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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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「…リナちゃん、もうお腹大丈夫?」

休み時間、廊下を一緒に歩いていた麻美が問う。

「う、うん…もう大丈夫。痛みもないし…」

ルカの強襲を受けてから約2週間…

ルカが率いてきた改良型レヴィ2体によって腹部に壮絶な責めを喰らい続けていた理奈。

途中で"乱入者"が現れなければ、ジュエルが防護できる許容量も超えて間違いなく命を落としていた。

「酷いよねルカ君、私を人質にとってあんなに理奈ちゃんのお腹を痛めつけるなんて…」

「………」

その割に、序盤でリナが羽交い絞めにされお腹を殴られた時、とても興奮に満ちた目で見つめていたような気がする…

「でも理奈ちゃんのお腹の中のジュエルってホントに凄いよね」
「あんなに傷つけられたのに、もう全部治っちゃうなんて…」

麻美の視線が理奈の腹部に向けられる。

「え…う、うん…」

「そういえばローザ先生が言っていたけど、理奈ちゃんが性的快感を感じれば感じるほど、ジュエルの作用も高まるって…」
「だからおへそ弄れば弄るほど理奈ちゃんも強くなるってことだよね?パワーアップのために私が徹底的に弄ってあげようか?」

徐々に麻美の目が興奮で血走っていく。

その様相に思わず手で制服の上からおへそを抑える理奈。

「べ、別にいいって…麻美」

「え~!でも、今のままじゃ理奈ちゃん、まったく太刀打ち出来ないじゃん」

「………」

格闘技も嗜んだことなく、部活でテニスしかやっていないような少女が、あんな戦闘用に作られた刺客たちと戦うこと事態、土台無理がある話だと今更ながら感じられた。

これまでローザを始めとした仲間たちのおかげでなんとか乗り切って来れたが、それも限界に来ている。

「ルカ君、きっとまた理奈ちゃんを狙いにやってくるよ、だからさ…」

麻美が必要以上に理奈の体に寄りながら話しかける。

「う、うん…」

「その必要は無いっすよ、センパイ」

「!」

聞き覚えのある声が背後から聞こえてきて思わず振り返る二人。

「あ、あなた…!」

そこにいたのはあの突然の"乱入者"、未亜その人であった。

格好こそ理奈たちと同じ制服姿であったが、裾をみぞおち辺りで結び、理奈にも匹敵するその巨べそを見事にさらけだしている。

「た、確か…未亜…ちゃん?」
「って、その格好…」

へそ出し願望があるとはいえ、幼い頃のトラウマから人前で同じような格好をするなど絶対に出来ない理奈が思わず上擦った声を上げる。

「っていうか、あなたがどうしてここにいるのよ!?」
「あなたもここの生徒だったの!?」

一方、臆さず彼女に詰め寄っていく麻美。

「え~、まあ、この格好は怪しまれないようにっていうかぁ」

「そんなデカいおへそ見せびらかして怪しまれないわけないでしょ!」

「あ~、確かにジロジロ見られたりはしたけど、別にどうでもいいっていうか…」

頭をポリポリと掻きながら、かったるそうに答える未亜。

「あ、あの…この前は助けてくれて…ありがとう」
「もし、あのままだったら私…きっと…」

「あぁ、別にいいっすよ」
「弱っちいセンパイを助けるのもコーハイの役目っすからね」

「あ、ぅ…」

嫌みったらしい言葉を返され、理奈はシュンとなる。

「ちょっと!理奈ちゃんをそんな風に馬鹿にするなんて私が許さないんだから!」
「理奈ちゃんは確かにおへそ弄りしか能がなくて、いっつもおへそのことばっかり考えている変態だけど…それでもずっと戦ってきたんだから!」
「理奈ちゃんがおへそ弄りを極めれば、もっと強くなるんだから!」

