へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
「いい加減そのお姉ちゃんにトドメ刺しちゃおうか」
「!」
ラミアの触手の一本が理奈の方へと向けられる。
「もうほっといても死ぬだろうけど、こういうのは確実に仕留めとかないと気がすまないんだよね、アタシ」
「あ、ぁ、はは…、わ、わたし…負けたんだよぉ、はあぅ…」
自分のおかれた危機的状況も分からず、ただうわ言を繰り返す理奈。
「ヒヒヒ、そうだねぇ、その大きくなったおへそにもう一度コレを突き刺して、ミンチになるまで内臓かき回してあげようかなぁ?」
「それじゃあねお姉ちゃん」
最後のトドメをささんと理奈のヘソに向けて触手が振り下ろされる。
その時、
「!」
一つの影がラミアの持っていたメタモル・ジュエルを掻っ攫う。
「え?」
シュバッ!
そして別の影が理奈に迫る触手をなぎ払った。
「………」
「これは…どういうつもりなのかなぁ?」
「…どうもこうも、ないわよ…」
理奈の窮地を救ったのはなんとローザであった。
ローザの召還したドールがラミアから奪ったメタモルジュエルをローザに手渡す。
「まさかそれを自分の手柄にしようっての?それとも…」
「………」
正直、自分でもどうしてこういう行動に出たのか分からなかった。
「答え次第じゃ、あんたもタダじゃすまないよローザァ…」
自分のやったことに戸惑いを感じるローザに対し、ラミアはゆっくりと詰め寄る。
(ここはとりあえず理奈ちゃんをなんとかしないと…)
「あなた達、あとは任せたわよ!」
そのままドールをラミアに差し向けるローザ。
その隙にローザは理奈の体を抱きかかえ上げ、その場から逃げ去っていった。
「チッ、ローザァァッッ!!!」
「………」
「ふぅ…」
理奈のヘソにしばらく手を当てていたローザから安堵の息が漏れる。
ドール達にラミアの相手をさせている間、逃げ込んだ廃屋にてローザは理奈の治癒にあたっていた。
ラミアの触手によって引きずりだされたメタモルジュエルを再びリナのヘソに埋め込み直し、無残に引き裂かれたヘソの傷に自分のエナジーを流し込み回復を早めさせていたのだ。
「なんとか命に関わるところは避けられたみたいね」
「だけど…」
「…ぅ、ァ……」
理奈の意識はまだ完全に戻っていなかった。
ラミアから壮絶なへそ責めを受けたことで、感情が一時的に麻痺してしまっているのだ。
目も虚ろにだらしなく口から涎を垂らすリナの顔を見つめながら思いに耽るローザ。
「まったく…本当にこんな子が、ね」
今までずっと戦ってきた相手なのに、ローザはまったく彼女に対して敵意を感じなかった。
むしろ健気で、可愛いとすら感じるようになってきた。
(そうか、私は…)
その時、だった。
バキャアァッッ!!!!
「!?」
「見つけたよぉ…!ローザァ…」
廃屋の壁を突き崩しながら現れたのはラミアだった。
「あんなもので私を倒せると思ったの?足止めにもならなかったよぉ?」
「ラミア…!」
「もう、あんたも一緒に始末しちゃうけどいいよね?どうせ失敗続きだったんだからさァ!」
そう言い放つや、4本の触手と共に襲い来るラミア。
咄嗟に応戦しようとするローザだったが、すぐあることが頭に過ぎった。
(リナちゃん…!)
未だ意識が戻らない理奈を置いたまま、ここで激しい戦いを繰り広げては彼女の身もただでは済まない。
かといってこれ以上逃げ場所がないことも確かだった。
次々と繰り出される触手をかわすもローザは焦り始めていた。
「ヒヒヒ!!分かるよォローザァ」
「あんたその子のせいで満足に戦えないんでしょ!?」
「く…!」
「だからこういうときはどうするのかなァ!?」
触手に気をとられたローザの隙を突いて、ラミアのヘソから繰り出された蟲が一直線に理奈へと向かっていく。
「!、理奈ちゃん…!?」
反射的に理奈の方へと振り返るローザ。
その隙をラミアは逃さなかった。
「ヒヒッ!!」
4本の触手で一気にローザの四肢を締め上げる。
「うああァ…ッ!!」
「まったく甘ちゃんだよねぇローザは…」
「せっかくだからこのまま縊り殺す前に、ローザが可愛がってたあのおヘソ姉ちゃんの最期見せてあげるよ」
「!」
その言葉にローザが理奈の方へ目を向けると、ラミアの放った蟲が理奈のヘソへと群れる光景が目に入った。
「リ、リナちゃんッ!!」
「このままあのお姉ちゃんのおヘソ食い破っちゃおうかなぁ?おヘソが終われば、次はお腹、内臓もね…ヒヒヒ!!」
ローザは必死に理奈へ呼びかけた。
「リナちゃん!起きてッ!目を覚ましてッ!!」
「…は、はひィ…、ふぁ、あ…」
ローザの必死の呼びかけにも不明瞭な声しか上げない理奈。
「ヒヒヒヒヒ、いくらジュエルをおヘソに戻したからって、そう簡単に生き返るわけないよねぇ!!」
「く、ぅ…」
「まあ、ただ快楽を求めていつもおヘソ弄ってばかりみたいだったし…人としてはもう終わっていたかもしれないけどね、ヒヒヒ」
「!」
その言葉にハッとするローザ。
(そうだ、私は…理奈ちゃんのそういう常軌を逸していたところが面白くて…)
ローザはある決心をし、そしてラミアに向けて言い放った。
「フン、あんたみたいな合成生物の寄せ集めみたいな奴に言われたくないわよ」
「!、今なんていったァ!?」
今まで人をくったような喋り方をしていたラミアの口調が明らかに怒気を含んだものに変わる。
「だからあんたみたいな実験で作られたケダモノが、人間様を馬鹿にしようなんて百年早いっつってんのよ…!」
「グッギギギギギッッッッッ!!!!!ローザァァァッッッ!!!!!」
怒りのあまりローザの四肢を引き千切らんほど締め上げるラミア。
「ぐぅああああああッッッ!!!!!」
「や、やっぱり…こんな簡単な挑発に乗るなんて、ね…」
「あんたやっぱり人間…いえケダモノ以下だわ…!」
「!」
その言葉に完全に切れたラミアは2本の触手の先端をローザのヘソへと思い切り突きたてた。
「がはああァァッッ!!!!!!」
それだけに終わらず触手はさらにゆっくりと左右へと開き始めた。
「ぎィッ、あがががッガァ…ッッ!!!」
2本の触手にヘソを無理矢理広げられる激痛に顔を歪ませるローザ。
スッと縦に線の入ったローザの綺麗なヘソが無残にも割り広げられていく。
その奥からは普段見えることがないような生々しいピンク色の繊維質まで顔を覗かせていた。
「ヒャハハハハハハハ!!!!ねぇ、今どんな気分?」
「さっき馬鹿にした合成生物におヘソを責められる気分はァッ!?」
「お前如き人間がこのアタシを馬鹿に出来るわきゃねぇんだよォォォォォッッッッ!!!!!」
「が、あ…ッ、ぐぅ…!」
「はッ、ば、馬鹿になんかしてないわよ…、馬鹿にする価値がないだけでね…!」
メリィ!!!
「ぐはあああアああアアアあアアアああッッッッッ!!!!!!」
ローザはワザとラミアの神経を逆撫でし、怒りを全て自分に向けるように仕向けていた。
(そ、そう…触手や蟲を全部私が受け止めた後、この子諸共自爆する…そうすればリナちゃんは…)
「ねぇ、ローザァ?」
「!」
ふいに急に冷静な声でラミアがローザに声をかける。
「このまま私が怒りのあまり、あのおヘソお姉ちゃんのこと忘れるかと思ったァ?」
「えっ!?」
「アンタの考えていることは全部お見通しなんだよォ?ヒヒヒ…」
「う…!」
ラミアに自分の目論見が全て読まれていたことにローザは愕然とした。
「浅知恵だったのはそっちだったみたいだねぇ、ヒヒヒ…」
「まあ私にとって、人間2匹始末することぐらいわけないけど…」
「く、ぅ…」
自分の思惑が外れ、もはや為す術がないことを知り悔しさを滲ませるローザ。
その時、ローザの耳にある声が入った。
「あ…、はァん…♡」
「!」
(こ、この声って…)
ローザは咄嗟に理奈の方へと目を向けた。
見るとラミアの放った蟲によってヘソを責められている理奈であったが、それに対して小声であったが喘ぎ声を上げている。
まだラミアの麻酔は利いているはずだが、しかし明らかに快感を感じているようなのである。
(まさか…あの子、妄想してるの…?)
