォ…ッ!!」

そう言いながらも、既に1/3近く穴にめり込んでいるボール。

それでも足りないといわんばかりに、彼女はさらにグリグリとテニスボールを腹に押し込んだ。

「はあぁんっっ!!!!」



あの激闘の日から、およそ1週間…。

リナは以前と変わらない日を送っていた。

ヘソに埋め込まれたジュエルもなくなり、ローザたちもこの世界にはいない。

彼女にとってようやく平穏な日が訪れたのだが、同時にリナは物足りなさを感じていた。

ネーブル・リナとして戦っていた日々…

強敵たちにヘソを様々な形で責められ悶絶しながらも、この世とは思えない絶頂を味わっていた日々…

だがそれらがすべてなくなったことで、リナは一種の欲求不満に陥っていた。

だから今、リナはこうして誰もいないテニスコートで1人、ヘソオナニーに耽っている。

以前であれば、学校の裏山以外、こんな屋外で、いつ誰に見られてもおかしくない場所で、ヘソをさらけ出して自慰行為にふけることなどありえなかった。

普段、皆が練習で使っているテニスコートを自分のオナニーの場とする背徳感…

だがそれくらいのスリルがないと、もはや満足できないほど理奈の感性はおかしくなってしまっていた。

(せ、せめて…私以外の誰かが…こ、このおヘソを…弄ってくれたらぁ……)

ローザのように、自分の性癖を熟知しながらも、それを認めてくれる人物の存在が、とても貴重であることを今更ながら思い知らされた。

しかし彼女はもうここにはいない。

(あ、あとは、麻美…、で、でも…)

いくら自分の性癖を知っている友人だからといって、『自分のオナニーに付き合ってくれ』などと、さすがのリナも言いだせるはずがなかった。

それを言ってしまっては、人間終わってしまっている。

だがこのままでは、いつかそれを言ってしまいかねないような気もした。

テニスウェアを着たまま自慰行為に耽っているのも、練習でビショビショに濡れたテニスウェアが、ネーブル・リナの衣装を髣髴とさせて、その汗の臭いと共に彼女の高揚感を盛り上げるのに一役買っているからである。

そんな風に日に日に変態度が増していくのを、彼女自身も身に染みて感じていた。

「はぅんっ!!…わ、わたしって…ほ、本当に…変態だよぉ…!」

「そうだね、とっても変態だね」

「!!!!???」

背後から突然聞こえてきた声に、心臓が飛び出さん勢いで驚く理奈。

おヘソでオナニーをしているところを誰かに見られた…

こんなところでオナニーしていれば当然といえば当然であるが、後悔後先に立たず…

彼女は恐る恐る背後を振り向いた。

「…皆のテニスコートで、オナニーしないでくれる?理奈?」

「ま、麻美…ちゃん…」

そこにいたのは制服姿の麻美であった。

理奈は体中から力が抜けたように、その場にペタンと座り込んだ。

見られたのが、自分の性癖について知る人物であって幸いだった。

「はぁぁ…、お、驚かさないでよぉ…」

「………」

安堵の声を上げる理奈だったが、麻美は腕を組んだまま彼女を見下ろすようにして言った。

「あのさ、理奈」
「最近、全然練習に身が入ってないよね?なんだか、いつも心ここにあらずって感じで…」
「先輩も言ってたよ?」

「う…」

いきなり痛いところを突かれ、身を縮こませる理奈。

「多分あの日からだと思うけど…理奈おヘソ弄られすぎて、普通のオナニーじゃ満足できなくなっちゃって、どんな方法でおヘソを責めようか、そんなことばかり考えてるんじゃないの?」

図星だった。

「まあ、おヘソで気持ちよくなることを否定する気はないけど…、でも今の理奈ははっきりいって…"変態"を通り越して、もう"ド変態"の域に入ってるよね」

「う、うぅ…」

友人の説教に今にも泣き出さんばかりの理奈。

だがほんの昔の理奈であれば、ここで完全に塞ぎこんでしまうところであったが、今の彼女は違った。

無意識に指が自分のお腹へと伸びていく。

「もう、本当に先生の言ったとおり、私がちゃんと見てあげないと…って、おヘソ弄ってんじゃないわよッ!」

「ふえぇぇぇ…!?」

なんと怒られてる最中に、自分のヘソに指を挿入していた理奈。

もはやここでまで来ると、達人(?)の域に達しているとしか言いようがなかった。

「………、はァ…」

大きく溜息をつく麻美。

そしてしばらくして、理奈に言い放った。

「あのさ、理奈。確かに私は理奈ちゃんのこと好きだし、その性癖も認めてるけどさ…」
「限度ってものがあるよね?」

「………」

俯いたまま黙っている理奈。

「だから今度、オナニーしているところ見つけたら…、皆に理奈ちゃんのおヘソのこと言いふらすから」

「ええええええッッ!!!!!?」

驚愕する理奈。

「そ、そんなぁ…!」

「その代わり!」

理奈の言葉をピシャリと遮って麻美が言い放つ。

「理奈がおヘソ弄りを我慢して、そして今度のテニスの試合で勝ったら…」
「ご褒美に、私が理奈のおヘソ…、責めてあげる」

「え…?」

思ってもいなかった言葉に目を丸くする理奈。

そして間もなく、その顔がパァァと明るくなった。

「ほ、ホント?今の話ホントだよね麻美!?」

麻美の肩を掴みながら、興奮したように声を上げる理奈。

「本当にホント。だけど試合に勝てなかったら、それもお預けだから」

「う、うん、分かった!!」

目を輝かせながら何度も頷く理奈。

まるで今からどんな責められ方をしようか、思いを張り巡らせているようだった。

「………」

そんな友人の姿を呆れたように見やる麻美。

「分かってる?今度の試合に勝ったらだよ?」
「あとそろそろ学校の門も閉じちゃうから、早く着替えてきなよ」
「コートの片付けは私がやっておくから」

「う、うん…!」

嬉しそうに更衣室へ走っていく理奈。

「まったく理奈ったら…ホントにどうしようもないんだから…」

その後姿を見つめながら、呟く麻美。

「………」

理奈の姿が更衣室へと消えると、麻美は突然コートの一角へと歩き出した。

コートの一角は茂みとなっており、そこに腰を下ろした麻美は、まるで隠すように置かれていたカバンをその場から拾い上げる。

そしてそのジッパーを開けると、中から小型のデジタルビデオカメラを取り出した。

「うまく撮れてるかな…?」

麻美が再生ボタンを押し、そのディスプレイに映し出されたのは…

『はぅ…、はァんッ、ふうぅ…』

そこに映ったのは紛れもなく、先の理奈の情事であった。

テニスボールをヘソに押し当てながら、悶える彼女の姿がそこに一部始終捉えられている。

「ふふ、"今回も"うまく映ってる…」

画像を見ながら、不気味な笑みを浮かべる麻美。

そしてそのままカメラをカバンにしまい、何事もなくコートの後片付けを始める。

「麻美~!」

しばらくして着替えを終えた理奈がコートに戻ってくる。

麻美は彼女に応えると、先のカバンを肩に担ぎ、そして理奈と共にコートを出た。

「麻美、さっきの約束絶対に守ってね!」

「えぇ、もちろん」
「だから理奈も、それまでおヘソ無闇に弄らないで、ちゃんと"万全の状態"にしておいてね?」

「うん!」

満面の笑みで応える理奈。

その笑顔を見て、心の底に目覚めた"ある感情"に思わず火が灯いてしまう麻美。

(おへその事ばかり考えている理奈ちゃんって本当に可愛い…)
(よし、早く"衣装"の方も、完成させとかなきゃ…)

