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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
「さぁて、ボスの命令も果たしたし、後はこれもって帰るだけだね。だけどその前に…」
「いい加減そのお姉ちゃんにトドメ刺しちゃおうか」
「!」
ラミアの触手の一本が理奈の方へと向けられる。
「もうほっといても死ぬだろうけど、こういうのは確実に仕留めとかないと気がすまないんだよね、アタシ」
「あ、ぁ、はは…、わ、わたし…負けたんだよぉ、はあぅ…」
自分のおかれた危機的状況も分からず、ただうわ言を繰り返す理奈。
「ヒヒヒ、そうだねぇ、その大きくなったおへそにもう一度コレを突き刺して、ミンチになるまで内臓かき回してあげようかなぁ?」
「それじゃあねお姉ちゃん」
最後のトドメをささんと理奈のヘソに向けて触手が振り下ろされる。
その時、
「!」
一つの影がラミアの持っていたメタモル・ジュエルを掻っ攫う。
「え?」
シュバッ!
そして別の影が理奈に迫る触手をなぎ払った。
「………」
「これは…どういうつもりなのかなぁ?」
「…どうもこうも、ないわよ…」
理奈の窮地を救ったのはなんとローザであった。
ローザの召還したドールがラミアから奪ったメタモルジュエルをローザに手渡す。
「まさかそれを自分の手柄にしようっての?それとも…」
「………」
正直、自分でもどうしてこういう行動に出たのか分からなかった。
「答え次第じゃ、あんたもタダじゃすまないよローザァ…」
自分のやったことに戸惑いを感じるローザに対し、ラミアはゆっくりと詰め寄る。
(ここはとりあえず理奈ちゃんをなんとかしないと…)
「あなた達、あとは任せたわよ!」
そのままドールをラミアに差し向けるローザ。
その隙にローザは理奈の体を抱きかかえ上げ、その場から逃げ去っていった。
「チッ、ローザァァッッ!!!」
「………」
「ふぅ…」
理奈のヘソにしばらく手を当てていたローザから安堵の息が漏れる。
ドール達にラミアの相手をさせている間、逃げ込んだ廃屋にてローザは理奈の治癒にあたっていた。
ラミアの触手によって引きずりだされたメタモルジュエルを再びリナのヘソに埋め込み直し、無残に引き裂かれたヘソの傷に自分のエナジーを流し込み回復を早めさせていたのだ。
「なんとか命に関わるところは避けられたみたいね」
「だけど…」
「…ぅ、ァ……」
理奈の意識はまだ完全に戻っていなかった。
ラミアから壮絶なへそ責めを受けたことで、感情が一時的に麻痺してしまっているのだ。
目も虚ろにだらしなく口から涎を垂らすリナの顔を見つめながら思いに耽るローザ。
「まったく…本当にこんな子が、ね」
今までずっと戦ってきた相手なのに、ローザはまったく彼女に対して敵意を感じなかった。
むしろ健気で、可愛いとすら感じるようになってきた。
(そうか、私は…)
その時、だった。
バキャアァッッ!!!!
「!?」
「見つけたよぉ…!ローザァ…」
廃屋の壁を突き崩しながら現れたのはラミアだった。
「あんなもので私を倒せると思ったの?足止めにもならなかったよぉ?」
「ラミア…!」
「もう、あんたも一緒に始末しちゃうけどいいよね?どうせ失敗続きだったんだからさァ!」
そう言い放つや、4本の触手と共に襲い来るラミア。
咄嗟に応戦しようとするローザだったが、すぐあることが頭に過ぎった。
(リナちゃん…!)
