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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
その日、下校途中の一人の少年が雷に撃たれた。
少年と一緒にいた少女の話によると、少年が空に向かって自分のおへそを突き出しながらおどけていた瞬間、まさにそのへそを狙ったかのように雷が直撃したとのことであった。
だが、衣装がボロボロに焼け焦げるほどであったにも関わらず、少年は腹部に若干の火傷を負った以外、大した怪我もなく一命を取り留めた。
そしてあれから1週間後、少年は今また以前と同じ生活を送っていた…かのように見えた。
「ヒカル君!ヒカル君ってば!!」
下校の途上、ヒカルの背後からクラスメイトの少女の声がかかる。
「もう体の方は大丈夫なの?ヒカル君!」
「………」
少女の声を無視するかのようにそのまま足早に歩いていくヒカル。
「ねえ!ヒカル君聞こえているの!?」
「うるさいなっ!」
ヒカルは思わず振り返り声を荒げた。
「別になんともないっていってるだろっ!!しつこいなッ!」
「で、でもヒカル君…なんだかお腹の辺りをずっとさすっていたけど…ときどき苦しそうな顔してたし」
「!!」
ヒカルの顔が曇る。
「まさか…まだあの時の雷が…」
「お前には関係ないだろッ!」
「…あの時、お前の方に雷が落ちればよかったのにな…」
「ッ!?ヒカル君の馬鹿ッ!!」
ヒカルの心ない言葉にその場から駆けだしていく少女。
「………」
一人残されたヒカルはおもむろに服の上から自分の腹部、ちょうどへそのあたりに手をあてた。
「あ~あ、女の子泣~かせた!」
「!?」
突然の声にビクッとするヒカル。
「いけないんだぞ~?男の子が女の子泣かせちゃあ」
咄嗟に振り返ったそこにいたのは、一人の女性だった。
水色のロングヘアーに、お腹が丸見えになるほど裾が短いTシャツにミニスカート。
モデルのような体型をこれ見よがしにさらした格好のその女性にヒカルは見覚えがあった。
「久しぶり~ヒカル君」
「ま、まさかお前は…」
「そだよ~ライナちゃんだよ~」
以前自分の臍を徹底的に痛め尽くした雷の一人が、まさか自分の前にいる…
ヒカルは気が動転しそうだった。
「お、お前…ッ!なんでここにッ!?」
「なんでって…僕達、よくこうして地上に遊びに来てるよ?」
「"ターゲット"とかを探しに来たりね?」
「つ、角は…目もどうしたんだよ!?」
「あ~コレ、コンタクトつけてるんだ~」
「あと角は飾り~」
「は…?」
「角も虎縞の水着も、地上の人間が抱いてるイメージに合わせて着けてただけだよ」
「大体何でいつまでもあんな恥ずかしい格好してなけりゃいけないのさ」
(今のその格好も十分恥ずかしいだろ…)
「ま、普段はこうして君たちとあまり変わらない格好でいるわけ」
そう言いながら一歩ずつヒカルの元に歩み寄るライナ。
「ひ…!」
「も~そんなに怖がらないでよぉ~」
「今、僕、力出すことが出来ないんだからさぁ」
「え?」
ライナは自分のむき出しのお腹に両手をあて、自分のヘソを強調させながら言った。
「ほら、僕のおヘソ凹んでいるでしょ?」
「普通エネルギーが回復してきたらこれが出ベソになるんだけど…あの時以来ずっとこのままなんだ」
「な、何を言って…?」
「だ~か~ら~、あの時君が僕たちの雷エネルギー、全部吸い取っちゃったんだよ!」
「!?」
ヒカルは思わず自分のヘソを強く抑えた。
「ンフフ~、思い当たるフシがあるようだねぇ~?」
「ちょっと確かめさせてもらおっかなぁ~?」
「や、やめ…」
その場から逃げ出そうとするヒカル。
だがそれより先に一つの人影がヒカルの体を捕える。
「うっ…!お、お前は…!?」
「…久しぶりだな、小僧」
