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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
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「あ~あ、残念、10分経過しちゃったァ~」
そう言い放ったリナは、手にしていた時計を地面に放り投げた。
そしてそれを何の躊躇もなく踏みつける。
「ハ~イ、時間切れぇ~、麻美ィ?」
「………」
「自分のヘソをひたすら傷つけていただけなんて、ホント馬~鹿だよねェ」
「ま、アタシも人のこと、言えねェけど…、ひゃアぅッ!!」
そう言いながら己の出ベソを指で摘み上げ快感に打ち震えるリナ。
「あ、ァアん…こ、これで…ヒぃんッ!…さ、最後の望みって奴も…絶たれたってわけだァ…はァあンッ!」
麻美のヘソ弄りの間、沸き起こる欲望を我慢していたこともあって、
リナは今ようやく己の出ベソを存分に弄り倒していた。
「や、やっぱり…ヘソオナニーは堪んねェなァッ!!」
「こ、これの良さが分かんねぇ奴が可哀想だぜェ…グひぃッ!!」
絶頂に達したリナの身体がビクンと跳ね、出ベソに刻まれた皺の隙間から得体の知れない液体が吹き出す。
「あ…ッ、が、はァ……ふぅ…」
一頻りのオナニータイムを終え、肩で大きく息をつくリナ。
ふと麻美の方を見ると、彼女はまだ木の方へと向いていた。
「はァ…、はァ…、はァ…」
「おい、何してんだテメエ…」
「………」
「いつまでそこで突っ立ってんだ、もうゲームは終わったっつてんだろ…」
「………」
背中を向けたまま、麻美は一言も喋らなかった。
その態度に苛立ちを募らせていくリナ。
「聞こえてんのかァ!?さっさとこっちに来いっつってんだろッ!!」
「………」
相変わらず麻美からは何の返答もない。
「フザけやがってェ…ッ!」
痺れを切らしたリナが麻美の元へと歩み寄る。
そして背後まで迫ると、その肩を思い切り掴んだ。
「テメエ、一体何様のつもりだァ…」
リナの手に引かれ、麻美の身体が振り向いた瞬間だった。
「…ッ!?ハァんッッ!!!」
一際高くリナの喘ぎ声が鳴り渡る。
なんと、麻美が振り向きざまに突然リナの出ベソに口を吸いつけてきたのである。
ジュル…ジュルッ!!
艶かしい音を響かせながら、リナの出ベソを吸い上げる麻美。

「フあァッッ、テ、テメ…エ…、うあァぁぁッッッ!!!!!!」
完全に不意打ちだった。
咄嗟に抵抗しようとするリナだったが、己の最大の性感ポイントを責められ、
さすがのイーヴィル・リナといえども、吸い付きから容易に逃れる事は出来なかった。
「ふ、ふざけるなァ…ッ!こ、こんなことでアタシがァ…、ひやァああアァァァッッッ!!!!!!」
またもリナの出ベソの皺から体液が吹き出し、麻美の口の中を満たす。
だが麻美はそれを吐き出すことなく、なんとすべて自身の喉奥へと飲み込んだ。
「ん、うぅ…ッ!」
その不快な味に思わず涙を滲ませる麻美。
だが決して自分の口をリナの出ベソから離すことはなかった。
先ほどリナに無理矢理眼前でみせつけられた、汚物の塊のような出ベソ…
その醜悪な出ベソから発せられる臭気、皺にこびりついた無数のへそのゴマ…
その不快感や嘔吐感に堪えながらも、麻美は必死に吸い続けた。
(私が…おヘソのこと馬鹿にしたから、リナちゃんは…)
(私は自分のおヘソで気持ち良くはなれない…だけど、リナちゃんを気持ち良くしてあげることは出来る!)
(だから…私は…リナちゃんが元のリナちゃんに戻るまで、このおヘソを吸い続ける!)
一段と強い力でリナのヘソを吸い上げる麻美。
「きひゃああああああああァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」
身体をあらん限り仰け反らせ、絶叫するリナ。
(ひゃ、な、なんだよコレェ、こ、こんなの…感じた事ねェぞ…!)
リナはこれまでにない感触を感じ始めていた。
自分の指でがむしゃらに弄っていた時…ローザを初めとする強敵に容赦なく責められていた時…
そのどちらにもなかった恍惚感がリナのヘソ奥から生じ始めている
それはリナの憎悪すら薄れさせてしまいそうなほどの感覚だった。
(かァッ、くううぅッッッ!!!!!や、ヤベぇ…ッ、こ、コイツはァ…ッ!)