嬉しそうにはしゃぐ理奈の横で、麻美も麻美で様々な思惑を張り巡らす。

こうして2人の"ヘソ友達"は仲良く(?)帰路の路についたのであった。







navel_rina71.jpg

~完~

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
はい、これで完全に終了です。
自分以上に友人の方がヤバい性癖を持っちゃったという話。

いや、最初の頃はここまでやるつもりは無かったんだけど、
いつの間にか色々話が膨らんでいっちゃって、こんなことになってしまいました。
ただおへそ責められている止め絵を一枚出して、
そのシーンの会話シーンを少し書いて載せるだけのつもりだったんですけどねぇ…w

おかげでストーリーも行き当たりばったり。
ちなみにリナのへそにぶち込むのはルカの予定だったんですが(だから出臍という設定)
途中で悪堕ちしたリナちゃんを出したくなって、さらに白黒のリナちゃんで絡ませたくなってあんな展開に。

ラミアやレヴィも、もう少しへそ責め方面に活躍させたかった…。

まあ色々と荒だらけの話ですが、まずは完結させられただけでも良しということで…
拍手やコメをくださった方々、どうもありがとうございました。

これからですが、しばらくは版権キャラのへそ責め絵を上げてくつもりです。
気が向いたら、またリナちゃんか別のオリジナルストーリーをやるかもしれません。

まずはそんな感じで当ブログを今後ともよろしくお願いします。

拍手[18回]


「やめて!やめてよぉッ!!」

校舎裏に響き渡る少女の叫び。

そこには1人の少女と、彼女を取り囲むように数人の男子がいた。

少女の両脇には1人ずつ男子が立ち、彼女の両腕を掴んで身動き出来ないようにしている。

「あなたたち、こんなことして…!」
「せ、先生に言いつけてやるんだから…」

「へへ、俺、お前の秘密知っちまったんだよなぁ」

「え?ひ、秘密…?」

「今日体育の時間、見たんだぜ?」
「お前が逆上がりして、服が捲れた時にな」

「!」

その言葉に少女の顔が青ざめた。

「おい、そいつの体操服捲ってやれよ」

その言葉に背後に回りこんだ男子が少女の体操服の裾を掴む。

「や、やめてぇ!!」

必死に抵抗する少女。

だが抵抗虚しく、簡単に捲りあげられる体操服。

そこに露となったのは、見るからに柔らかそうな少女の可愛らしいお腹だった。

だがそこには…すぐに人の目を惹きつけるあるモノが存在していた。

「ま、マジかよ…」

「げぇぇ…」

"ソレ"を見て、一様に気持ち悪いものを見たかのように声を上げる男子達。

「う、うぅ…」

顔を真っ赤にさせ、ただ俯くしかない少女。

男子たちの視線の先…、そこには少女のお腹の中央に鎮座する窪み…

いや、それは窪みと呼ぶにして大きすぎる、直径5cmはあろうかという巨大な穴であった。

中はまるで大小様々な肉片を詰め込まれたかのように、複雑に皺が刻み込まれており、
まるで内臓そのものであるかのような様相を呈していた。

それは紛れも無く少女の"ヘソ"であった。

「うわぁ、きめぇ…」

「なんだよコレ」

自分のヘソについて吐かれた悪態が少女の心を容赦なく傷つける。

やがて少女は泣きべそをかき始めた。

「う、うぅ…ひぐっ、もう…やめて…やめてよぉ…」

これ以上の行為をやめるように、嗚咽交じりに訴えかける少女。

「うるせぇよ、デカベソ!」
「もっとお前のヘソ、見せてみろよ!」

正面に立っていたリーダー格の少年が少女の前に座り込み、その醜悪なヘソの奥をマジマジと覗き込む。

「うわ~、汚ったねぇ…コイツのヘソん中ゴマだらけだぜ」
「しかもなんか臭うし…」

「やめてぇッ!!」

これ以上、自分のヘソに対する言葉を聞きたくない少女は叫び声を上げた。

「どうして…どうしてこんなことするのぉ…」
「どうしてぇ…」

「だってお前、生意気だしぃ」

「そうそう、この前白石のスカート捲ってやった時、お前にビンタされたもんな」

「うぅ…」

いつも自分達に対して強気な少女をこうして大勢で取り囲み、そして本人にとって知られたくない秘密を暴く…。

少年達はなんともいえない嗜虐感に興奮し始めていた。

「おい、どうする…?」
「こいつのヘソを写真に撮って皆に見せるとか…」

「嫌ッ!やめてッ!やめてそんなことッッ!!」

顔をブンブンと振り回しながら訴える少女。

「皆には見せないでえッ!!」

「!」
「それじゃあお前の望みどおりにしてやるよ」

何かを思いついた少年はその場で地面に転がっている小石を拾い集めた。

「な、何をしているの…?」

「お前のヘソの穴を塞ぐための石を拾い集めてるのさ」

「え…?」

「ヘソ見られたくないんだろ?だからこれでそのヘソを埋めてやるんだ」

「そ、そんな…ッ、はうッ!!」

少女が叫ぶより早く、ヘソにつき込まれる小石。

「やめッ、やめてッ!!そんなものおヘソに入れな…はァうッ!」

小石がヘソに詰め込まれるたびに、なんともいえない喘ぎ声を発する少女。

少年は次々と少女のヘソに石を詰め込んでいき、やがて穴一杯が小石で埋め尽くされた。

「まだ入らなねぇかなァ?」

そういいながら、さらに小石をヘソに押し込もうとする少年。

「やめてぇ…、もうやめてよぉ…、う、うぅ…」

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ほとんど消え入りそうな声で呟く少女。

わ、私の…おへそ…いじめないでぇ…」

涙をボロボロ溢しながら訴えかける。

いつも男子相手に強気だった少女も、いまや完全に気持ちが押し潰れそうになっている。

一方のヘソはというと、ただでさえ大きなヘソが中一杯に詰め込まれた石でさらに押し広げられてしまっていた。

無機質なゴツゴツとした感触が、内部の柔なヘソ肉へと容赦なく喰い込む。

「これでお前の汚ったねぇヘソも隠す事が出来たぜ」
「ありがたく思えよな、片瀬!」
「ははははははは!!!!」

リーダー格の少年が笑った事で、それに合わせて周りの男子達も声を上げて笑い始める。

「「「ははははははははは!!!!!!!」」」

「う、うぅ、うぅぅ……」

笑い声が悪意に満ちて、少女の心とヘソを抉る。

「「「「ははははははははは!!!!!!!」」」」

徹底的に蹂躙される少女の心の中には、ある感情が芽生えつつあった。




こいつら…絶対に…

コ・ロ・シ・テ・ヤ・ル





(…そうか、そうだ…)

リナの心に甦った一つの記憶。

それは遠い過去、意識の奥底に封印した忌まわしき記憶…

小学生の同級生の男子達にヘソの秘密を暴かれ、そして石を詰め込まれあざ笑われるという
幼い理奈にこれ以上ないトラウマを植えつけた記憶…。

あまりものショッキングな出来事に、リナは無意識にこの記憶を封印していた。

そうすることで張り裂けそうな心の傷を塞いでいた。

だがあの時、同時にリナは知ってしまった。

ヘソの中を触れる事によって生じる快感を…

あの出来事以降、理奈は人前であまり目立たないように内気な性格へと変わり、そして人目に隠れてこっそりとヘソを弄りだすようになった。

(あれからアタシは自分のヘソを弄る事ばかり考え始めるようになった…)

自分の部屋で、トイレの個室で、誰もいなくなったロッカー室で、学校の裏山で…

彼女のヘソ弄りは徐々にエスカレートし、ついには魔石の力を借りてヘソ出しヒロインに変身し、ローザを初めとする刺客たちに通常では味わえないようなヘソ責めをも味わった。

(そうか…、そういうことだったんだ…)
(私は…)




「死ねぇッ!」

仰向けに倒れたリナのヘソ目掛けて突き下ろされるイーヴィルの槍。

「リナちゃんッ!!」

麻美が叫ぶ。

槍の先端がリナのヘソをまさに貫かんとしたその時、

ガシッ!