未だ意識が戻らない理奈を置いたまま、ここで激しい戦いを繰り広げては彼女の身もただでは済まない。
かといってこれ以上逃げ場所がないことも確かだった。
次々と繰り出される触手をかわすもローザは焦り始めていた。
「ヒヒヒ!!分かるよォローザァ」
「あんたその子のせいで満足に戦えないんでしょ!?」
「く…!」
「だからこういうときはどうするのかなァ!?」
触手に気をとられたローザの隙を突いて、ラミアのヘソから繰り出された蟲が一直線に理奈へと向かっていく。
「!、理奈ちゃん…!?」
反射的に理奈の方へと振り返るローザ。
その隙をラミアは逃さなかった。
「ヒヒッ!!」
4本の触手で一気にローザの四肢を締め上げる。
「うああァ…ッ!!」
「まったく甘ちゃんだよねぇローザは…」
「せっかくだからこのまま縊り殺す前に、ローザが可愛がってたあのおヘソ姉ちゃんの最期見せてあげるよ」
「!」
その言葉にローザが理奈の方へ目を向けると、ラミアの放った蟲が理奈のヘソへと群れる光景が目に入った。

「リ、リナちゃんッ!!」
「このままあのお姉ちゃんのおヘソ食い破っちゃおうかなぁ?おヘソが終われば、次はお腹、内臓もね…ヒヒヒ!!」
ローザは必死に理奈へ呼びかけた。
「リナちゃん!起きてッ!目を覚ましてッ!!」
「…は、はひィ…、ふぁ、あ…」
ローザの必死の呼びかけにも不明瞭な声しか上げない理奈。
「ヒヒヒヒヒ、いくらジュエルをおヘソに戻したからって、そう簡単に生き返るわけないよねぇ!!」
「く、ぅ…」
「まあ、ただ快楽を求めていつもおヘソ弄ってばかりみたいだったし…人としてはもう終わっていたかもしれないけどね、ヒヒヒ」
「!」
その言葉にハッとするローザ。
(そうだ、私は…理奈ちゃんのそういう常軌を逸していたところが面白くて…)
ローザはある決心をし、そしてラミアに向けて言い放った。
「フン、あんたみたいな合成生物の寄せ集めみたいな奴に言われたくないわよ」
「!、今なんていったァ!?」
今まで人をくったような喋り方をしていたラミアの口調が明らかに怒気を含んだものに変わる。
「だからあんたみたいな実験で作られたケダモノが、人間様を馬鹿にしようなんて百年早いっつってんのよ…!」
「グッギギギギギッッッッッ!!!!!ローザァァァッッッ!!!!!」
怒りのあまりローザの四肢を引き千切らんほど締め上げるラミア。
「ぐぅああああああッッッ!!!!!」
「や、やっぱり…こんな簡単な挑発に乗るなんて、ね…」
「あんたやっぱり人間…いえケダモノ以下だわ…!」
「!」
その言葉に完全に切れたラミアは2本の触手の先端をローザのヘソへと思い切り突きたてた。
「がはああァァッッ!!!!!!」
それだけに終わらず触手はさらにゆっくりと左右へと開き始めた。

「ぎィッ、あがががッガァ…ッッ!!!」
2本の触手にヘソを無理矢理広げられる激痛に顔を歪ませるローザ。
スッと縦に線の入ったローザの綺麗なヘソが無残にも割り広げられていく。
その奥からは普段見えることがないような生々しいピンク色の繊維質まで顔を覗かせていた。
「ヒャハハハハハハハ!!!!ねぇ、今どんな気分?」
「さっき馬鹿にした合成生物におヘソを責められる気分はァッ!?」
「お前如き人間がこのアタシを馬鹿に出来るわきゃねぇんだよォォォォォッッッッ!!!!!」
「が、あ…ッ、ぐぅ…!」
「はッ、ば、馬鹿になんかしてないわよ…、馬鹿にする価値がないだけでね…!」
メリィ!!!
「ぐはあああアああアアアあアアアああッッッッッ!!!!!!」
ローザはワザとラミアの神経を逆撫でし、怒りを全て自分に向けるように仕向けていた。
(そ、そう…触手や蟲を全部私が受け止めた後、この子諸共自爆する…そうすればリナちゃんは…)
「ねぇ、ローザァ?」
「!」
ふいに急に冷静な声でラミアがローザに声をかける。
「このまま私が怒りのあまり、あのおヘソお姉ちゃんのこと忘れるかと思ったァ?」
「えっ!?」
「アンタの考えていることは全部お見通しなんだよォ?ヒヒヒ…」
「う…!」
ラミアに自分の目論見が全て読まれていたことにローザは愕然とした。
「浅知恵だったのはそっちだったみたいだねぇ、ヒヒヒ…」
「まあ私にとって、人間2匹始末することぐらいわけないけど…」
「く、ぅ…」
自分の思惑が外れ、もはや為す術がないことを知り悔しさを滲ませるローザ。
その時、ローザの耳にある声が入った。
「あ…、はァん…♡」
「!」
(こ、この声って…)
ローザは咄嗟に理奈の方へと目を向けた。
見るとラミアの放った蟲によってヘソを責められている理奈であったが、それに対して小声であったが喘ぎ声を上げている。
まだラミアの麻酔は利いているはずだが、しかし明らかに快感を感じているようなのである。
(まさか…あの子、妄想してるの…?)
