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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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「ネーブルリナ・インフィニティー」

ネーブル・リナとネーブル・ミアが死の際でお互いに真に心を通じ合わせた時、誕生した奇跡のオヘソ戦士。

ミアをそのヘソに取り込み、本来イーヴィル・リナ時にしか解放できなかったその莫大なネーブルエナジーを、ミアと一緒に共有することで制御可能としたため、これまでのリナとは比にならないほどのエナジー発生量を誇る。

またミアが持っていたアンチネーブルエナジーの力も行使でき、本来であれば対消滅を起こしてしまうネーブルエナジーとの同時使用も可能としている。
これにより敵のネーブルエナジーの結晶化・吸収に対しても完全に防護することが出来る。

ベースはリナの体ではあるが、ミアの身体能力も少なからず反映されており戦闘能力は高い。
また腰部に備えられた6本の「ネーブルエッジ」はその組み合わせにより、切断武器「ネーブルブレード」や刺突武器「ネーブルランス」など攻撃手段として、また防御壁やワープホールとして様々な用途に使用することが出来る。

必殺技はネーブルエッジをエナジー増幅機として使用し、臍穴から放つ「ネーブルバーストエスぺシャリー」
通常のリナが放つ「ネーブルバースト」の50倍以上の威力を誇る。

その名の通り無限に近い力を秘めた最強のフォームだが、あくまで偶発的に誕生した姿であり意図的に発現させることは現時点では不可能である。

この姿に自在になれるかどうかは、今後のリナとミアの成長次第である。




…というわけで、新たに登場したリナちゃんの新フォームの解説でした。

こういう最強フォーム出してしまうとその分ピンチがやりにくくなりますし、パワーインフレも起きちゃうので、あまり出したくもなかったのですが…
でもリナちゃんとミアちゃんのフュージョン形態は、やっぱりやってみたかったので出しちゃいました。
あくまで奇跡的に誕生したほぼ1度きりに近いフォームということで。

…あと絵ごとにサイドポニーが右についてたり左についてたりしますが、私の画力不足によりその都度描きやすい方で描いているだけです。気にしないでくださいw

拍手[7回]

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リナの深層意識下…

彼女はそこで"もう一人の自分"と対峙していた。

「よぉ、アタシ」
「そのナリでなかなか頑張った方じゃねぇか?」

「………」

「だけどこのままじゃ全部エナジーを吸い取られて終わりだな」
「早くアタシに代わった方がいいんじゃねぇのか?」

「…うん、だけど戦うのはアナタじゃない」

「あ?」

「"アナタの力"を…アタシにちょうだい!」

その言葉を聞いてリナを睨む、もう一人のリナ『イーヴィル』。

「テメエ…」

全身から怒りのオーラを滲ませる。

だがその威圧感に気圧されながらも、リナも負けじと言い放つ。

「わ、私は…ミアちゃんを必ず守らないといけないの!!」
「そのためだったら何だって…うぶぇッ!!」

突如リナの腹に突き刺さるイーヴィルの拳。

「ぐ”ぉえ"え"え"え…」

「随分ムシがいいこと言うじゃねぇか、"アタシ"よぉ?」
「力を貸すだけ貸してアタシは引っ込んでろってかぁ?」

その拳をグリグリと臍穴を抉るように、さらにその腹奥へと捻り込むイーヴィル。

リナはその腕を両手で掴んだ。

「うえ"え”ッッッ、お、お願い…"私"…」
「ち、力だけじゃない…あなたのこと全部、記憶も何もかも受け入れるから…」

「………」

「い、今まで…嫌なこと全部…押し付けてごめんなさい…」

「………」

「本当にごめん…」

その目から涙が零れ落ち、イーヴィルの腕に滴り落ちる。

その瞬間、イーヴィルの拳がリナの腹から引き抜かれた。

「ぅぐンッ!!」

両腕でお腹を抑えながら悶えるリナ。

だが決してその場に崩れ落ちようとはせず、膝をガクガクと震わせながらイーヴィルの顔を見上げ続けている。

「………」

「ようやく…"その気"になったようだな」

「!」

「今までその力の使い道も分からず、ただ周りに振り回されているだけ…」
「それでいて嫌なことがあったら、すぐへそ弄り出す…」

「う…」

「いいぜ、アタシの力全部お前に返してやる」

その言葉にリナの目が見開く。

「え…?」

「そこまで覚悟を決めたんならな…」
「だが…腑抜けきったお前に、この力が受け入れきれるか?」
「下手すりゃ戦う前に自滅しちまうかもな」

「全部…受け入れてみせるわ」

毅然とした表情で、両手を大きく広げてその臍穴をイーヴィルへと差し出すリナ。

それに応じるようにイーヴィルもその臍穴をリナへと向ける。

「それじゃあ、行くぜ」

「うん」

イーヴィルの臍穴から放たれる黒いオーラ。

それがリナの臍穴へと流れ込んでいく。

「ぐぅ…ッ!」

ビクンと体を震わせるリナ。

その流入量は目に見えて増大していき、それにつれてリナのお腹も張っていく。

「あが…ッ、ぅああ…!!」

(こ、こんな…こんなに凄いエナジーが…アタシのお腹にぃ…)