「ちょ、ちょっと…麻美…!」

どこかで人が聞いているかも知れないのに、おへそのことを連呼されて焦る理奈。

「へぇ~、やっぱりおヘソ弄るのが大好きなんすねぇ」
「だから今もそんな風におヘソ出してるんすか?セ・ン・パ・イ?」

「え…?」

思わず自分のお腹に目を向ける理奈。

「あ…!!」

いつの間にか制服のボタンが外れ、その隙間から理奈の巨べそが顔を出していた。

「い、嫌あッ!!」

顔を真っ赤にさせながら思わず両手でへそを隠す理奈。

「まったくセンパイも人のこと言えないっすね~」

そう言いながら指先で何かを小さなモノを弄っている未亜。

「…え、まさかそれって…?」

未亜が手にしているものと理奈の腹部を交互に見やる麻美。

ちょうど理奈の腹部あたりに付いていた制服のボタンが取れており、未亜が手にしているのがそのボタンであるということを理解するのに少しの時間を要した。

「い、いつの間に…?」

まったく2人に気づかれず理奈のお腹のボタンをむしり取る…

この一瞬で起きた事態に、麻美は目の前の少女に畏怖感を覚えた。

「まったく、そんなにおヘソ見られるのが恥ずかしいって…随分小心者っすね」

「ち、違うわ!理奈ちゃんは…」

相も変わらず理奈に向けて侮蔑の言葉を吐く未亜に対し、麻美が答えようとした瞬間…

「ねぇ、センパイ?」

「ッ!?」

いきなり耳元から未亜の声が聞こえてきて思わずビクッと体を震わせる理奈。

「えッ!?」

麻美も驚きの声を上げる。

先まで自分たちと向かい合うようにいた未亜が、いつの間にか理奈のすぐ脇に立っていたのである。

「あ、あなた…」

理奈が問いかけるよりも早く、未亜はへそを押さえていた理奈の両手を取り、その腕関節をきめながら一瞬で彼女の体を拘束した。

「い、痛…ッ」

悲痛な声を上げる理奈。

「理奈ちゃん!?」

「ほらぁ、こうして隠すことなく堂々とおヘソ見せびらかせばいいじゃないっすかぁ?」

器用に片手で理奈の両手を捕えつつ、もう片方の手で理奈の制服の隙間を広げてそのヘソをさらけ出させる未亜。

「センパイってすっごいドMなんすよねぇ?だったら、こうして自分の最も醜い部分を見られると余計興奮するんじゃないっすか?ハハハッ!」

「い、いやあぁ…お、おヘソ隠してぇ…」

涙目になりながら訴えかける理奈。

「や、やめてよ未亜ちゃん!理奈ちゃんが…かわいそうだよ!」

麻美も訴えるが、その割には力づくで止めに入ることなく心なしか理奈の巨べそを凝視しているような気がする。

「アハハハハハ!!!!!センパイも酷い友人を持ったもんすねぇ」

「おへそ、隠してぇ…お願いだからぁ…う、うぅ…」

ついには涙をボロボロ流しはじめる理奈。

ここが学校の廊下でいつ誰がこの光景を見るとも限らない場で、理奈のメンタルは限界寸前であった。

「………」

理奈の涙ながらの訴えが通じたのか、急に興ざめたように制服の隙間を拡げていた手を離す未亜。

「あ、うぅ…」

ようやく自分の巨べそが制服に隠れて安堵する理奈。

「じゃあ、センパイ…このボタンも返さないといけないっすねぇ」
「確か…この辺りについていたヤツでしたっけ?」

そう未亜がつぶやいた次の瞬間、

「はぁウぅッ!!!」

理奈の口から叫び声が上がる。

ヘソに異物感を感じ思わず頭を下ろした理奈の目に入ってきたのは、未亜がヘソに指を突き込ませている光景であった。

「な、何を…してぇ…!??」

「何って…センパイのこのボタンを元着いていた場所に返してあげてるだけっすよ?」
「今度は簡単に取れないように…ね!」

グリュッ!

「んはあぁあッッッ!!!」

なんと先ほどもぎ取ったボタンを理奈の臍の中に押し込んでいた未亜。

異物を臍の内部に押し込まれ悲鳴を上げる理奈だったが、未亜はさらに容赦なくその奥底へとボタンを押しこむ。



「これがホントの『belly button』ってヤツっすかぁ?アハハハハハ!!!!!!」

「はぁ…はぁ…、や、やめて…お、お願いだからぁ…わ、私のおへそぉ…虐めないでぇ…」

「ヤダ」

あっさりと拒否され、理奈の顔が悲痛に歪む。

「あぁ~!いいっすね~センパイのその顔」
「なんかこう…加虐心を擽るっていうかぁ~ハハハッ!!」

「………」

理奈が未亜に一方的に虐められる様相を見て止めようと思いつつも、理奈がおへそを責められ悶える様をまだ見ていたいという願望の間でその場に立ちつくしていた麻美。

「え~なに~?こっちからなんか悲鳴みたいなのが聞こえた~」

突然廊下の先から聞こえてきた声にハッとする。

(マ、マズい!今は理奈ちゃんが…)

麻美は咄嗟にその声がした方に駆けだしていった。

「あ、麻美?どうしたの~?」

「え、あ、ちょっと…そこの廊下で転んじゃって…」
「ガラスにぶつかりそうになって叫び声あげちゃったんだけど…」

「え~危ない~」

廊下の先でそんな会話が聞こえてきた。

そしてそんな会話と共に足音は、理奈達から離れるように消えていった。

理奈をかばって、ここに近づいてきていた他の生徒を遠ざけてくれた麻美。

「へ~、なかなか友達思いな人じゃないっすか?センパイにはもったいないっすねぇ」

そう言いながら理奈の臍から指を引き抜く未亜。

すると、すかさず理奈の制服の別のボタンをもぎ取った。

「でも、せっかく人払いしてもらったんですからぁ…もっと楽しみましょうねぇセ・ン・パ・イぃ?」

悪魔のような笑みを浮かべながら、新たにボタンを理奈の臍へと突き込む。

んふうぅう…ッ!!!

ビクッと体を震わせる理奈。

「センパイのおヘソ…ボタン何個入るか試してみてもいいっすかぁ?」

「い、いやあああああああッッッッッッ!!!!!!!!」

それからしばらく、廊下には少女の悲痛な声が響き渡り続けていた。

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というわけで、こちらも久々の理奈ちゃんでした。

後輩から一方的に虐められる先輩ってのもなかなかゾクゾクしますよねぇw

拍手[24回]

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放課後、人気の少なくなる校舎の廊下…

そこにまたあの男子生徒に呼び出された梨緒がいた。

(あいつ…今度は一体何を…?)