快感をイくには性感帯を直接刺激するのが手っ取り早いことに間違いは無いが、性感帯を刺激することなく妄想だけでイくことも出来ないことではない(?)
まして彼女の意識は今、朦朧としているところである。
一か八かローザは声を張り上げて叫んだ。
「リナちゃん!聞いて!今アナタのおへそには小さな妖精さん達が集まっているわ!」
「なに、何言ってるのローザ?頭がおかしくなっちゃった?」
ラミアにも構わず、構わずローザは続けた。
「今、その妖精さん達はあなたのおヘソを舐めてるの!皆でリナちゃんのおへそを隅々まで舐めて食事をしてるのよ!」
「あ、は…ァ、お、おへそにィ…妖精さんたちがぁ…?」
「そうよ!あなたの汚いへそのゴマまで食べてるわ!どう、気持ちいいでしょッ!?」
そこでようやくラミアも気づく。
「違うッ!!あんたのおヘソは今蟲に喰われてるのよッ!!へそ肉を引きちぎられてねぇッ!!痛いに決まってるッ!!」
「お、おヘソ…い、痛い…?」
「そんなこと無いわッ!あなたのおヘソの中にいるのは妖精さん!皆で貪るようにおヘソの隙間まで舐めてるわ!気持ちいいはずよッ!!」
「黙れッ!!」
ラミアは残り2本の触手を普段の理奈のヘソの大きさまで割り広げられたローザのヘソに思い切り突きたてた。
「あぎゃあああああアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!」
内臓を直接抉られたような感覚にローザは気を失いそうになったが、それでも彼女は必死に自分の意識を繋ぎとめた。
そしてローザは力を込めて叫んだ
「リ、リナちゃんッ!!おヘソ、気持ちいいでしょうッ!?」
「あ、あはァ…ッ!き、気持ち…気持ちいいッッッッ!!!!!!」
その答えと共にリナのヘソから光が噴出し、ラミアの蟲を一掃した。
「!」
「まさか…!?」
さすがのラミアも驚きを隠せなかった。
あれだけヘソを責められ、さらに麻酔の効果により快感も感じられなくなっているのに、彼女は今再び変身しようとしているのである。
「はあああああああああああああんんんんッッッッ!!!!!!」
絶頂の雄たけびと共に再び彼女はネーブル・リナへと変身を遂げていた。
その様を見てローザは思わず呟いた。
「リナちゃん…やっぱりあなた、最高の変態だわ」
「あ…、わ、わたし…?」
変身と共にようやく意識を取りもどしたリナは自分の目の前で繰り広げられている光景に驚いた。
なんとあのローザが触手に捕らわれ、さらに先の自分と同じようにヘソに触手を突き立てられているのである。
「ロ、ローザ!?」
「リナちゃん、い、今がチャンスよッ!私たちにトドメをッ!!」
「そんなことさせるかァッ!!」
ラミアはリナに向けて攻撃を仕掛けようとした。
しかし…
「ッ!?」
「ざ、残念だったわね…」
「あ、あなたご自慢の触手は…私がおヘソで、がっちり咥えているわ…!」
「わ、私の腹筋って何気にすごいんだから…」
「だったら引き裂いてあげるよォッ!!」
ローザのお腹の中でラミアの触手が暴れまわる。
「がアッ、ぎィぐぐギィィィィッッッッ!!!!!ぜ、絶対に離さないイィィィッッ!!!!」
「リナちゃん、は、早く…ッッ!!い、今だったら、仕留められるわッ!!!ガはァッッ!!」
内臓を滅茶苦茶にされ、口から夥しい量の血を吐きながらも、必死にリナに向けて呼びかけるローザ。
「ロ、ローザ…」
今まで敵同士だったとはいえ、いきなり自分ごと撃てというローザにリナは戸惑っていた。
「な、何やってんのよッ!!さ、さっさとヘソ弄って…イっちゃいなさいよ!」
「あ、あんたヘソ弄るぐらいしか能がないくせにッ!!」
「な、何言ってんのよッ!?」
顔を真っ赤にさせて反論するリナ。
「だ、だけど…そのヘソ弄りが今一番、役に立つ時なのよ!」
「あ、あんたここでイかなかったら、た、ただの変態露出狂ヘソ女よ!」
「そ、そこまで言わなくても…」
思い切り自分の性癖を罵倒されリナの目に涙が浮かぶ。
「く、悔しかったら、そのおヘソで私を撃ちなさいよッ!!出来るものならねッ!!」
「ば、馬鹿にしないでッ!!」
リナは両手の人差し指を自分のヘソへ思い切り突っ込ませた。
「ハァンッッッ!!!!」
ビクッと体を仰け反らせるリナ。
そして自分のヘソの中でも特に感じるシワに沿って爪を立てながら指を激しく扱かせた。
「ハアアアアアアアアアアアアアッアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!」
一気に絶頂に向かって駆け上がっていくリナ。
そしてついに…
「アアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」
リナのへそから眩い光が噴出した。
「くそォッ!!離せぇぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!!!」
その場から逃れようと、ローザのヘソに突き刺した触手を引き抜こうとするラミアであったが、それもままならない。
「そう、それでいいのよ…リナちゃん…」
ヘソの中はもはやグチャグチャであったが、それでもラミアを逃すまいとローザは満身の力をヘソに込めた。
直後、リナ渾身のネーブルバーストが2人の体を包み込んだ。
「ぎゃあああアアァぁアアアあああああああアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「リナちゃん、またおヘソ…触らせてね…」
眩い閃光の中、ローザとラミアの姿は消えていった…
理奈は一人校舎の屋上にいた。
「………」
あの出来事から一ヶ月…
あれからというもの新たに自分のヘソを狙う敵は誰も現れなかった。
理奈はゆっくりとブラウスの上から自分のヘソを撫でた。
(だけど私のおヘソの中にはまだあの水晶が埋め込まれているし、変身も出来る…どうすればいいんだろう、私…)
もはやその事実を知っているのは自分だけである。
当然この事を他人に明かせるはずも無いが、誰もその秘密を共有できないことに理奈は寂しさを感じていた。
(あの人だったら…)
「ローザ…」
ふいに口から彼女の名前が漏れた。
「あらぁ、私のこと気にしてくれたのぉ?」
「えッ!?」
突然背後からかけられた声に驚き振り向きかける理奈。
しかしそれよりも早くその人物は背後から理奈に組み付いた。
「久しぶりぃ、リナちゃん!」
「え、ロ、ローザ…ッ!?」
思わぬ人物の登場に驚きの声を上げる理奈。
姿こそいつものヘソ出しの格好ではなかったが、白衣にメガネとこれまでのイメージとはかけ離れた格好をしている。
「寂しくなかったぁ?まあ、またどうせ一人でおヘソ弄りに耽ってたんでしょうけど」
「そ、そんなことよりローザ!何でここに…、え、っていうかあの時…!?」
理奈の頭は混乱していた。
「細けぇこたぁは気にすんなってね」
「それより私、今日からこの学校に赴任することになったから、よろしくねリナちゃん」
そういいながら、理奈に首から掛けている自分の名札を見せるローザ。
「『保健医 有場 桜座』って……え…、えええええええッッッッッ!!!?????」
理奈にはまったく状況が理解出来なくなっていた。
「というわけで、これから毎日おヘソ診てあげるからね、リ・ナ・ちゃん♡」
そういいながら、理奈のブラウスの合間から指を潜り込ませようとするローザ。
「あ、ちょ、ちょっと…ッ!?こ、こんなところで…!」
「いいじゃない、減るもんじゃないし…」
「い、いやあッ!!」
咄嗟にローザの手を振り払う理奈。
「わ、私のおヘソは玩具じゃないんだからッ!」
そう言い放ちローザを一目睨みつけると、理奈は屋上からそそくさと立ち去っていった。
「まったく、ホントは嬉しいくせに…素直じゃないんだから」
理奈の後姿を見送りながら肩をすくめるローザ。
(でもリナちゃん…私、本当にあなたのことが好きなのよ。だから…)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで、リナちゃんの危機を救ったのはローザ姉さんでした。
まあ既にそういう兆候はありましたけどねw
へそ責めも今回ほぼ一人で引き受けてもらいました…w
期待のラミアちゃんはわずか2回でまさかの退場…ではなく、
後日ちゃんと再登場しますのでご安心を。
ほら、こういう粘着系の敵が復活した時、どういうことになるか…w
次話からまたリナちゃんメインのへそ責めになります。
ようやくあのアンドロイド子の出番ってことでw
>拍手コメント
ごもっとも過ぎる意見ですw
しかしそんなリナちゃんのヘソをより容赦なく正確に責めさせますのでご期待くださいw
荒く息を吐きながら理奈は走っていた。
「リ~ナ~ちゃん、遊びましょ。またおヘソ弄らせて頂戴」
「だ、誰があなたなんかにおヘソを…!」
逃げる理奈の後ろを悠々とした足取りで追うローザ。
「リナちゃん、もう私との付き合いも長いんだしさ。いい加減アレ返してくれないかしら?そうじゃないと…」
「イヤ!」
(アレのおかげで私は人前でおへそを出すことが出来る…!絶対に渡さない!)