「どうした?苦しいか?」
「これがお前がずっとアタシに溜め込んでいたものなんだぜ?」

「はぁぁ…はぁぁ…」

苦し気に息を吐くリナ。

処理しきれない余剰エナジーがその腹を見る見るうちに膨張させていく。

「ハハ、随分みっともない腹だな!だがまだ半分も行ってねぇぜ!」
「破裂しないよう、せいぜい頑張るこったな!」

さらに臍穴に流れ込むオーラ。



「はがぁッ!!あがああああああああッッッッッッ!!!!!!!!!!」

ボコンと音を立てて脹れ上がる腹。

いつ破裂してもおかしくないくらいリナの腹部は膨張しきっていた。

(だ、だめぇ…このままじゃ…お腹…破裂しちゃうぅ)
(このままじゃぁ…このままじゃミアちゃんを守る前にアタシがぁ…アタシが死んじゃう!)

もはや行き場所がないほど流れ込んだエナジー。

これ以上のエナジーは、リナにとって到底耐えきれるものではなかった。

(戦う覚悟を決めたとはいえ、やっぱり今の"お前"じゃ無理だったか…)

オーラを放出するにつれ徐々にその姿がぼんやり薄れていくイーヴィル。

だが彼女の姿が完全に消えるまでは、まだまだ膨大なエナジーが残されていた。

一度エナジーを放出した以上、その流出は止められない。

(ここで…コイツと一緒に消えちまうのも運命ってか…)

その運命を受け入れるように静かに目を閉じるイーヴィル。

一方のリナも膨張が止まらない自分の腹に死を感じ始めていた。

(や、やっぱり…私じゃ無理だったんだ…)
(こんな…今の今まで自分のことしか…おへそ弄りのことしか考えてなかった私が…)

お腹の限界も近い…

もはやリナも諦めかけようとしていた…その時であった。

「おい!」

突如聞こえてきた言葉と、張りきったお腹に誰かの肌が触れる感触。

リナはハッと目を見開いた。

「ミ、ミアちゃん…!」

見るといつの間にかミアが目の前で自らのお腹をリナのお腹に合わせるように立っていた。

「ど、どうしてここに…」

「どうしてもクソもねぇだろ!何勝手に死のうとしてんだ先輩!」

「だ、だってぇ…ミアちゃんを守るために…」

思わず涙目になるリナ。

「…その気持ちはありがてぇけどよ、けれど全部自分で背負い込むことはねぇんだぜ!?」

「!」

「アタシは…もともとママを守るためにここまでやってきたんだ」
「だけどそんなママがアタシを守るために戦おうとしてくれる…」
「だったら…一緒に戦えばいい話じゃねぇか!」

「ミ、ミアちゃん…!」

「だからよ…その力…アタシにもよこせってんだッ!!」

イーヴィルに向かって叫ぶミア。

「…ハハッ、本当にトンデモない娘を持っちまったなアタシたち」

「うん…」

お互いに自分の娘の破天荒ぶりに呆れながらも頷く二人のリナ。

「それじゃいくぜ、馬鹿娘ッ!」
「しっかりと受け止めやがれッ!!」

イーヴィルの臍から残り全てのエナジーが放たれ、リナとミアの臍に流れ込む。

「んあああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「ぐぅおああああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」

雄叫びを上げながら耐えるリナとミア。

やがてぼやけていくその視界の中で、イーヴィルの姿が消えていくのをリナは見た。

(ありがとう"アタシ"…そしてさようなら…)