ヒカルの体を背後から抑えつける人物…
その姿にもヒカルは見覚えがった。
赤いショートヘアーに、その筋肉質の体をこれまたライナと同様に布地の少ないタンクトップとホットパンツで、これ見よがしにさらした一人の女性…
それは以前ライナと一緒にヒカルの臍を痛めつけていた雷、ライカであった。
「ナ~イスキャッチ!ライカちゃん!」
「フン…」
背後から抑えつけられ身動きが取れないヒカルに迫るライナ。
「や、やめろっ!!」
必死に拘束から逃れようともがくヒカルであったが、そんなヒカルの腕をライカはさらにきつく締め上げた。
「い、痛ッ!!」
「あまりジタバタすんな、また臍を黒こげにしてやろうか?」
「…ッ!!」
思わずヒカルの身が竦む。
「も~う、そんなにヒカル君を怖がらせないでよ~」
「それに…ライカちゃんだって今は雷の力使えないんじゃない~?」
「あ、おまえ!それをバらすなよ!」
ヒカルの位置からは見えなかったが、ライカのむき出しの腹部の中心…そこにあるのは以前の出ベソではなく、ライナ同様凹んだヘソであった。
「まあ、別にいいじゃない~?もうすぐその力も取り戻せるかもしれないんだしさ」
「ど、どういうことだ…?」
「ん~それはね~」
ヒカルの目の前まで来たライナは突然その場にしゃがみ込むと、そのシャツのボタンを下から外し始めた。
「あ、おい…ッ!?」
「あはっ!何これ~w」
ボタンをいくつか外して現れたものに思わずライナは笑い声を上げた。
はだかれたシャツの合間から覗くヒカルのお腹の中央に、なんとガムテープがバッテンに貼りつけられていたのである。
「あははははははは超ウけるwwwwwwwww」
「おい、いいから早くやれってんだよ!」
笑い転げるライナにライカが声を荒げる。
「分かった、分かったから…あ~お腹痛い」
ライナは改めてヒカルのお腹へ向きなおすと、そこに貼られているガムテープに手をかける。
「や、やめろッ!そ、それを剥がすなあッ!!!」
「剥がさないと中が確認できないよ~、それ!」ベリッ
「い”うッ!!」
ヒカルの体がビクンと震える。
「………あ~、こりゃ凄いねぇ…」
ガムテープを剥がしたその下から現れた"モノ"に思わず息をのむライナ。
「み、見るな…見るなよぉ…」
今にも泣き出しそうなヒカル。
「も~、以前あれだけ自分のおヘソ見せびらかせていたヒカル君とは思えない反応…だね!」
「ひゃうッ!??」
ピンと"それ"を指で弾かれ、思わず声を上げるヒカル。
「いや~、大分溜まっているようだねぇ~んふふ~」
ライナが弄っている"それ"は、ヒカルのヘソであった。
だがその形状は、かつてむき出しにしていた頃とはまったく別物であった。
今そこにあるのは紛れもない出ベソであり、しかも大きさもヘソと呼ぶには異常なほど巨大で、まるで腹の奥から隆起してきたかのように盛り上がっている。
「やっぱりここに全部吸い取られていたんだね、僕たちの雷エネルギー」
「ん…ぐ、どういう…ことだ?」
「あの時、ライカちゃんが君のおヘソ取ろうとして全力の雷エネルギーを出したんだけど、それが全部君のおヘソに吸い込まれちゃったみたいなんだ」
「近くにいた僕のもまるごとね」
「え…?」
「初めてだよこんなこと。まさか僕達の雷エネルギーを吸い取っちゃう人間がいたなんて…」
「まあ、君のおヘソに相当なエネルギー流してるうちに、おヘソが僕たちと同じ性質に変容しちゃったのかもしれないけど」
「お、俺のヘソが…」
「でも、これこのままにしておくとマズいよ~?」
「早くどこかに放出しないと、周りのちょっとした静電気とか溜まっていって、おヘソどんどん大きくなっていっちゃうよぉ」
「な、なんだって!?」
確かに退院した直後は特に異常もなかったヒカルのヘソであったが、肥大化し始めたのはここ数日前であった。