「!?」

リナが咄嗟に両手で槍の先端を掴む。

「なッ!?て、てめ…ふグぅッッ!!」

ふいに腹に生じた鋭い衝撃。

リナが間髪いれず右足をイーヴィルの腹に突きこんだのだった。

ヒールの先端が見事に出ベソに突き刺さる。

navel_rina63.jpg

「うげぇッ!!お"え"え"え"え"え"え"え"え"え"ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

堪らず手にした槍を落とし、その場で苦悶の声を上げるイーヴィル。

「………」

ゆっくりとその場から立ち上がるリナ。

「小学生の時、私初めておヘソを弄られたんだ…」

「あぁ"?」

いきなり何を話し始めたのか、イーヴィルは腹を押さえながらリナの方を見た。

「リナちゃん?」

麻美も怪訝な表情を浮かべる。

「あの時…私は恥ずかしさと怖さで胸が張り裂けそうだった」
「だけど同時に知ったんだ、おヘソに触る事が気持ちいいって事に…」

「あぁ、それでヘソ弄り始めたんだよなぁ!?」
「来る日も来る日もそのことばっか考えてよぉ!」

「そう、それで今日まで来た…」
「だけど忘れていたんだ…あの時の心の奥底の感情を…!」

あの日、ヘソを好き放題弄ばされたという事実を理奈は無意識の内に忘却していた。

「あのルカって子の仕業でまたおヘソのことを笑われた時、その感情を思い出したんだ…」
「それがアナタ…イーヴィル・リナ!」

リナのへそを嘲笑う人間に対する異常な殺意から生まれた、イーヴィル・リナ。

それはリナの心の奥底にずっと秘められていた存在であった。

「あぁ!だからアタシはあの時の復讐をしてやろうってんだよ!」
「一瞬でも、アタシのヘソを馬鹿にしたソイツみたいな奴をなぁ!」

「ひ…!」

イーヴィルから憎悪に満ちた眼差しを向けられ、思わず竦む麻美。

だがその視線を遮るようにリナが立ちはだかる。

「もう…終わりにしようよ…」

「あぁ!?終わりだぁ?」
「お前のジュエルをこっちによこしゃ全て終わるよなぁ!?」

「………」

その言葉にリナは無言でゆっくりと手を自分の腹へと近づけた。

「あん?」

まさか本当にジュエルをよこすのか?と訝しがるイーヴィル。

だがイーヴィルの思惑とは別に、リナは思い切り指を自分のヘソへと突きこんだ。

「はぁうンッッ!!!」

さらにそのままヘソの中身をかき回し、ヘソオナニーにふけ始めるリナ。

「はぁッ、ふぁんッッ!、お、おヘソぉ…ッ!おヘソがぁ、気持ちいのぉぉッッ!!!!」

先ほどまであれだけヘソを弄る事を拒否していた彼女が、一転してヘソの快楽に酔いしれている。

その姿にイーヴィルも一瞬唖然とするが、すぐにその意図を汲み取った。

「ははぁ、そういうことかよ…、面白そうじゃねぇか!」

そういうとイーヴィルも自分の出ベソを掴むと、それを激しく扱き始めた。

「ぐあッ!がぎィッ!!くあああああああッッッッッッッ!!!!!!!!!」

リナのヘソ弄りとは対称的に、まるで自分のヘソを傷つけるかのように乱暴に指を動かすイーヴィル。

「………」

2人のリナが同時にヘソオナニーを始めた事に、麻美はただ唖然とその様相を見つめていた。

「ふああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「がああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

やがて同時に2人の絶頂に達した叫び声が上がる。

そしてそれと共に2人のヘソから閃光が溢れ出した。

「「ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」」

2人の間で激突する光の噴流『ネーブル・バースト』

それはまさに雌雄を決するために放たれた最後の必殺技であった。

「リ、リナちゃんッッッッ!!!!!」

眩いばかりの閃光とその衝撃に弾き飛ばされそうになる麻美。

「「ああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」」

中央で相殺するようにぶつかっていた光だったが、やがてイーヴィルから放たれる閃光が徐々に押し始める。

(ア、アタシは今までヘソを馬鹿にしてきた連中に復讐しねぇといけないんだ…!また記憶の奥底に押し込まれるなんて…真っ平なんだよッ!!)

ヘソの欲望により純粋で忠実なイーヴィルの方がジュエルの力を最大限引き出せる分、リナにとって不利であることに変わりはなかった。

「ぐォああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

イーヴィルの野獣のような雄たけびと共に、その突き出た出ベソからさらに強力な光の噴流が放たれる。

「ぐう…、うぅ…!」

もはや間近まで迫るイーヴィルの閃光。

リナもヘソを突き出すようにして必死に力を込めるが、もはや押し返す事は敵わなかった。

「終わりだアアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!」

ドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!