このまま高揚感に酔いしれていては、憎悪から生み出された自分という存在が消えてしまいかねない…
そんな恐怖感に駆られたリナは、麻美の髪を掴み必死に自分の腹から引き剥がそうとする。
「んぅ~ンンッッッ!!!」
一方の麻美も引き剥がされまいと必死にリナのヘソに吸い付き続ける。
「く、くそォォッ!!!!ざッけんなテメエぇぇぇッ!!!!!あがァアァあッッッ!!!!!」
リナの抵抗にも屈せず、まるでスッポンのごとくリナのヘソから離れない麻美。
ジュルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!
「ぶぅアアアアアああああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!」
リナの目が見開かれ、これ以上にないほど広げられた口から絶頂の叫び声が放たれる。
その時であった。
キュ、ポンッ!!
…まるで、奥から引き抜かれたかのように、一つの玉がリナのヘソから飛び出した。
「んぅッ!?」
さすがに堪らずリナのヘソから口を離す麻美。

「はぁ…あ、が…ッ」
「あ、あれは…!?」
それは真っ赤な水晶だった。
かつて蒼く淡く輝いていたその玉は、リナの憎しみの念を受け真紅の禍々しいそれへと変貌していた。
「ま、まさか…あれがリナちゃんを…」
その水晶を見てそう直感した麻美は、咄嗟にそれを掴もうと腕を伸ばした。
ピシッ!
突然水晶の表面に亀裂が走る。
「え!?」
パリンッッ!!!!
麻美が驚く間もなく、裂け目に沿ってまるで果実の如く真っ二つに割れる水晶。
同時に眩い光が辺りを包み込んだ。
「うぅッッ!!」
突然の閃光に思わず手で顔をかばう麻美。
「リ、リナちゃん…ッッ!!!」
一体何が起こっているのか麻美には全く理解できなかった。
ただ光の中に溶け込んでいく友の名を呼ぶ事しか出来なかった。
…やがて光は収束し、そして辺りは再び薄暗い雑木林の光景へと戻る。
光が収まった事を知ると、麻美は顔をかばうのを止め、すぐに辺りを見渡した。
先の水晶は何処かに消えてしまったのか、そこにはもう存在していなかった。
「リ、リナちゃん…、!」
茂みの中に倒れる人影を確認するや否や、すぐさまその場に駆け寄る麻美。
そしてそれがリナであることを確認した時、麻美の顔は安堵の表情へと変わった。
「リ、リナ…ちゃん」
彼女はもはやイーヴィル・リナではなかった。
純白に青のラインが入ったヘソ出しタンクトップにミニスカート、一本に結わえられたライトグリーンの髪、
そしてむき出しの腹の中央にまるでクレーターのごとく鎮座する巨大な凹みベソ…
それは間違う事なきネーブル・リナの姿だった。
「う、ぅ…」
気がついたのか、閉じられていた眼をゆっくりと開けるリナ。
そして自分の目の前に立っている人物の名をつぶやく。
「…? ま、麻美…?」
「リ、リ…リナちゃぁぁぁんッッッッ!!!!!!」
溜まらず麻美はリナの体へと飛びついた。
「え、ぁ…、ま、麻美…!?」
「ゴメンなさい…ッ、ゴメンなさい…ッ!!あたしのせいでェ…あたしのせいでぇ…ッ!!」
リナに抱きつき泣きじゃくりながら、ひたすら謝罪の言葉を紡ぐ麻美。
「………」
そんな麻美に対し、リナは何も言わなかった。
今まで自分が麻美たちにしてきた事を、リナははっきりと覚えていた。
自分の性癖を馬鹿にされ、憎悪に駆られるまま水晶の力で暴虐の限りを尽くし皆を傷つけた。
今はこうして麻美のおかげで元の姿に戻る事ができたが、
あの時しでかした事の後味の悪さからリナは素直に喜ぶ事が出来なかった。
そしてそれ以上にまだ手放しに喜ぶことが、出来ない訳があることを麻美は知らない…
ガサッ!