快感をイくには性感帯を直接刺激するのが手っ取り早いことに間違いは無いが、性感帯を刺激することなく妄想だけでイくことも出来ないことではない(?)
まして彼女の意識は今、朦朧としているところである。
一か八かローザは声を張り上げて叫んだ。
「リナちゃん!聞いて!今アナタのおへそには小さな妖精さん達が集まっているわ!」
「なに、何言ってるのローザ?頭がおかしくなっちゃった?」
ラミアにも構わず、構わずローザは続けた。
「今、その妖精さん達はあなたのおヘソを舐めてるの!皆でリナちゃんのおへそを隅々まで舐めて食事をしてるのよ!」
「あ、は…ァ、お、おへそにィ…妖精さんたちがぁ…?」
「そうよ!あなたの汚いへそのゴマまで食べてるわ!どう、気持ちいいでしょッ!?」
そこでようやくラミアも気づく。
「違うッ!!あんたのおヘソは今蟲に喰われてるのよッ!!へそ肉を引きちぎられてねぇッ!!痛いに決まってるッ!!」
「お、おヘソ…い、痛い…?」
「そんなこと無いわッ!あなたのおヘソの中にいるのは妖精さん!皆で貪るようにおヘソの隙間まで舐めてるわ!気持ちいいはずよッ!!」
「黙れッ!!」
ラミアは残り2本の触手を普段の理奈のヘソの大きさまで割り広げられたローザのヘソに思い切り突きたてた。
「あぎゃあああああアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!」
内臓を直接抉られたような感覚にローザは気を失いそうになったが、それでも彼女は必死に自分の意識を繋ぎとめた。
そしてローザは力を込めて叫んだ
「リ、リナちゃんッ!!おヘソ、気持ちいいでしょうッ!?」
「あ、あはァ…ッ!き、気持ち…気持ちいいッッッッ!!!!!!」
その答えと共にリナのヘソから光が噴出し、ラミアの蟲を一掃した。
「!」
「まさか…!?」
さすがのラミアも驚きを隠せなかった。
あれだけヘソを責められ、さらに麻酔の効果により快感も感じられなくなっているのに、彼女は今再び変身しようとしているのである。
「はあああああああああああああんんんんッッッッ!!!!!!」
絶頂の雄たけびと共に再び彼女はネーブル・リナへと変身を遂げていた。
その様を見てローザは思わず呟いた。
「リナちゃん…やっぱりあなた、最高の変態だわ」
「あ…、わ、わたし…?」
変身と共にようやく意識を取りもどしたリナは自分の目の前で繰り広げられている光景に驚いた。
なんとあのローザが触手に捕らわれ、さらに先の自分と同じようにヘソに触手を突き立てられているのである。
「ロ、ローザ!?」
「リナちゃん、い、今がチャンスよッ!私たちにトドメをッ!!」
「そんなことさせるかァッ!!」
ラミアはリナに向けて攻撃を仕掛けようとした。
しかし…
「ッ!?」
「ざ、残念だったわね…」
「あ、あなたご自慢の触手は…私がおヘソで、がっちり咥えているわ…!」
「わ、私の腹筋って何気にすごいんだから…」
「だったら引き裂いてあげるよォッ!!」
ローザのお腹の中でラミアの触手が暴れまわる。
「がアッ、ぎィぐぐギィィィィッッッッ!!!!!ぜ、絶対に離さないイィィィッッ!!!!」
「リナちゃん、は、早く…ッッ!!い、今だったら、仕留められるわッ!!!ガはァッッ!!」
内臓を滅茶苦茶にされ、口から夥しい量の血を吐きながらも、必死にリナに向けて呼びかけるローザ。
「ロ、ローザ…」
今まで敵同士だったとはいえ、いきなり自分ごと撃てというローザにリナは戸惑っていた。
「な、何やってんのよッ!!さ、さっさとヘソ弄って…イっちゃいなさいよ!」
「あ、あんたヘソ弄るぐらいしか能がないくせにッ!!」
「な、何言ってんのよッ!?」
顔を真っ赤にさせて反論するリナ。
「だ、だけど…そのヘソ弄りが今一番、役に立つ時なのよ!」
「あ、あんたここでイかなかったら、た、ただの変態露出狂ヘソ女よ!」
「そ、そこまで言わなくても…」
思い切り自分の性癖を罵倒されリナの目に涙が浮かぶ。
「く、悔しかったら、そのおヘソで私を撃ちなさいよッ!!出来るものならねッ!!」
「ば、馬鹿にしないでッ!!」
リナは両手の人差し指を自分のヘソへ思い切り突っ込ませた。
「ハァンッッッ!!!!」
ビクッと体を仰け反らせるリナ。
そして自分のヘソの中でも特に感じるシワに沿って爪を立てながら指を激しく扱かせた。
「ハアアアアアアアアアアアアアッアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!」
一気に絶頂に向かって駆け上がっていくリナ。
そしてついに…
「アアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」
