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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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「せ、先輩…ッ!?」

自分に背を向けて立つ人物に思わず声を上げるミア。

「な、なんで…!?」

「だ、だって…もう…ミアちゃんのこと…見捨てないって決めたから…」

肩で息を吐きながら苦しそうに答えるリナ。

だがその声にははっきりと"意志"が込められていた。

「アタシ…ミアちゃんのように強くないし…臆病だから…」
「皆が苦しんでいる今の今まで…戦うことが出来なかった…」
「ごめん…!」

「そんな…!先輩は先輩は…ただの…女の子なんだ…」
「戦えなくて当たり前なんだ…だからここは…ゥぐッ!」

ダメージに思わず顔を顰めるミア。

「ミアちゃん…もう無茶しなくていいよ」
「ここからはアタシが戦う…!」

キッと24を睨みつけるリナ。

そして彼女に向けて駆け出していく。

「せ、先輩ッ!!」

叫ぶミアの声を背に、己の臍に握り拳をあてるリナ。

「ネーブルソードォッ!!」

おヘソから3本目のソードを引き抜く。

「ネーブル・リナ…ようやくその気になりましたか…」

マミを差し向ける24。

「あ…ァぅ……」

「マミちゃん…!」

親友のなれの果ての姿に心が痛む。

ヘソから生えた結晶体…そこから無数の光弾が放たれる。

「!!」

咄嗟にソードをラケット状に変形させそれを弾き返す。

完全にはじき返せず体に直撃する光弾もあったが、構わず距離を詰めるリナ。

「がっあああッッッッ!!!!!」

苦悶の叫び声を上げるマミ。

ミアの臍に痛烈なダメージを与えた結晶体がさらに鋭く突き出し、リナの臍を串刺しにせんと迫る。

「マミちゃんッ!ごめん!!」

リナは寸でジャンプし、さらにその結晶体を足場に飛び上がった。

「ッ!?」

「やあああああああッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

マミの頭上を軽やかに飛び越したリナは、落下の勢いそのままにマミの背中に繋がる無数のケーブルをソードで切断した。

バシュウッッッ!!!!

床に落ちるケーブル群。

同時にマミもその場に崩れ落ちる。

「マミちゃん…あとでちゃんと診てあげるから…!」

すぐにでも介抱してあげたいが、目の前の敵に向けソードを構え直すリナ。

「ほう、見事ですね、ネーブル・リナ」
「しかし怖くないのですか?私のことが…」

震える体、じっとりと浮かび上がる汗…

それらをすべて見透かしたかのように声をかける24。

「…こ…怖い…、怖いけど…」
「ミアちゃんやマミちゃんが傷つくのを、これ以上見たくないッ!!」

「なるほど。では彼女たちを傷つられることが、あなたが戦う原動力というわけですね」

手をかざす24。

それに合わせて、number3が満身創痍のミアの方へと歩み寄る。

「!」

「ミアちゃんッ!?」

ミアの方へと駆け寄ろうとするリナ。

「ネーブル・リナ、彼女たちはいくら倒しても立ち上がる人形です」
「止めるには私を倒すしか術はありません」

「!」

足を止め、24の方に向き直るリナ。

「………」

「さあ、私を倒しに来てくださいネーブル・リナ」

両手を広げ、挑発する24。

「せ、先輩…いっちゃだめだ…」

後ろから、制止の声が聞こえてくる。

だがリナはそれに対し、背を向けたまま言い放つ。

「ミアちゃん…今まで私、ミアちゃんに何もしてあげられなかった…」
「だから…今度こそ私がミアちゃんを守るッ!!」

24に向けて一直線に駆け出すリナ。

迎撃に放たれた機械触手をソードで薙ぎ払いながら、距離を詰めた彼女は一気に24に向けてソードを突き出す。

それを微動だにせず腹部の水晶体に受ける24。

「無駄ですよ。見ていなかったのですか?ソードが私の体内に取り込まれたのを…、!」

「やあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

すぐさま次のソードを形成していたリナ。

すかさずそれを24に向けて突き刺す。

そしてまた新たなソードを形成し…

「なるほど…数で攻める、というわけですか」

「やあああああッッッッッッ!!!!!!!!!」

十は超えるソードが繰り出され、そしてまた新たに生成されたソードが突き出される。

だが突如24の腕がその刃を掴む。

「!?」

「別にあなたが何本繰り出そうが大したダメージにもなりません、しかし…」

グッとリナの顔に自分の顔を近づける24。

「17と一つになったこの体を無暗に傷つけられることは…少々我慢がなりませんね」

「え…うぐぇッ!!」

腹部にめり込んでいた24の拳。

思わずその場に膝を突き、両手でお腹を抑えながら悶えるリナ。

そんな彼女のポニーテールを掴み、その顔を無理矢理引き上げる24。

「あぐぐ…」

「あまり調子に乗らないことです、ネーブル・リナ」

「う…うぅ…、うあああああああッッッッッッッ!!!!!!!」

ポニーテールを掴む手を強引に引き剥がし、24と距離を取るリナ。

「ハァ、ハァ、ハァ…」

「確かにあなたからは"強い意志"が感じられます、ネーブル・リナ」
「そのおヘソから生じているエナジー発生量もこれまでないほど高まっているようです」
「しかし…」

荒く息を吐く彼女の周囲に威圧的に立つ24の僕たち。

「あなたがどこまでその"意志"を繋ぐことが出来るでしょうかね?」

僕たちが一斉にリナに襲い掛かる。

「く…、わ、私は…負けないッ!!」



目の前で繰り広げられるリナと24達の戦いをただ見つめるしかないミア。

圧倒的不利な戦い…ミアでさえ苦戦は必至な戦いに、戦闘経験も浅いリナが一人立ち向かっている。

容赦なく腹を殴られ、臍を抉られ、瞬く間に全身に無数の傷が刻み込まれていく。

だがそれでも屈することなくリナは戦い続ける。

それはこれまで彼女が決して見せたことのない姿であった。

(アイツ…なんで…あんなに…)

ネーブルエナジーが身体能力を向上させ、ダメージを治癒させる性質があることはミアも知っている。

だが今のリナはその効果を異常なまでに発揮させている。

それは…まるで"誰か"のために、己の身を削って戦って続けているようでもあった。

(アイツ…そこまでアタシのために…)

「………、ママ…」

思わず目から一筋の涙が零れ落ちる。

「あぐゥッ!!」

「!!」

リナの呻き声。

見ると彼女は24の触手に囚われ、羽交い絞めに拘束されていた。

「がぁ、ぐぅうう…」

「実に素晴らしいですよ、ネーブル・リナ」
「まさかここまで奮闘するとは…へそオナだけが取り柄の変態女子高生だと思っていましたが、正直見くびっていました」

「う、ぐ…は、離し…がぁうッ!!!」

無防備にさらされたリナの臍穴に突き刺さる機械触手。

「がァッア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッ!!!!!!!」

自分のヘソの直径よりも二回り以上も太い触手が奥底へ強引に突き進んでいく。

その激痛と圧迫感にリナの口から悶絶の声が上がる。

さらには極細の機械触手がリナの耳の穴に何本も潜り込んでいく。

「ひぐっ!!」

「ネーブル・リナ、今のあなたからは素晴らしいまでのエナジーが生み出されています」
「そのエナジーを、この私のために捧げてください」

耳元でささやく24。

リナの体がガクガクと震える。

「て、てめえ…ッ!何してやがる…!」

叫ぶミア。

「彼女に最もエナジーを発生させるのに相応しい"世界"を見せているんですよ」

「!、そ、それって…!」

「そう、私は"装置"と融合した存在…今しがたあなたもされていた状態と同じです」
「彼女が望む妄想世界を見せ、発生したエナジーを根こそぎ吸い取る…」
「今の彼女であれば、先ほど以上のエナジーを吸い取ることが可能でしょう」

「や、やめろ…ッ!」

「はぁうンッ!!」

一際ビクンと大きくリナの体が痙攣する。

「先輩ッ!!」

リナの脳内に直接送り込まれるイメージ。

異星人の罠にかかり、その尖兵たるロボット怪獣に臍からエナジーを吸い取られていく巨大ヒロイン…

己の秘密を民衆の前で暴かれた挙げ句、魔王によって臍からエナジーを吸い取られていく姫騎士…

敵に囚われ凄惨な拷問を受けながら、妖術を臍にかけられエナジーを吸い取られていくくノ一…

心無い人間たちに囚われ、その神秘のエナジーを容赦なく臍から吸い取られていく女エルフ…


様々なシチュエーションで、戦い傷つき敗北し、その臍穴からエナジーを吸い取られていく悲劇のヒロイン…

以前、彼女を虜にした世界がまたもその脳内を捉える。



「ア”ッ!あゥア"ア"ア"ァ……」

口からダラダラと涎を垂れ流しながら、ビクビクと体を震わせるリナ。

妄想世界で生み出されたエナジーはその臍穴に突き刺さったケーブルを通じて24に送られていく。

「さすがですねネーブル・リナ」
「ここまで莫大な、そして恒常的にエナジーを生み出せる逸材はあなたをおいて他にはいません」
「あなたこそまさにへそオナニーの申し子です」

リナの耳元で囁く24。

「リ、リナぁ…」

その様をなすすべもなく見つめていたミア。

先ほど自分もあの世界に囚われていたから分かる…

最も効率的にエナジーを搾取するために創り出された世界、そこから外部の手助けなく抜け出すのは不可能に近かった。

「畜生…ちくしょう…」

ボロボロと零れ落ちる涙。

自分たちがあの24に勝つことは絶対に不可能なのか…もう全てが終わりに思いかけたその時、

「…ぁ、ゃん」

「!?」

リナの口から聞こえてきた朧げな言葉に顔を上げるミア。

「…ミア…ちゃん…」

「リ、リナ…ッ!?」

はっきりと自分の名前を呼ぶ声。

「ミアちゃん…は…私が…守…る…」

「!!」

リナは完全に"装置"に飲み込まれていない!