理奈は逃げながら、変身できるタイミングを作ろうとしていた。
理奈はヘソに刺激を与え絶頂に達した時にネーブル・リナへと変身することが出来る。
ローザから一時的にヘソオナニーが出来る時間が欲しかった。
(あの裏山の木なら…!)
そんな事を考えた時であった。
「うぇーん!うぇーん!」
「!、泣き声?」
何処からか女の子の泣き声が耳に入った。
気になった理奈は声のする方へ向かった。
「あ…!」
見れば一人、地面にしゃがみ込んで泣きじゃくっている女の子がいる。
丈の短いセーラー服状のタンクトップにショートパンツ、頭には大きなリボンをあしらった見た目8、9歳くらいの幼女。
そしてその子の目の前には、あのローザが繰り出す兵士『ドール』が迫っていた。
「あ、危ない!」
変身していないものの、理奈は咄嗟にドールに向けて体当たりした。
完全な不意打ちだったためか、ドールはそのまま地面に倒れると動かなくなった。
「だ、大丈夫…?もう悪い人は倒したから…」
「………」
目に涙を浮かべながら理奈の顔を見上げる幼女。
そして理奈にバッと抱きついた。
「うわ~ん、怖かったよ~」
ちょうど理奈のお腹に顔を埋めるようにして泣きじゃくる幼女。
ブラウス越しに自分のヘソに幼女が顔を摺り寄せてくる感覚に、少し感じながらも理奈は女の子をなだめた。
「もう大丈夫…大丈夫だから…」
その時2人の前に現れる人影。
「あら、誰かしらその子?」
「!、ローザ…!」
ようやくローザが理奈に追いついたのだった。
「今度はその子に自分のおヘソ舐めさせてるの?いよいよ他人まで巻き込んでアンタって子は…」
「ち、違うわよッ!そんなことするわけ…ッ」
理奈は顔を真っ赤にして否定した。
「まあいいわ…。とりあえず早く変身してちょうだい。もう追いかけっこは飽きたわ」
「い、言われなくても…!ね、あなたちょっと離れてくれないかな…?今からお姉さんがあの人を追い払うから…」
ゆっくりと幼女の頭を自分のお腹から引き離すように手をかける理奈。
「………」
だが幼女は理奈のお腹に顔を埋めたまま離れようとしなかった。
「え、あ、いい子だから…ね?また終わったらお姉さんにいくらでも抱きついていいから…」
理奈は少し力を入れて幼女の頭を引き剥がそうとした。
しかしそれでもまったく幼女は離れようとしない。
理奈は少しイライラしながら言った。
「ねぇ、ちょっといい加減に…ひゃあうッ!」
言葉の途中でいきなり素っ頓狂な喘ぎ声を上げる理奈。
突然、ヘソに生じたヌメッとした感触に思わず声を上げてしまったのだ。
「え、あ…ちょ、ちょっと…な、何をして…ああんッ!」
またもヘソに走る感触にビクンッと体を仰け反らせ反応する理奈。
一体幼女が何をしているのか確認すべく何とか顔を下ろした時…
「ッ!?」
なんと理奈に抱きついていた幼女は、いつのまにかブラウスのボタンを外しその隙間から覗く理奈のヘソに自分の舌をねじ込ませていたのだ。
「や、やめ…ッ!そ、そんなところ…ひゃぁぁんッ!!!」
まるで理奈の性感帯を熟知しているかのように、ヘソの中を縦横無尽に動き回る幼女の舌。
必死に幼女の体を引き剥がそうとするも、まったく力が入らずヘソをいいようにされる始末だった。
「あ、あ…ああああああアアアアアアアアアアンンッッッッ!!!!!!!!!」
ついに絶頂を迎えてしまう理奈。
ヘソから光があふれ出し、彼女の体を包み込む。
あらかじめそうなることを知っていたのか、それより早く幼女は理奈から飛びのいた。
「ヒヒヒ、本当におヘソでイくと変身するんだ~。すっごい変態さんだよねぇ~、ねぇローザ?」
「………」
まるで彼女のことを知っているかのようにローザに声をかける幼女。
「はあ…、はあ…、あ、あなた…一体…?」
変身を遂げてへそアクメの余韻から肩で大きく息をつきながらリナは幼女に問いかける。
「初めましてリナ姉ちゃん、私の名前はラミア。まあローザの仲間ってとこかな?」
「ロ、ローザの仲間…!?あなたが…!?」
リナは驚愕した。
見た目がほんの8,9歳に過ぎない少女が、まさか自分の敵と同じ組織に属していたとは…
「お姉ちゃん、おヘソの中とってもザラザラしてしょっぱい味がしたよ。おヘソちゃんと綺麗にしてるのぉ~?」
「な…!」
思わず顔を真っ赤にさせるリナ。
確かにおへそをよく弄りはするが、掃除をしっかりやったためしは無い。
性感帯が故に、まともにヘソ掃除が出来ないからだった。
そんなリナに向けてラミアは言い放つ。
「ローザがいつまでたってもお姉ちゃんのおヘソに埋め込まれてる"アレ"を取ってこれないから、私が来たってワケ。私はローザと違って容赦しないから覚悟してねおヘソ姉ちゃん?」
するといきなりラミアの背後から細長い物体が姿を現した
「う…ッ!?」
"それ"を見て顔を引きつらせるリナ。
なんと触手が4本、ラミアの背中から生えているのである。
それぞれがまるで意志を持つかのように蠢き、その先端には不気味な口とその周りを囲むようにさらに細い触手が生えていた。
「さあ、覚悟してねぇ~」
ラミアと共にゆっくりとリナに向けて滲み寄る触手たち。
「い、いやぁ…」
あまりにもグロテスクな様相にリナも後ろずさる。
「そんなに怖がらないでよぉ、ヒヒヒ…」
卑屈な笑みを浮かべながら、ゆっくりと獲物を追い詰めるようにリナに迫るラミア。
「………」
その様子を不安げな顔で見つめるローザ。
「あ、ローザはもういいよ。後は私がやるから。ヒヒヒ…」
「う…、!」
その時、後ろずさっていたリナの背中に木がぶつかった。
「あ…!」
「追い詰めたよぉ、お姉ちゃん!」
ラミアは一気にリナに向けて触手を放った。
「きゃあッッ!!」
寸でそれをかわすリナ。
バキィッ!!
触手は背後にあった木を貫通し、そのままなぎ倒した。
その様子を見て恐怖するリナ。
(あ、あんなのにやられたら…!)