リナのへそから眩い光が噴出した。
「くそォッ!!離せぇぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!!!」
その場から逃れようと、ローザのヘソに突き刺した触手を引き抜こうとするラミアであったが、それもままならない。
「そう、それでいいのよ…リナちゃん…」
ヘソの中はもはやグチャグチャであったが、それでもラミアを逃すまいとローザは満身の力をヘソに込めた。
直後、リナ渾身のネーブルバーストが2人の体を包み込んだ。
「ぎゃあああアアァぁアアアあああああああアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「リナちゃん、またおヘソ…触らせてね…」
眩い閃光の中、ローザとラミアの姿は消えていった…
理奈は一人校舎の屋上にいた。
「………」
あの出来事から一ヶ月…
あれからというもの新たに自分のヘソを狙う敵は誰も現れなかった。
理奈はゆっくりとブラウスの上から自分のヘソを撫でた。
(だけど私のおヘソの中にはまだあの水晶が埋め込まれているし、変身も出来る…どうすればいいんだろう、私…)
もはやその事実を知っているのは自分だけである。
当然この事を他人に明かせるはずも無いが、誰もその秘密を共有できないことに理奈は寂しさを感じていた。
(あの人だったら…)
「ローザ…」
ふいに口から彼女の名前が漏れた。
「あらぁ、私のこと気にしてくれたのぉ?」
「えッ!?」
突然背後からかけられた声に驚き振り向きかける理奈。
しかしそれよりも早くその人物は背後から理奈に組み付いた。
「久しぶりぃ、リナちゃん!」
「え、ロ、ローザ…ッ!?」
思わぬ人物の登場に驚きの声を上げる理奈。
姿こそいつものヘソ出しの格好ではなかったが、白衣にメガネとこれまでのイメージとはかけ離れた格好をしている。
「寂しくなかったぁ?まあ、またどうせ一人でおヘソ弄りに耽ってたんでしょうけど」
「そ、そんなことよりローザ!何でここに…、え、っていうかあの時…!?」
理奈の頭は混乱していた。
「細けぇこたぁは気にすんなってね」
「それより私、今日からこの学校に赴任することになったから、よろしくねリナちゃん」
そういいながら、理奈に首から掛けている自分の名札を見せるローザ。
「『保健医 有場 桜座』って……え…、えええええええッッッッッ!!!?????」
理奈にはまったく状況が理解出来なくなっていた。
「というわけで、これから毎日おヘソ診てあげるからね、リ・ナ・ちゃん♡」

そういいながら、理奈のブラウスの合間から指を潜り込ませようとするローザ。
「あ、ちょ、ちょっと…ッ!?こ、こんなところで…!」
「いいじゃない、減るもんじゃないし…」
「い、いやあッ!!」
咄嗟にローザの手を振り払う理奈。
「わ、私のおヘソは玩具じゃないんだからッ!」
そう言い放ちローザを一目睨みつけると、理奈は屋上からそそくさと立ち去っていった。
「まったく、ホントは嬉しいくせに…素直じゃないんだから」
理奈の後姿を見送りながら肩をすくめるローザ。
(でもリナちゃん…私、本当にあなたのことが好きなのよ。だから…)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで、リナちゃんの危機を救ったのはローザ姉さんでした。
まあ既にそういう兆候はありましたけどねw
へそ責めも今回ほぼ一人で引き受けてもらいました…w
期待のラミアちゃんはわずか2回でまさかの退場…ではなく、
後日ちゃんと再登場しますのでご安心を。
ほら、こういう粘着系の敵が復活した時、どういうことになるか…w
次話からまたリナちゃんメインのへそ責めになります。
ようやくあのアンドロイド子の出番ってことでw
>拍手コメント
ごもっとも過ぎる意見ですw
しかしそんなリナちゃんのヘソをより容赦なく正確に責めさせますのでご期待くださいw
「いい加減そのお姉ちゃんにトドメ刺しちゃおうか」
「!」
ラミアの触手の一本が理奈の方へと向けられる。
「もうほっといても死ぬだろうけど、こういうのは確実に仕留めとかないと気がすまないんだよね、アタシ」
「あ、ぁ、はは…、わ、わたし…負けたんだよぉ、はあぅ…」
自分のおかれた危機的状況も分からず、ただうわ言を繰り返す理奈。
「ヒヒヒ、そうだねぇ、その大きくなったおへそにもう一度コレを突き刺して、ミンチになるまで内臓かき回してあげようかなぁ?」
「それじゃあねお姉ちゃん」
最後のトドメをささんと理奈のヘソに向けて触手が振り下ろされる。
その時、
「!」
一つの影がラミアの持っていたメタモル・ジュエルを掻っ攫う。
「え?」
シュバッ!