だが呼び出されものの、その場にいるのは梨緒一人。

肝心の男子生徒はその場にはいなかった。

(これ以上、私のこのヘソをアイツの玩具にされて溜まるか…!)

自分の出べそを服の上から手で押さえながら、あたりに目を配らせる梨緒。

その時、あるものが目についた。

「なんだ…?」

廊下と教室を隔てる壁にはめ込まれた鏡、その真ん中に穴が開いているのを見つけた梨緒。

「何でこんなところに穴が…」

鏡の真ん中に存在する直径2cm弱ほどの穴…

怪談の類など全く信じてはいないが、何か異次元に引きずり込んでしまいそうな不可解な穴をその場にしゃがみ込みおそるおそる覗き込む梨緒。

だがその先は真っ黒で何も見えなかった。

「もとから…こういう鏡なのか?」

その場から立ち上がる梨緒。

すると穴が自分の腹部…ちょうどヘソの位置の高さと同じであることに気づく。

「………」

ふと、"ある考え"が頭に過る。

「い、いや、馬鹿か私は!そんなこと…」

頭をブンブン振りながら忘れ去ろうとする梨緒。

だが、どうしてもその"考え"を払しょくすることができない。

「………」

鏡の穴と自分の腹部を交互に見やる梨緒。

そして周囲に目を配り人気が無いことを確認すると、梨緒はそそくさと制服のボタンを下から数個外し、その裾を広げた。

(私の…出べそ…)

いまや男子生徒の玩具同然と化している梨緒の出べそ。

そんなこともあってかあまり自分からさらけ出すようなことはしなくなっていたが、ここに来て自ら出べそを弄りたくなる誘惑に駆られていた。

「………少し…くらいなら…」

ゆっくりと出べそを穴に近づけていく梨緒。

そして、まるでちょうどあつらえたかのようにピッタリと穴に填まり込む。

「あ…ふうぅ!」

思わず体を震わせる梨緒。

出べそに無機物特有の冷たさが伝わり、何ともえしがたい快感が沸き起こる。

しばらく体を鏡に密着させた態勢のままでいる梨緒。

(一体私は…何をやって…)

こんな変態じみた行為を誰かに見られたりでもしたら、もはやこの学校にはいられないだろう。

そんな背徳感すら今の梨緒にとっては妙に快感に感じられた。

鏡に写る自分の顔を見る。

「とんでもない変態だな…私も…」

梨緒がそう自嘲気味に呟いた時、ふと廊下の向こうの曲がり角に足音が鳴るのが聞こえた。

「!、マズい…!」

咄嗟にその場から離れようと、己の臍を穴から引き抜こうとしたその時、

バチンッ!!