ミアのことを守るという一心で、妄想世界の完全な浸食を喰いとめていることを知ったミアは思わず叫んだ。

「アタシは…アタシはここにいるッ!!」
「だから必ず戻ってきてッ!ママァッ!!」

その声に反応したかのように、さらにヘソからのエナジーの噴出量が増加する。

「!、これは…」

わずかながら驚いた反応を見せる24。

「意志の弱いあなたが完全に"世界"に飲み込まれていないとは…それも全ては自分の娘を守るためというわけですか?」

「ミ、ミアちゃんは…アタシが…絶対に…守るッ!!」

なおもそのエナジー量は増加し、ケーブルと臍の接合部からエナジーの噴流が溢れ出し始めていた。

24の全身から生えた結晶体も発光を始める。

「…なるほど、根競べですか」
「あなたのエナジーが尽きるのが先か、それとも私が耐え切れなくなるのが先か…」
「いいでしょう、付き合ってあげましょう」

さらに強烈なイメージをリナの脳内に送り込む24。

「ア"ッ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一際大きく体を震わせ絶叫するリナ。

「お忘れですか?私はあなたを"言葉"だけでイかせたことがあるんですよ?」
「我を失って、へそオナエナジー発生機になりさがるのも時間の問題です」

「わ、わたしはぁ…ぜ、ぜぇったい…ミアちゃんをぉ…」
「うわあああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

その瞬間、リナのへそから一際巨大な噴流が噴き出し室内中が閃光で埋め尽くされた。

「リ、リナァアアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

その眩い光に腕で顔を庇いながら叫ぶミア。

長時間に渡って照らし出される光…

それが徐々に収縮し、やがて元の状態へと戻る。

「ぅ…」

2人の方へ眼を向けるミア。

光でぼやけていた視界が徐々にはっきりしていく。

「リ…ナ…?」

2人は先と変わらない状態であった。

だがエナジーを吸収し過ぎたのか、24の体からボロボロと結晶体が剥がれ落ちている。

「や、やった…のか…?」

ミアが呟いた瞬間、リナを拘束していた機械触手が解き放たれ、その体が力無く床に倒れ臥せた。

「ッ!?」

「フ、フフフ…ハハハハハハハハハハッッッ!!!!!!!!!!!」

いきなり笑い声をあげる24。

「素晴らしいッ!素晴らしいですよネーブル・リナァッ!!」
「本当に…本当に素晴らしいエナジーでした!!」
「ここまで膨大で高純度のエナジーッ!!おかげで…私は…私はァ…さらなる力を得ることが出来ましたァッ!!」

そう叫ぶ24の全身の結晶体が発光し、その体をさらに威容な禍々しい形態へと変質させていく。

「あ、あぁ…」

青ざめた顔でその様を見つめるミア。

24は自分の目の前で床にうつ伏せに倒れたリナの脇腹を無造作に蹴り上げた。

「………」

その体が力無くゴロンと転がり仰向けになる。



生気が感じられない瞳…死人のように白がかった肌…

エナジーを吸い尽くされたその臍穴からは、ほんのわずかに残されたその力を最後まで搾り取るかのように結晶体が生え始めている。

「リ、リナぁアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!」

自身の怪我の痛みも忘れて彼女の元に駆け寄るミア。

もはや自身も結晶体の餌食になるのも構わずアンチネーブルエナジーを解除し、その体を抱きかかえる。

「リナぁ!!リナァッ!!」

その名を繰り返し叫び呼びかける。

その声に反応してか、わずかにリナの瞳に精気が戻る。

「あ…、わ、わたし…負けちゃっ…た…」
「ごめんね…ミアちゃんのこと…守れ…なくて…」

「もういいッ!!もう喋んなッ!!」

ボロボロと零れる涙がリナの頬に垂れ落ちる。

アンチネーブルエナジーを解除したことで、ミアの臍穴からも再び結晶体が生え始める。

だがそんなことなど構わずミアはリナの体をきつく抱きしめた。

「アタシなんか…アタシのことなんか無視して逃げればよかったんだ…!」
「アタシが…何のために未来から来たと思って…」

「うん…分かってる…だけど、それは…出来ないよ…」
「だって…アタシは…あなたのママだから…」

「!、うぅ…ぅああああああああッッッッッッ!!!!!!!!!」

号泣するミア。

「………」

自分の足元の2人を黙って見下ろす24。

もはや彼女はそれ以上手を出すつもりなど無かった。

やがて臍から生えた結晶体が力を全て奪い、彼女たちは絶命する…

絶対的な力を手にしたとはいえ、number3などと違って自分は余計な手を加えるつもりはない…

「ミ、ミアちゃん…ミアちゃんだけでも…逃げて…生きて…」
「それが…今の…私の…願いだから…」

「い、いや…そんなの嫌だッ!!」
「アタシはずっとママと一緒にいるッ!!」

その間にも増殖していくお互いの臍の結晶体…やがてそれが触れ合い癒着する。

「あ、あはは…ミアちゃんの…おへそと…繋がっちゃった…」
「まるで…へその緒…みたいだね…」

「………」

黙ったままリナの体を抱きしめているミア。

「………」

リナもその体をミアに預けるかのようにゆっくりと目を閉じる。

やがて二人の臍から生えた結晶体が彼女たちの体を覆い尽していく。

「…ネーブル・リナ、ネーブル・ミア、さらばです」

その結晶体の塊を背に踵を返す24。

絶大な力を手に入れ、邪魔者を排除し、そして今ここから彼女は"自分たち"を貶めた世界に復讐を開始する…はずだった。

ピキッ!!

「!」

背後から聞こえてきたわずかな亀裂音に足を止める24。

ふとそちらの方を振り返る。

「……今のは?」

そこには変わらず2人の少女を飲み込んだ結晶体が存在していた。

気のせいだったのだろうか…また歩みを進めようとしたその時、

ピキッ!!パキキッッ!!!パキャアッッッ!!!!!

はっきりと鳴り響く亀裂音。

24が見ている目の前で結晶体に無数の亀裂が走り、そしてその隙間から光が溢れ出す。

「なッ!?こ、これは…ッ!?」

さすがの24も目の前で起きている事態を理解出来なかった。

2人の瀕死のネーブル戦士は結晶体に全ての力を吸われて絶命したはずではなかったのか!?

あらゆる事象に頭を張り巡らせたが、その答えは一向に出なかった。

困惑する24の目の前で、ついに水晶体が勢いよく弾け飛ぶ。

「ッ!?」

信じられない事象…24は目の前にいる"存在"を理解することが出来なかった。

「…一体…いったい…ッ!?」

結晶体の中から現れた"一人"の少女。

やがてその目がゆっくりと開かれた…



[後書き]
…勝ったな。

拍手コメ返しです。

>味方側にはデベソキャラって居なかったんですね。ルカ君はどっちかというと敵キャラだし。豆デベソ系ならバリエーション豊かな責め方できそうなんで意外でした。

そうですねぇ、デベソネタはルカ君とかヒカル君とかどちらかというと男の子でやってばかりですねw
引っ込みでべそを引っ張り出されたり、挟み潰されたりするデベソヒロイン…イけると思います!