そして別の影が理奈に迫る触手をなぎ払った。
「………」
「これは…どういうつもりなのかなぁ?」
「…どうもこうも、ないわよ…」
理奈の窮地を救ったのはなんとローザであった。
ローザの召還したドールがラミアから奪ったメタモルジュエルをローザに手渡す。
「まさかそれを自分の手柄にしようっての?それとも…」
「………」
正直、自分でもどうしてこういう行動に出たのか分からなかった。
「答え次第じゃ、あんたもタダじゃすまないよローザァ…」
自分のやったことに戸惑いを感じるローザに対し、ラミアはゆっくりと詰め寄る。
(ここはとりあえず理奈ちゃんをなんとかしないと…)
「あなた達、あとは任せたわよ!」
そのままドールをラミアに差し向けるローザ。
その隙にローザは理奈の体を抱きかかえ上げ、その場から逃げ去っていった。
「チッ、ローザァァッッ!!!」
「………」
「ふぅ…」
理奈のヘソにしばらく手を当てていたローザから安堵の息が漏れる。
ドール達にラミアの相手をさせている間、逃げ込んだ廃屋にてローザは理奈の治癒にあたっていた。
ラミアの触手によって引きずりだされたメタモルジュエルを再びリナのヘソに埋め込み直し、無残に引き裂かれたヘソの傷に自分のエナジーを流し込み回復を早めさせていたのだ。
「なんとか命に関わるところは避けられたみたいね」
「だけど…」
「…ぅ、ァ……」
理奈の意識はまだ完全に戻っていなかった。
ラミアから壮絶なへそ責めを受けたことで、感情が一時的に麻痺してしまっているのだ。
目も虚ろにだらしなく口から涎を垂らすリナの顔を見つめながら思いに耽るローザ。
「まったく…本当にこんな子が、ね」
今までずっと戦ってきた相手なのに、ローザはまったく彼女に対して敵意を感じなかった。
むしろ健気で、可愛いとすら感じるようになってきた。
(そうか、私は…)
その時、だった。
バキャアァッッ!!!!
「!?」
「見つけたよぉ…!ローザァ…」
廃屋の壁を突き崩しながら現れたのはラミアだった。
「あんなもので私を倒せると思ったの?足止めにもならなかったよぉ?」
「ラミア…!」
「もう、あんたも一緒に始末しちゃうけどいいよね?どうせ失敗続きだったんだからさァ!」
そう言い放つや、4本の触手と共に襲い来るラミア。
咄嗟に応戦しようとするローザだったが、すぐあることが頭に過ぎった。
(リナちゃん…!)