ついに完全にイーヴィルが放つ閃光が、リナの身体を包み込んだ。

「リ、リナちゃああああああああああんッッッッッッッッ!!!!!!!!」

麻美の悲痛な叫び声が上がる。

「は、ハハッ!や、やったぜ…これでアタシは…!」

だがその次の瞬間、イーヴィルは絶句した。

「!?」

光の噴流の中、ゆっくりとこちらに向かって歩み寄ってくる人影がいる。

衣装のほとんどを吹き飛ばされ、むき出しの肌に無数の傷を刻み込みながらも、両手を広げヘソをさらけ出すように向かってくる人物。

それは紛れもなく…ネーブル・リナの姿であった。

「ば、馬鹿なぁッッッッッッ!!???」

イーヴィルはヘソをもっと激しく扱き、さらに巨大な光の噴流をリナに浴びせかける。

「ッ!!」

一瞬たじろぐリナ。

だがそれでも歩みを止めることなくゆっくりと向かってくる。

「な、なんだよテメエ…」
「何で倒れねぇんだよォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!」

もはやヘソが千切れんばかりに、己の出ベソを弄り倒すイーヴィル。

だがそれでもリナの歩みを止める事は出来なかった。

やがてイーヴィルの眼前まで迫るリナ。

「!?」
「コ、コイツ…ッ!?」

その時イーヴィルはようやく気づいた。

ネーブル・リナはイーヴィルが放つ閃光を、なんと己のヘソに吸収していた。

あれほど強大な威力の噴流をすべてそのヘソに取り込んでいたのである。

「な、なんで…何で…そんなことがぁ…!?」

リナはイーヴィルの目と鼻の先に立った。

「ヒ…ッ!」

思わずたじろぐイーヴィル。

「何もおかしいことじゃないよ、イーヴィル…」
「だって…"あなた"は"私"なんだから…」

リナはイーヴィルの肩に手をかけた。

「!?」

「だから…また一緒になろうよ…」

そう言うとリナはゆっくりとイーヴィルへとその身体を寄せた。

ズブ…

「あン…ッ!」
「ふア…ッ!」

同時に上がる呻き声。

イーヴィルの出ベソがピッタリとリナのヘソ穴に填まり、今再び2人のヘソは一つに合わさった。

「て、テメエ、どういうつもりだァ!?またヘソ犯されたいのかァッ!??」

「いいよ…私のおヘソ、好きにして…」

「あァ、そうかい…だったら好きなようにしてやるよォッッ!!!!!!」

イーヴィルは己の出ベソをリナの体内に押し込み、まるで蛇がのたうつかの如く暴れさせた。

「ハハッ、どうだァッ!!!壊れちまいそうなほど気持ちいいだろォッ!!!」

だがリナは微動だにせずイーヴィルのことを静かに見つめていた。

先ほどヘソを無理矢理挿入した時とは違う、ただひたすら拒絶していたリナとは全く様相が違うことにイーヴィルは言い知れぬ恐怖を感じた。

「な、なんだよ!?なんでさっきみたいに泣き叫ばないんだ、おいィッッ!?」

「言ったでしょ…?あなたと私は一つなんだって…」
「だから…私たちのおへそも一つ…」

「あァ!?何言って…ッ」
「ッ!?」

その時、イーヴィルは己のヘソに違和感を感じた。

「な、なんだァ!?へ、ヘソが…ヘソが抜けねぇッ!!!!?」

自分の腹部を動かそうとするも、まるでピッタリとリナの腹に張り付いたかのように動かせない。

「今、私のおヘソと貴女のおヘソは…完全に一つに融合したの」
「もう、あなたは私から離れる事が出来ない」

「は…?」
「ハアアアアアアアアアッッッッッッ!!!?????」

リナから告げられた衝撃の事実にイーヴィルはパニック状態に陥った。

「ふ、ふざけんなあああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
「てめえ、アタシのヘソ返しやがれええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」

必死に己の腹を引き剥がそうと暴れるイーヴィル。

「出来ねぇってんなら無理矢理でも引きちぎって…ぐムぅッ!?」

突然、イーヴィルの口にリナの唇が押し当てられる。

「ぐムぅ、むむむぅッ!!???」
(なッ、テンメエッッッ!!!!!)

(怯えないで…、もともと一つだったものが元に戻るだけ…)

(アタシは戻りたくないってんだよッッ!!!!)
(そもそもこのアタシを生み出したのはテメエだろッ!今更ッ!!)

(…ごめんなさい)

(あッ!?)

(あの日からずっと貴女を心の奥に閉じ込めて…、私はただおヘソの快楽に溺れてばかりで全然気づいてあげられなかった…)

(だから何を今更っつってんだよッ!!それでまたアタシを閉じ込めるってのか!?)
(そしたら何度でも出てきてやるぜッ!ヘソを馬鹿にされる度になッ!!)

ズビュルッッ!!

(あう…ッ!)
(そ、それでいいの…、貴女の憎しみも怒りも…私がこのおヘソで全部受け止めてあげるから…!)

融合したへその間で錯綜する感情のやり取り。

イーヴィルはこれまで溜め続けてき負の感情を激情のまま発し、ネーブル・リナはそれを全て受け止め続けた。



…やがて2人の間に変化の兆しが現れ始めた。

(…なんだよ、一体何なんだよ…)

それまでずっと抵抗し続けてきたイーヴィルだったが、やがて己の心情を吐露し始める。

(アタシってば…ホント馬鹿みてぇじゃねえか…)
(勝手に心の奥底から呼び出されてよ…それで好き勝手暴れてヘソ弄るだけ弄って…それでまた消えるなんて…)

(ううん、違うよ)
(あなたは私の忘れていたものを思い出させてくれた)
(あなたは消えるんじゃない…、私と一緒になってこれからもずっと生きていくんだよ)

(………)
(リナ…)

イーヴィルは全てを委ねるように、ゆっくりと己の身体の力を抜いた。

(ありがとう…)

リナはやさしくイーヴィルの口腔に舌を挿入し、そして同時にお互いの腹を摺り寄せた。

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「んぅ、うぅ…」

ジュル…

艶かしい音が辺りに響く。

「リナちゃん…」

2人のリナが織り成す官能的な光景に、己の下腹部を押さえながら麻美はただただ見とれていた。

(リナ…)

(なぁに?)

(悔しいけど…とても…気持ちいい…)
(私の…ヘソ弄りなんて…及ばないくらいに…)

(イーヴィル…)

(このまま…ずっと…)

その瞬間、2人の身体から同時に光が発せられる。

「!?」

思わず顔を背ける麻美。

やがて光が止んだことで、ゆっくりと顔を上げ、理奈の方を向き直す。

そこには…一人の少女が立っていた。

見慣れた純白のタンクトップにミニスカート。

青いリボンで結い上げられたライトグリーンのポニーテール。

むき出しのお腹に、その中央に鎮座する巨大なおへそ。

そのほとんどの素肌をさらけ出した衣装の少女こそ、紛れも無くネーブル・リナだった。

リナは麻美の方へと振り向くと、つぶやくように言った。

「終わったよ、麻美…」

「………」
「リナちゃん、もう一人のあの子は…」

その問いにリナはゆっくりと手で自分のヘソを抑えるようにして言った。

「イーヴィルは…私の中に…」

「そう…」

一部始終を見ていた麻美はもはやそれ以上、何も言わなかった。

「これで…終わったんだね」

「えぇ…」
「…ごめんね麻美…」

「え?」

「私の…せいで…」

「いいよ理奈ちゃん、私だって理奈ちゃんに…」
「理奈ちゃんに…その…そんな過去があったなんて知らなかったから…」

その時、ハッと麻美が何かを思い出したかのように叫んだ。

「そうだ!先生ッ!!」

麻美は辺りを見渡し、茂みの中に倒れたローザの姿を見つけるとすぐにその場に駆け寄った。

「先生ッ!先生ッッ!!」

麻美は必死に呼びかけるが、目を閉じたままローザはまったく反応しない。

その傷だらけの腹の中央のヘソから夥しい量の血が流れ出していたのが見て取れた。

イーヴィル・リナから受けた一撃が致命傷となり、ローザを死に至らしめていた。

「そ、そんな…先生…」
「せっかく理奈ちゃんが元に戻ったのに…」

屍と化したローザの横にペタンと座り込み麻美は嗚咽を上げ始める。

「………」

その様子を黙って見つめるリナ。

(ローザ…、私のおヘソを責めてばかりだったけど、一番私のことを気にかけてくれた人…)

ジュエルを手に入れてから今日に至るまでの、ローザとのやりとりが脳裏に浮かぶ。

リナは決心した。



「麻美、ちょっといいかな」

「え?」

リナはローザのすぐ横に立つと、そっと自分のヘソに両手を重ね、目を閉じた。

「リナちゃん…?」

「………」

まるで瞑想を始めたかのように、静寂を保つリナ。

(………)

(お願い…私のおヘソの宝石…)

(もう、私にこの力は必要ない…、その代わりローザを救ってあげて…)

(私の…私のとても大切な人なの…!)

リナはヘソの奥に向けて念じ続けた。

(お願い…!)