>親友ポジを洗脳して操って戦わせるというのはこういうではお約束ですね。 こういうジャンルの場合、一般人枠を徹底的に凌辱することで、その後のメインキャラに対する凌辱への期待を更に引き立てることもできるんで、そういうのも良いかもしれません ただこの場合、メインキャラへの凌辱のハードルも更に上がりますが

当初はここまでひどい目に合う予定はなかったんですけどねマミちゃん。今回の話でもう少しリナちゃんを追い詰めたかったところもあるんですが、この24戦が大分長引いているので已む無く端折っちゃいました。すいませんです。

拍手[5回]

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「おらあッ!!」

24が放った触手をかいくぐり、肉薄するミアが放った一撃。

それを避ける24。

「ハ!初めて『避けた』な!」

「………」

触手を振り払う24。

ミアは咄嗟にそれを片手で掴んだ。

その瞬間、閃光と共に爆ぜる触手。

「!?」

「へっ、迂闊に触れると…死ぬぜぇ!」

「…あなたもただでは済んでいないようですが?」

まるで激しい火傷を負ったように黒ずんでいたミアの腕

ところどころ血管が切れたのか血が垂れ落ちている。

「…テメエが気にすることじゃねぇよ」

構わず殴りかかるミア。

「アンチネーブルエナジー…ネーブルエナジーと相反し、対消滅させる力…」
「なるほど今の私に対抗するには、もっとも有効な手段ですね」
「しかし…」

ミアのパンチが頬を掠める。

「あなたは何故"その力"を今の今まで使わなかったんですか?」

放たれた回し蹴りをまたも触手で受け止める。

その瞬間また触手が爆ぜ、ミアの足から血が噴き出す。

「ぐ…ッ!」

「その理由は…それがネーブルエナジーと対消滅するだけの力だからです」

24は淡々とミアの攻撃を捌き続けながら言葉を続ける。

「ネーブルエナジーは身体の能力を飛躍的に向上させ、さらには性的高揚感によってその効果を高める奇跡の力…」
「一方でアンチ・ネーブルエナジーにそういった効果は一切ありません」
「つまり…あなたはネーブルエナジーを相殺すること以外、ただの人も同然です」

「それがどうしたァッッ!!!」

その腹部に向けて拳を放つミア。

だがその寸前、傀儡の32が立ちはだかりその拳を腹で受け止める。

その瞬間、その腹が爆ぜる。

「チィッ!」

構わず彼女の体を押しのけ、その奥の24に追撃すべくボロボロになった腕を振おうとする。

「!?」

寸前で止まる拳。

その拳の寸先にいたのはマミであった。

「…ぅ…」

「危ないところでしたねネーブル・ミア」
「もう少しで自ら大事な人を傷つけてしまうところでした」

「て、てめえ…!!」

引きつった顔で怒りを滲ませながら呟くミア。

32が攻撃を受けている隙に、触手で瀕死のマミを楯代わりに引き寄せていた24。

先ほど壮絶な責めを受けたその伸びきった臍を鷲掴みにする。

「ぎゃうンッ!!」

「!?」

ミアが見ている目の前で根元から形質変化していくマミのへそ。

「あギャあ”ッッ!!!?…が、が…ッ!」

ビクンビクンと痙攣するマミの体。

見る見るうちに一本の鋭く尖った結晶体と化す。

さらにはその体に24の放った触手が何本も突き刺さる。 

「がアッ!?アがががががが!!!!!!!!」

白目を剥きながら、涎を止め処なく垂らすマミ。

「て、テメエッ!?何してやがるッ!!??」

「見ての通り、ネーブル・マミをあなたに相応しい相手として作り替えているところですよ」

「ふ、ふざけんなッ!!」

マミの側面から回り込み、背後の24に攻撃を仕掛けようとするミア。

ドゴッ!!

「オブッ!!」

ミアの腹部へと深々とめり込む拳。

「あ”…ォエ"…ッ…せ、せんぱ…?」

その拳は他ならぬマミの放ったものであった。

そしてエナジー同士の反発により、ミアの腹が爆ぜる。

「がっあ"あ"あ"あ"アアアアアアアアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

勢いそのままに吹き飛ぶミアの体。

「グゥぅッ!!が、ああ…ゴボッ!!」

黒ずんだお腹を抱えながら悶えるミア。

その口から赤黒い血が吐き出される。

先ほどの拘束腹パンチのダメージが深く残ったお腹に、モロに叩き込まれた拳は彼女に甚大なダメージを与えていた。

「少しでもネーブルエナジーを纏っていたのであれば多少ダメージは軽減されたでしょうが、今のアナタには応えるでしょうね」

「う、うるせぇ…」

お腹を抑えながらなんとか立ち上がるミア。

だがその前に立ちはだかる様にネーブル・マミが立つ。

「あ…ア…ァ…、ミ、ミアちゃ…」

「!?」

その臍穴から水晶体を飛び出させ小刻みに震えながらミアの方へと歩み寄るマミ。

その様はまるでゾンビであった。



「に、ニゲ…テ…」

「く、ち、畜生…なんで、なんで…こんな真似をしたァッ!??」
「マミ先輩は何も関係ねぇだろッ!!」

「ありますよ」

呟く24。

「な、に…?」

「私たちの戦いに自ら飛び込んだのは彼女です」
「それに…彼女は私を"侮辱"しました」

「侮辱…?」

一体何の話をしているのか…?

だがそれを考えるより先に、操り人形と化したマミが襲い来る。

「くッ!?」

彼女を傷つけるわけにはいかないと一旦身を引くミア。

だがその背後にいる何かとぶつかり、彼女の体に衝撃と激痛が走った。

「があああああああああッッッッッッ!!!????」

背後からタックルしてきたnumber3の体との間で生じたエナジーの反発により前方へと吹き飛ばされるミア。

その瞬間、

ザクッ!!



「ぅぎッ!??ギャアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!????????????????」

耳をつんざくような金切り声を上げるミア。

そのヘソ穴にはマミのヘソから突き出した結晶体が深々と突き刺さっていた。

内臓まで抉らんばかりまでめり込んだ結晶体…それがエナジーの反発により爆ぜる。

「アッがっあ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

ヘソから肉片と血を盛大に撒き散らしながら吹き飛ぶミア。

「ヒぅッ!?」

顔面蒼白でその姿を凝視するリナ。

勢いよく床に叩き付けられるように倒れた彼女に、もはや戦う力は残されていなかった。

「あ"…ぁ…ッ…」

ピクピクと体を痙攣させながら、呻き声を上げるミア。

そんな彼女を取り囲むようにnumber3、32、そしてネーブル・マミが彼女を見下ろす。

「私に取り込まれまいと発動させたアンチネーブルエナジーが仇となりましたね、ネーブル・ミア」
「もうあなたには力が残されていないでしょう?」

「う…く…ッ」

そんな24の言葉に抗うようにガクガクと体を震わせながら、その場から起き上がろうとするミア。

「う、うる…せ…ぇ…あ、あたしは…まだ…やれて…」

ボゴォッ!!

「おグォッッ!!???」

ゴガァッ!!

「うグゥエ"エ"エ"ッッッッッ!!!!!!!!」

ズブゥッッッ!!!!

「ゴォエ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"ッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

3人がかりの壮絶なリンチに晒されるミア。

為すがままに嬲られ、全身に刻み込まれていく無数の打撲と裂傷。

3人の真ん中に吊るされたサンドバッグのように力無く右往左往するその体。

やがて朦朧としていく意識、自分がリンチされている事すらどこか他人事のように感じてきていた。

(あ…やべ……あ、たし……死、ぬ…)

ぼやけた視界の中で動く3人の影、その奥にピクリとも動かず悠然と構える影、そして…

(あ、あたし…ここまで…よく…やってきた、よな…)

(結局、何も…変えることは…出来なかったけど…でも…)

(アイツに会えて……よかった、な…)

「終わりですネーブル・ミア」
「あなたをこのネーブル・マミのように傀儡として生かすことも出来るのですが…『私の17』にこれまでしてきた仕打ちのことを考えると始末せざるを得ません」

「あ、あぁ…さ、さっさと…やれよ…」

「それでは…さあ、ネーブル・マミ」

「あ…ア、ぁ…」

己の体に触手を通して送られてくる"命令"に為すがままのマミ。

わずかに残された意識でなんとか自身の行為を留めようとするも、24から直接脳に送り込まれる信号に抗えるはずもなかった。

そんな彼女に触手を通じて、莫大なネーブル・エナジーが注入される。

「あ”ッ!!」

ビキビキと音をたて、その大きさを増していくヘソの結晶体。

そのあまりにも莫大なエナジー量に耐え切れなくなったのか、体中のいたる箇所からエナジーが噴出する。

24はそんな彼女をボロボロのネーブル・ミアの方に向かせた。

もはや原型が残らないほど抉り尽くされたミアの臍…

最後の一撃を待ち受けているかのようにぽっくりと穴を開けていた。

「さらばです、ネーブル・ミア」

体が崩壊しかける寸前までエナジーを注入されたネーブル・マミ。

その臍部の水晶体から一気に放出される。

「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

絶叫するマミ。

己の体の許容量を遥かに超えるエナジーが臍を突き抜けていく衝撃に気を失う。

「………」

もはやエナジーの噴流を避けるだけの力も残されておらず、その場で静かに目を瞑るミア。

(こんな娘で…ごめんな…ママ…)

バシュウゥゥゥッッッッッ!!!!!!!!!!!!