未だ意識が戻らない理奈を置いたまま、ここで激しい戦いを繰り広げては彼女の身もただでは済まない。
かといってこれ以上逃げ場所がないことも確かだった。
次々と繰り出される触手をかわすもローザは焦り始めていた。
「ヒヒヒ!!分かるよォローザァ」
「あんたその子のせいで満足に戦えないんでしょ!?」
「く…!」
「だからこういうときはどうするのかなァ!?」
触手に気をとられたローザの隙を突いて、ラミアのヘソから繰り出された蟲が一直線に理奈へと向かっていく。
「!、理奈ちゃん…!?」
反射的に理奈の方へと振り返るローザ。
その隙をラミアは逃さなかった。
「ヒヒッ!!」
4本の触手で一気にローザの四肢を締め上げる。
「うああァ…ッ!!」
「まったく甘ちゃんだよねぇローザは…」
「せっかくだからこのまま縊り殺す前に、ローザが可愛がってたあのおヘソ姉ちゃんの最期見せてあげるよ」
「!」
その言葉にローザが理奈の方へ目を向けると、ラミアの放った蟲が理奈のヘソへと群れる光景が目に入った。
「リ、リナちゃんッ!!」
「このままあのお姉ちゃんのおヘソ食い破っちゃおうかなぁ?おヘソが終われば、次はお腹、内臓もね…ヒヒヒ!!」
ローザは必死に理奈へ呼びかけた。
「リナちゃん!起きてッ!目を覚ましてッ!!」
「…は、はひィ…、ふぁ、あ…」
ローザの必死の呼びかけにも不明瞭な声しか上げない理奈。
「ヒヒヒヒヒ、いくらジュエルをおヘソに戻したからって、そう簡単に生き返るわけないよねぇ!!」
「く、ぅ…」
「まあ、ただ快楽を求めていつもおヘソ弄ってばかりみたいだったし…人としてはもう終わっていたかもしれないけどね、ヒヒヒ」
「!」
その言葉にハッとするローザ。
(そうだ、私は…理奈ちゃんのそういう常軌を逸していたところが面白くて…)
ローザはある決心をし、そしてラミアに向けて言い放った。
「フン、あんたみたいな合成生物の寄せ集めみたいな奴に言われたくないわよ」
「!、今なんていったァ!?」
今まで人をくったような喋り方をしていたラミアの口調が明らかに怒気を含んだものに変わる。
「だからあんたみたいな実験で作られたケダモノが、人間様を馬鹿にしようなんて百年早いっつってんのよ…!」
「グッギギギギギッッッッッ!!!!!ローザァァァッッッ!!!!!」
怒りのあまりローザの四肢を引き千切らんほど締め上げるラミア。
「ぐぅああああああッッッ!!!!!」
「や、やっぱり…こんな簡単な挑発に乗るなんて、ね…」
「あんたやっぱり人間…いえケダモノ以下だわ…!」
「!」
その言葉に完全に切れたラミアは2本の触手の先端をローザのヘソへと思い切り突きたてた。
「がはああァァッッ!!!!!!」
それだけに終わらず触手はさらにゆっくりと左右へと開き始めた。
「ぎィッ、あがががッガァ…ッッ!!!」
2本の触手にヘソを無理矢理広げられる激痛に顔を歪ませるローザ。
スッと縦に線の入ったローザの綺麗なヘソが無残にも割り広げられていく。
その奥からは普段見えることがないような生々しいピンク色の繊維質まで顔を覗かせていた。
「ヒャハハハハハハハ!!!!ねぇ、今どんな気分?」
「さっき馬鹿にした合成生物におヘソを責められる気分はァッ!?」
「お前如き人間がこのアタシを馬鹿に出来るわきゃねぇんだよォォォォォッッッッ!!!!!」
「が、あ…ッ、ぐぅ…!」
「はッ、ば、馬鹿になんかしてないわよ…、馬鹿にする価値がないだけでね…!」
メリィ!!!
「ぐはあああアああアアアあアアアああッッッッッ!!!!!!」
ローザはワザとラミアの神経を逆撫でし、怒りを全て自分に向けるように仕向けていた。
(そ、そう…触手や蟲を全部私が受け止めた後、この子諸共自爆する…そうすればリナちゃんは…)
「ねぇ、ローザァ?」
「!」
ふいに急に冷静な声でラミアがローザに声をかける。
「このまま私が怒りのあまり、あのおヘソお姉ちゃんのこと忘れるかと思ったァ?」
「えっ!?」
「アンタの考えていることは全部お見通しなんだよォ?ヒヒヒ…」
「う…!」
ラミアに自分の目論見が全て読まれていたことにローザは愕然とした。
「浅知恵だったのはそっちだったみたいだねぇ、ヒヒヒ…」
「まあ私にとって、人間2匹始末することぐらいわけないけど…」
「く、ぅ…」
自分の思惑が外れ、もはや為す術がないことを知り悔しさを滲ませるローザ。
その時、ローザの耳にある声が入った。
「あ…、はァん…♡」
「!」
(こ、この声って…)
ローザは咄嗟に理奈の方へと目を向けた。
見るとラミアの放った蟲によってヘソを責められている理奈であったが、それに対して小声であったが喘ぎ声を上げている。
まだラミアの麻酔は利いているはずだが、しかし明らかに快感を感じているようなのである。
(まさか…あの子、妄想してるの…?)