リナはヘソ奥が突如熱くなるのを感じた。

「あ…!」

咄嗟にヘソを覆っていた手を離すリナ。

するとまるでひとりでにジュエルがヘソ奥からゆっくりと形を現し始めた。

「ん、ぅ…」

リナのヘソの縁を押し広げるようにして、徐々に飛び出してくるジュエル。

「あぁんっ!!」

リナの喘ぎ声と同時に、キュポンっとリナのヘソから完全に抜け出した。

ジュエルの効力が消えたことで、リナの衣装も光の粒子と共に弾け、もとの片瀬理奈の姿に戻る。

その場に尻餅をつくようにペタンと座り込む理奈。

「はあ…はあ…、ま、麻美…、それを…ローザの…おヘソに…」

顔を紅潮させて吐息をつきながら、理奈は麻美に言った。

「う、うん…分かった」

麻美は宙に浮いたまま淡い光を放つジュエルを両手で掴むと、それをそっとローザのヘソの真上に置いた。

「「………」」

2人が静かに見守る中、ジュエルは溶けるようにしてローザのヘソの中へと入り込んでいく。

そしてジュエルが完全にローザのヘソの中へと消えた時…

「………」
「う…」

ローザの口から静かな呻き声が漏れ、そしてその眼がゆっくりと開いていく。

「…せ、先生っっっっ!!!!」

咄嗟にローザに向かって飛びつく麻美。

「え…っ!?あ…、ま、麻美ちゃん…?」

「先生!先生っっっ!!!!良かったぁっっっっ!!!!!」

ポロポロと涙を流しながら、ローザの胸元に麻美は号泣していた。

「…そう、私助かったのね…」
「ありがとう麻美ちゃん…、そして…」

ローザは麻美の頭を優しく撫でながら、理奈の方へ目を向けた。

「おヘソ弄り大好きの変態さん」

「ちょ…!ローザ!」

思わず声を上げる理奈。

「い、命の恩人なんですけど?」

「あら、でもその私から命奪っちゃったのもリナちゃんじゃない?」

「………」

俯く理奈。

「…冗談よ、元はといえば私たちのせいなんだしね」
「本当に…ありがとうリナちゃん」

理奈の方をまっすぐに見据えて感謝の言葉をかけるローザ。

「ローザ…」

理奈はふいに心の底から込み上げてくるものを感じた。

そして…堪らずローザに抱きつく。

「うわあああああああああああっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!」

号泣する理奈。

「理奈ちゃん…」

大粒の涙をボロボロ零しながら、理奈はただひたすらに泣いた。

今まで堪えていたものをすべて出し切らんばかりに、ただひたすらに泣いた。

「………」

そんな理奈を黙って、やさしく抱きしめるローザ。

その様子を見守る麻美。

こうしてネーブル・リナの戦いは静かに幕を閉じた…



「さてと…それじゃそろそろ行かないとね」

ローザがゆっくりと立ち上がる。

「え、もう行っちゃうんですか?」

「ええ、もうあなたたちに迷惑かけるわけにもいかないし、さっさと自分たちの世界に戻るわ」
「ジュエルも今は私のお腹の中だから、そっちに行くこともないと思うわ…」

その言葉に理奈はふと自分のお腹に手を当てた。

十分に泣きはらしたのか、今はいつもの表情に戻っている。

「ローザ、もうソレこっちによこさないでよね」
「もうあなたたちにおヘソ責められるの嫌なんだから…」

「分かってるわよ。でもあなたも結構楽しんでたんじゃない?」

「そ、そんなわけないでしょ!」

そう言いつつも、日常では味わえないようなヘソ責めを味わうことができたのは確かだった。

勢い余って命を奪われかけたこともあるが…

「それじゃあね、二人とも…」

そういって自分の足元に異次元ゲートを開くローザ。

「ローザ…」

短い間ではあったが、理奈にとって大切な人となっていたローザ。

「また、会えるよね?」

「さあ、どうかしら?」
「まあ、また理奈ちゃんのおヘソオナニーしてるとこ見たくなったら、遊びに行くかもね?」

「ロ、ローザってば…!」

顔を赤くする理奈。

「フフ、本当に可愛いわね、あんたって」
「麻美ちゃん、この子のことしっかり見てやってちょうだいね」
「この子、本当におヘソのことばかりしか考えてない変態さんだから」

「えぇ、分かってます」

ニコッと答える麻美。

「ま、麻美まで…」

ガクっと項垂れる理奈。

「…長話もなんだから、そろそろ行くわね」

ローザの言葉に理奈は顔を上げた。

「それじゃ、これで本当にお別れよ」
「二人とも…元気で…」

「えぇ、ローザも…」

「フフ…」

ローザは軽くウィンクして見せると、ゲートへと飛び込んだ。

ローザが消えると同時にゲートも姿を消し、辺りは再び静寂を取り戻す。

「………」

「行っちゃったね…」

「えぇ…」

「…もうこんなに暗くなっちゃったね…、帰ろっか?」

「そうだね…」

全てを終えた2人の少女。

互いに手をつなぎ、帰路につこうとした…その時、

バシュッ!

「「!?」」

二人の背後で突然、先程の異次元ゲートが開く。

「え、えっ!?」

いきなりのことにびっくりする二人。

まさかローザに何かが…、もしくはローザではない誰かが…

一瞬身構える理奈。

そしてゲートから飛び出す人影。

その姿は…ローザであった。

「あ、え…?ロ、ローザ!?」

「どうしたんですか先生!?」

一体何事かと尋ねてくる二人を他所に、辺りをキョロキョロと見渡すローザ。

「忘れもの、忘れもの…あ、いた!」

何かを見つけてその場に駆け寄るローザ。

そして、"それ"をかつぎ上げた。

「いやぁ~、我が弟を放って帰るところだったわ、ハハハ!」

それは先のイーヴィル・リナの責めで気を失っていたルカであった。

イーヴィルとリナの戦いの中、ずっと木に磔にされて放っておかれたままであった。

正直、理奈自身も存在を忘れていた。

「………」
「早く連れて帰って…」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで、これにてリナちゃんの戦いは全て終了いたしました。

リナちゃんの昔のトラウマとか、賢者と化したリナちゃんとか、白黒リナちゃんの融合とか、やりたいことは一通りやったので満足w

一応これが最終話になりますが
最後に後日談を一つ予定しております。
「もうちっとだけ続くんじゃ」という奴です。

そこでリナちゃんのまとめをしたいと思いますので、もうしばしお待ちを。

拍手[18回]