突然のことにヒカルは誰にも相談することも出来ず、こうして出ベソの上からガムテープを貼って抑えつけていたのである。
「静電気でなくても、この世界って電気の機械で溢れているからね」
「そういった機械からもちょっとずつ電気を吸っていっちゃうし…」
このままだとヘソが肥大化し続けていく…その事実を突き付けられヒカルは気が動転した。
「ふ、ふざけんなぁ!!俺は出ベソになんかなりたくないッ!!」
「もうなっちゃてるんだけど…」
そんなライナの突っ込みにも関わらず、ついに泣き出してしまうヒカル。
「あ~もう、いいからさっさとこいつの臍から雷エネルギー吸い取りだせよ!」
「お前はいちいちまだるっこしいんだよ!!」
ヒカルを背後から拘束しているライカが痺れを切らしたかのように叫ぶ。
「も~う、相変わらずせっかちなんだからぁ…」
「分かったってばあ」
そう言うといきなりヒカルの腰に手を回すライナ。
「…っ!?」
突然のことに思わず泣くのをやめ、驚いた表情で眼前のライナを凝視するヒカル。
「安心してヒカル君、今…僕が君のおへそに溜まってるモノ吸い出してあげるから…」
「え…?…はぁうッ!!」
突然自分のヘソに生じた感触…
咄嗟に自分の腹を見下ろすと、なんと自分の出ベソがライナのむき出しのヘソへと突き刺さっている。
むしろライナが自分のへそを、ヒカルの出べそに覆い被せたという方が正しかった。
「お、お前ッ!!な、何をして…ッ!?」
「だ、だからぁ…き、君のおへそからぁ…吸い出してあげるんだよぉ…」
顔を真っ赤に硬直させながらライナが囁く。
「ち、ちなみに僕、こういうの初めてだからぁ…やさしくしてね…」
「はぁぁぁんッ!!!」
喘ぎ声と共にライナの体が震える。
その瞬間であった。
「んぎィッ!!??」
突然出べそが強い力で圧迫され、ヒカルは思わず叫び声を上げた。
ライナのヘソがヒカルの出べそを咥えたままその口を収縮させたのである。
「んがあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
相当な力で出べそを絞り上げられ、苦悶の声を上げるヒカル。
「ほ、ほらぁッ!我慢しないでぇッ!!」
「ヒカル君の中のもの全部私のおヘソに流し込んでぇぇぇぇぇ!!!!」
「おい、全部じゃねぇぞ!?アタシの分も残しておけってんだ!!」
ライカが思わず釘をさすものの、ライナのスイッチはもはや完全にONとなっていた。
「さあ、ヒカルくんんッッ!!!!!」
「ふぁ…、ぁ、あ…あああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
まるで堰が決壊したかのように、ヒカルの臍に溜まっていた雷エネルギーが一気に溢れだし、ライナの臍へと濁流の如く流れ込む。
「んあアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「ヒカル君のおヘソが僕のおヘソにィィィィッッッ!!!!!!!」
「熱いィッ!!おヘソが熱いよおおおおおおッッッッッッッ!!!!!!!」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッ!!!!!!!!」
もはや完全に正気を失い、ただひたすら己のヘソから溢れだす雷エネルギーに叫び声を上げ続けるヒカル。
ひときわ大きな雷エネルギーが放出され、それと同時にヒカルの出ベソがライナのヘソ奥へと突き込まれる。
「んあああッッッ!!??」
「だ、駄目えッ!!!!!これ以上はあッ!!!!僕のおヘソ壊れちゃううううううううう
ッッッッ!!!!」
己のキャパシティをとっくに超え、なおもヘソに流れ込む雷エネルギーの奔流についに失神してしまうライナ。
「あ、おい…ッ!」
このまま雷エネルギーを受け入れ続けるといくら雷であろうとも命に係ってしまう…