突然、茂みの奥から現れる1つの人影。
「!?」
同時にその人影に振り向くリナと麻美。
「え…ッ、う、うそ…!?」
その人物を見るや否や、怖れと驚きの声を上げる麻美。
「ク、ククッ、本当にやってくれやがったなァ、麻美ちゃんよォ?」
「………」
「な、何これ…?」
麻美の前に姿を現した人物、それは紛れもないイーヴィル・リナであった。
「ど、どういうこと…?リ、リナちゃんが…2人!?」
「な、何で…!?」
自分の目の前に2人のリナがいる。
理解不能な光景に麻美の頭は混乱した。
「テメエがアタシのおヘソをしつこくしゃぶり続けた結果がこれさァ」
「なあ、"アタシ"よォ?」
「………」
麻美の身体をどかすようにその場からゆっくりと立ち上がるリナ。
「リ、リナちゃん…?」
「ゴメンね麻美…、せっかく私のためにあんな汚いおヘソ吸い続けてくれたのに…」
「でもアタシ…完全に"元に戻る"事が出来なかったんだ…」
「ど、どういうこと…?」
リナの言葉の意味が分からない。
「つまり"アタシ"はヘソへの執着心を完全に消す事が出来なかったってわけ」
「憎しみの執念から逃れたい気持ちと、それでも自分の思いがままヘソを弄りたいって欲望が分離して、今のアタシたちがいるってわけさァ」
「どっちがどっちだか言わなくても分かるよなァ、キャヒヒヒッッ!!」
そう言われた時、麻美の頭の中に先の光景が思い浮かんだ。
イーヴィル・リナのヘソから飛び出すと同時に真っ二つに割れた水晶…
つまり今の2人のリナは、その両片から生み出された同一ながらも相反する存在…
「そんな…こんなことって…」
「あるわけないよなァ?このままじゃ不完全なアタシたちゃ消滅しちまう…」
「だからもう1人の自分からジュエルの片割れを奪い取って、"完全な自分"に戻るのさァ!」
「分かってるよなァ、"リナちゃん"よォ!?」
「………」
イーヴィル・リナを睨みつけたまま、コクンと頷くネーブル・リナ。
そして右手で自分のヘソを抑えながら静かな声でつぶやく。
「アナタには絶対に…渡さない!」
「ヒャハハッ!上等だぜェッ?」
「"自分"のヘソからハラワタごと抉り出すってのも面白そうだしなァ、ヒヒィッ!!」
お互い睨み合いながら対峙する2人のリナ。

ネーブル・リナ最後の戦いが、今ここに始まろうとしていた…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
長い間、話が止まったままでスイマセンでした。
まずは最終決戦(?)に向けての前座という事で…
麻美ちゃん、ご苦労様でした。
白リナちゃん対黒リナちゃんの戦いはもはや小細工無し。
殴る蹴る抉るの応酬で繰り広げたいと思っております。
頑張れリナちゃん!(どっちの?)
そう言い放ったリナは、手にしていた時計を地面に放り投げた。
そしてそれを何の躊躇もなく踏みつける。
「ハ~イ、時間切れぇ~、麻美ィ?」
「………」
「自分のヘソをひたすら傷つけていただけなんて、ホント馬~鹿だよねェ」
「ま、アタシも人のこと、言えねェけど…、ひゃアぅッ!!」
そう言いながら己の出ベソを指で摘み上げ快感に打ち震えるリナ。
「あ、ァアん…こ、これで…ヒぃんッ!…さ、最後の望みって奴も…絶たれたってわけだァ…はァあンッ!」
麻美のヘソ弄りの間、沸き起こる欲望を我慢していたこともあって、
リナは今ようやく己の出ベソを存分に弄り倒していた。
「や、やっぱり…ヘソオナニーは堪んねェなァッ!!」
「こ、これの良さが分かんねぇ奴が可哀想だぜェ…グひぃッ!!」
絶頂に達したリナの身体がビクンと跳ね、出ベソに刻まれた皺の隙間から得体の知れない液体が吹き出す。
「あ…ッ、が、はァ……ふぅ…」
一頻りのオナニータイムを終え、肩で大きく息をつくリナ。
ふと麻美の方を見ると、彼女はまだ木の方へと向いていた。
「はァ…、はァ…、はァ…」
「おい、何してんだテメエ…」
「………」
「いつまでそこで突っ立ってんだ、もうゲームは終わったっつてんだろ…」
「………」
背中を向けたまま、麻美は一言も喋らなかった。
その態度に苛立ちを募らせていくリナ。
「聞こえてんのかァ!?さっさとこっちに来いっつってんだろッ!!」
「………」
相変わらず麻美からは何の返答もない。
「フザけやがってェ…ッ!」
痺れを切らしたリナが麻美の元へと歩み寄る。
そして背後まで迫ると、その肩を思い切り掴んだ。
「テメエ、一体何様のつもりだァ…」
リナの手に引かれ、麻美の身体が振り向いた瞬間だった。
「…ッ!?ハァんッッ!!!」
一際高くリナの喘ぎ声が鳴り渡る。
なんと、麻美が振り向きざまに突然リナの出ベソに口を吸いつけてきたのである。
ジュル…ジュルッ!!