「ハアアッッ!!!」
「フンッ!!」

2人のリナの放ったパンチが交錯し、双方の腹にめり込む。

「うぐぅッ!!」
「がぁッ!!」

同時に上がる呻き声。

「ぐ…ぅ…」
「…フ、フフ…どうしたんだリナちゃんよォ…」
「だんだん威力が落ちてきているぜェ?」

ニヤリと笑うイーヴィル・リナ。

己の腹にめり込む拳にも、まるで意を介していない。

「う、うぅ…くは…ッ!」

一方のネーブル・リナはというと、苦しそうに己の腹を抉る拳に堪えている様であった。

「ハハッ、本当は分かってんだろォ?」
「お前じゃ絶対にアタシに勝てないってことをなァ?」

「………」

「アタシ達のエナジーはこの臍に埋め込まれたジュエルから発生している」
「そしてそれは快感を感じれば感じるほど強くなる…そうだよなァッ!?」

ネーブル・リナの腹にめり込んだ拳を、さらにその奥へとつき込むイーヴィル。

「ぐぶォッッ!!」

胃を強引に突き上げられ、喉奥にこみ上がった胃液がネーブル・リナの口から垂れ落ちる。

「リナちゃんッ!」

悲痛な叫び声を上げる麻美。

だが麻美も気づき始めていた。徐々にネーブル・リナが劣勢になってきていることを。

イーヴィルの腹にパンチを打ち込んでいるものの、それ以上に己の腹に突き刺さる拳のダメージの方が明らかに大きい。

これまで双方が与えたダメージから来る疲労感も、ネーブル・リナには相応に蓄積している。

だが、イーヴィル・リナからは微塵にも感じられない。

半分に欠けているとはいえ、ジュエルの作用によってダメージがすぐに回復してしまっているようであった。

このままではネーブル・リナは負けてしまう。

イーヴィル・リナが勝ち、ネーブル・リナのジュエルが奪われてしまえば、再びイーヴィルは暴虐の限りを尽くし始める…。

「ハァ、ハァ、ハァ…」

自分の拳もイーヴィルの腹につき込もうと必死に力を込めるリナ。

だが拳がそれ以上、相手の腹にめり込むことはなかった。

それどころか力を込める事すら、徐々におぼつかなくなってくる。

まるで力が吸い取られているような感触であった。

「ははァ?どうやらアタシのジュエルがお前のエナジーを吸収し始めているようだなぁ?」

「な、何で…」

「お前のエナジーが簡単に取り込めるくらい、ショボくなっちまったからだろォ?」

「ぅ…」

「ホント馬っ鹿だよなぁ、テメエはァ?何でヘソ弄りを我慢してやがんだァ?」

「そ、それは…」

この戦いにおいてネーブル・リナは己のヘソを一切弄っていなかった。

先にイーヴィルが言ったとおり、ヘソ弄りにより沸き起こる快感が彼女達にとってエナジーの供給源となる。

その供給源を自ら断ってしまっているということは、すなわちエナジーの恩恵を受けることなく生身で戦っているも同然のことであった。

当然そんな状態でイーヴィルに勝てるはずもない。

「あぁ、ホントは分かってんだぜぇ」
「お前、また誰かを傷つける事を怖がってんだろォ?」
「"アタシの姿"の時、散々ヤっちまったからなァ」

イーヴィルの言うとおりであった。

リナが2人に分かれた最大の要因…。

それは己の暴走によって周りを傷つけてしまった罪悪感と、それでもヘソを弄りたいという欲望の2つがリナの中でせめぎ合ったことによる。

罪悪感から元に戻りたいという願いで生まれたネーブル・リナにとって、ヘソ弄りで快感を感じることなど禁忌にも等しい行為であった。

「元から勝負はついていたんだよ、リナァ?」

「う、うぅ…」

「ハハ、いい加減我慢せず認めちまいなよ!テメエもおヘソ弄りが大好きな変態さんだってことをなァッ!?」

「ち、違っ…、わ、私は…、ハァうッッッ!!!!」

突如、ネーブル・リナの口から喘ぎ声があがる。

「ヘッ…」

ネーブル・リナの腹にめり込ませた拳から、いつの間にか人差し指を彼女のヘソにつき込ませていたイーヴィル・リナ。

「あ、ァ…、うアぁ、あ…ッ!!」

「ハハ、どうだァ?やっぱ気持ちいいだろォ?」

「き、気持ちよく…なんか…ぅひゃあッ!?」

その鋭い爪をつき立てるように、最も感じるヘソ皺をなぞりながら動き回るイーヴィルの指。

相手が”自分”である以上、己の性感帯を熟知されているのも当然であった。

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「ふァッ、あッ、あアァ…ッ!」

イーヴィルの腕を掴むも、まったく手に力が入らず指を引き抜く事も敵わない。

「ハハハッ、やっぱりテメエもココを弄られるのが好きなんじゃねえか!」
「やっぱりアタシたちはヘソ弄りが大好きな変態さんだってこったッ!!」

「違うッ!アタシはァ、アタシはァ…ッ!!フあァんッッ!!!」

言葉を紡ぐより先に喘ぎ声が飛び出してしまう。

それでも必死にリナはそのヘソから沸き起こる快楽に流されまいと、必死に堪え続けていた。

「………」

そんなネーブル・リナを初めこそ反応を楽しみながらヘソを弄り続けていたイーヴィルだったが、それでも必死に抵抗し続ける彼女にやがて痺れを切らし始めていた。

「あァ、そうかい…だったらよ」

ふいに自分の指を引き抜くイーヴィル・リナ。

「こいつならどうだぁッ!?」

イーヴィルは突然ネーブル・リナの腰に手を回し、彼女の身体を自分の身体へと抱き寄せた。

ズボッ!

「ふぁ…?」

己のヘソに突然生じた異物感に、虚ろな瞳で自分の腹を見下ろすネーブル・リナ。

「ぅ…うぁ…、うわあああああああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!?????」

自分の目に映ったソレを見るや否や、ネーブル・リナは顔を引きつらせ、そして叫んだ。

自分の腹の中央に鎮座する巨大ベソ…。

その丸く大きく口を開けた穴に、挿入された巨大な醜悪な肉塊…。

「ふぅ…ッ!」
「は、ハハ…ッ!ど、どうだぁッ!アタシのこの出ベソはよォ!?」

自らの巨大出ベソを同じく相手の巨大な凹みベソに、文字通り"挿入"したイーヴィル・リナ。

密着した2人の腹の間で、それぞれ凹凸に形を成す双方のヘソは、今完全に一つに合わさっていた。

「こ、このアタシのヘソでぇ!テメエのへそをォ…犯してやるぜえェェッッ!!!!」

ズブゥッ!!!

「ァはガァッッ!!!」

イーヴィルの巨大出ベソが自分のヘソ肉に激しく擦り付けられる感触。

それはリナから一瞬で正気を奪わせるに十分過ぎるほどであった。

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「ハああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!だめええええええええええッッッッッッッッッッ!!!!!!」

そのあまりにもおぞましい行為に絶叫するネーブル・リナ。

自分のヘソに、無慈悲に強引に挿入される巨大出ベソ。

それはまさに強姦行為であった。

「ふはァッッ!!!!さ、最高だぜぇッ、テ、テメエのヘソは…よォッッ!!!!」

「いやああああぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

異物を押し出そうと収縮するリナの腹筋がイーヴィルの出ベソを締め付ける。

「ぐあァッ!!へ、へへ、す、凄っげえぇ締め付け…だぜッ!」

だがそれがより快感となり、イーヴィル・リナの出ベソを肥大化させる。

「ふぐァッッッ!!!ひぎィィィッッッッ!!!!!!!!!」

閉じていたヘソ肉を無理矢理こじ開けながら、さらに奥へと侵入していくイーヴィルの出ベソ。

その過程で表面にこびりついた無数のヘソゴマが、リナのヘソ皺の間に次々と刷り込まれ彼女のヘソを汚していく。

「こんなのォォッッッ!!!!!こんなのおおおおおおおおォォォォォォォォッッッッッッッ!!!!!!」

「嫌ってかァ!?こんな乳首おっ立たせてよく言いやがるぜぇッ!!」

自分の目の前で大きく揺れるネーブル・リナの乳房。

イーヴィルはその先端に、犬歯を突き立てるように噛み付いた。

「ギャアぅッッッッッッ!!!!!!!!」

ビクンッとネーブル・リナの身体が震える。

「ハハハハハハッッッッッッッ!!!!!!!!可愛いよォッッッ!!!!!!カワイイよォ、リナちゃあああんッッッッッッ!!!!!」

狂気に満ちた顔で笑い声を上げるイーヴィル・リナ。

彼女の心は完全にネーブル・リナへの嗜虐による快感で満ち溢れていた。

「もう嫌あああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!抜いてぇぇぇッッッ!!!!!抜いてえええぇェェェェェェェッッッッッ!!!!!!!!」

「ああ、ぬ、ヌいてやるよ…ッ!テメエの…ヘソで、なッ!!!」

ブビュルッ!!!