咄嗟にライカは2人の間に割り込むと、その体を引き離そうとした。
「な、なんだッ!?コイツの出ベソ、完全にライナのヘソにハマり込んでやがるッ!?」
想像以上に強大な力でライナの臍を蹂躙するヒカルの出ベソの威力に驚愕するライカ。
「ぐぅぅぅぅッッッッ!!!!!おらあッッ!!!」
それでもライカは渾身の力を込め、ようやくライナの臍からヒカルの出ベソを引き抜いた。
そのまま仰向けに倒れ込む2人の体。
己の限界容量を超えて雷エネルギーを受け続けたライナ。
汗や涎で全身をぐっしょり濡らした、まるで情事後のようなあられもない姿であったが、かろうじて呼吸に合わせて上下するお腹から生きていることには違いなかった。
見るとその中央のヘソ穴の奥が徐々に盛り上がってきている。
どうやら雷エネルギーの回復には成功したようだった。
「まあ、こっちは大丈夫か」
「で、こいつの方は…」
一方のヒカルも失神し、己の出べそを天に突き出すように倒れている。
あれだけの雷エネルギーを放出した後でも、いまだ巨大な出ベソは健在でありまだまだ雷エネルギーが溜まっているようであった。
「コイツ…どんだけ貯め込んでんだよ」
ライカですら思わず唸るほどの雷エネルギーの量。
明らかに自分が放出した量よりも倍増していることに違いなかった。
「もしかすると…コイツ…」
「!」
その時、周囲に人影が集まってきているのに気づくライカ。
「ヤベッ!まずは一旦この場から離れないとな」
倒れたヒカルを抱きかかえると、その場から即座に立ち去るライカであった。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
というわけで、長らくお待たせいたしましたへそ出し少年と雷さまの続きです。
前回まで一方的にされるがままのヒカル君でしたが、今度は雷様の方も酷い目に合わせようということで…
まあヒカル君が相変わらず酷い目にあってることには違いないんですが…
少年と一緒にいた少女の話によると、少年が空に向かって自分のおへそを突き出しながらおどけていた瞬間、まさにそのへそを狙ったかのように雷が直撃したとのことであった。
だが、衣装がボロボロに焼け焦げるほどであったにも関わらず、少年は腹部に若干の火傷を負った以外、大した怪我もなく一命を取り留めた。
そしてあれから1週間後、少年は今また以前と同じ生活を送っていた…かのように見えた。
「ヒカル君!ヒカル君ってば!!」
下校の途上、ヒカルの背後からクラスメイトの少女の声がかかる。
「もう体の方は大丈夫なの?ヒカル君!」
「………」
少女の声を無視するかのようにそのまま足早に歩いていくヒカル。
「ねえ!ヒカル君聞こえているの!?」
「うるさいなっ!」
ヒカルは思わず振り返り声を荒げた。
「別になんともないっていってるだろっ!!しつこいなッ!」
「で、でもヒカル君…なんだかお腹の辺りをずっとさすっていたけど…ときどき苦しそうな顔してたし」
「!!」
ヒカルの顔が曇る。
「まさか…まだあの時の雷が…」
「お前には関係ないだろッ!」
「…あの時、お前の方に雷が落ちればよかったのにな…」
「ッ!?ヒカル君の馬鹿ッ!!」
ヒカルの心ない言葉にその場から駆けだしていく少女。
「………」
一人残されたヒカルはおもむろに服の上から自分の腹部、ちょうどへそのあたりに手をあてた。
「あ~あ、女の子泣~かせた!」
「!?」
突然の声にビクッとするヒカル。
「いけないんだぞ~?男の子が女の子泣かせちゃあ」
咄嗟に振り返ったそこにいたのは、一人の女性だった。
水色のロングヘアーに、お腹が丸見えになるほど裾が短いTシャツにミニスカート。
モデルのような体型をこれ見よがしにさらした格好のその女性にヒカルは見覚えがあった。
「久しぶり~ヒカル君」