「ふ~ん、意外とすばしっこいね。それじゃあこういうのはどうかな?」
ラミアは裾から覗く自分のヘソにチラッと目をやった。
「さあ、出てきて…」
すると急にラミアのへそがひとりでにゴソゴソと蠢き始めた。
「え、な、なに…?」
次々とラミアの体に起こる人外の様相。
リナにとってもはやこの幼女は恐怖すべき対象として見なされていた。
そしてまたすぐにそれを思い知らされる光景を目の当たりにする。
「!、ひィ…ッ!?」
なんと蠢くラミアのへそから蟲が這いずり出てきたのである。
尻尾に大きな針を持っており見た目は蜂に似ているが、2周りくらい大きく全身も真っ黒で口に巨大な顎を持っている。
少なくともリナが今まで見たことのある虫の類ではなかった。
蟲は一匹だけではなく次々とラミアのへそから這いずり出てくる。
「ヒヒヒ、びっくりしたぁ?私、この子たちをお腹の中に飼ってるの。私の思うままに動いてくれるんだよ。ほら、あのお姉さんと遊んできて!」
その声に合わせて蟲達は一斉にリナへと向かっていく。
「い、いやあッ!こっちに来ないでッ!!」
必死に蟲を追い払おうと手を振り回すリナ。
「おヘソ姉ちゃんは蟲が嫌いなの~?じゃあこっちの方がいいんだね」
「え?あ…ッ!!」
蟲に気をとられているリナに素早く迫った触手は、一気に彼女の手足を捕らえ縛り上げた。
「い、いやぁァ…!」
ついに触手に体を捕らえられてしまったリナ。
触手の先端がゆっくりとリナのヘソへと迫る。
結界により内部への侵入は防がれているが、それが無ければ今すぐにでも潜り込まんとする様子である。
「ねぇ、お姉ちゃん。そのおへその結界解いてくれないかなァ?これじゃおへその中に入れないよ」
「そ、そんなことするわけ…!」
それを聞いてフーッと肩を下ろすラミア。
「まあ、ずっとそれで良ければいいけど…、でもそのままでもおヘソ大変なことになっちゃうよ?」
「え?」
言葉の意味が理解出来ず、ラミアを見つめるリナ。
「ヒヒヒ…」
それに答えるかのようにラミアは自分の口から舌をペロッと出した。
するとその先にビー玉くらいの白い玉が乗っていた。
それを指でつまみリナに見せ付けるように掲げるラミア。
「これな~んだ?」
「………」
その物体が何かリナにはまったく分からなかった。
「な、なに…?それ…」
「もうすぐ答えが分かるよ、ヒヒヒ…」
すると不意にその白い玉がピクッピクッと動くと、その表面から黒い小さな物体が飛び出した。
それを見てリナも白い玉の正体に気づく。
「ま、まさか…それって…!?」
「そう、この子達の卵だよ」
白い玉はこの蜂に似た蟲の卵であり、ちょうど孵化を向かえて幼虫が飛び出したのである。
そしてラミアは驚愕すべき事実をリナへと突きつける。
「さっきね。お姉ちゃんのおへそをしゃぶっていた時、これと同じものを埋め込んだんだよ、そのおヘソの奥にね」
「ッ!?」
その言葉にリナの顔は蒼白になる。
「もうすぐ孵化するんじゃないかなぁ?そしたらその子、もっとおへその奥へ潜り込んでいっちゃうよ?それでお腹の中で…」
「い、いやああああああッッッッッッ!!!!!!!」
自分のヘソの中にこのグロテスクな蟲の卵が埋め込まれ、しかもそれがもうすぐ孵ろうとしている…。
想像するだけで身の毛のよだつ話である。
もし孵った幼虫が自分のヘソの中を縦横無尽に這いずり回る事になれば…
「いやッ!いやああああッッッ!!!!!!!そんなものおヘソからとってぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!!!!」
今すぐにでもヘソから卵を除去したいリナであったが、触手で手足を拘束され今はそれも叶わない。
「じゃあおヘソの結界解いてよ。この触手たちがリナ姉ちゃんのおへそから卵をとってくれるよ」
気が動転しているリナにもはや正常な判断力は残っていなかった。
いわれるがままヘソの結界を解除するリナ。
「あ!リナちゃん…!」
思わず声を上げるローザ。
「本当に馬鹿だね、お姉ちゃん…」
残虐な笑みを浮かべたラミアは完全に無防備となったリナのへそに向けて4本の触手を放った。
ドシュッ!!
「ぁ…ぅぎゃああああああああああああああアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
リナの口から発せられる凄まじい絶叫。
一本だけで既にリナのへその直径と同じくらいの太さの触手が4本も同時に突き刺さったのである。
その痛みと衝撃は想像を絶するものであった。
「あ、あガァッ!!ギグガガガアガガガッッッッッッ!!!!!!」
とても少女の口から発せられているとは思えない叫び声。
しかし触手たちは無慈悲にリナのヘソの縁を引き裂きながら、さらに奥へと潜り込んでいく。
「ガギぎぎギギぎッッッ!!!!!ギャぎグがアアあアッッッッッ!!!!!!」
涙と涎を止め処なく溢れさせ泣き叫ぶリナ。
「リ、リナちゃん…」
「ヒヒヒ、ローザぁ、いいこと教えてあげようかぁ?」
泣き叫び暴れるリナをとても楽しそうな様子で眺めながらラミアが喋る。
「あのお姉ちゃん、おヘソをどれだけ責められても、いっつも途中で気持ちよくなってきて逆転しちゃうんだよねぇ。だからさ、私さっきリナ姉ちゃんのおへそ嘗め回しながら、たっぷりと塗りこんでやったの」
「何をよ…?」
「この子達が分泌してる特殊な麻酔液。これを注入された相手はしばらくすると快感を感じる感覚が麻痺しちゃうんだよぉ。ちょうど効いてくる頃じゃないかなぁ、ヒヒヒ…」
「!」
(そんなものをリナちゃんのおへそに…!)
ラミアのいうとおり、今のリナのへそはもはや性感帯でなくなっていた。
いつもであればどれだけヘソを責められても、そこから湧き上がる快感から絶頂に達し、究極の必殺技『ネーブル・バースト』にて敵をなぎ払っていたが、快感を感じることが出来なければそれを放つことも出来ない。
つまり今のリナのヘソはただ激痛だけを生じさせる部位となっていた。
「あれぇ?あのおヘソ姉ちゃんのことが可哀想になったのぉ?ヒヒヒ、そうだよねぇ、ローザはずっと"アレ"を取り返すことも出来ずにあの子と遊んでたんだもんねぇ、ヒヒヒ…」
「………」
(リナちゃん…!)
「ガギィッ!ぐゲがガガガぁががガガッッッッッ!!!!!!!」
リナの苦悶の踊りはまだ続いていた。
触手も相当奥へと潜り込み、文字通りリナのお腹を蹂躙している状況だった。
「そろそろ見つかんないかなぁ…、あ!」
触手の感覚を通して、ついに目的のものを探り当てたことを知ったラミア。
「ヒヒヒ、見ィ~つけた…!」
リナのへソ奥、体内に埋め込まれている水晶『メタモル・ジュエル』。
それがついに触手たちに探り当てられてしまった。
ニヤァと笑みを浮かべると、ラミアは触手たちに最後の命を下す。
「その子のヘソから引きずり出しちゃって!」
一斉に凄まじい力でメタモルジュエルをリナのヘソから引きずり出そうと動き出す触手たち。
「アギャがアあああああああアアアッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
叫びと共に、ついにリナは口から大量の血を吐き出してしまった。
「うわ…」
それを見て思わず目を逸らすローザ。
(これは…いくらなんでもヒドいわ…)
メタモルジュエルは今やリナの体内に固着しており、いわばリナの体の器官の一つといえるものであった。
それを無理矢理引き剥がされるのは、内臓一つを引き抜かれるのと同じことであった。
ネーブル・リナの力の根源でもあるメタモルジュエル、それを抜き取られることはすなわちネーブル・リナの死を意味していた。
だがその時はいともあっさりと迎えてしまう。
「グギャッハアあアッッッッッッ!!!!!!!!」
大きく体を仰け反らしたリナのヘソから、ついに一つの玉が触手と共に勢いよく引き抜かれる。
同時にメタモルジュエルを取られた事でネーブルリナの姿を維持できなくなり、リナの衣装は光となって四散した。
そしてそこには触手に捕らわれた変身前の理奈の姿があった。
「あ、あは、あはは…、わ、わたし負けちゃったよぉ…、お、おへそグチャグチャにされて…、あはは…、あははは…!負けたんだぁ…負けたんだよぉ…」
「リ、リナちゃん…」
ヘソへのあまりもの凄惨たる責めに理奈の心も完全に壊れてしまっていた。
口からだらしなく涎を垂らしながら、目も虚ろに何かブツブツ言いながら薄ら笑っている。
「あ~あ、壊れちゃったねおヘソ姉ちゃん。ま、どうせすぐ死ぬからいいんだけど」
そう言いながらリナの四肢を縛っていた触手をようやく解き放つラミア。
そのまま崩れ落ちるようにリナは地面へと倒れこんだ。
「ヒヒヒ、とれたよ。こんな簡単に、ねぇ?」
触手からメタモルジュエルを手に取ったラミアがこれ見よがしに言い放つ。
「………」
顔を背けながら何も答えずローザはリナの姿を見つめていた。
凄まじい触手責めを受け、縁を引き裂かれたことでさらに大きくだらしなく広がった彼女のヘソからはなおも体液が垂れ落ちていた。
(リナちゃん…)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いきなりクライマックスw
リナちゃん、触手幼女ことラミアちゃんにあっさりやられちゃいましたが果たして…w
蟲責めを期待されていた方、申し訳ありません。
この話に組み込むことも考えていたんですが、どうも触手責めと内容が被ってしまいそうだったので今回は割愛させていただきました。
いずれ必ず蟲責めもやりますのでしばしお待ちくださいませ…!