「………」

24の前に姿を現した一人の少女。

リナとミアのものを合わせたかのような白黒の衣装。

煌く銀のロングヘアーに結わえられたサイドポニー。

その顔立ちはリナのようであり、どこかしらミアのようにも見える。

そんな彼女の視線がまっすぐ24を見据える。

「あ、あなたは…一体何者なんですか!?」

その問いに応じるように静かにその口が開かれる。

「アタシは…『リナ』」
      『ミア』」

「!?」
「え、え…ッ?」

『被ってんじゃねぇか先輩!』
『ってかちょっと待て…この体…』

途端に挙動不審な仕草を始める少女。

自分の体の至る箇所をペタペタとさすっている。

「…?」

その様相を訝し気に見る24。

相手が一体何者なのか判明するまで、さしもの彼女もおいそれと手が出せなかった。

『お、おい…、まさかアタシ…先輩の体の中にいるってのかッ!?』

「!、う、うるさいってミアちゃん…」

リナの頭に直接響くミアの声。

『お前、まさかアタシまで臍の中に取り込んだのか!?』
『何考えてんだ!!この馬鹿親ッ!!』

「だ、だってぇ…あの時、エナジーを取り込むのに必死だったから…」

まるで見えない誰かと口論しているかのように声を上げる少女。

傍から見るとどこか危ない人にも思える仕草だったが、24はこの少女に言いようも知れない不可解さを覚えていた。

(一体彼女は何者なんです…?ネーブル・リナ…いえ、ネーブル・ミアの気配も感じる…)

「だから!ごめんって言ってるでしょ!!」

一人怒号を上げる少女。

その声に思わずイラつきを覚え、24は反射的にその手をかざした。

「あぐぅッ!?」

突如、臍穴に痛みを覚え少女は呻き声を上げた。

見るとその臍からネーブルエナジーの結晶が生えだしている。

「あなたが一体何者なのかは分かりませんが…こうしてエナジーを全て結晶化してしまえば何ということはありません」

リナやミアを散々苦しめた結晶化能力を行使した24は薄ら笑いを浮かべた。

「うぁぁ…こ、このままじゃさっきと同じ…」

『畜生…これ以上やらせるかってんだよッ!!』

その瞬間であった。

一瞬臍穴が煌いた後、結晶体がポロポロと剥がれ落ちていった。

「な…?」

驚愕する24。

ネーブルエナジーが存在する限り、決して引き剥がすことは出来ない結晶体がいとも簡単に剥がれ落ちていく…

その様を少女も驚いた顔で見つめていた。

「こ、これって…?」

『……まさか、まさかと思うが…そういうことか!?』

「え?」

『前言撤回だ先輩!アタシを取り込んでくれたおかげで…なんとかなりそうだぜ!!』

「ど、どういうこと…?」

『いいからまずアイツに仕掛けろッ!!』

「う、うん…ッ!!」

ミアの声に押されるように駆け出す少女。

「くッ!」

向かってくる少女に機械触手を放つ24。

『来るぞッ!!』

少女はそれを流麗にかわす。

24はさらに放たれる触手を放つが、それらも全て捌き切られる。

(何故…何故…?)

触手で攻撃を繰り出している間も結晶化波動を送り続けているが、少女のネーブルエナジーが結晶化する様はまったく見られない。

(なぜ…なぜぇ!?)

自分の理を超えているものに頭を巡らせているうちに思わず攻撃が散漫になる。

『今だッ!飛べッ!!』

その隙を逃さずミアが叫ぶ。

同時に触手の合間を抜けるように飛び出した少女は24の目の前に着地した。

「!?」

24が反応するより先に、少女の拳がその腹部の結晶体に打ち込まれる。

ガチィイイイイイイインンッッッッッッ!!!!!!!!

「…フ、フフ、無駄ですよ」
「いくら結晶化を防げるとはいえ、そのような華奢な腕力で…」

ピシッ!