「ま、まさかお前は…」
「そだよ~ライナちゃんだよ~」
以前自分の臍を徹底的に痛め尽くした雷の一人が、まさか自分の前にいる…
ヒカルは気が動転しそうだった。
「お、お前…ッ!なんでここにッ!?」
「なんでって…僕達、よくこうして地上に遊びに来てるよ?」
「"ターゲット"とかを探しに来たりね?」
「つ、角は…目もどうしたんだよ!?」
「あ~コレ、コンタクトつけてるんだ~」
「あと角は飾り~」
「は…?」
「角も虎縞の水着も、地上の人間が抱いてるイメージに合わせて着けてただけだよ」
「大体何でいつまでもあんな恥ずかしい格好してなけりゃいけないのさ」
(今のその格好も十分恥ずかしいだろ…)
「ま、普段はこうして君たちとあまり変わらない格好でいるわけ」
そう言いながら一歩ずつヒカルの元に歩み寄るライナ。
「ひ…!」
「も~そんなに怖がらないでよぉ~」
「今、僕、力出すことが出来ないんだからさぁ」
「え?」
ライナは自分のむき出しのお腹に両手をあて、自分のヘソを強調させながら言った。
「ほら、僕のおヘソ凹んでいるでしょ?」
「普通エネルギーが回復してきたらこれが出ベソになるんだけど…あの時以来ずっとこのままなんだ」
「な、何を言って…?」
「だ~か~ら~、あの時君が僕たちの雷エネルギー、全部吸い取っちゃったんだよ!」
「!?」
ヒカルは思わず自分のヘソを強く抑えた。
「ンフフ~、思い当たるフシがあるようだねぇ~?」
「ちょっと確かめさせてもらおっかなぁ~?」
「や、やめ…」
その場から逃げ出そうとするヒカル。
だがそれより先に一つの人影がヒカルの体を捕える。
「うっ…!お、お前は…!?」
「…久しぶりだな、小僧」
ヒカルの体を背後から抑えつける人物…
その姿にもヒカルは見覚えがった。
赤いショートヘアーに、その筋肉質の体をこれまたライナと同様に布地の少ないタンクトップとホットパンツで、これ見よがしにさらした一人の女性…
それは以前ライナと一緒にヒカルの臍を痛めつけていた雷、ライカであった。
「ナ~イスキャッチ!ライカちゃん!」
「フン…」
背後から抑えつけられ身動きが取れないヒカルに迫るライナ。
「や、やめろっ!!」
必死に拘束から逃れようともがくヒカルであったが、そんなヒカルの腕をライカはさらにきつく締め上げた。
「い、痛ッ!!」
「あまりジタバタすんな、また臍を黒こげにしてやろうか?」
「…ッ!!」
思わずヒカルの身が竦む。
「も~う、そんなにヒカル君を怖がらせないでよ~」
「それに…ライカちゃんだって今は雷の力使えないんじゃない~?」
「あ、おまえ!それをバらすなよ!」
ヒカルの位置からは見えなかったが、ライカのむき出しの腹部の中心…そこにあるのは以前の出ベソではなく、ライナ同様凹んだヘソであった。
「まあ、別にいいじゃない~?もうすぐその力も取り戻せるかもしれないんだしさ」
「ど、どういうことだ…?」
「ん~それはね~」
ヒカルの目の前まで来たライナは突然その場にしゃがみ込むと、そのシャツのボタンを下から外し始めた。
「あ、おい…ッ!?」
「あはっ!何これ~w」
ボタンをいくつか外して現れたものに思わずライナは笑い声を上げた。
はだかれたシャツの合間から覗くヒカルのお腹の中央に、なんとガムテープがバッテンに貼りつけられていたのである。
「あははははははは超ウけるwwwwwwwww」
「おい、いいから早くやれってんだよ!」
笑い転げるライナにライカが声を荒げる。
「分かった、分かったから…あ~お腹痛い」
ライナは改めてヒカルのお腹へ向きなおすと、そこに貼られているガムテープに手をかける。
「や、やめろッ!そ、それを剥がすなあッ!!!」
「剥がさないと中が確認できないよ~、それ!」ベリッ
「い”うッ!!」
ヒカルの体がビクンと震える。
「………あ~、こりゃ凄いねぇ…」