あれは誰…?
あれは…、私?
私が戦っている…?
でもぼんやりして姿がはっきりしない…
そう、私がもしあんな風に戦えたら…
お腹丸出しの、皆からおヘソを見られても平気なヒーローになりたいな。
そう、このおヘソを堂々と出して…
「!?」
理奈はハッと目を覚ました。
「今のは…?ここは…」
辺りは既に日も落ちて暗くなっており、すっかり静寂に包まれていた。
「私…確かおヘソに…!」
理奈は咄嗟に自分のヘソを覗き込んだ。
「…、ない…?」
そこにはいつもの大きなヘソの穴が口を開けていた。
「わ、私…確かこのおヘソに水晶をはめ込んで、それで…」
ヘソに水晶をはめ込んでしばらく耽っていたが、その後なんとか取り出そうと奮闘してた最中、急に水晶が熱くなりその焦げるような熱気に悶え苦しんだ…
その後の記憶がプッツリと途絶えていた。
だが自分のヘソの今の様相を見る限り、特に異変らしきものはない。
「…、きっと夢だったんだわ… !、いけない!」
理奈はハッと思い出した。
気を失う前、理奈は木と擬似セックスヘソオナニーに耽っていた。
よって理奈のヘソはその時のままである。
「は、早く消毒しないと…!」
理奈は持ってきた鞄を持ち出し、その中から消毒液とガーゼを取り出すと、ガーゼに消毒液を染み込ませた。
(おヘソに痛いぐらい染みるけど、それもいいのよね…)
またそんなことを考えながら、理奈はガーゼを自分のへそへと近づけた。
その時…
「あ~ら、こんなところで何やってるのかしら、お嬢ちゃん?」
「っ!?」
突然、後ろから聞こえてきた声に理奈は度肝が抜かれる思いで振り返った。
するとそこにはいつの間にか一人、変わった衣装の女が立っていた。
極端に幅をつめたジャケットにホットパンツ、そしてロングのブーツにグローブ。
バイオレットの際立つ髪、ビスチェからはみ出さんとする乳、そして見事にさらけ出されたお腹。
「………」
理奈は一瞬呆然とした。
こんな人前でとても着れないような衣装をした女が自分の目の前に立っている…
「フフ、驚かせちゃったかしら?」
女は嘲るように理奈に声をかける。
その言葉に気を取りもどした理奈はハッと自分のヘソを手で押さえた。
そしてあたふたとブラウスのボタンを閉じていく。
「?、何してるのあなた?」
「な、何でもありません…!」
「まあいいわ。あなたに聞きたいことがあるの」
女は片手で輪を作りながら言った。
「ここにこれくらいの"水晶みたいもの"落ちていなかったかしら?」
「!」
理奈はすぐ反応した。
(あ、あれだ…!)
その反応を見て取ったように女が言う。
「あら、知っているみたいね」
「えっ、あ…、し、知りません!」
水晶のことは知っているが、気を失っている間に水晶はなくなってしまっている。
今の行方について知らないことは確かだった。
「そう?あれ、私達のものなんだけど…うっかり落としちゃってね。ここらへんに落としたんじゃないかって探しに来たのよ」
「そ、そうなんですか…、あ、わ、私、早く帰らないといけないんで…!」
理奈は鞄をあわてて拾い上げると、急いでその場から立ち去ろうとした。
するといきなり目の前に2つの人影が現れ理奈の視界を遮った。
「え?あ…っ!」
2つの影は理奈の背後にすばやく回りこむと両腕を押さえ込み彼女の見動きを封した。
「は、離して…ッ!私は何も…」
「嘘をついちゃいけないわぁ、お嬢ちゃん?」
理奈の前までやってくると、女はいきなり手を理奈のお腹にあてた。
「!?」
「あなたの体内から感じるのよ。アレがここにあるってね」
「そ、そんな…ッ!?」
理奈は驚愕した。
女の言うとおりであれば、あの水晶は気を失っている間にヘソから抜け出たのではなく、逆に自分のヘソの奥、体内へと潜り込んでいたということになる。
あの水晶が自分の体内に…、理奈は気が動転しそうだった。
「あなた、さっきお腹に何かしてたでしょ?何をしようとしていたのか言ってみなさい」
「あ、あれは…その…」
その先の言葉を出すことが出来ない理奈。
ヘソオナニー後の消毒なんてとても言えるような内容ではない。
そんなモジモジする理奈の様子を見て、女は舌なめずる。
「いけないわぁ。隠し事なんかしちゃう子はひん剥いちゃうわよ。こうやってねぇ!」
女は理奈のブラウスの首元に手をかけると一気に下へと引き裂いた。
「ッ、いやああぁぁッッッ!!!!」
「フフ…、あらぁ?」
引き裂かれたブラウスの隙間から覗く理奈の白い肌。
その中で一際目を引く存在に、女は気づいた。
「なぁに、これ?」
女は驚きと興味を持って理奈の巨べそをマジマジと見つめた。
「や、やだ…、み、見ないでぇ…!」
初めて自分のヘソを他人に見られた…
今までずっと怖れ避け続けてきた事がついに破られてしまったことに、理奈の心は張り裂けそうであった。
「これ、あなたのおヘソぉ?すごぉい…、こんな大きなおヘソ見たことないわぁ…」
自分のヘソに対する文句が理奈の心に容赦なく突き刺さる。
「見ないでぇ…、私のおヘソみないでぇ…ッ!」
泣きべそをかきながら懇願する理奈。
「あら、ごめんね。そんなにおヘソ見られるのが嫌だったかしら?」
「………」
ぐすっぐすっと涙や鼻水を垂らしながら頷く理奈。
(この子、おへそ見られて泣き出すなんて…可愛いわぁ)
「でもお仕事はさせてもらうわよ」
女はそういうと右手のグローブを外し、その手をゆっくり理奈のヘソへと近づけた。
「あなたのおヘソにアレが入ってるんでしょ?ちょっと取り出させてもらうから」
「え…?」
ズブッ!
「はアぁうッッ!!!!」
理奈が反応するより早く、女の指先がヘソに突き刺さる。
その衝撃に理奈は思わず喘ぎ声を上げた。
「痛いかもしれないけど我慢してね」
そのまま理奈のヘソにねじ込まれる手。
メリ、メリ…ッ!
「あッが…ッ!がハ…ッ!」
「あら、見た目以上に随分と大きなおヘソね。ほら、私の手がこんなに入っちゃったわよ?」
「が、あァ…」
自分のヘソに女の手がめり込んでいく…
その信じられない光景を目の当たりした理奈はまともに喋ることが出来なくなっていた。
「ん~、まだここには無さそうね。もっと奥に入り込んじゃったのかしら?」
さらに手を奥へと潜り込ませようと、女はさらに力を入れて手を理奈のヘソへと押し込んだ。
メリッ!