「ヒィィィィィッッッッッッッッ!!!!?????」

「ひゃハハハハッッッッ!!!!!」
「ア、アタシのヘソ汁、たっぷりと味わえよなァッッ!!!!」

イーヴィルが絶頂に達するたびに、次々とそのヘソから吹き出される"ヘソ汁"。

それはリナのヘソ皺から内部へと浸透し、彼女の身体をさらに汚していった。

「どうだァッ!?気持ちいいだろおォッ!?気持ちいいだろおオッッ!!??」

「あがッッ!!き、気持ちよくなんか…気持ちよくなんかあああああぁぁぁァァァァッッッッ!!!!!!!」
「アアァあぁぁアぁぁァぁアあアぁアぁアぁぁァァアァああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」


リナの形容しがたい叫び声が響き渡る。

陵辱劇は、双方のリナにとって永遠といえる時間続いた…。





「は、ア…ァ、あぅ…」

両腕できつく抱きしめていたリナの体をようやく解放するイーヴィル・リナ。

そしてリナのわき腹を掴むと力を入れて己の身体から一気に引き剥がした。

ジュボッッ!!!

「んぅッ!!!」

自身の出ベソがリナのヘソから引き抜かれる感覚に悶えるイーヴィル。

もはや完全に力の抜けたリナの体はそのまま地面へと崩れるように倒れた。

「………」

これまでの惨状をただ黙って見つめていた麻美。

もはや声を出せるような余裕も無いほど、2人の情事は凄まじいものだった。

一方的にそのヘソを嬲られ続けられたネーブル・リナ。

今や完全に気が抜けたように大地に手足を放り出して仰臥している。

「ハァ、ハァ、や、やっぱり…自分のヘソは…最高だよなァ?」
「自分のヘソに…自分のヘソを挿す…、ある意味究極のオナニーだよなァ、リナちゃんよォ?」

さすがのイーヴィル・リナも肩で呼吸をついていた。

見ると自分の出ベソも、当初より一回り肥大している。

「ハハッ、まるで…野郎のアレと同じだなァ」

そう自虐的に笑いながら自分の目の前で倒れたネーブル・リナのヘソに目を移すイーヴィル。

肥大化するイーヴィルの出ベソによって、その孔を無理矢理こじ開けられたネーブル・リナのヘソの奥にはジュエルの欠片が露出していた。

かつて妖しく光を放っていたその輝きも今や完全に失われている。

「テ、テメエもよ…最期にこんな快感が味わえてよかっただろ…?」
「あァ、アタシと一体化すればもっとすげぇ快感、味あわせてやるよ…ハハッ!」

そう言うとイーヴィル・リナは手に漆黒の槍を出現させた。

そしてその先をネーブル・リナのヘソへと向ける。

「こ、これでテメエのへそからジュエルを抉り出してやる…」
「手元が狂って内臓も一緒に引きずり出しちまうかもな、ハハ…!」

自分のヘソに迫る危機にも気づかず、ただ大の字に倒れたままのネーブル・リナ。

(おヘソ…、おヘソ…、おヘソ…、お…ヘソ…、お……ヘ…ソ……)

薄れゆく意識の中、リナは己の身体の部位を無意識に連呼し続けていた。

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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
白リナVS黒リナ第1Rは、黒リナちゃんの圧勝で終了。
ヘソを弄って再起するか、このままイーヴィルに取り込まれるか果たして…?

拍手レス返しです
>クライマックス期待です!
ありがとうございます。
クライマックスなので一気にやってしまいたいところであります。

>ヘソ同士が接合なんかしたらもういったい何がおきて…
そこに気づくとは…やはり天才か…
というわけで、接合した結果ネーブル・リナちゃんが壊れてしまいました。
でもこれで終わりませんよ、当然w

拍手[17回]


「あ~あ、残念、10分経過しちゃったァ~」

そう言い放ったリナは、手にしていた時計を地面に放り投げた。

そしてそれを何の躊躇もなく踏みつける。

「ハ~イ、時間切れぇ~、麻美ィ?」

「………」

「自分のヘソをひたすら傷つけていただけなんて、ホント馬~鹿だよねェ」
「ま、アタシも人のこと、言えねェけど…、ひゃアぅッ!!」

そう言いながら己の出ベソを指で摘み上げ快感に打ち震えるリナ。

「あ、ァアん…こ、これで…ヒぃんッ!…さ、最後の望みって奴も…絶たれたってわけだァ…はァあンッ!」

麻美のヘソ弄りの間、沸き起こる欲望を我慢していたこともあって、
リナは今ようやく己の出ベソを存分に弄り倒していた。

「や、やっぱり…ヘソオナニーは堪んねェなァッ!!」
「こ、これの良さが分かんねぇ奴が可哀想だぜェ…グひぃッ!!」

絶頂に達したリナの身体がビクンと跳ね、出ベソに刻まれた皺の隙間から得体の知れない液体が吹き出す。

「あ…ッ、が、はァ……ふぅ…」

一頻りのオナニータイムを終え、肩で大きく息をつくリナ。
ふと麻美の方を見ると、彼女はまだ木の方へと向いていた。

「はァ…、はァ…、はァ…」
「おい、何してんだテメエ…」

「………」

「いつまでそこで突っ立ってんだ、もうゲームは終わったっつてんだろ…」

「………」

背中を向けたまま、麻美は一言も喋らなかった。

その態度に苛立ちを募らせていくリナ。

「聞こえてんのかァ!?さっさとこっちに来いっつってんだろッ!!」

「………」

相変わらず麻美からは何の返答もない。

「フザけやがってェ…ッ!」

痺れを切らしたリナが麻美の元へと歩み寄る。

そして背後まで迫ると、その肩を思い切り掴んだ。

「テメエ、一体何様のつもりだァ…」

リナの手に引かれ、麻美の身体が振り向いた瞬間だった。

「…ッ!?ハァんッッ!!!」

一際高くリナの喘ぎ声が鳴り渡る。

なんと、麻美が振り向きざまに突然リナの出ベソに口を吸いつけてきたのである。

ジュル…ジュルッ!!

艶かしい音を響かせながら、リナの出ベソを吸い上げる麻美。

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「フあァッッ、テ、テメ…エ…、うあァぁぁッッッ!!!!!!」

完全に不意打ちだった。

咄嗟に抵抗しようとするリナだったが、己の最大の性感ポイントを責められ、
さすがのイーヴィル・リナといえども、吸い付きから容易に逃れる事は出来なかった。

「ふ、ふざけるなァ…ッ!こ、こんなことでアタシがァ…、ひやァああアァァァッッッ!!!!!!」

またもリナの出ベソの皺から体液が吹き出し、麻美の口の中を満たす。

だが麻美はそれを吐き出すことなく、なんとすべて自身の喉奥へと飲み込んだ。

「ん、うぅ…ッ!」

その不快な味に思わず涙を滲ませる麻美。

だが決して自分の口をリナの出ベソから離すことはなかった。

先ほどリナに無理矢理眼前でみせつけられた、汚物の塊のような出ベソ…

その醜悪な出ベソから発せられる臭気、皺にこびりついた無数のへそのゴマ…

その不快感や嘔吐感に堪えながらも、麻美は必死に吸い続けた。

(私が…おヘソのこと馬鹿にしたから、リナちゃんは…)
(私は自分のおヘソで気持ち良くはなれない…だけど、リナちゃんを気持ち良くしてあげることは出来る!)
(だから…私は…リナちゃんが元のリナちゃんに戻るまで、このおヘソを吸い続ける!)