ガムテープを剥がしたその下から現れた"モノ"に思わず息をのむライナ。
「み、見るな…見るなよぉ…」
今にも泣き出しそうなヒカル。
「も~、以前あれだけ自分のおヘソ見せびらかせていたヒカル君とは思えない反応…だね!」
「ひゃうッ!??」
ピンと"それ"を指で弾かれ、思わず声を上げるヒカル。
「いや~、大分溜まっているようだねぇ~んふふ~」
ライナが弄っている"それ"は、ヒカルのヘソであった。
だがその形状は、かつてむき出しにしていた頃とはまったく別物であった。
今そこにあるのは紛れもない出ベソであり、しかも大きさもヘソと呼ぶには異常なほど巨大で、まるで腹の奥から隆起してきたかのように盛り上がっている。
「やっぱりここに全部吸い取られていたんだね、僕たちの雷エネルギー」
「ん…ぐ、どういう…ことだ?」
「あの時、ライカちゃんが君のおヘソ取ろうとして全力の雷エネルギーを出したんだけど、それが全部君のおヘソに吸い込まれちゃったみたいなんだ」
「近くにいた僕のもまるごとね」
「え…?」
「初めてだよこんなこと。まさか僕達の雷エネルギーを吸い取っちゃう人間がいたなんて…」
「まあ、君のおヘソに相当なエネルギー流してるうちに、おヘソが僕たちと同じ性質に変容しちゃったのかもしれないけど」
「お、俺のヘソが…」
「でも、これこのままにしておくとマズいよ~?」
「早くどこかに放出しないと、周りのちょっとした静電気とか溜まっていって、おヘソどんどん大きくなっていっちゃうよぉ」
「な、なんだって!?」
確かに退院した直後は特に異常もなかったヒカルのヘソであったが、肥大化し始めたのはここ数日前であった。
突然のことにヒカルは誰にも相談することも出来ず、こうして出ベソの上からガムテープを貼って抑えつけていたのである。
「静電気でなくても、この世界って電気の機械で溢れているからね」
「そういった機械からもちょっとずつ電気を吸っていっちゃうし…」
このままだとヘソが肥大化し続けていく…その事実を突き付けられヒカルは気が動転した。
「ふ、ふざけんなぁ!!俺は出ベソになんかなりたくないッ!!」
「もうなっちゃてるんだけど…」
そんなライナの突っ込みにも関わらず、ついに泣き出してしまうヒカル。
「あ~もう、いいからさっさとこいつの臍から雷エネルギー吸い取りだせよ!」
「お前はいちいちまだるっこしいんだよ!!」
ヒカルを背後から拘束しているライカが痺れを切らしたかのように叫ぶ。
「も~う、相変わらずせっかちなんだからぁ…」
「分かったってばあ」
そう言うといきなりヒカルの腰に手を回すライナ。
「…っ!?」
突然のことに思わず泣くのをやめ、驚いた表情で眼前のライナを凝視するヒカル。
「安心してヒカル君、今…僕が君のおへそに溜まってるモノ吸い出してあげるから…」
「え…?…はぁうッ!!」
突然自分のヘソに生じた感触…
咄嗟に自分の腹を見下ろすと、なんと自分の出ベソがライナのむき出しのヘソへと突き刺さっている。
むしろライナが自分のへそを、ヒカルの出べそに覆い被せたという方が正しかった。
「お、お前ッ!!な、何をして…ッ!?」
「だ、だからぁ…き、君のおへそからぁ…吸い出してあげるんだよぉ…」
顔を真っ赤に硬直させながらライナが囁く。
「ち、ちなみに僕、こういうの初めてだからぁ…やさしくしてね…」
「はぁぁぁんッ!!!」
喘ぎ声と共にライナの体が震える。
その瞬間であった。
「んぎィッ!!??」
突然出べそが強い力で圧迫され、ヒカルは思わず叫び声を上げた。
ライナのヘソがヒカルの出べそを咥えたままその口を収縮させたのである。
「んがあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
相当な力で出べそを絞り上げられ、苦悶の声を上げるヒカル。