艶かしい音を響かせながら、リナの出ベソを吸い上げる麻美。
「フあァッッ、テ、テメ…エ…、うあァぁぁッッッ!!!!!!」
完全に不意打ちだった。
咄嗟に抵抗しようとするリナだったが、己の最大の性感ポイントを責められ、
さすがのイーヴィル・リナといえども、吸い付きから容易に逃れる事は出来なかった。
「ふ、ふざけるなァ…ッ!こ、こんなことでアタシがァ…、ひやァああアァァァッッッ!!!!!!」
またもリナの出ベソの皺から体液が吹き出し、麻美の口の中を満たす。
だが麻美はそれを吐き出すことなく、なんとすべて自身の喉奥へと飲み込んだ。
「ん、うぅ…ッ!」
その不快な味に思わず涙を滲ませる麻美。
だが決して自分の口をリナの出ベソから離すことはなかった。
先ほどリナに無理矢理眼前でみせつけられた、汚物の塊のような出ベソ…
その醜悪な出ベソから発せられる臭気、皺にこびりついた無数のへそのゴマ…
その不快感や嘔吐感に堪えながらも、麻美は必死に吸い続けた。
(私が…おヘソのこと馬鹿にしたから、リナちゃんは…)
(私は自分のおヘソで気持ち良くはなれない…だけど、リナちゃんを気持ち良くしてあげることは出来る!)
(だから…私は…リナちゃんが元のリナちゃんに戻るまで、このおヘソを吸い続ける!)
一段と強い力でリナのヘソを吸い上げる麻美。
「きひゃああああああああァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」
身体をあらん限り仰け反らせ、絶叫するリナ。
(ひゃ、な、なんだよコレェ、こ、こんなの…感じた事ねェぞ…!)
リナはこれまでにない感触を感じ始めていた。
自分の指でがむしゃらに弄っていた時…ローザを初めとする強敵に容赦なく責められていた時…
そのどちらにもなかった恍惚感がリナのヘソ奥から生じ始めている
それはリナの憎悪すら薄れさせてしまいそうなほどの感覚だった。
(かァッ、くううぅッッッ!!!!!や、ヤベぇ…ッ、こ、コイツはァ…ッ!)
このまま高揚感に酔いしれていては、憎悪から生み出された自分という存在が消えてしまいかねない…
そんな恐怖感に駆られたリナは、麻美の髪を掴み必死に自分の腹から引き剥がそうとする。
「んぅ~ンンッッッ!!!」
一方の麻美も引き剥がされまいと必死にリナのヘソに吸い付き続ける。
「く、くそォォッ!!!!ざッけんなテメエぇぇぇッ!!!!!あがァアァあッッッ!!!!!」
リナの抵抗にも屈せず、まるでスッポンのごとくリナのヘソから離れない麻美。
ジュルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!
「ぶぅアアアアアああああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!」
リナの目が見開かれ、これ以上にないほど広げられた口から絶頂の叫び声が放たれる。
その時であった。
キュ、ポンッ!!
…まるで、奥から引き抜かれたかのように、一つの玉がリナのヘソから飛び出した。
「んぅッ!?」
さすがに堪らずリナのヘソから口を離す麻美。
「はぁ…あ、が…ッ」
「あ、あれは…!?」
それは真っ赤な水晶だった。
かつて蒼く淡く輝いていたその玉は、リナの憎しみの念を受け真紅の禍々しいそれへと変貌していた。
「ま、まさか…あれがリナちゃんを…」
その水晶を見てそう直感した麻美は、咄嗟にそれを掴もうと腕を伸ばした。
ピシッ!
突然水晶の表面に亀裂が走る。
「え!?」
パリンッッ!!!!