快感をイくには性感帯を直接刺激するのが手っ取り早いことに間違いは無いが、性感帯を刺激することなく妄想だけでイくことも出来ないことではない(?)
まして彼女の意識は今、朦朧としているところである。
一か八かローザは声を張り上げて叫んだ。
「リナちゃん!聞いて!今アナタのおへそには小さな妖精さん達が集まっているわ!」
「なに、何言ってるのローザ?頭がおかしくなっちゃった?」
ラミアにも構わず、構わずローザは続けた。
「今、その妖精さん達はあなたのおヘソを舐めてるの!皆でリナちゃんのおへそを隅々まで舐めて食事をしてるのよ!」
「あ、は…ァ、お、おへそにィ…妖精さんたちがぁ…?」
「そうよ!あなたの汚いへそのゴマまで食べてるわ!どう、気持ちいいでしょッ!?」
そこでようやくラミアも気づく。
「違うッ!!あんたのおヘソは今蟲に喰われてるのよッ!!へそ肉を引きちぎられてねぇッ!!痛いに決まってるッ!!」
「お、おヘソ…い、痛い…?」
「そんなこと無いわッ!あなたのおヘソの中にいるのは妖精さん!皆で貪るようにおヘソの隙間まで舐めてるわ!気持ちいいはずよッ!!」
「黙れッ!!」
ラミアは残り2本の触手を普段の理奈のヘソの大きさまで割り広げられたローザのヘソに思い切り突きたてた。
「あぎゃあああああアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!」
内臓を直接抉られたような感覚にローザは気を失いそうになったが、それでも彼女は必死に自分の意識を繋ぎとめた。
そしてローザは力を込めて叫んだ
「リ、リナちゃんッ!!おヘソ、気持ちいいでしょうッ!?」
「あ、あはァ…ッ!き、気持ち…気持ちいいッッッッ!!!!!!」
その答えと共にリナのヘソから光が噴出し、ラミアの蟲を一掃した。
「!」
「まさか…!?」
さすがのラミアも驚きを隠せなかった。
あれだけヘソを責められ、さらに麻酔の効果により快感も感じられなくなっているのに、彼女は今再び変身しようとしているのである。
「はあああああああああああああんんんんッッッッ!!!!!!」
絶頂の雄たけびと共に再び彼女はネーブル・リナへと変身を遂げていた。
その様を見てローザは思わず呟いた。
「リナちゃん…やっぱりあなた、最高の変態だわ」
「あ…、わ、わたし…?」
変身と共にようやく意識を取りもどしたリナは自分の目の前で繰り広げられている光景に驚いた。
なんとあのローザが触手に捕らわれ、さらに先の自分と同じようにヘソに触手を突き立てられているのである。
「ロ、ローザ!?」
「リナちゃん、い、今がチャンスよッ!私たちにトドメをッ!!」
「そんなことさせるかァッ!!」
ラミアはリナに向けて攻撃を仕掛けようとした。
しかし…
「ッ!?」
「ざ、残念だったわね…」
「あ、あなたご自慢の触手は…私がおヘソで、がっちり咥えているわ…!」
「わ、私の腹筋って何気にすごいんだから…」
「だったら引き裂いてあげるよォッ!!」
ローザのお腹の中でラミアの触手が暴れまわる。
「がアッ、ぎィぐぐギィィィィッッッッ!!!!!ぜ、絶対に離さないイィィィッッ!!!!」
「リナちゃん、は、早く…ッッ!!い、今だったら、仕留められるわッ!!!ガはァッッ!!」
内臓を滅茶苦茶にされ、口から夥しい量の血を吐きながらも、必死にリナに向けて呼びかけるローザ。
「ロ、ローザ…」
今まで敵同士だったとはいえ、いきなり自分ごと撃てというローザにリナは戸惑っていた。
「な、何やってんのよッ!!さ、さっさとヘソ弄って…イっちゃいなさいよ!」
「あ、あんたヘソ弄るぐらいしか能がないくせにッ!!」
「な、何言ってんのよッ!?」
顔を真っ赤にさせて反論するリナ。
「だ、だけど…そのヘソ弄りが今一番、役に立つ時なのよ!」
「あ、あんたここでイかなかったら、た、ただの変態露出狂ヘソ女よ!」
「そ、そこまで言わなくても…」
思い切り自分の性癖を罵倒されリナの目に涙が浮かぶ。
「く、悔しかったら、そのおヘソで私を撃ちなさいよッ!!出来るものならねッ!!」
「ば、馬鹿にしないでッ!!」
リナは両手の人差し指を自分のヘソへ思い切り突っ込ませた。
「ハァンッッッ!!!!」
ビクッと体を仰け反らせるリナ。
そして自分のヘソの中でも特に感じるシワに沿って爪を立てながら指を激しく扱かせた。
「ハアアアアアアアアアアアアアッアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!」
一気に絶頂に向かって駆け上がっていくリナ。
そしてついに…
「アアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」
リナのへそから眩い光が噴出した。
「くそォッ!!離せぇぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!!!」
その場から逃れようと、ローザのヘソに突き刺した触手を引き抜こうとするラミアであったが、それもままならない。
「そう、それでいいのよ…リナちゃん…」
ヘソの中はもはやグチャグチャであったが、それでもラミアを逃すまいとローザは満身の力をヘソに込めた。
直後、リナ渾身のネーブルバーストが2人の体を包み込んだ。
「ぎゃあああアアァぁアアアあああああああアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「リナちゃん、またおヘソ…触らせてね…」
眩い閃光の中、ローザとラミアの姿は消えていった…
理奈は一人校舎の屋上にいた。
「………」
あの出来事から一ヶ月…
あれからというもの新たに自分のヘソを狙う敵は誰も現れなかった。
理奈はゆっくりとブラウスの上から自分のヘソを撫でた。
(だけど私のおヘソの中にはまだあの水晶が埋め込まれているし、変身も出来る…どうすればいいんだろう、私…)
もはやその事実を知っているのは自分だけである。
当然この事を他人に明かせるはずも無いが、誰もその秘密を共有できないことに理奈は寂しさを感じていた。
(あの人だったら…)
「ローザ…」
ふいに口から彼女の名前が漏れた。
「あらぁ、私のこと気にしてくれたのぉ?」
「えッ!?」
突然背後からかけられた声に驚き振り向きかける理奈。
しかしそれよりも早くその人物は背後から理奈に組み付いた。
「久しぶりぃ、リナちゃん!」
「え、ロ、ローザ…ッ!?」
思わぬ人物の登場に驚きの声を上げる理奈。
姿こそいつものヘソ出しの格好ではなかったが、白衣にメガネとこれまでのイメージとはかけ離れた格好をしている。
「寂しくなかったぁ?まあ、またどうせ一人でおヘソ弄りに耽ってたんでしょうけど」
「そ、そんなことよりローザ!何でここに…、え、っていうかあの時…!?」
理奈の頭は混乱していた。
「細けぇこたぁは気にすんなってね」
「それより私、今日からこの学校に赴任することになったから、よろしくねリナちゃん」
そういいながら、理奈に首から掛けている自分の名札を見せるローザ。
「『保健医 有場 桜座』って……え…、えええええええッッッッッ!!!?????」
理奈にはまったく状況が理解出来なくなっていた。
「というわけで、これから毎日おヘソ診てあげるからね、リ・ナ・ちゃん♡」
そういいながら、理奈のブラウスの合間から指を潜り込ませようとするローザ。
「あ、ちょ、ちょっと…ッ!?こ、こんなところで…!」
「いいじゃない、減るもんじゃないし…」
「い、いやあッ!!」
咄嗟にローザの手を振り払う理奈。
「わ、私のおヘソは玩具じゃないんだからッ!」
そう言い放ちローザを一目睨みつけると、理奈は屋上からそそくさと立ち去っていった。
「まったく、ホントは嬉しいくせに…素直じゃないんだから」
理奈の後姿を見送りながら肩をすくめるローザ。
(でもリナちゃん…私、本当にあなたのことが好きなのよ。だから…)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで、リナちゃんの危機を救ったのはローザ姉さんでした。
まあ既にそういう兆候はありましたけどねw
へそ責めも今回ほぼ一人で引き受けてもらいました…w
期待のラミアちゃんはわずか2回でまさかの退場…ではなく、
後日ちゃんと再登場しますのでご安心を。
ほら、こういう粘着系の敵が復活した時、どういうことになるか…w
次話からまたリナちゃんメインのへそ責めになります。
ようやくあのアンドロイド子の出番ってことでw
>拍手コメント
ごもっとも過ぎる意見ですw
しかしそんなリナちゃんのヘソをより容赦なく正確に責めさせますのでご期待くださいw
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