「あぎゃァッ!!」
理奈のヘソに激痛が走る。
「やめてえぇぇぇッッ!!!!やめてえええェぇぇッッッ!!!!!」
悲痛な声をあげ懇願する理奈。
必死に両腕の拘束から逃れようともがいた。
「ったく、そんなに暴れると余計に痛さが増すだけだってのに…!ほらっ!」
女は手を理奈のヘソへと一段突き入れた。
「!!!!!!!」
その時、理奈のヘソの奥に電撃が走り抜けるような感覚が走った。
今までの痛みとは違う感覚…それは理奈が初めて体感する快感であった。
「はァ…はあああああああアアアアアンンンンッッッッ!!!!」
ヘソを突き出すように体を大きく仰け反らせ一際大きな喘ぎ声を発する理奈。
その刹那、理奈のヘソの穴から光が噴出した。
「えッ!?きゃあッッ!!!」
ヘソから光の噴流をまともに受けた女はそのまま後ろへと吹き飛ばされた。
その拍子に理奈のへソ奥深くに埋められていた腕も勢い良く理奈のヘソから引き抜かれる。
「かはァァッッ!!!!!!」
ヘソから手が引き抜かれた瞬間、さらなる快感がヘソに走る。
するとさらに理奈の体全体が光を発し、両腕を押さえていた人影を一瞬にしてかき消した。
「うそっ!ドールが…ッ!?」
想定していなかった事態に女も驚愕する。
「ああアアアああアアアあああああああああああッッッッッッッッ!!!!!」
理奈の雄たけびと共に全身から発せられる光。
やがて光は理奈の体の中心…ヘソに向けて再び集束していく。
ヘソから一際輝く光を放った後、そこに立たずむ理奈の姿。
「え、な、なに…!?」
女はその姿に目を疑った。
そこにいるのは紛れも無く先の少女であったが、その様相がまったく違っていた。
髪は色が茶色がかった黒から淡いライトグリーンと変化し、蒼いリボンで後ろに結わえられている。
衣装は先のブラウスとスクールスカートから、白に青のラインが入ったタンクトップとミニスカートへと変化していた。
その生地の量は彼女の胸と秘部をかろうじて隠すだけで、お腹は大きくさらけだされあの巨べそも見事にむき出しである。
「はあ…はあ…はあ…、こ、これは…?」
顔を真っ赤に紅潮させ大きく息を吐いていた理奈も自分の体に起きた異変に気づき驚愕した。
「い、いやあッ!!おへそ丸出し…ッ!?」
理奈は咄嗟に両手でヘソを隠した。
「あ、あなた…、何なの、その格好?」
「し、知らない…ッ!こんな格好、私…!」
その時理奈はハッと思い出した。
先、気を失っている間に見た夢。
あの夢の中で自分と同じ姿の少女が戦う様を見て、理奈が想念していた衣装…。
それこそがまさに今、自分が身に纏っている衣装であった。
(…まさか、私…、変身…しちゃったの?)
理奈はゆっくりとヘソから手を離した。
理奈のへソには、まるでそこを防護するかのように六芒星の紋章が煌いていた。
(私、おヘソ出して戦うヒーローになっちゃったんだ。あの水晶のおかげで…)
自分の体に起きた異変が、間違いなくヘソにはめ込んだあの水晶によることは理奈にも理解できた。
水晶が理奈の秘められた願望を叶えさせてくれたのだ。
(だったら敵は…私のおヘソから水晶を取り出そうとする、あの人!)
理奈はキッと女を睨みつけた。
「な、なによ…」
「この水晶は誰にも渡さない…!絶対!」
そう言い放つと理奈は女に向かっていった。
「やあああああッッッッ!!!」
理奈は女に向かってパンチを放った。
「…!」
女はヒラリとそれをかわす。
「えい!やあ!」
すぐに女にいる方向へと振り返ると、またも理奈はパンチ、キックを放った。
しかしそれもあっさりとかわされる。
理奈は構うことなくパンチやキックを女に向かって放っていく。
(この子…動きはまったくド素人だけど、先のヘソの光はヤバいわ。まだ慣れてないうちに大人しくさせた方がいいわね)
「たあぁ!!」
「甘いわ、お嬢ちゃん!」
理奈の放ってきたパンチを避け様に、女はパンチを理奈の腹に叩き込んだ。
ボスッ!
「はあゥッ!!」
理奈はそのまま腹を押さえ込んでその場にうずくまった。
「まったく…ヒーローごっこに付き合うつもりなんて更々ないんだけど」
女は呆れるように言い放った。
「さっさとアレ寄越しなさいよ。そうすればもう痛い目見なくても済むわ」
「………」
(だ、駄目…、やっぱり今まで格闘技も何もやったことがない私が勝てるはず…、!)
理奈の心にある考えが思い浮かぶ。
(アレをまた出すことが出来れば…)
理奈は顔を上げると咄嗟にその場から駆け出した。
「え…!あ、ちょっと待ちなさい…!」
突然駆け出した理奈を追いかけるように女もその後を追っていった。
「まったく世話を焼かせてくれるわね、あの子も!」
茂みをかき分けながら理奈の姿を追う女。
「!、あそこね…」
彼女がいる方向へ、その茂みを抜け出した時、彼女の目に信じられない光景が飛び込んだ。
あ、あぁァん…!
わ、わたし、こんな格好でヒーローになっちゃったよォ…ッ!
こんなおヘソ丸出しの格好でぇ…!
これじゃあおヘソばっかり狙われちゃうよォ…ッ!
敵におヘソを責められて、傷つけられて、いつもピンチになっちゃうのォ!
だけど私はァ、それでも頑張るのォ!
おヘソをどれだけ痛めつけられても頑張るのォ…ッ!!
だってわたしはヘソ出しヒーローなんだからああ…ッッ!!!!
「………」
どうみてもそれは自慰行為であった。
片手で自分の乳首をもみしごきながら、もう一方の手の指をヘソの奥へ潜り込ませ喘ぎもがく理奈の姿。
その常軌を逸したヘソオナニーの光景を目の当たりにして女は唖然とした。
「な、何やってんの…この子…」
思わずそんな言葉が口から漏れた。
しかしハッと我に返えると、女はヘソオナニーに耽る理奈の元へと歩み寄った。
「と、とにかくいい加減にアレを…」
女が声をかけた瞬間であった。
「ふあああああああああアアアアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!」
「!?」
絶頂に達し一際声を張り上げる理奈。
それと同時に理奈のヘソから再びあの光の噴流が湧出した。
「ま、まさかこの子、これを…ッ!?」
女はすぐさまその場から身を引くが、それより早く光の噴流が全身へと降り注いだ。
「あああああああッッッッッッ!!!!!!」
必死に噴流に耐えるも、このままではタダではすまないことになるのは明らかであった。
(ぐっ、ここは一度態勢を整えるしか…!)
女は足元に撤退用のゲートを呼び出すと、ゲートへと体を飛び込ませてその場から消え去った。
やがてヘソからの光の噴出も途絶え、あたりに再び静寂が戻る。
「はあぁ…はあぁ…、や、やったぁ…、私、倒したんだぁ…、はぁう…」
理奈は女が撤退したのを見届けるとそのままぐったりと気を失った。
こうして理奈ことネーブル・リナの戦いは幕を開けたのだった…
………
初めてリナと戦った時の事をローザは思い返していた。
あの後もリナと何度か戦ったが、その度に追い詰めるも肝心のところで目的を果たせずにいる。
すべては性感帯の固まりのようなあのヘソのせいだ。
(…まったく、あの子も本当にどうしようもない子ねぇ)
敵の目の前で堂々とヘソオナニーに耽けるなんて、どう考えてもまともな精神の持ち主ではない。
だがそんなリナのことをローザは徐々に愛おしく思い始めてきた。
(だってあんないたいけな少女が必死におヘソをいじって、私たちに立ち向かおうとしているんだから…)
「フフ…」
思わず口から笑みがこぼれる。
「何が面白いの、ローザ?」
「!」
突然背後から声をかけられ、ローザはその声の主へと振り返った。
「あなた…」
「ねぇ、ローザ。もういい加減にアレとってこないとボスも怒っちゃうよぉ?」
「分かってるわよ、そんなことぐらい…」
「だからさ、次出る時はあたしも一緒に行くけどいいよね?」
「………」
「ねぇ、いいよねぇ?ローザァ?ヒヒヒ…」
口端を歪ませ薄ら笑う声の主。
(これは…ちょっとマズイかもね、リナちゃん…)
胸中に複雑な思いを錯綜させるローザであった…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで、触手幼女がアップを始めたようですw
これでネーブル・リナ前日譚終了です。
しかし本当にこの子はどうしようも無い子ですねw
毎回毎回ヘソを必死に弄って、光を噴出させている(「ネーブル・バースト」と命名)リナちゃん…
ところで前回書いた触手幼女幹部ですが、さっそく色々ご意見・感想いただきありがとうございます。
正直ここまで反応があってビックリしましたw
まず彼女のヘソから出ているのは、彼女が体内で飼っている蟲です。
ヘソから蟲を繰り出し、自在に操って相手を襲わせるわけです。
当然、相手の体内に侵入させたりも…
そして彼女自身にもへそ責めを是非!ということですが、
まずは彼女の威力をリナちゃんにじっくりと味あわせてやりたいので、もう少し後になりそうかと思います。
もはやローザ姉さんの時みたいに、気持ちいい思いばかりさせるわけにはいきませんからねw
とある女子高の裏山…
日も傾き、夕日で紅く染まる林の中にその少女はいた。
茶色がかったロングヘア、半袖のブラウスにピッチリと浮かび上がった胸、紺色のスカートからスラリと伸びた足、そして若干あどけなさが残る端正な顔。
少女の名は片瀬理奈。
一見すれば可憐な少女であるが、彼女は今、まさに快楽の波に溺れているところであった。
「あはァッ♡ はあぁぁん…ッ!」
口から洩れる喘ぎ声。
彼女は自慰行為の真っ最中であった。
人目の無い学校の裏山での自慰行為。
ただそれだけのことであれば、そうなくもないことではあるが、彼女の場合行為そのものがかなり常軌を逸していた。
見れば彼女は自分より2回りくらい太い木に体を押しつけて喘いでいるが、秘部をこすりつけているわけではなかった。
彼女を快楽へと誘っているのは、彼女のボタンの外れたブラウスの隙間から覗く白いお腹、なんとその中央に丸々と突き刺さった木の枝であった。
彼女は自ら木の枝を自分のへそに押し込み、そこから沸き起こる快感に浸っていたのだ。
理奈はさらに木を強く抱きしめる。
自分の体を密着させた分、枝がよりへそに食い込み、さらなる快感をもたらす。
わ、わたし、今この木に犯されてるのぉ!