「あぎィッ!!??」

突如出べそに走った激痛に思わず悲鳴を上げる梨緒。

そして次の瞬間、信じられない事態に直面した。

「へ、ヘソが…抜けな…ッ!?」

なんとヘソが鏡の穴から抜けなくなってしまったのだ。

鏡の先で何かが自分の出べそに噛みついたかのような感覚、そしてそれは決して梨緒の出べそを離そうとしなかった。

「な、なんだこれは…ッ!?う、ぐぅぅぅ…へ、臍がぁ…外れないぃ…ッ!!」

必死に体を鏡から引き離そうとするが、無理に力を入れると出べそが千切れかねない。

「ぐぅうううう!!!!な、何で…何で私が…こんな目に…!!」

徐々に近づいてくる足音。

もはや梨緒の頭の中はパニックになっていた。


そんな梨緒の情けない姿を鏡の向こうから観察する一人の人物。

「ハハッ、なんだか面白いことになってるねぇ」

そこには居座っていたのは例の男子生徒であった。

あらかじめ彼は設置されていたガラスを外し、そこに穴と特殊な細工をしたミラーグラスをはめ込み、梨緒を待ち構えていたのである。

そして梨緒にその穴に自分の臍を入れるように指示をし、出べそが貫通した時点でミラーの裏側に取り付けておいた器具を作動させ彼女の臍を捕える算段でいた。

「でも…まさかこっちから指示するまでもなく、自分からおへそを差し込むなんてね…」

これだけ臍を好き放題にされても、自ら臍を差し出しにいく梨緒の思考に思わず笑ってしまう。

「やっぱり…君は最高だよ」

そうこうしている間にも梨緒は鏡の向こうでもがき続けており、この上なく滑稽なその有り様は一部始終録画されている。

「あとで君にも送っといてあげるからね」



一方鏡の向こうで己の醜態をじっくりと観察されているとは露も知らず、梨緒は必死に己の臍を穴から抜こうと苦闘していた。

「う、ぐ…ッ!痛ッ!!」

全身から脂汗を噴出させながら苦悶する梨緒。

自分の全神経が、己のヘソに一点に注がれていたその時…

「何をしているんですの?岩崎さん?」

背後から突然声をかけられ、心臓が飛び出さんばかりに驚く梨緒。

首だけ振り返ると、そこには以前出べそを制服のボタン代わりにさらけ出して校舎内を歩き回されていた時、声をかけてきた女教師であった。

「そんなところにへばり付いて…何をしているんですの?」

「え…、い、いやこれは…」

返答に窮する梨緒をよそに、さらに女教師は畳みかけた。

「!、あ、あなた…そんなむき出しのお腹を鏡に付けたりなんかして…一体何を考えているですの!?」

「こ、これは…そ、その…あ、熱くてついお腹を…お腹を鏡につけたら体温も下がるかな~って…」

「何言ってるんです!?いいからそこから早く離れなさい!」

梨緒の肩に手をかけ、その場から引き離そうとする女教師。

「だ、駄目!い、今ひっぱらな…ぎゃぁンッ!!」

梨緒がいきなり叫び声を上げたことで、思わず手を離す女教師。

「い、岩崎さん…?あ、あなた一体…?」

まるで変質者を見るかのような目を向ける。

「ち、違うんです…!これは…ひゃぅンッ!!」

言葉の途中で今度は良がり声を上げる梨緒。

突如出べその皺を何かに舐められたのである。

まるで湿った舌のようなものが自分のへそを舐りまわしている。

だが梨緒は鏡の向こう側で一体何が起きているのか知る由もなかった。

「や、やめ…くひィンッ!!」

こんな状況でありながらも、自分の出べその皺をじっとりとなぞられる度に体が反応してしまう。

そんな梨緒の置かれている状況など露知らず、女教師も明らかにイライラし始めた。

「あなた…ふざけているんですの!?ちゃんとこっちを向きなさい!」

再度梨緒の肩に手をかけると、さらに強い力で彼女の体を引っ張る。

「うぎゅうッ!!や、やめてくだ…ふひゃああッッ!!??」

出べそを無理矢理穴から引きずり出そうとする激痛と、性感帯である出べそを弄られる快感が同時に梨緒を襲う。

一刻も早く今の状況から逃れたい思いだったが、出べそが穴から抜けない限りそれが叶わない。

(も、もうやめろ…やめてくれええええええええ!!!!!!!)

梨緒の精神はもはや崩壊寸前であった。

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久々の梨緒ちゃんです。
出べそを壁穴に突っ込んだら抜けなくなる、というネタをやってみたかったので…

拍手[27回]


その日、下校途中の一人の少年が雷に撃たれた。

少年と一緒にいた少女の話によると、少年が空に向かって自分のおへそを突き出しながらおどけていた瞬間、まさにそのへそを狙ったかのように雷が直撃したとのことであった。

だが、衣装がボロボロに焼け焦げるほどであったにも関わらず、少年は腹部に若干の火傷を負った以外、大した怪我もなく一命を取り留めた。

そしてあれから1週間後、少年は今また以前と同じ生活を送っていた…かのように見えた。



「ヒカル君!ヒカル君ってば!!」

下校の途上、ヒカルの背後からクラスメイトの少女の声がかかる。

「もう体の方は大丈夫なの?ヒカル君!」

「………」

少女の声を無視するかのようにそのまま足早に歩いていくヒカル。

「ねえ!ヒカル君聞こえているの!?」

「うるさいなっ!」

ヒカルは思わず振り返り声を荒げた。

「別になんともないっていってるだろっ!!しつこいなッ!」

「で、でもヒカル君…なんだかお腹の辺りをずっとさすっていたけど…ときどき苦しそうな顔してたし」

「!!」

ヒカルの顔が曇る。

「まさか…まだあの時の雷が…」

「お前には関係ないだろッ!」
「…あの時、お前の方に雷が落ちればよかったのにな…」

「ッ!?ヒカル君の馬鹿ッ!!」

ヒカルの心ない言葉にその場から駆けだしていく少女。

「………」

一人残されたヒカルはおもむろに服の上から自分の腹部、ちょうどへそのあたりに手をあてた。

「あ~あ、女の子泣~かせた!」

「!?」

突然の声にビクッとするヒカル。

「いけないんだぞ~?男の子が女の子泣かせちゃあ」

咄嗟に振り返ったそこにいたのは、一人の女性だった。

水色のロングヘアーに、お腹が丸見えになるほど裾が短いTシャツにミニスカート。

モデルのような体型をこれ見よがしにさらした格好のその女性にヒカルは見覚えがあった。

「久しぶり~ヒカル君」

「ま、まさかお前は…」

「そだよ~ライナちゃんだよ~」

以前自分の臍を徹底的に痛め尽くした雷の一人が、まさか自分の前にいる…

ヒカルは気が動転しそうだった。

「お、お前…ッ!なんでここにッ!?」

「なんでって…僕達、よくこうして地上に遊びに来てるよ?」
「"ターゲット"とかを探しに来たりね?」

「つ、角は…目もどうしたんだよ!?」

「あ~コレ、コンタクトつけてるんだ~」
「あと角は飾り~」

「は…?」

「角も虎縞の水着も、地上の人間が抱いてるイメージに合わせて着けてただけだよ」
「大体何でいつまでもあんな恥ずかしい格好してなけりゃいけないのさ」

(今のその格好も十分恥ずかしいだろ…)