一段と強い力でリナのヘソを吸い上げる麻美。

「きひゃああああああああァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」

身体をあらん限り仰け反らせ、絶叫するリナ。

(ひゃ、な、なんだよコレェ、こ、こんなの…感じた事ねェぞ…!)

リナはこれまでにない感触を感じ始めていた。

自分の指でがむしゃらに弄っていた時…ローザを初めとする強敵に容赦なく責められていた時…

そのどちらにもなかった恍惚感がリナのヘソ奥から生じ始めている

それはリナの憎悪すら薄れさせてしまいそうなほどの感覚だった。

(かァッ、くううぅッッッ!!!!!や、ヤベぇ…ッ、こ、コイツはァ…ッ!)

このまま高揚感に酔いしれていては、憎悪から生み出された自分という存在が消えてしまいかねない…

そんな恐怖感に駆られたリナは、麻美の髪を掴み必死に自分の腹から引き剥がそうとする。

「んぅ~ンンッッッ!!!」

一方の麻美も引き剥がされまいと必死にリナのヘソに吸い付き続ける。

「く、くそォォッ!!!!ざッけんなテメエぇぇぇッ!!!!!あがァアァあッッッ!!!!!」

リナの抵抗にも屈せず、まるでスッポンのごとくリナのヘソから離れない麻美。

ジュルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!

「ぶぅアアアアアああああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!」

リナの目が見開かれ、これ以上にないほど広げられた口から絶頂の叫び声が放たれる。

その時であった。

キュ、ポンッ!!

…まるで、奥から引き抜かれたかのように、一つの玉がリナのヘソから飛び出した。

「んぅッ!?」

さすがに堪らずリナのヘソから口を離す麻美。

navel_rina60.jpg

「はぁ…あ、が…ッ」

「あ、あれは…!?」

それは真っ赤な水晶だった。

かつて蒼く淡く輝いていたその玉は、リナの憎しみの念を受け真紅の禍々しいそれへと変貌していた。

「ま、まさか…あれがリナちゃんを…」

その水晶を見てそう直感した麻美は、咄嗟にそれを掴もうと腕を伸ばした。

ピシッ!

突然水晶の表面に亀裂が走る。

「え!?」

パリンッッ!!!!

麻美が驚く間もなく、裂け目に沿ってまるで果実の如く真っ二つに割れる水晶。

同時に眩い光が辺りを包み込んだ。

「うぅッッ!!」

突然の閃光に思わず手で顔をかばう麻美。

「リ、リナちゃん…ッッ!!!」

一体何が起こっているのか麻美には全く理解できなかった。

ただ光の中に溶け込んでいく友の名を呼ぶ事しか出来なかった。

…やがて光は収束し、そして辺りは再び薄暗い雑木林の光景へと戻る。

光が収まった事を知ると、麻美は顔をかばうのを止め、すぐに辺りを見渡した。

先の水晶は何処かに消えてしまったのか、そこにはもう存在していなかった。

「リ、リナちゃん…、!」

茂みの中に倒れる人影を確認するや否や、すぐさまその場に駆け寄る麻美。

そしてそれがリナであることを確認した時、麻美の顔は安堵の表情へと変わった。

「リ、リナ…ちゃん」

彼女はもはやイーヴィル・リナではなかった。

純白に青のラインが入ったヘソ出しタンクトップにミニスカート、一本に結わえられたライトグリーンの髪、

そしてむき出しの腹の中央にまるでクレーターのごとく鎮座する巨大な凹みベソ…

それは間違う事なきネーブル・リナの姿だった。

「う、ぅ…」

気がついたのか、閉じられていた眼をゆっくりと開けるリナ。

そして自分の目の前に立っている人物の名をつぶやく。

「…? ま、麻美…?」

「リ、リ…リナちゃぁぁぁんッッッッ!!!!!!」

溜まらず麻美はリナの体へと飛びついた。

「え、ぁ…、ま、麻美…!?」

「ゴメンなさい…ッ、ゴメンなさい…ッ!!あたしのせいでェ…あたしのせいでぇ…ッ!!」

リナに抱きつき泣きじゃくりながら、ひたすら謝罪の言葉を紡ぐ麻美。

「………」

そんな麻美に対し、リナは何も言わなかった。

今まで自分が麻美たちにしてきた事を、リナははっきりと覚えていた。

自分の性癖を馬鹿にされ、憎悪に駆られるまま水晶の力で暴虐の限りを尽くし皆を傷つけた。

今はこうして麻美のおかげで元の姿に戻る事ができたが、
あの時しでかした事の後味の悪さからリナは素直に喜ぶ事が出来なかった。

そしてそれ以上にまだ手放しに喜ぶことが、出来ない訳があることを麻美は知らない…

ガサッ!

突然、茂みの奥から現れる1つの人影。

「!?」

同時にその人影に振り向くリナと麻美。

「え…ッ、う、うそ…!?」

その人物を見るや否や、怖れと驚きの声を上げる麻美。

「ク、ククッ、本当にやってくれやがったなァ、麻美ちゃんよォ?」

「………」
「な、何これ…?」

麻美の前に姿を現した人物、それは紛れもないイーヴィル・リナであった。

「ど、どういうこと…?リ、リナちゃんが…2人!?」
「な、何で…!?」

自分の目の前に2人のリナがいる。

理解不能な光景に麻美の頭は混乱した。

「テメエがアタシのおヘソをしつこくしゃぶり続けた結果がこれさァ」
「なあ、"アタシ"よォ?」

「………」

麻美の身体をどかすようにその場からゆっくりと立ち上がるリナ。

「リ、リナちゃん…?」

「ゴメンね麻美…、せっかく私のためにあんな汚いおヘソ吸い続けてくれたのに…」
「でもアタシ…完全に"元に戻る"事が出来なかったんだ…」

「ど、どういうこと…?」

リナの言葉の意味が分からない。

「つまり"アタシ"はヘソへの執着心を完全に消す事が出来なかったってわけ」
「憎しみの執念から逃れたい気持ちと、それでも自分の思いがままヘソを弄りたいって欲望が分離して、今のアタシたちがいるってわけさァ」
「どっちがどっちだか言わなくても分かるよなァ、キャヒヒヒッッ!!」

そう言われた時、麻美の頭の中に先の光景が思い浮かんだ。

イーヴィル・リナのヘソから飛び出すと同時に真っ二つに割れた水晶…

つまり今の2人のリナは、その両片から生み出された同一ながらも相反する存在…

「そんな…こんなことって…」

「あるわけないよなァ?このままじゃ不完全なアタシたちゃ消滅しちまう…」
「だからもう1人の自分からジュエルの片割れを奪い取って、"完全な自分"に戻るのさァ!」
「分かってるよなァ、"リナちゃん"よォ!?」

「………」

イーヴィル・リナを睨みつけたまま、コクンと頷くネーブル・リナ。

そして右手で自分のヘソを抑えながら静かな声でつぶやく。

「アナタには絶対に…渡さない!」

「ヒャハハッ!上等だぜェッ?」
「"自分"のヘソからハラワタごと抉り出すってのも面白そうだしなァ、ヒヒィッ!!」

お互い睨み合いながら対峙する2人のリナ。

navel_rina61.jpg

ネーブル・リナ最後の戦いが、今ここに始まろうとしていた…

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
長い間、話が止まったままでスイマセンでした。

まずは最終決戦(?)に向けての前座という事で…
麻美ちゃん、ご苦労様でした。

白リナちゃん対黒リナちゃんの戦いはもはや小細工無し。
殴る蹴る抉るの応酬で繰り広げたいと思っております。

頑張れリナちゃん!(どっちの?)

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戦え!へそ出し戦乙女
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