「ほ、ほらぁッ!我慢しないでぇッ!!」
「ヒカル君の中のもの全部私のおヘソに流し込んでぇぇぇぇぇ!!!!」
「おい、全部じゃねぇぞ!?アタシの分も残しておけってんだ!!」
ライカが思わず釘をさすものの、ライナのスイッチはもはや完全にONとなっていた。
「さあ、ヒカルくんんッッ!!!!!」
「ふぁ…、ぁ、あ…あああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
まるで堰が決壊したかのように、ヒカルの臍に溜まっていた雷エネルギーが一気に溢れだし、ライナの臍へと濁流の如く流れ込む。
「んあアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「ヒカル君のおヘソが僕のおヘソにィィィィッッッ!!!!!!!」
「熱いィッ!!おヘソが熱いよおおおおおおッッッッッッッ!!!!!!!」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッ!!!!!!!!」
もはや完全に正気を失い、ただひたすら己のヘソから溢れだす雷エネルギーに叫び声を上げ続けるヒカル。
ひときわ大きな雷エネルギーが放出され、それと同時にヒカルの出ベソがライナのヘソ奥へと突き込まれる。
「んあああッッッ!!??」
「だ、駄目えッ!!!!!これ以上はあッ!!!!僕のおヘソ壊れちゃううううううううう
ッッッッ!!!!」
己のキャパシティをとっくに超え、なおもヘソに流れ込む雷エネルギーの奔流についに失神してしまうライナ。
「あ、おい…ッ!」
このまま雷エネルギーを受け入れ続けるといくら雷であろうとも命に係ってしまう…
咄嗟にライカは2人の間に割り込むと、その体を引き離そうとした。
「な、なんだッ!?コイツの出ベソ、完全にライナのヘソにハマり込んでやがるッ!?」
想像以上に強大な力でライナの臍を蹂躙するヒカルの出ベソの威力に驚愕するライカ。
「ぐぅぅぅぅッッッッ!!!!!おらあッッ!!!」
それでもライカは渾身の力を込め、ようやくライナの臍からヒカルの出ベソを引き抜いた。
そのまま仰向けに倒れ込む2人の体。
己の限界容量を超えて雷エネルギーを受け続けたライナ。
汗や涎で全身をぐっしょり濡らした、まるで情事後のようなあられもない姿であったが、かろうじて呼吸に合わせて上下するお腹から生きていることには違いなかった。
見るとその中央のヘソ穴の奥が徐々に盛り上がってきている。
どうやら雷エネルギーの回復には成功したようだった。
「まあ、こっちは大丈夫か」
「で、こいつの方は…」
一方のヒカルも失神し、己の出べそを天に突き出すように倒れている。
あれだけの雷エネルギーを放出した後でも、いまだ巨大な出ベソは健在でありまだまだ雷エネルギーが溜まっているようであった。
「コイツ…どんだけ貯め込んでんだよ」
ライカですら思わず唸るほどの雷エネルギーの量。
明らかに自分が放出した量よりも倍増していることに違いなかった。
「もしかすると…コイツ…」
「!」
その時、周囲に人影が集まってきているのに気づくライカ。
「ヤベッ!まずは一旦この場から離れないとな」
倒れたヒカルを抱きかかえると、その場から即座に立ち去るライカであった。
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というわけで、長らくお待たせいたしましたへそ出し少年と雷さまの続きです。
前回まで一方的にされるがままのヒカル君でしたが、今度は雷様の方も酷い目に合わせようということで…
まあヒカル君が相変わらず酷い目にあってることには違いないんですが…
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