「ま、普段はこうして君たちとあまり変わらない格好でいるわけ」

そう言いながら一歩ずつヒカルの元に歩み寄るライナ。

「ひ…!」

「も~そんなに怖がらないでよぉ~」
「今、僕、力出すことが出来ないんだからさぁ」

「え?」

ライナは自分のむき出しのお腹に両手をあて、自分のヘソを強調させながら言った。

「ほら、僕のおヘソ凹んでいるでしょ?」
「普通エネルギーが回復してきたらこれが出ベソになるんだけど…あの時以来ずっとこのままなんだ」

「な、何を言って…?」

「だ~か~ら~、あの時君が僕たちの雷エネルギー、全部吸い取っちゃったんだよ!」

「!?」

ヒカルは思わず自分のヘソを強く抑えた。

「ンフフ~、思い当たるフシがあるようだねぇ~?」
「ちょっと確かめさせてもらおっかなぁ~?」

「や、やめ…」

その場から逃げ出そうとするヒカル。

だがそれより先に一つの人影がヒカルの体を捕える。

「うっ…!お、お前は…!?」

「…久しぶりだな、小僧」

ヒカルの体を背後から抑えつける人物…

その姿にもヒカルは見覚えがった。

赤いショートヘアーに、その筋肉質の体をこれまたライナと同様に布地の少ないタンクトップとホットパンツで、これ見よがしにさらした一人の女性…

それは以前ライナと一緒にヒカルの臍を痛めつけていた雷、ライカであった。

「ナ~イスキャッチ!ライカちゃん!」

「フン…」

背後から抑えつけられ身動きが取れないヒカルに迫るライナ。

「や、やめろっ!!」

必死に拘束から逃れようともがくヒカルであったが、そんなヒカルの腕をライカはさらにきつく締め上げた。

「い、痛ッ!!」

「あまりジタバタすんな、また臍を黒こげにしてやろうか?」

「…ッ!!」

思わずヒカルの身が竦む。

「も~う、そんなにヒカル君を怖がらせないでよ~」
「それに…ライカちゃんだって今は雷の力使えないんじゃない~?」

「あ、おまえ!それをバらすなよ!」

ヒカルの位置からは見えなかったが、ライカのむき出しの腹部の中心…そこにあるのは以前の出ベソではなく、ライナ同様凹んだヘソであった。

「まあ、別にいいじゃない~?もうすぐその力も取り戻せるかもしれないんだしさ」

「ど、どういうことだ…?」

「ん~それはね~」

ヒカルの目の前まで来たライナは突然その場にしゃがみ込むと、そのシャツのボタンを下から外し始めた。

「あ、おい…ッ!?」

「あはっ!何これ~w」

ボタンをいくつか外して現れたものに思わずライナは笑い声を上げた。

はだかれたシャツの合間から覗くヒカルのお腹の中央に、なんとガムテープがバッテンに貼りつけられていたのである。

「あははははははは超ウけるwwwwwwwww」

「おい、いいから早くやれってんだよ!」

笑い転げるライナにライカが声を荒げる。

「分かった、分かったから…あ~お腹痛い」

ライナは改めてヒカルのお腹へ向きなおすと、そこに貼られているガムテープに手をかける。

「や、やめろッ!そ、それを剥がすなあッ!!!」

「剥がさないと中が確認できないよ~、それ!」ベリッ

「い”うッ!!」

ヒカルの体がビクンと震える。

「………あ~、こりゃ凄いねぇ…」

ガムテープを剥がしたその下から現れた"モノ"に思わず息をのむライナ。

「み、見るな…見るなよぉ…」

今にも泣き出しそうなヒカル。

「も~、以前あれだけ自分のおヘソ見せびらかせていたヒカル君とは思えない反応…だね!」

「ひゃうッ!??」

ピンと"それ"を指で弾かれ、思わず声を上げるヒカル。

「いや~、大分溜まっているようだねぇ~んふふ~」


ライナが弄っている"それ"は、ヒカルのヘソであった。

だがその形状は、かつてむき出しにしていた頃とはまったく別物であった。

今そこにあるのは紛れもない出ベソであり、しかも大きさもヘソと呼ぶには異常なほど巨大で、まるで腹の奥から隆起してきたかのように盛り上がっている。

「やっぱりここに全部吸い取られていたんだね、僕たちの雷エネルギー」

「ん…ぐ、どういう…ことだ?」

「あの時、ライカちゃんが君のおヘソ取ろうとして全力の雷エネルギーを出したんだけど、それが全部君のおヘソに吸い込まれちゃったみたいなんだ」
「近くにいた僕のもまるごとね」

「え…?」

「初めてだよこんなこと。まさか僕達の雷エネルギーを吸い取っちゃう人間がいたなんて…」
「まあ、君のおヘソに相当なエネルギー流してるうちに、おヘソが僕たちと同じ性質に変容しちゃったのかもしれないけど」

「お、俺のヘソが…」

「でも、これこのままにしておくとマズいよ~?」
「早くどこかに放出しないと、周りのちょっとした静電気とか溜まっていって、おヘソどんどん大きくなっていっちゃうよぉ」