「あぐぁッ!!」

「ッ!?」

思わず目を開くミア。

視界に入ったのは、よく知る人の背中であった。

「うぐぅあああああアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「!、お、お前…ッ!?」

大きく手を広げ、自らの体で膨大なエナジーの噴流を受け止めていた人物…

「リナッ!!」

「があああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッぐぅうううウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

己の臍に容赦なく直撃するエナジー。

だがそれを歯を食いしばり必死の形相で耐え続けるリナ。

「うぐぅあああああアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッガハあぁぁぁッッッ!!!!!!!」

やがて長時間に渡る放射が止まる。



「ハァ、ハァ、ハァ…」

長時間エナジーの噴流を受け続けたリナの臍…そのダメージに苦しそうに息を吐くリナ。

そしてミアの方へと振り向き、笑みを浮かべながら言った。

「大丈夫…ミアちゃん?」



[後書き]
ようやくリナちゃん登場です。

拍手コメ返しです。

>窪んだヘソの中身を引き出すっていうのは今まで有りそうで無かったシチュですね。 しかしこういうシチュだと麻美が陥没デベソでなかったことがとても残念ですw 引っ込んだデベソの肉豆を孔の外へ引きずり出してしてその肉豆を徹底的に痛めつけるっていうのはよく妄想するシチュなんでw

肉豆引き釣り出しいいですね!埋もれていた弱点を無理矢理白日の下にさらけ出すという容赦ない責めが溜まらないです。
残念ながら麻美ちゃんは一般人枠で普通のおへそなのです。いずれにしろ大変な目にあってますが…

>おへそ引き出しや引きちぎりも美味しいですね
美味しいですね。人の最も脆弱な部分をさらけ出す感が溜まらないです。

>これはマミのデベソ化のフラグがたってしまいましたかねぇ
デベソにはなりませんでしたが結晶化しちゃいました。
果たしてマミのオヘソは無事に戻るんでしょうか…?

拍手[7回]


新たに立ちはだかった第3のおヘソ戦士を見据える24。

「なるほど、そこのへそオナ野郎を強制的にイかせ、そこから放出されたエナジーを自らのヘソに取り込むことで変身を果たしたということですか…あなた、見かけによらずなかなか大胆な真似をしでかしますね」
「しかし…」

一歩踏み出す24。

「ネーブルエナジーを利用している以上、私には勝てない…ということもよくお分かりでしょう?」

「………」

自分の体が自然に震えているのを自覚しつつマミは答える。

「わ、分かってるわ…」
「だけど…ただ見ているだけなんて出来ない…!」

「ま、麻美ちゃん…」

「よ、よせ先輩…そいつとは…戦…ぐぶぅッ!!」

お腹一面痣で埋め尽くされ、いまや重篤なダメージを負わされていたミア。

そのヘソ穴から生えた晶柱も夥しい数となっている。

「ミアちゃん…もう少し辛抱して!」
「私がなんとか…なんとかするから…!」

2体の僕に捕らわれお腹を嬲られ続けているミア。

想像を絶する責め苦によって力尽きたルカ。

そして心に巣食う恐怖に未だ震えるリナ。

今動けるのは自分しかいない…

24の圧倒的能力はまさに恐怖そのものだったが、その一念で彼女はなんとか24と対峙していた。

そしてそのおヘソに力を込めて叫んだ。

「ネーブル・パピオンッ!!」

大きく広げた体の中央…その部位だけむき出しとなっているヘソ穴から光が溢れ出す。

そしてその周りを象る蝶飾りから、無数のネーブルエナジーの蝶が出現した。

「!、あれは…」

装置が創り出した世界に囚われたミアを救った光の蝶が一斉に24に向けて殺到する。

「なるほどネーブルエナジーで形成された蝶ですか。しかしエナジーである以上私には…」

接近する蝶をお腹のクリスタルに吸収しようとする24。

だがその瞬間、蝶から閃光が迸る。

「ッ!?」

今まさにとりこまんとしていた時、大爆発を起こす蝶たち。

次々と連鎖的に起きる爆破が24の体を覆い尽す。

そして24が怯んだ隙にマミは咄嗟にミアに向かって駆け出した。

「ミアちゃんッ!!」

ミアに殴りかからんとしてたnumber3に勢いよくタックルする。

ドッ!!

そのまま床に滑り込むように倒れるnumber3。

そしてミアを抑えつけている32の体を掴むと力を込めて彼女から引き剥がす。

「えぇいッ!!」

そのお腹にキックを叩き込み、彼女を遠くへ弾き飛ばすマミ。

「ぅ、あ…」

その場に力無く崩れるミア。

その体をマミはしっかりと支えた。

「大丈夫?ミアちゃん?」

「む…無茶しやがって…」

「前にも言わなかった?ミアちゃんには言われたくないって…」

「ハ…」

「なるほど、私が取り込もうとする前に爆破させる…なかなか考えたものですね」

「!」

振り向くマミ。

爆煙の中から24が姿を現す。

「まあ、もっともこの程度の威力では…大した話にもなりませんが」

「せ、先輩…逃げろ…」
「アイツは…アイツは本当にヤバすぎるんだ…だから!」

「逃げないよ」

「!」

「私は…絶対に逃げない…!」
「やあああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

恐怖を無理矢理掻き消す様に叫びを上げながら、24に向かっていくマミ。

そしてそのお腹にパンチを放つ。

ガキィンッ!!

強固な金属を殴打したような音が鳴り響く。

「…くッ!」

続けざまにパンチ、キックを24に浴びせていく。

バキィッ!!ドガァッ!!ギィインッッ!!

一撃一撃に渾身の力を込めて放たれる打撃。

だが24は微動だにせず、それを受け止め続けている。

「ハァ…ッ、ハァ…ッ、ハァ…ッ」

徐々に息が上がってくるマミ。

変身した直後は全身に漲っていたエナジーが、もはやほとんど尽きかけようとしている。

「大分苦しそうですね、ネーブル・マミ」
「変身こそ出来たものの、所詮あなたは紛い物のおヘソ戦士」
「そこの2人よりエナジーの量も遥かに劣り、その消耗も早い…これ以上は体に障りますよ」

「わ、私は…絶対に、退いたりなんか…」

ズブッ!!

「はぐぅッッ!!」

マミのお腹の中心に鋭い痛みが迸る。

見ると、24の指が深々と自身のヘソにめり込んでいた。

「あ…が…ッ!」

プルプルと体を小刻みに震わせるマミ。

なんとか彼女の腕を掴み、その指を抜き取ろうとする。

だが次の瞬間、

ドシュンッ!!!

「んブッ!!??」

まるでヘソ穴から背中まで、鋭い棒が貫通したような衝撃。

マミのヘソに突き込まれた指先から放たれた凄まじい衝撃波が、彼女の体を勢いよく突き飛ばした。

「マミちゃんッ!!」
「先輩ッ!!」

思わず叫ぶリナとミア。

「あぐぅんッッ!!!!!」

地面に激突し勢いそのまま転がっていくマミの体。

ようやくその回転が止まるも、マミはその場に蹲ったままおヘソを抑えて悶絶していた。

リナのネーブルバーストの数倍の威力を、ただその一点に叩き込まれたマミ。

そのあまりものダメージは彼女の体力をほとんど奪い去っていた。

「だから退いた方がいいと言ったんですよ、ネーブル・マミ」
「あなたではまったく相手になりません」

そう言うとマミのヘソに突き込んでいた指をペロッと一舐めする24。

「う、うぅ…」

ヘソの痛みに悶えながらも、なんとかその場から立ち上がろうとするマミ。

「わ、私は…絶対に……逃げな…、!」

自分の目の前に立った人物にふと顔を上げるマミ。

「ッ!?」

それは先ほどマミによって弾き飛ばされたnumber3と32であった。

無機質な…不気味な視線を降ろす彼女たちに、思わず麻美は身を竦ませた。

ガシッ!