麻美が驚く間もなく、裂け目に沿ってまるで果実の如く真っ二つに割れる水晶。
同時に眩い光が辺りを包み込んだ。
「うぅッッ!!」
突然の閃光に思わず手で顔をかばう麻美。
「リ、リナちゃん…ッッ!!!」
一体何が起こっているのか麻美には全く理解できなかった。
ただ光の中に溶け込んでいく友の名を呼ぶ事しか出来なかった。
…やがて光は収束し、そして辺りは再び薄暗い雑木林の光景へと戻る。
光が収まった事を知ると、麻美は顔をかばうのを止め、すぐに辺りを見渡した。
先の水晶は何処かに消えてしまったのか、そこにはもう存在していなかった。
「リ、リナちゃん…、!」
茂みの中に倒れる人影を確認するや否や、すぐさまその場に駆け寄る麻美。
そしてそれがリナであることを確認した時、麻美の顔は安堵の表情へと変わった。
「リ、リナ…ちゃん」
彼女はもはやイーヴィル・リナではなかった。
純白に青のラインが入ったヘソ出しタンクトップにミニスカート、一本に結わえられたライトグリーンの髪、
そしてむき出しの腹の中央にまるでクレーターのごとく鎮座する巨大な凹みベソ…
それは間違う事なきネーブル・リナの姿だった。
「う、ぅ…」
気がついたのか、閉じられていた眼をゆっくりと開けるリナ。
そして自分の目の前に立っている人物の名をつぶやく。
「…? ま、麻美…?」
「リ、リ…リナちゃぁぁぁんッッッッ!!!!!!」
溜まらず麻美はリナの体へと飛びついた。
「え、ぁ…、ま、麻美…!?」
「ゴメンなさい…ッ、ゴメンなさい…ッ!!あたしのせいでェ…あたしのせいでぇ…ッ!!」
リナに抱きつき泣きじゃくりながら、ひたすら謝罪の言葉を紡ぐ麻美。
「………」
そんな麻美に対し、リナは何も言わなかった。
今まで自分が麻美たちにしてきた事を、リナははっきりと覚えていた。
自分の性癖を馬鹿にされ、憎悪に駆られるまま水晶の力で暴虐の限りを尽くし皆を傷つけた。
今はこうして麻美のおかげで元の姿に戻る事ができたが、
あの時しでかした事の後味の悪さからリナは素直に喜ぶ事が出来なかった。
そしてそれ以上にまだ手放しに喜ぶことが、出来ない訳があることを麻美は知らない…
ガサッ!
突然、茂みの奥から現れる1つの人影。
「!?」
同時にその人影に振り向くリナと麻美。
「え…ッ、う、うそ…!?」
その人物を見るや否や、怖れと驚きの声を上げる麻美。
「ク、ククッ、本当にやってくれやがったなァ、麻美ちゃんよォ?」
「………」
「な、何これ…?」
麻美の前に姿を現した人物、それは紛れもないイーヴィル・リナであった。
「ど、どういうこと…?リ、リナちゃんが…2人!?」
「な、何で…!?」
自分の目の前に2人のリナがいる。
理解不能な光景に麻美の頭は混乱した。
「テメエがアタシのおヘソをしつこくしゃぶり続けた結果がこれさァ」
「なあ、"アタシ"よォ?」
「………」
麻美の身体をどかすようにその場からゆっくりと立ち上がるリナ。
「リ、リナちゃん…?」
「ゴメンね麻美…、せっかく私のためにあんな汚いおヘソ吸い続けてくれたのに…」
「でもアタシ…完全に"元に戻る"事が出来なかったんだ…」
「ど、どういうこと…?」
リナの言葉の意味が分からない。
「つまり"アタシ"はヘソへの執着心を完全に消す事が出来なかったってわけ」
「憎しみの執念から逃れたい気持ちと、それでも自分の思いがままヘソを弄りたいって欲望が分離して、今のアタシたちがいるってわけさァ」
「どっちがどっちだか言わなくても分かるよなァ、キャヒヒヒッッ!!」
そう言われた時、麻美の頭の中に先の光景が思い浮かんだ。
イーヴィル・リナのヘソから飛び出すと同時に真っ二つに割れた水晶…
つまり今の2人のリナは、その両片から生み出された同一ながらも相反する存在…
「そんな…こんなことって…」
「あるわけないよなァ?このままじゃ不完全なアタシたちゃ消滅しちまう…」
「だからもう1人の自分からジュエルの片割れを奪い取って、"完全な自分"に戻るのさァ!」
「分かってるよなァ、"リナちゃん"よォ!?」
「………」
イーヴィル・リナを睨みつけたまま、コクンと頷くネーブル・リナ。
そして右手で自分のヘソを抑えながら静かな声でつぶやく。
「アナタには絶対に…渡さない!」
「ヒャハハッ!上等だぜェッ?」
「"自分"のヘソからハラワタごと抉り出すってのも面白そうだしなァ、ヒヒィッ!!」
お互い睨み合いながら対峙する2人のリナ。
ネーブル・リナ最後の戦いが、今ここに始まろうとしていた…
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長い間、話が止まったままでスイマセンでした。
まずは最終決戦(?)に向けての前座という事で…
麻美ちゃん、ご苦労様でした。
白リナちゃん対黒リナちゃんの戦いはもはや小細工無し。
殴る蹴る抉るの応酬で繰り広げたいと思っております。
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