「な、なんだって!?」

確かに退院した直後は特に異常もなかったヒカルのヘソであったが、肥大化し始めたのはここ数日前であった。

突然のことにヒカルは誰にも相談することも出来ず、こうして出ベソの上からガムテープを貼って抑えつけていたのである。

「静電気でなくても、この世界って電気の機械で溢れているからね」
「そういった機械からもちょっとずつ電気を吸っていっちゃうし…」

このままだとヘソが肥大化し続けていく…その事実を突き付けられヒカルは気が動転した。

「ふ、ふざけんなぁ!!俺は出ベソになんかなりたくないッ!!」

「もうなっちゃてるんだけど…」

そんなライナの突っ込みにも関わらず、ついに泣き出してしまうヒカル。

「あ~もう、いいからさっさとこいつの臍から雷エネルギー吸い取りだせよ!」
「お前はいちいちまだるっこしいんだよ!!」

ヒカルを背後から拘束しているライカが痺れを切らしたかのように叫ぶ。

「も~う、相変わらずせっかちなんだからぁ…」
「分かったってばあ」

そう言うといきなりヒカルの腰に手を回すライナ。

「…っ!?」

突然のことに思わず泣くのをやめ、驚いた表情で眼前のライナを凝視するヒカル。

「安心してヒカル君、今…僕が君のおへそに溜まってるモノ吸い出してあげるから…」

「え…?…はぁうッ!!」

突然自分のヘソに生じた感触…

咄嗟に自分の腹を見下ろすと、なんと自分の出ベソがライナのむき出しのヘソへと突き刺さっている。

むしろライナが自分のへそを、ヒカルの出べそに覆い被せたという方が正しかった。

「お、お前ッ!!な、何をして…ッ!?」

「だ、だからぁ…き、君のおへそからぁ…吸い出してあげるんだよぉ…」

顔を真っ赤に硬直させながらライナが囁く。

「ち、ちなみに僕、こういうの初めてだからぁ…やさしくしてね…」
「はぁぁぁんッ!!!」

喘ぎ声と共にライナの体が震える。

その瞬間であった。

「んぎィッ!!??」

突然出べそが強い力で圧迫され、ヒカルは思わず叫び声を上げた。

ライナのヘソがヒカルの出べそを咥えたままその口を収縮させたのである。

「んがあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!」

相当な力で出べそを絞り上げられ、苦悶の声を上げるヒカル。

「ほ、ほらぁッ!我慢しないでぇッ!!」
「ヒカル君の中のもの全部私のおヘソに流し込んでぇぇぇぇぇ!!!!」

「おい、全部じゃねぇぞ!?アタシの分も残しておけってんだ!!」

ライカが思わず釘をさすものの、ライナのスイッチはもはや完全にONとなっていた。

「さあ、ヒカルくんんッッ!!!!!」

「ふぁ…、ぁ、あ…あああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

まるで堰が決壊したかのように、ヒカルの臍に溜まっていた雷エネルギーが一気に溢れだし、ライナの臍へと濁流の如く流れ込む。

「んあアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!!」



「ヒカル君のおヘソが僕のおヘソにィィィィッッッ!!!!!!!」
「熱いィッ!!おヘソが熱いよおおおおおおッッッッッッッ!!!!!!!」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッ!!!!!!!!」

もはや完全に正気を失い、ただひたすら己のヘソから溢れだす雷エネルギーに叫び声を上げ続けるヒカル。

ひときわ大きな雷エネルギーが放出され、それと同時にヒカルの出ベソがライナのヘソ奥へと突き込まれる。

「んあああッッッ!!??」
「だ、駄目えッ!!!!!これ以上はあッ!!!!僕のおヘソ壊れちゃううううううううう
ッッッッ!!!!」

己のキャパシティをとっくに超え、なおもヘソに流れ込む雷エネルギーの奔流についに失神してしまうライナ。

「あ、おい…ッ!」

このまま雷エネルギーを受け入れ続けるといくら雷であろうとも命に係ってしまう…

咄嗟にライカは2人の間に割り込むと、その体を引き離そうとした。

「な、なんだッ!?コイツの出ベソ、完全にライナのヘソにハマり込んでやがるッ!?」

想像以上に強大な力でライナの臍を蹂躙するヒカルの出ベソの威力に驚愕するライカ。

「ぐぅぅぅぅッッッッ!!!!!おらあッッ!!!」

それでもライカは渾身の力を込め、ようやくライナの臍からヒカルの出ベソを引き抜いた。

そのまま仰向けに倒れ込む2人の体。

己の限界容量を超えて雷エネルギーを受け続けたライナ。

汗や涎で全身をぐっしょり濡らした、まるで情事後のようなあられもない姿であったが、かろうじて呼吸に合わせて上下するお腹から生きていることには違いなかった。

見るとその中央のヘソ穴の奥が徐々に盛り上がってきている。

どうやら雷エネルギーの回復には成功したようだった。

「まあ、こっちは大丈夫か」
「で、こいつの方は…」

一方のヒカルも失神し、己の出べそを天に突き出すように倒れている。

あれだけの雷エネルギーを放出した後でも、いまだ巨大な出ベソは健在でありまだまだ雷エネルギーが溜まっているようであった。

「コイツ…どんだけ貯め込んでんだよ」

ライカですら思わず唸るほどの雷エネルギーの量。

明らかに自分が放出した量よりも倍増していることに違いなかった。

「もしかすると…コイツ…」
「!」

その時、周囲に人影が集まってきているのに気づくライカ。

「ヤベッ!まずは一旦この場から離れないとな」

倒れたヒカルを抱きかかえると、その場から即座に立ち去るライカであった。

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というわけで、長らくお待たせいたしましたへそ出し少年と雷さまの続きです。