「あ…ッ!」

それぞれ両側から肩を掴まれ、無理矢理引き起こされるマミ。

「は、離して…ッ!!」

必死に抵抗しようとする彼女だったが、力もほとんど消耗してしまっている上に相手が2人がかりで為すすべなく拘束されてしまう。

そして24の命を受けた2人は、それぞれ勢いよくマミの臍へと人差し指を突き刺した。

「がぁうッ!!!???」

24の一撃で深く傷つけられたヘソを責められ苦悶の叫びを上げるマミ。

だがそれだけでは終わらず、2人はマミのヘソ縁にそれぞれ指をかけそれを思い切り左右に引っぱった。

「ぎゃあぅぅぅぅぅゥァァッッッッッ!!!!!!!!」

ビクンと痙攣する体。同時にマミの絶叫が響き渡る。

その脆弱なヘソ穴を凄まじい力で左右に割り広げられ、奥底の生々しい繊維質がむき出しとなる。

「がッ、ああッ!!ぐ、ぅううううううううううッッッ!!!!!」

その激痛に顔をブンブン振り回しながら、なんとか耐えようとするマミ。

だがもはや満身創痍の彼女にさらなる苦痛が襲い掛かる。

「ッ!?」

へその奥底に突如生じた違和感。

マミのヘソの奥、その中央に存在する臍乳頭…

その部分がまるで意志を持ったように蠢きだしている…

「へ、な、なに…?」

「先ほど埋め込んだんですよ、あなたのおヘソに…」

マミに向けて右手を差し出す24。

「私の結晶を」

「!?、ぎゃあウッ!!」

麻美のヘソの臍乳頭がグンと盛り上がり、その穴から完全に飛び出す。

「ッ!?」
「せ、先輩ッ!!???」

驚愕する2人の目の前でマミのへそ奥底の中身が引き出され、完全に白日のもとに晒される。

24の先の攻撃でマミの臍奥に埋め込まれ、完全に臍乳頭と融合した結晶。

それが今、24の放った発振に反応して、彼女のヘソの中身を丸ごと引きづり出しながら元の主へと戻ろうとしていた。

「ガッああぁぁぁッッッ!!!!!!!!あ、アタシの"ォ"ォ"ォ"ォ"ッッ!!アタシのおへそがア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

瞬く間に10cm近く伸びきってしまったヘソ。

その壮絶な激痛に顔をブンブン振り乱しながら苦しみ悶えるマミ。

そしてさらに追撃をかけるかのように、左右から拘束する2人の傀儡が彼女のヘソを両側から引っ張り上げる。



「アぎゅッ!???あ"あ"あ"あ"あ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

限界まで開かれた口から吐き出される絶叫。

「まあ、それなりに健闘したとは思いますが…そもそも私の前に立ちはだかろうというのが愚かな行為でしたね」

淡々とマミへのヘソ責めを続けながら、侮蔑の声を投げかける24。

「わ"、わたしはァ…」

激痛に気を失いそうになりながらも、なんとか言葉を紡ぎ出すマミ。

「わたしはリナちゃんとォ…ミアちゃんをォ…ま”、守りたかっただけぇ…」

「!」

「せ、せっがくぅ…二人が仲良くなっだのにィ…こんなぁ…こんなことでぇ…ふたりを、ふたりがまた別れてしまうなんてぇぇ…」

「………」

わずかに24の眉がピクッと動く。

「わたしがぁ…わたしが、必ず二人をぉ…

ガチンッ!!


「………え?」

限界まで臍を痛めつけられながらも必死に言葉を紡いでいたマミ。

だがその言葉が途絶え、次の瞬間部屋中に大絶叫が響き渡った。

「ふギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

その目がグルンと上回り、涎や涙、汗など顔じゅうから次々と体液が溢れ出す。

体はビクンビクンと目に見えて痙攣し、それは彼女が致死量のダメージを受けたことを意味していた。

「せ、せん…ぱい…?」

およそ15cm近くまで引き伸ばされたヘソ…それが両側からnumber3と32、二つの拳によって挟み潰されている。

「か…あ"………ぁ……、…」

しばしの痙攣の後、事切れたかのようにガクンと落ちる首。

「あ…」

「せ…先輩ィィィィィィィッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」

叫ぶミア。

彼女たちおヘソ戦士にとってもっとも重要で脆弱な部位…そこを限界以上に引き伸ばされた挙句、渾身の力で挟み潰される…

壮絶な訓練を受けてきたミアであればまだ耐えれたかもしれない…

だがただの一高校生であるマミにとっては、それは死にも繋がる無慈悲な一撃に等しかった。

「お、お…お"お"お"お"お"お"お"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッ!!!!!!!!!!」

怒りの雄たけびを上げるミア。

彼女は臍に生える水晶体を握りしめた。

「ぐッ、ぐぅおァアアアアアァアアアアアッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

己の力を吸い取り続ける水晶体を力任せに無理矢理引き剥がさんとする。

あまりにも強引な方法に周囲の皮膚が裂け血が噴き出す。

「無駄ですよ。あなたがネーブルエナジーの発生源である以上、それは絶対に外せません」
「むやみに力を込めればより生成を促すだけです。」

「あぁ…アタシが…ネーブルエナジーを…使ってる限りは、な」

突然ニヤッと笑みを浮かべるミア。

「!、まさか…」

「そう、アタシが…ネーブルエナジー以外の力を一つ持っていること…知ってんだろ」
「う、うおああアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

雄たけびと共に手とお腹に力を込める。

水晶体がはまり込んだヘソの縁から次々と噴き出す血。

だが構わず力を込め続け、そしてそれをついに臍穴から引き抜いた。

「うぐゥウうううううううああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

ようやく再び露わになるその臍穴。

「ガァッ!!!…ぐ、うぅ…ハァ、ハァ、ハァ…」

苦しそうに息を吐くミア。

彼女は忌々しそうに引き抜いた水晶体を一瞥するとそれを力任せに握りつぶした。

バキッ!

「ほう…ついに"その力"を解放しましたか」

「ああ、麻美先輩の仇…とらせてもらうぜぇ!」

[後書き]
また更新が空いてしまい申し訳ないです。

拍手コメ返しです。
>ネーブルマミ再びですね。しかしそれなりに戦えるルカ君があっさりやられているのからして素人のマミはもう瞬殺されそうですね。どちらかといえばそれでマミのおヘソが滅茶苦茶に犯されるのを期待してますがw
やはりあっさりと負けてしまいました。
引き出した臍を挟み潰されてしまいましたが、一応まだ死んではいません。
彼女も少し前まで一般枠だったのに、ここのところ壮絶な責めばかり受けていて可哀想ですねw


>むしろミアちゃんの方が姫騎士に良さそう。姫騎士お馴染みの「くっころ」展開にはミアちゃんみたいに気が強い娘が多いですし。

確かにくっころは強気の子こそ似合うと思いますが…w
リナちゃんのような本当は弱気な子が、姫騎士として虚勢を張りながら頑張っている子が、魔王の手によって心身ボロボロにされて堕ちていくというようなのもアリかなと。
この前描いたソーサラー・ミアちゃんは、当初のミアのような飄々とした感じで、リナを馬鹿にしながらもアシストしていくというイメージです。
この本編が一段落すれば外伝的に書いていきたいなと思います。

拍手[8回]


「お、お前ッ!!一体…何しにきやがった!?うぶォエッ!!」

突如現れたルカを見て叫ぶミアだったが、同時にnumber3の拳がその腹奥深くに喰い込み悶絶の声を上げる。

「そうです。今更何しに出てきたのですか?」
「あなたなどいてもいなくても同じ…むしろ目障りなのですが」

「うるさいッ!!」
「お前をそんな化け物にしてしまったのは僕の責任だ」
「だから…僕がお前をこの世界から消滅させるッ!!」

そう叫ぶとルカは腕に装着された転送装置をすばやく操作した。

「なるほど…これで私をどこかに強制転送させようというわけですか?」

「そうだ!その手足に取り付けた転送装置でお前を宇宙に飛ばす!」
「宇宙ならいくらお前でもネーブルエナジーの吸収は…」

バキャッ!!