こんなおっきい枝をおヘソに挿されて犯されてるのぉッ!!
え、枝がどんどんめり込んでいっちゃうぅ…ッ!
もうおヘソが引き離せないほど喰いこんじゃってるよぉぉッ!!
こ、こんなのおかしい、おかしいのに…っ!!
お、おへそでイッちゃうなんて絶対におかしいのに…ッッ!!
だ、だめえェッ!私のおヘソ犯さないでぇぇッ!!!
そ、そんな乱暴にされちゃ、お、おへ…ッ、おヘソッ!
おヘソおおぉぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!!!!!!
「はあああああんっっっっ!!!!!」
ビクンと体を震わせ、理奈はついに頂点に達した。
涙、涎、そして膣液…
全身から止め処なく溢れ出す体液が、既に汗で滲む彼女の肌や衣服をさらに濡らした。
「は、はぁ…ぅ…」
木を掴んでいた手を離し、よろよろと後ろずさる理奈。
その拍子に理奈と木を繋いでいた枝もズズッとへそから引き抜かれる。
「んぅ…ッ!」
その感触に一瞬快感を覚える理奈。
そのまま彼女の体は後ろへと倒れ込んだ。
「ハァ…、ハァ…、ハァ…」
手足を地面に投げ出し、だらしなく大の字になった恰好で理奈は事後の余韻に浸った。
あれほど枝が押し込まれていたヘソは痛々しいほど真っ赤に腫れあがっていたが、彼女にとってはそのヒリヒリとする痛みも余韻の一部となっていた。
「ま、また…やっちゃった…」
彼女は呟いた。
この方法で既に数えきれないほどオナニーを繰り返してはいるが、その度に後のヘソの処理に苛むことになることは彼女もよく知っていた。
今も彼女のへその中の肉壁には、木の表皮に長時間強く擦りつけていたことによる傷が無数、そして皺の隙間には枝から剥がれた細かな木屑が多数埋め込まれている。
これらを早く適切に処理しないとヘソが炎症を起こし、取り返しのつかないことになる。
しかしそのリスクを負ってまで彼女はこのオナニーを繰り返していた。
自分の指やペンでおへそを弄り浸ることはあるが、それ以上にこの木の枝を使ったものは格別なのだ。
木の枝のゴツゴツとした固い表皮が容赦なく自分のへそを責める、その感覚が彼女にとって最大の快感であった。
この枝オナニーをした後は、へそを治癒させるためしばらくへそオナニーは控えなければならない。
だからこそ彼女は出来るだけ長くこの余韻に浸っていたかった。
「ハァ…、ハァ…、ハァ…、こ、今度はまた2週間後、かな…」
その時であった。
ガサッ!
「ッ!?」
突然の物音に理奈は心臓が飛び上がらんとするほど驚いた。
誰もいないと思って快楽に耽っていた姿を誰かに見られたとなれば、それは彼女にとってこの上なくおそるべき事態である。
理奈は咄嗟に起き上がり、はだけたブラウスの裾で自分のヘソを隠しながら辺りを見渡した。
「………」
あたりに人影はなかった。
それでも隠れて伺っているのではないかと、理奈はさらに隈なく見渡したが、どうやら人の気配もなく誰かが隠れているようでもなかった。
(きっと猫か何かの動物だったんだわ…)
一瞬焦った理奈だったがゆっくりと落ち着きを戻す。
その時、あるものが目に入った。
「…? なに…?」
それは少し離れた茂みの中にあった。
理奈はその茂みに近づくとそこからそれを拾い上げた。
「水晶…?」
それはテニスボールを2回り小さくしたような蒼い水晶玉であった。
いつからここにあったのか、理奈は少なくとも今の今までそれがそこにあったことに気づいてなかった。
オナニーを始める前には念のため周りを確認しているが、その時に見つからなかったのが不思議だった。
理奈はまじまじとその水晶を見つめた。
「きれい…」
まるで中に吸い込まれそうなほど透き通った蒼い水晶。
そしてそれをジッと見つめる理奈の胸中にある考えが浮かびあがってきた。
「この水晶…私のおへそに入る、かな?」
先の枝オナニー後にも関わらず、理奈は頭の中でまた自分のへそをどのように弄るか思いを張り巡らしていた。
理奈のヘソは常人の一般的なヘソよりも遥かに大きくピンポン玉が入ってしまうほどの大きさだった。
それでもこの水晶玉を入れるには少々サイズが足りないように思われたが、理奈はそれでもやってみようとそっと水晶を自分のヘソにあてた。
(やっぱりちょっと大きすぎるかな?でもちょっと力を入れれば入りそう…)
理奈は両手を水晶に添えてグッと自分のへそに向けて押し込んだ。
「ん…ッ!」
傷だらけのヘソに水晶の冷たい感触が沁み渡り、彼女は思わずうめいた。
だが水晶そのものは1/3もへそに入り込んでいなかった。
(もっと、もっと強く押さなきゃ…)
理奈はさらに力を込めて水晶をヘソに押し込む。
ヘソの縁を押し拡げながら水晶はヘソの中にめり込んでいくが、それでも手を離せば飛び出してしまいそうだった。
(!、あ、あれを…)
理奈はヘソに水晶を押しあてたまま、先の性行為のパートナーとしていた木まで歩み寄り、背中でもたれかかるとそこを支点にさらにグッと手に力を込めた。
「ん、うぅん…ッッ!!くうぅぅぅぅッッッ!!!」
何かに取りつかれたように一心不乱で水晶をヘソに押し込まんとする理奈。
その甲斐あってか(?)水晶もその直径よりも小さい理奈のヘソへと徐々に埋没していく。
「んはああっっっ!!!!!」
理奈の叫びと共に、ついに水晶は理奈のヘソにピッチリとはまり込んでしまった。
「………」
ゆっくりと手を離すと、理奈は自分のへそにはまった水晶をじっと見つめた。
理奈の白いお腹の中心で怪しげな光沢を放つ蒼い水晶。それはとても官能的な光景に見えた。
理奈は愛でるように自分のヘソの水晶を撫でた。
「あは、入っちゃった…」
そしておもむろにピンと指で弾く。
「ん…!」
水晶を通じてヘソ全体が揺すぶられるような感触に身をくねらせる理奈。
まるで水晶が自分の体の一部になったようであった。
だがその時、ハタと気づく。
「こ、これ…どうやって取り出せば…!?」
その時初めて自分が取り返しのつかない事をしてしまったのではないかと気づいた里奈。
水晶はヘソの縁をはち切れんばかりに押し拡げて収まっている。
その水晶をヘソから取り出すには、さらにその縁を押し拡げて指などを差し込めるスペースを作らないといけない。
だが彼女のヘソの縁はもうこれ以上押し拡げられないほど伸びきっているのだ。
一転して彼女は気は動転した。
「こ、これじゃあ、取り出せないよぉ…!」
一生このままヘソに水晶をはめ込んで暮らせるわけがない。
かといって自力で取り出せなければ、誰かに手伝ってもらわなければならないが、そんなことになれば彼女の性癖やヘソのことが知られてしまう。
それは彼女にとって絶対に避けたいことであった。
「ん…、く…!」
理奈は必死になって自分のへそから水晶を取り出そうと試みた。
だが水晶の表面は磨き抜かれたようにツルツルで指で摘まみだすこともまったく叶わない。
おへそ周りの腹の肉をつねったり押し込んだり、水晶を押し出そうとしたがまったく効果はなかった。
(な、何で私、こんな馬鹿なことやっちゃったんだろう…!こんなおヘソを苛めるようなことばかりやってるから…ッ!)