前回まで一方的にされるがままのヒカル君でしたが、今度は雷様の方も酷い目に合わせようということで…
まあヒカル君が相変わらず酷い目にあってることには違いないんですが…

拍手[33回]


「ここね、エレメーラ反応があったのは…」

『"例によって"レッドとイエローは別地点で戦闘中…気を付けてくださいね愛香さん』

「それはいいけど、何よ『例によって』って…」

「待っていたぞテイルブルー!」

「!?」

「我が名はマンティスシュリンプギルティ!」
「テイルブルー!!この私と手合わせ願おう!」

「はぁ?」

「聞けば貴様は素手で我らエレメリアンを撲殺できるほど、相当な蛮…いや、拳法使いだと聞く」
「なれば我が拳とどちらが上か試してみたくなった次第!」
「さあ来るがいい!」

「………」
「なんだかエレメリアンにしては、意外とまともそうな奴だけど…」
「メンドくさいから、一気に必殺技で…!!」(ジャキン!!)

ボグッ!!



「………え?」(カラーン)

「テイルブルーよ、我らの決闘に得物など不要…」
「その拳一つで挑んで来い!」

「がは…ッ!」(ガクッ)
(な、なに今の…全く…見えなかった…)

「どうした?腹に一撃貰っただけでもうダウンか?」

「う…くっ…」
(こいつ…強い…)

『これはなかなか稀にみる正統派武人タイプって奴ですねぇ、大丈夫ですか愛香さん?』

「だ、大丈夫よトゥアール…」
「…お望み通り、こっちも拳でやってやろうじゃないの」

「フフ、そうだそれでいい」
「いくぞ!!」

「ッ!!」

パシッ!!

「えッ!?な、なに…!?」

「フ、フフフ…この時を待っていたぞテイルブルー!!」

ニュルニュルニュル!!

「こ、この触手…ま、まさか!?」

「そうだ!私だ!シーアネモネギルティ(再生)だ!!」

「む、シーアネモネギルティ!貴様生きていたのか!?」

「そ、そうよ、なんでアンタが…!?」

「フフフ、私はたとえ一片でも体組織が残っていれば、元の体に再生することが出来る!」
「私は倒される直前に、その一片を貴様の体に付着させ復讐の機会を窺っていたのだ!」

『解説乙です』

「というわけで、マンティスシュリンプギルティよ!私が拘束している間にこのテイルブルーをやるのだ!!」

「むぅ…」

「く…、あ、アンタ的にこれってどうなのよ!?アンタの望みは私との真剣勝負なんでしょ!?」

「………」

「こんな水差されるような真似されていいっての!?」

「………」

『敵とはいえど正々堂々とあろうとする相手の誠実な心に訴えかける…これぞまさに王道展開ってやつですねぇ』

「GJだ、シーアネモネ」

『「えぇーっ!?」』

「ちょ、アンタさっきまで私との真剣勝負って…!?」

「すまんなテイルブルー」
「私の真の属性は…女の子の腹部を徹底的に殴り痛めつける『腹パン属性』なのだ!!」

「は…腹パン!?」

「相手が体の自由を奪われ抵抗できない状態だとなおさら最高だ。今の貴様みたいにな」

『うわー、最低卑怯この上ないですねぇ』
『さっきまでの正統派武人キャラから、ただのリョナラーへと一気に株を落としましたよ』

「なんとでもいうがいい!!我が拳は女の子の腹部を嬲るために鍛え上げてきたのだ!」
「覚悟テイルブルー!!」

「くっ!」
(こ、この状態じゃ避けることも出来ない…とにかく腹筋に力を入れて…)

ムニュ

「ひああああッッッ!!???」

「腹に力を込めようとしてもそうはいかんぞテイルブルー!」
「前回の我がヘソ掃除で貴様の臍は相当敏感になっているはず…そこにこうして触手を挿れられては力も入れられまい!!」

「んぅッ!はぁぁぁッ!!!」

「さらにGJだシーアネモネ!」

ボゴォッ!!



「あがぁッッッ!!!!!」

「こ、この内臓まで抉り込むような感覚…やはり最高だッ!!」

ズムッ!!

「うえ"え"え"ぇぇッッッ!!!!」
(ヤ、ヤバ…お、お腹に…モロに…入って…)

「いいぞマンティスシュリンプギルティ!私の触手も少々痛いが!」

「我慢するのだ!」
「しかしさすが武術を嗜んでいるだけあって、なかなかいい張りをしている腹筋だ…」
「どれ、もっと喰らわしてやろう!!」

ボグゥッ!!