「!?」

一瞬装置にスパークが迸り、その四肢から壊れ落ちる転送装置。

「え…?」

「前と同じよういつまでもに捕らえておけると思いましたか?この程度の戯具などもはや何の意味も成しません」

「………」

「引きこもりシスコン野郎は、そこで大人しく臍でも掻いてオナニーに耽っていてください」

「ッ!ぼ、僕を…馬鹿にするなァッ!!」

突如ルカの体が輝き、そして別の新たな衣装に代わる。

「え…?へ、変身…?」

「ほう?」

「これが…僕の本当の姿だッ!!」

ノースリーブに白い縦襟、胸中央に輝くクリスタル、異常に短い半ズボン…

その四肢とお腹が完全にむき出しとなったリナ達並みに露出度の高い衣装。

「なるほど…それが"かつての"あなたの姿ですか?」

「そうだ!この力で…僕はお前を倒す!」

ルカの床に散乱していた周囲の無数の残骸が宙に浮かぶ。

「いけっ!」

ルカの合図とともに一斉に24に向かって向かっていく残骸たち。

「………」

全身に激しくぶつかる残骸。

だがそれを受けても24は微動だにしない。

「まさかこんなことで私が倒せるとでも…、!」

いきなり目の前に現れたルカの姿。

彼は正面から24に組み付いた。

「…何をしてるのです?」

「僕は…もう以前の僕とは違うッ!!」
「僕はローザ・マイヤーの弟…ルカ・マイヤーだッ!!」

しっかりと24の背後に手をまわし、お互いのお腹同士を密着させるように彼女を抱きしめるルカ。

「つくづくあなたは私に抱き着くのが好きなようですね」
「変態ですか?」

「う、うるさいッ!そんな事言ってられるのも今のうちだッ!!」

そういうルカの腕の転送装置を一瞥する24。

「あぁ、なるほど」
「あなたのお姉さんがやったことと同じように…自分諸共私を強制的に転送させようというわけですか」

「そうだ!転送時間は30秒後!それまで絶対にお前のことは離さないッ!!」

ルカの腕に装着された転送装置がカウントダウンを開始する。

「なるほど…セクハラ臍オナ野郎にしてはなかなか思い切ったことをしますが…あなたに本当にそれが出来るでしょうか?」

「言っただろッ!僕は絶対に…う"ッ!!」

突然ルカは自分のお腹の表面に急激な熱の上昇を感じた。

「こ、これは…、う、うわあああああああああああああああッッッッッッッ!!!!!!!!!」

瞬く間に猛烈な熱がこみ上げ、ルカのお腹を焦がし始める。

「さあ、この状態でどこまで私を拘束できるか見ものですね」

密着した24のお腹…ルカを苛む熱源はその中心に存在する水晶体であった。

ジュウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!

「ぐぅああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!は、腹がァァァァ!!!?????腹が灼けるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

ルカのお腹を容赦なく熱し焦がす24。

辺りに肉が焼ける匂いが充満していく。

「あッがあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!ぐぅッぐがあああああああああああああああッッッッッッ!!!!!!」
「ぜ、絶対にッ!!はなすもんかあああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!がぁああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

焼け焦げていくお腹に苦悶の絶叫を上げながらも、ルカは決してその手を離そうとしなかった。

「あ、あぅ…」

「ル、ルカ君…」

その姿を凝視するリナと麻美。

「意外と耐えますね。少し見直しましたよへそオナキモオタ野郎」

「ぼ、僕をあまり…ッなめる…なよッ!!グがアアアッッッッ!!!!!」

「そうですね、それではあなたの根性に敬意を表して"ご褒美"を差し上げましょう」

目の前で脂汗を滲ませながら苦悶の表情を浮かべるルカに不意に口づけする24。

「!?」

突然のことにお腹の痛みも忘れ、目を白黒させるルカ。

初めての経験に一瞬頭の中が真っ白になるが、次の瞬間24の口から生暖かい何かが自分の口へと流れ込んだ。

「ぐむぅッ!!???」

一気に怒涛の勢いで、のど奥へと流れ込んでいく流動体。

「むぅおオ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"ッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

瞬く間に満たされるルカのお腹。

だが流入は止まることなく、なおその腹はさらに膨らんでいく。



「おごぉお"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"ッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

密着した24のお腹がそれを圧迫し、押しつぶされるように歪に変形していくルカの腹。

お腹を焼け焦がされる痛み、強制的に膨張させられる痛み、そしてそれを無理矢理圧迫される痛みの三重苦がルカを襲う。

あまりにも壮絶な責めにいつの間にか手を放してしまっていたルカであったが、代わりに24が離すまいと彼の体に抱き着いていた。

(は、腹がァッッッ!!!!!!腹が破裂するゥううううううううううッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!)

「オぶっつうううううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルカにとってまさに地獄といえる30秒…

それが経とうとした寸前に24はその手を離し、彼の体を突き放した。

「オ"ア"アッッ!!」

そのまま背後から勢いよく床に倒れるルカ。

同時に変身が解け、元のノースリーブシャツ短パンの姿に戻ってしまう。

「うゲぇア"ア"ア"ッッッ!!!!!!!!おげエア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッ!!!!!!」

大の字に仰向けとなったルカの、その宙に突き出す様にせり出した腹が大きく震える。

「その転送装置もあなたが組み付いてきた時点で壊しておきました」
「せっかく頑張ったところ申し訳ないのですが、最初から無駄な努力だったというわけですね」
「まあ、もともとあなた如きにどうにかできる訳などなかったのですが…」

膨張しきったお腹に悶え苦しむルカを侮蔑の視線で見下ろす24。

「はア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
「ぼ、僕のお腹のながぁにィッ!な、何をぉおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッ!!!!!????????」

「えぇ、高純度のネーブルエナジーを流し込ませてもらいました」
「おヘソ戦士であれば取り込んで自分のエネルギーにも出来ますが、そうでないものにとっては害にしかなりません」
「そのうちオーバーフローしてお腹が破裂するでしょう」

ボコォッ!!

「があああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」

お腹がさらに膨れ上がり、悶絶の叫びを上げるルカ。

ローザによって除去されたデベソも、猛烈な腹圧により再びその巨大な肉塊が腹部の中央に盛り出していた。

「そういえばあなたには一度お腹を破裂させられたことがありましたね」
「どうです?気分は?」

「お"あ"あ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

返事の代わりに上がるルカの絶叫。

だが彼のこの後の去就などもはや気にも留めないかのように、24はリナの方へと振り向いた。

「さて、ネーブル・リナ、へそオナニーの続きを…」

その時、彼女の横を駆け抜けていく人影。

「?」

それを目で追う24。

その人物は破裂寸前まで膨れ上がったお腹を震わせているルカの元にひざまずくと、その頂点でプルプルと震えるデベソへとしゃぶりついた。

「んぐッゥ!!」

ビクンと体を震わせるルカ。

「何をしているのです…白石麻美?」

その人物は他ならぬ麻美であった。

「ま、麻美ちゃ…?」

突然の彼女の奇行にリナも驚く。

「ん、んぅ…!」

周りの視線など構わずルカのヘソを一心不乱にしゃぶり続ける麻美。

「な、何をしでェ…ッ!!ぼ、僕のおヘゾからァ…ッ!!お"ゥン"ッ!!!」

ビクンと体を震わせるルカ。

お腹の中の熱いものすべてがその頂点に集まっていくような感覚…

リナ達と同様、性感帯のデベソを執拗に丹念にしゃぶられ、お腹が破裂寸前であるのにも関わらず性的高揚感を覚えるルカ。



「や"、や"めろォォォッッ!!ぞ、ぞれ以上…ぞれ以上おベゾをォ…、あ"ッ、あ"あッ!!、ああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

一気に駆け昇っていくオーガズム。

それに合わせて麻美もデベソを一際強く吸い上げる。

「オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ついにそのヘソから勢いよくエナジーが噴き出そうとする寸前、麻美はそこから口を離し咄嗟にそのお腹に覆いかぶさった。

妄想世界で傷つき割り広げられたそのヘソが、すっぽりとルカのデベソにはまり込む。

「アぅううううううううううううううううううンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルカのデベソの皺から噴き出したエナジーが、凹凸に接続されたヘソを通して一気に麻美のおヘソへと流れ込む。

「フぅううううううううううううううううああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

その膨大なネーブルエナジーが瞬く間にお腹の中を満たし、まるで絶頂を迎えたかのような嬌声を上げる麻美の体が光に包み込まれる。

「ま、まさか…!?」

その光を見て、声を上げるミア。

そしてその目の前で彼女は再びその姿を現した。

「ネーブル…マミッ!!」

光が弾けたと同時に名乗りの声を上げるマミ。

それは装置が作り出した妄想世界で彼女が初めて変身を果たしたおヘソ戦士その姿であった。

「ま、麻美ちゃん…?」

「えへへ、また変身出来ちゃった…ちょっと恥ずかしい変身の仕方だったけど…」

照れ笑いを浮かべるマミ。

しかし次の瞬間、キリッとした表情で24に向かって言い放った。

「リナちゃんには手を出させない…私が相手よ!」



[後書き]
あっという間に一蹴されてしまったルカ君でした。
お腹を焼かれたり、破裂寸前にまで膨張させられたりと散々な目には合ってはいますが、女の子から抱きつかれたりキスされたりある意味羨ましいですね。

さて、次は麻美ちゃんの番です。

拍手コメ返しです。

>個人的には羽交い絞めより磔の方が好きです。磔なら完全固定の無防備状態で思う存分いたぶれそうですからw そろそろクライマックス間近って感じですね。終わる前に麻美ちゃんも含めて3人のヘソを原型留め無くなるくらい凄惨にいたぶってほしいです。

ミアちゃんのような強気の女の子は羽交い絞めにして「く、離しやがれッ!」と叫んでいるところに腹パンして悶絶させるのが好みですが、一方でリナちゃんのような弱気な女の子は拘束して磔にして「や、やめて…」と怯えているところにおヘソを責めて悶絶させる方が似合いますね。
今回予定にはなかったのですが、要望にお応えして麻美ちゃんも再び変身させてみました。どんな責めを受けるかは…次回のお楽しみということで。

>あまりにも強大な力に、心が折れてしまうリナさんの様子、そんな状態でのへそ舐め。娘を救いたくても出来ない、絶望というスパイス入りのへそ責めがまたそそりますね!! それにしても、24のリナに対するヘソオナニストとしての、ある意味リスペクトとも言える想い。彼女の思うままに事が進行したら、世界はどうなってしまうのか、考えただけで恐ろしい・・・いえ、にやけてしまいます(  ̄▽ ̄)。 ここでルカの登場というまたも意外な展開ですね!次回も楽しみにしています!!