沸き起こる後悔の念と共に泣きべそをかきながら、理奈は必死にヘソの水晶と戦った。
「!?」
しばらくして突如、ヘソの奥に違和感を感じる理奈。
それまでひんやりとした感触だった水晶が、急に熱をもったように温かくなったのである。
「え?な、なに…?」
突然のヘソの異変に動揺する理奈。
そしてすぐにその温もりははっきりとした熱さへと変わっていく。
「うぁ…、あ、熱いッ!」
熱さは一気に灼熱となって理奈のヘソを襲った。
「熱いィいいぃぃぃッッッ!!!!!!おヘソがぁ、おヘソがあぁぁぁあッッ!!!!!」
悲痛な叫びを上げながら、地面に崩れ落ち転げまわる理奈。
焼けつくような熱気に、このままヘソを灼かれながら死ぬのではという気さえした。
「いやァああぁぁああああァァッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
そして彼女の意識はそこで途切れた…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
前日譚としてネーブル・リナ誕生編です。まずは前半から。
変身前の姿でへそオナニーしているところを、
というリクがあったので早速やってみたんですが…
この子、頭大丈夫なんでしょうか?w
「そんな性癖で大丈夫か?」「大丈夫じゃない、問題だ」
ボグッ!!
「あ゛、あ…ぁ…、ぅ…」
何発目になるか分からないパンチを腹に叩き込まれる。
その衝撃にもわずかに呻くことしか出来ないほど、リナの腹部の状態は悲惨なものとなっていた。
肌にはヘソを中心に痛々しいほどの痣が刻み込まれ、痛みも限界を超えて感覚が麻痺しているほどであった。
「…こんなとこかしらね」
リナの腹が殴られる様をずっと愉快そうに見ていたローザは、ようやくドールの動きを止めさせる。
そして羽交い絞めにされたまま無理矢理立たされているリナの眼前へ歩み寄った。
「リナちゃん、可哀そうにねぇ。お腹こんなに殴られちゃって…とっても痛いでしょう?」
「………」
リナからは何の反応もない。その瞳は虚ろでローザが声をかけていることにも気づいていないようだった。
ローザはリナの顎に指をかけ、そしてもう片方の手でリナの痣だらけのお腹をさすりながら甘い声で問いかけた。
「またお腹殴られたい?」
「…、あぁ…ぅ…、…ゃ…」
ようやく言葉を返すリナ。
「よく聞こえないわぁ。ちゃんと言わないとお腹をまた"こう"しちゃうわよぉ」
そういいながらローザはお腹をさすっていた手でリナのお腹を軽くこずいた。
それにビクッと反応するリナ。
「い、いやぁ…、ぉ、お腹、殴らないでぇ…」
「そうでしょう?じゃあ殴られたくなかったら、そのおヘソの結界解いてくれない?」
「………」
お腹を殴られる恐怖から逃れるため、ヘソの結界を解除することにもはや躊躇はなかった。
リナのヘソを防御するため張り巡らされている六芒星の結界がスッと消える。
「フフ、いい子ね」
そういうとローザはリナの体を羽交い絞めしていたドールを消した。
「ぁ…」
今まで体を拘束していた存在が消え、リナはその場に崩れ落ちるように倒れこんだ。
「あ、ぐ…うぅ…」
地面に倒れ伏しながら、腹の痛みに悶えうめくリナ。
「そんな態勢じゃおへそがよく見えないでしょ、ほら!」
ローザはまるで缶でも蹴るかのように無造作にリナの脇腹を蹴り上げた。
「あぅ…!」
蹴られた勢いでリナの体が地面を転がり、彼女の体は仰向けの状態となった。
「はあ…はあ…はあ…」
むき出しのお腹を大きく上下させながら、荒く息を繰り返すリナ。
「まったく、お腹をそんな無防備にさらけだしちゃって…可愛いわぁリナちゃん」
そう言いながら倒れたリナの脇に立ったローザは自分の右足の踵を軽く捻った。
するとブーツの踵の先端から、中に仕込まれた金属の棘が飛び出した。
そして右足をスッと上げると、その大きく開かれたリナのヘソに狙いを定めた。
「けど、もう誰もあなたのおヘソを守ってくれないわよ」
ローザはそう言い放つと、一気に右足をリナのヘソめがけて踏みつける。
グジュウッッ!!
「がはァァァッッ!!!!!???」
リナの口から大量の体液と共に呻き声が吐き出される。
ブーツの踵の先の棘は見事にリナのヘソの中心を捉え、彼女に一瞬で痛烈なダメージを与えた。
「あがッ、が、がぁ…ぁッ!!」
彼女の最大の弱点でもあるヘソを、ピンポイントに責められ悲痛な声を上げるリナ。
「ほら、ほら、どう?痛い?痛いでしょ?」
わざと確かめるように声をかけるローザ。
「あっ、が…ッ!い、いたいッッ!!痛いからやめてぇぇッッ!!!」
期待通りの反応に邪悪な笑みを浮かべながら、ローザはさらに容赦なく踵でグリグリとリナのヘソを踏みにじる。
「ぐはあッ!!お、おへ…ッ、おへそがぁ!」
「おへそがどうしちゃうのかしら?」
「おへそがぁッ、壊れちゃうぅぅッッ!!」
ブーツの棘はリナのヘソの中の肉片を容赦なく抉り傷つけ蹂躙していく。
その激痛は先の腹へのパンチ連打以上の激痛となって彼女を苛んだ。
「アハハハハハ、そうよぉ!こんなみっともないおヘソはこうやって壊しちゃうわよぉ!」
苦しみ悶えるリナの姿を見て、嗜虐心をますますエスカレートするローザ。
さらにブーツをリナの腹に押し込み、へそ奥深くへ棘の先端をめり込ませる。
「ああああああああああああああッッッッッッ!!!!!!!!」
「ハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
リナの悲痛な叫び声とローザの残虐な笑い声が長く響き渡った。
………
しばらくした時であった。
「あ、あ…、ぅん…」
「ん?」
突如、違和感に気づくローザ。
リナのあげる声が苦痛の叫び声ではなくなっているのだ。
「う、ぁ、あぁ…ん」
「ま、まさか…」
明らかにリナは恍惚感を含ませた声を発していた。
「こ、この子、こんなにおヘソ痛めつけられて…感じちゃってるの!?」
リナがヘソフェチであることはローザも知っていたが、まさかここまでのほどとは彼女も考えてなかった。
「!、しまった…!」
ローザはハッと思いだし、慌ててリナの腹から足を引き抜いた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっっ!!!!!!!!」
それまで自分のヘソをいたぶり続けていたブーツの棘が一気に引き抜かれたことで、その衝撃がこの上ない快感となってリナの脳内を駆け巡った。
その刹那、
カッ!
「!!!!!!」
リナのヘソから目も眩むような光が吹き出し、辺りが一気に閃光に包まれる。
「ぐうううううううう!!!!!!!!」
無数の閃光がローザの体を襲い、凄まじい衝撃となって彼女を吹き飛ばす。
そしてそのまま壁に体を激しく叩きつけられた。
「あうッ!!いッ、つぅ…」
体中の痛みに堪えながら、なんとかヨロヨロと立ち上がるローザ。
その体のいたるところについた傷と痣が先の衝撃波の勢いを物語っていた。
「く、私としたことが忘れてたわ…」
ローザが悔しそうに呟く。
(おヘソをいじられてあの子が感じると、それが強大なパワーとなってジュエルに溜め込まれる…。だからあの子のヘソからジュエルを取るには、あの子が快感を感じる前に抜き出さなきゃいけなかったのに…)
「まったく…私としたことがつい夢中になっちゃったわ」
リナの方に目をやると、彼女は仰向けのまま気を失って倒れていた。
「……、今日はこの辺にしといてあげるわ。痛み分けってことでね」
背後に退却用のゲートを呼び出すローザ。
「だけどまたあなたのおヘソ、虐めに来るから楽しみにしててね、リナちゃん」
そういい残すと、ローザはゲートと共に消え去っていった。
後に一人残されたリナ。
気を失ったその顔には恍惚の笑みが浮かんでいた。
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前回のリナちゃんの受難その1の続きです。
おへそをブーツの踵で踏みつけられるというネタでやってみましたがいかがでしたでしょうか?
終始ローザさんが圧倒的優位だったのに、最後の最後でしてやられるというのも、
ここでリナちゃんがやられてもらっては後に続きませんからねw
しかしローザさんの髪型、自分でデザインしておいて描くの難しいwww