「あ"あ"ッ!!は…あ、ぁ…」
(も、もう…駄目…お、お腹の中が…潰れて…)

「「ハハハハハハハハハ!!!!!!!」」

『あー、お2人ともお楽しみのところで申し訳ないですが、お腹ばかり狙ってないで彼女の胸も狙ってあげてはどうですかねぇ?』

「なに…胸だと?」

『女の子のたわわなパイオツを殴るってのも、男の願望の一つってもんでしょう?』

「それは否定はせん…否定はせんが、如何せんこの胸ではな…」

ピクッ

『やっぱりそうですよねぇ~!!愛香さんの場合、脂肪が胸よりお腹の方についちゃってますから、そっちの方が殴り心地もいいってもんですよねぇ~』
『では続きをどうぞ~』

ピクピクッ

「フン、余計なことに時間をとらせるな」
「さあ、まだまだ殴り足らんぞテイル…」

ブチブチブチィ!!!!!

「…えっ?」

「わ、私の触手がぁッ!?」

「誰が…胸の脂肪が全部お腹にいってしまってるですって…?」

グシャアッ!!

「ギャアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!」

「シ、シーアネモネ!?」

「ねぇ、誰の胸の脂肪が全部お腹にいってしまったですって…?」

「い、いや、それは私の言ったセリフでは…」

ドッゴオオオオオオオオオオンン!!!!!!!!




……

………


『い、いやー、間一髪でしたねぇ愛香さん…(ビクビク)』

「………」

『あ、あの時、私のフォローがなければ、あのままお腹殴られ続けられていましたよぉ…(ビクビク)』

「………」

『あ、あの…、この腕といてくれませんか?(ビクビク)』

「確かにあなたにお礼はしないとね…一発でいいかしら?」

『え?』

「お礼よ、腹パン一発分」

『ちょ、ちょっと愛香さんが殴ったら割と洒落にならな…』

ボグゥ!!

『ひぎぃ!!』

~完~


というわけで、テイルブルー第二弾でした。
へそ責め属性と腹パン属性という、まるでこれを書いている人の嗜好をそのまま反映したかのような2大怪人にいじめさせてみました。
まあ、結局はいつもの蛮族オチですが…w

ちなみにマンティスシュリンプとは寿司ネタでおなじみのシャコのこと。
ちょっとネットで調べてみて分かったんですが、地球上で(体重比で)最強のパンチ力を持っているらしいですね、彼(?)
抵抗のある水中で貝殻や、しまいには水槽のガラスまでたたき割ってしまうとか…

アニメとか特撮にも是非シャコモチーフ怪人出してもらって、女戦士のお腹を存分に殴っていただきたいものですねぇw

拍手[4回]




「くぅッ!?」

「フハハハハハハハ、かかったなテイルブルー!!」
「一度捕えたが最後!このシーアネモネギルティの触手から逃れることは出来んぞ!!」
「我が『臍属性』の真髄、特と味わってもらおう!!」

「へ、へそ…!?」

「そうだ、私は少女の臍…その内部の皺一つ一つまでじっくり丹念観察することに性的興奮を覚えるのだ!」

「ば、馬鹿じゃないのッ!?」

「問答無用ッ!」

クパァ!!



「いぅッ!!ちょ、ちょっとォ!人のおヘソに何して…ッ!!」

「ハッハッハッ!!!!思った通りだなテイルブルーよ!」
「貴様の臍は一見すると綺麗に見えるが、その奥底の皺には随分とへそのゴマが溜まっている!!日頃の手入れが怠っていたとみえるな!!」
「どれ、じっくり間近で観察してやろう!」

「こ、この変態イソギンチャクッ!!」

「フハハハハハハハ、誉め言葉として受け止めておこう!!」

『あらぁ~、確かにこれは汚い…ドン引きものですねぇ』

「って、トゥアールッ!!あんたまで一緒に観察してんじゃないわよッ!!」

グポッ!!



「んあぁッ!??」

「フフフ、そんなはしたない臍はこの私の触手でじっくりねっとり掃除してやろう!!」

「よ、余計なおせ…はあぅッ!!

『あれぇ~もしかして愛香さん、おへそ責められて感じちゃってるんですかぁ?とんでもない痴女だったんですねぇ』

「あ、あんたに言われたか…んくッ!って、は、早く…なんとか…」

『ん~、むしろゴマ一つ残さないくらい、きれいに掃除してもらえばいいんじゃないですかねぇ、せっかくの機会ですし』

「な、何がせっかくの…ふあああぁぁンンッッ!!!!


その後レッドとイエローが駆け付けるまで、じっくりねっとり延々とシーアネモネギルティに臍を掃除され続けられたブルーでした。



ということで、現在放映中の某ツインテールアニメから蛮族で絶壁なあの子にへそ責めしてみました。
とかく胸ばかり注目されるブルーですが、変身後のお腹の露出具合もなかなかだったので思わず…

敵が基本色んな変態属性をもった怪人たちなので、こういう臍好きな奴が一体くらいいないもんですかねぇw

拍手[6回]



戦え!へそ出し戦乙女
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