やっぱりリナちゃんはなんだかんだで普通の(?)JKなので、目の前に化け物が現れれば失禁もしてしまうというものです。
ルカ君は最初からここで登場させる予定でした。身を挺して犠牲になったローザ姉さんに奮起して24に対峙するもあっさりと破れてしまうという相変わらずダメな子でしたが…w

拍手[7回]


「さあ、どうしますか?」
「2人がかりで来ますか?それとも1人ずつお相手しますか?」

悠然とした足取りで歩み寄る24。

「く…ッ!」

その異様なプレッシャーに強気なミアも思わず気圧される。

「あ、あぁ…」

リナに至ってはもはや泣き出しそうな顔で、その場にペタンと座り込んでしまっている。

もはや完全に相手に飲まれてしまっていた。

「あなた方の始末をつけた後は、このラボを拠点として各世界へ跳躍し、すべてをネーブル・エナジーに変換し取り込んでいくつもりです」
「すべてはこの17と永遠に共生出来るように…」

「!?」
「全ての人間を…さっきのnumber3みたいに変えるってのか!?」

「そうです」
「この世界には私と17だけが生き残っていればいいのです」

その言葉を聞いた瞬間、ミアの心に火がついた。

「…ふざけんな」
「そんなテメエ勝手な理由で…やられてやまるかってんだッ!!」

リナが床に落としていたネーブルソードを素早く拾い上げると、自身の持っていたソードと両手に構え24に向かっていくミア。

「あ、ミ、ミアちゃ…、!」

リナも咄嗟に彼女の後を追おうとするも、彼女の意に反して足がその場から離れようとしない。

「な…なんで…?」

それはリナがかつてレヴィと初めて対峙し追い詰められたときの時の感覚と似ていた。

自分の理解をも超えた超越的圧倒的存在…立ち向かわなくてはいけないと思いつつも、潜在的な恐怖心が体の自由を束縛している。

「あ、あぁぅ……」

先ほどnumber3がナベルエナジーを吸い取られ、衰弱していく様をまざまざと見せつけられたリナ。

もしあれが自分であったら…

幼少時より戦闘技術を叩き込まれ戦いに明け暮れてきたミアならまだしも、元々ただの高校生であるリナが恐怖心に囚われるのも当然であった。

(先輩…)

そんなリナを後に、24に切りかかるミア。

(そうだ…ママは今はただの女子高生なんだ…)
(こんな化け物みたいなやつを前にして腰を抜かさない方がおかしいんだ…)
(今は…アタシがやるしか…!!)

ガキッ!ガチンッ!パキィィンッッ!!!!!

ネーブルソード二刀流で矢継ぎ早に繰り出されるミアの斬撃。

だが24は微動だにせず、その体で平然と受け止めている。

(く、コイツの体…硬過ぎんだろ!?これじゃソードの方が壊れちまう…!)
(こうなりゃ…!)

「おらあッ!!」

右手のソードで素早く突きを繰り出す。

その狙いは24の生身の右目であった。

「…!」

わずかに顔を傾け、硬質化した左目でそれを受ける24。

だがミアは既に次の狙いに入っていた。

「本命はこっちなんだよッ!!」

24の臍部…17の顔が浮かび上がる水晶体に向けて左手のソードで渾身の突きを放つ。

バキャアッッ!!

まさに中心を射抜いたかのようにソードの先端がその腹に食い込む。

「うおりゃあッ!!」

さらにその先端をねじ込まんと両手で柄を掴み渾身の力で押し込むミア。

「…ん」

今まで苦悶の声一つも上げなかった24の口からわずかな呻きが漏れる。

ようやく彼女にダメージらしいダメージを与えられたことで一瞬安堵するミア。

だが次の瞬間、彼女は予想だにしない光景を目の当たりにした。

「…え?…なぁッ!?」

独りでに24の腹部の水晶の中へと入り込んでいくソード。

その光景をミアは唖然としながら見つめていた。

「うぁッ!?」

危うく自分の手が取り込まれる前に気を取り直し、慌てて柄から手を離し距離を取るミア。

あっという間に刀身全てが24の臍の中に取り込まれてしまう。

「な、なんだよそれ…」

「あぁ…」

戦慄するミアの前で24がもう一本のソードを拾い上げた。

「もともとこれはネーブルエナジーによって作り出されたもの…ならば私の体内に取り込むことなど造作もありません」
「このように…」

そう言いながら手にしたソードを自らお腹に突き立てる24。

すると先ほどと同じようにソードが瞬く間にその中に取り込まれていく。

「…ご覧の通りネーブルエナジーによる攻撃は、私には全く効果ありません…すべて私のお腹を満たすだけです」

そう言いながら自分のお腹を撫でる。

「もっとも…私にも取り込めないほどのネーブルエナジーであれば話は別ですが」

「!」

その言葉に反応するリナ。

「ただそれだけ莫大な、"無限にも等しい"エナジーを発生させることなど不可能です」

「っるせぇッ!!そんなもんなくてもこのアタシが…ッ!?、あぅッ!?」

突然ミアの体に生じる異変。

「がぁぁッ!ま、まさか…」

全身の力が…エナジーがまるで自分のヘソから流れ出していっているような感覚…

咄嗟に自分のヘソ穴を見るミア。

そこには…先ほどnumber3のものと同じ水晶体がはめ込まれていた。

「ぐ、うぅ…い、いつの間に…アタシのヘソにィ…!?」

「先ほどあなたがソードで攻撃を仕掛けてきたときに…ですかね」

「う、く…ッ!!」

想像以上に驚異的な能力をもった相手に、愕然とするミア。

それはネーブル・エナジーを力の源にして戦う者にとって圧倒的不利な相手…まさに天敵ともいえる存在であった。

このままでは先のnumber3のように、この水晶体が自分のエナジーを根こそぎ吸い取っていってしまう。

おヘソを抑えながら、まず24から距離を取ろうとするミア。

だがその背後に突如人影が回り込んだ。

「!、なにッ!?」

ヘソに意識がいっていたことで反応が遅れ、背後から羽交い絞めに囚われてしまうミア。

その背後から自分を抑え込む人物を見て、ミアは驚愕の声を上げた。

「お、お前は…32…!?」

それはnumber3によって始末されたはずの32であった。

「な、なんでお前が…!?」

「私が"再生"させたのですよ」

「!?」

「このように」

24がおもむろに差し出した右腕、その手のひらからクリスタルが生えだしていく。

そしてそれを機械触手が掴むと、傍らに倒れるミイラ同然と化したnumber3の死骸へと突き刺した。

「!」

ちょうどnumber3の臍穴に突き刺さったクリスタル。

そこを中心に干からびていた彼女の肌が徐々に再生していく。

「な、なん…だと?」

驚愕するミアの目の前でゆっくりと立ち上がる彼女。

だがその風貌は以前のnumber3とまったく異なるものであった。

24と同様に白髪と化した髪、生気の感じられない紫がかった肌、まったく意志が感じられない表情…

それはまるでゾンビのような"人形"であった。

「…というわけです。繰り返しになりますが、今は私そのものが"装置"」
「もともと装置によって従属されていた者たちなので…これくらい造作もないということです」

「ぐ…ッ!」

背後の32を必死に振り払おうとするミアだったが、ヘソの水晶体からエナジーを吸い取られ力を込めることが出来ない。

そうこうしてる間にミアの眼前に立つnumber3。

「ッ!」

ドゴォッ!!

「うっブッ!!」

number3の拳がミアの腹へ深々とめり込む。

続けざまに放たれる拳。

ドボォッ!

「がっはあッ!!」

水晶から次々と生えてくる結柱。

それが増えていくにつれ、容赦なくミアのエナジーが奪われていく。



(ふ、腹筋に全然力が入らねぇ…拳がァ…奥まで、喰い込みやがる…!)
(ち、畜生…このままじゃ…アタシの腹がぁ!)

「ネーブル・ミア…あなたはnumber3のようにすぐに終わらせるつもりはありません」
「何故だか分かりますか?」

「あ?アタシを…ギリギリまでいたぶっていたいからだろ…?」

「正解です」

ドブッ!!

「おごぉッ!!」

そんな一方的に嬲られるミアをリナは震えながら見つめていた。

「あ、あぁ…」

(た、助けに…いかないと…)

心に巣くう圧倒的恐怖心…

それでもミアを…実の娘の危機を救いたい。

「う、うぅ…!」

その一心でようやく立ち上がるリナだったが…

「大丈夫ですか?」

「!!、ヒィッ!?」

いつの間にか眼前に立っていた24。

「あッ…あ、ぁ…!」

突然のことに総毛立つリナ。

「て、てめぇッ!!ソイツに手を…おっぶううッッッッ!!!!!」

声を荒げるミアだったが、その臍にモロにnumber3の拳が突き刺さり、クリスタルがヘソ奥へとめり込む衝撃に口から盛大に吐血するミア。

「ミ、ミアちゃ…ッ!?」

「ほら、あなたの娘が大ピンチですよ?助けにいかないのですか?」
「今のこの状況を救えるのはあなたしかいませんよ、ネーブル・リナ」

「あ、あぅ…」

24の言葉が彼女を精神的窮地に追い込んでいく。

「いいことを教えてあげましょうか?あの2体のエナジーの供給源は私です」
「つまり目の前にいる私さえ倒せば、すべて解決するというわけです」

「う、うぅ…」

「さぁ、あなたお得意のおへそオナニーでエナジーを極限まで高めて私を消し飛ばしてください」
「人並み外れたへそオナニストのアナタであれば可能でしょう?」

「は、はぅぅ…」

その言葉に、もはや強制されたも同然のように自分のヘソに指を差し込むリナ。

そして恐る恐るその孔の中で指を撹拌し始める。

「あっ…あ…ぐ…うぅンッ!」

へそ奥から生じる快感…だがそれ以上の恐怖心で、思うように力を溜めることが出来ない。

「あ、あれ…お、おかしいな…お、おへそに…全然力が…入らないよ…」

無言で凝視する24の前でひたすらおヘソを弄り続けるリナ。

「う、うぅ…ッ!あ、うぅッ!!ひぅゥ!」

悲壮感さえ漂うリナのおへそオナニー。

もはや彼女は自分が泣いているのか笑っているのか分からなくなっていた。

「思うように気持ちよくなれませんか?それならば…」

「あッ!!」

突然リナの両手首に機械触手が巻き付き、彼女を強制的に万歳の姿勢で拘束する。

そして24の眼前にヘソ穴が来るように彼女を吊り下げた。

「見れば見るほど醜くて…それでいて不思議な魅力をもったおヘソですね」

「う、うあ…ぁ…」

息がかからんばかりまで間近で凝視されるヘソ。

自分のおヘソにもあの水晶体を植え付けられてしまうのではないか…そんな恐怖心からリナは泣き出してしまっていた。

「ふ、ふぇぇえええええ…ッ!!!!!」
「や、やめてぇ……お、お願い…お願いだからぁ…!!」

「何を懇願してるのです?私はあなたのへそオナニーの手助けをしてあげるだけですが?」
「あの時も、アナタのおヘソに取り付けられたオナ禁装置を除去してあげたじゃないですか?」

そういうと不意にペロッとリナのヘソ肉を舐める24。

「ひぃぃぃぃッッッッ!!!!!!!」

その瞬間ビクッと体を震わせ悲鳴を上げるリナ。

生気を奪わんばかりの冷たさ…

ヘソに籠っていた熱を根こそぎ奪い、悪寒がヘソ穴から全身へと伝播していく。

「はぁー、はぁー、はぁー」

「もはや味覚など無くなってしまいましたが、このザラつき感…」
「手入れもろくにされていない、さぞ香ばしいおヘソなんでしょうね」

そう言うと今度は両手の指を両側のヘソ縁に引っ掻け、それを割り広げながらヘソ肉の間の皺を舐め始める。

「うひいいいいいィィィィィィィッッッッッッッ!!!!!!????」

自分のヘソの中でも最も敏感な部分を責められ一際甲高い嬌声を上げるリナ。

「あ、あ…ッ、アアアアアアアアアァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!!」

ビクビクっと痙攣する体。

同時にその股間からチョロチョロと液体が滴り落ちる。

「失禁するほど気持ちよかったですか?」

「ひッグ…!う、うぁ…うあああ…」

もはや快感と恐怖が混ぜこぜになった感情にリナは泣き出していた。



「や、やめてぇ…お、お願いだからやめてぇぇぇ…」

ぐずりながら懇願するリナ。

いまや彼女は素の気弱な女子高生に戻ってしまっていた。

「それではネーブル・ミアを見捨てますか?」

「!、そ、それはぁ…それはぁ駄目ぇ…」

「それでは頑張っておヘソで気持ち良くなってエナジーを溜めてください。早くしないと彼女のエナジーが根こそぎ奪われてしまいますよ?」
「その前に内臓破裂で死んでしまうかも知れませんが」

「ふえぇぇぇぇええええ」

リナが24に好きなようにされている様はミアの視界にも入っていた。

(く、くそぉ…このままじゃ…このままじゃあ…)

ズブゥッ!!

「うがァあッ!!!」

傷だらけになったミアの腹にまた新たな打撃痕が刻み込まれる。

「あ、あぁ…」

2人のおヘソ戦士が弄ばされる様を青ざめた顔で見つめる麻美。

なんとかしたいと思いながらも、今の彼女にはその手段が思い浮かばなかった。

なにより彼女もリナと同様に24から言い知れぬ恐怖感を感じており、身動きを取ることすらままならない。

「ネーブル・リナ…いえ、片瀬理奈」
「私はあなたにとてもシンパシーを感じているんですよ」

リナのヘソ穴を弄びながら24が喋る。

「同じ秘め事…おヘソで人一倍の快感を得られるという稀有な性質をもった私たち…」
「あなたは…17以外で唯一"私の世界"で生存する資格があります」

「ふぇ…?」

「共に私たちのおヘソで…この世界を塗り替えてみませんか?」

「あ、あぅぅ…」

「さぁ…」

甘い囁きをかけながら再びリナのヘソにその舌を差し込もうとする24。

その時突然、彼女の四肢に金属製のリングがはめ込まれた。

「!」

さらに高速で飛来してきた円盤状のプレートが機械触手を切り裂き、拘束から解放されたリナの体がその場に崩れ落ちた。

「えっ!?」

「な、なに…!?」

突然のことにミアと麻美が驚きの声を上げる。

そのままリナの元から引き離すように強制的に後退させられる24。

「…あぁ、そうでした」
「まだ"あなた"がいましたね…今しがたまですっかり忘れていましたが」

その声に応えるかのように天井の通気口から降り立つ人影。

それは…ラボの主、ルカその人であった。

ローザによって強烈なパンチを喰らわされたお腹のあたりの衣装は剝ぎ取られヘソがむき出しとなっていたが、それはかつての醜い出ベソではなく、少し奥底から臍乳頭が覗く縦に割れたヘソであった。

自分のヘソが剥き出しなことなど一切気に留めていないかのように、ルカは24を睨み付けながら言い放った。



「これ以上僕のラボで…好き勝手させないぞ!」

[後書き]
リナ&ミア対24ですが、24にビビりまくりで早速元のヘタレキャラに戻ってしまっているリナちゃんでした。
あとよくミアちゃん羽交い締めにされてますが、強気の女の子を羽交い締めにするの好きなんですよw

拍手コメ返しです

>17への狂気に満ちた愛によるこの暴走劇。一体どこまで行くのか、という感じです。 『愛しい人をヘソに取り込む』 というのがもうへそフェチの心をくすぐりますね(^^)。 number3の最期はもう因果応報そのものですね。その様子を見ておへそを押さえる二人が良かったです(^^)。 さて次はこの二人。どうなってしまうのか? 激しくご期待申し上げます!!

おヘソを抑えている時点で既にビビりまくりのリナちゃんは、まずはソフトに(?)おヘソ舐めから始めてみました。
一方のミアちゃんはエネルギー吸収&腹パン連打といきなりハードモードですが…
新たにルカ君が追加されましたが、最終ボス戦なので2人にもさらに苦痛な責めをやっておきたいところです。

拍手[6回]



戦え!へそ出し戦乙女
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