「!?」

24の余裕の顔が引きつった表情へと豹変する。

「ま、まさか…」

見下ろすと少女の拳が打ち込まれた個所を中心に亀裂が放射状に拡がっていた。

「あ、あぁ…あぁぁァァァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」

24のヒステリックな叫び声が上がる。

そして狂乱気味に触手を振り回し、少女の体を弾き飛ばす。

「うくッ!!」

ダメージに呻き声を上げるも、すかさず離れた場所に着地し再び構えなおす。

「あ、アァ…わ、ワタシの17ぁアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

17の死骸が収められたお腹の水晶体を両手できつく抑える24。

「はぁー、はぁー、はぁー」

半ば錯乱したかのようにひたすらお腹を撫で続ける。

「どう、"大切な人"を傷つけられる気分は?」

「!」

顔を上げる24。

「誰でも大切な人を傷つけられると哀しいよね…?」

「あ、あなたは…あなたは何者なんです!?何故結晶化しないんです!?何故このお腹に傷をつけられたんです!?」

捲し立てる24。

今や冷静沈着な彼女の姿は完全に消え失せていた。

「私は…ネーブル・リナ。だけど先までの私とは違う」
「私がずっと"避け続けてきた力"…、そしてミアちゃんがこのオヘソの中にいる」

「ネーブル・ミアが…!?」

驚愕の声を上げる24。

「今の私はネーブルエナジー、そしてミアちゃんのアンチネーブルエナジーが使えるんだよ」

「!?」

その言葉を聞いて24は一瞬で理解した。

何故このリナに結晶体が生えないのか、何故自分のお腹に傷を入れることが出来たのか…

だがそれでも腑に落ちないことが一つあった。

「し、しかし…ネーブルエナジーとアンチネーブルエナジーを同時に行使することが出来るなど…」
「本来であれば対消滅してしまうはず…!」

一呼吸置いてリナが口を開ける。

「それは…私にも分からない」
「だけど私とミアちゃんは心の底から通じ合うことが出来た」
「それがこの二つの力の共存を可能にしたんだと思う」

その言葉を聞いてワナワナと震えだす24。

「通じ合うことが出来た…?」
「そんな…たかがそんな理由で…出来るはずないでしょうがあああアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

これまで見せたことのない怒りの形相でリナを睨み付ける24。

「許しません…絶対に許しません…ッ!!あなたのような存在はッ!!」

『テメエに許してもらう所以なんかねぇよ!先輩!』

「うん…!」

再び24に向かって駆け出すリナ。

だが今度は触手で迎撃することもなく、自ら迎え撃たんと待ち構える24。

そんな彼女に向かって、再び拳を振るおうとしたその時、

「!?」

突然、その間に割って入るようにリナの目の前に現れる一つの人影。

「マミちゃん!?」

いきなり立ち塞がった親友にその拳を寸で止めるリナ。

次の瞬間、マミの背後から飛び出した触手がリナの臍穴を貫かんと襲い来る。

「くっ!!」

咄嗟に臍穴にアンチネーブルエナジーのバリアを張るリナ。

ガチンッ!!

なんとかその侵入は防げたものの、その隙にマミがリナの体を羽交い絞めに押さえつける。

「………」

「ぐぅッ!!マ、マミちゃん…なんでッ!?」

「彼女の体には私が埋め込んだ結晶体が十分に巣くっています」
「ケーブルを切り離したところで…私の呪縛から逃れることなど出来ないのですよ、絶対にッ!!」

「う…そ、そんな…」

「それにしても賢明でしたねネーブル・ミア」
「あなたはネーブル・マミの体に触れる直前、アンチネーブルエナジーを解除しました」
「もしその力を行使し続けていたら、ネーブルエナジーに満ちた彼女の体は崩壊していたことでしょう」
「しかし…今の状態がどういう状態か、当然お分かりですよね?」

薄ら笑いを浮かべながら、複数の触手の先端をリナの臍穴に向けゆっくりと歩み寄る24。

『くそっ、コイツはやべぇぞ…マミ先輩がピッタリくっついてる限りアンチは使えねぇ』
『このままじゃ奴の結晶の餌食になっちまう…!』

なんとかマミの体を振り払おうとするも、それ以上に信じられない力で抑えつけにかかるマミ。

その目から精気は感じられない。

もはや完全に24の傀儡と化してしまっている親友の姿にリナは心を痛めた。

(マミちゃん…私のせいで…こんな…)

このままでは自分自身も…そして大切な友人もやられてしまう。

(マミちゃんは身を呈して私たちを救ってくれた…)
(だから…だから今度は私たちがマミちゃんを救う番…!)

リナはあることを意に決し、それをミアに心で伝えた。

『マジかよッ!?だけど…今は"それ"しかないってか…』

「うん、だからミアちゃんも一緒におへそオナニーして力を極限まで出しきって!」

『ああ、分かった…って、へそオナニーだとぉ!?』

「だ、だって…そうしないと私たちの力を出し切ることが…」

『分かった!わぁったよッ!!』

半ばヤケっぱちな返事が返ってくる。

「大丈夫、ミアちゃんならやれるよ!私の娘なんだから!」

『全然嬉しくねぇぞ…その励まし』

「いくよッ!!」

ビクンッと震えるリナの体。

「はぁぁ、はぁぁ、はぁぁ…」

頬を紅く染め、途端に上気した顔で発情し始めるリナ。

体こそ拘束されているものの、意識を集中すれば臍に直接触らずとも快楽を得ることなどリナにとって朝飯前であった。

「まさか…この状況で妄想オナニーを…!?」

この状況下で恍惚とした表情を浮かべているリナを見て、さすがの24も唖然とする。

だがすぐにそれが"何か"を狙ってのものだと気づく。

「させませんッ!!」

快感に打ち震え、完全に緩み切ったその臍穴に触手をぶち込もうとする。

「ミ、ミアちゃぁん…ッ、は、はやくぅ…ッ!あ、あたし、もうイッちゃうぅッッ!!」

『テメエ早過ぎんだよぉッ!!』

「ミ、ミアちゃんのォ、い、今まで一番気持ちよかったことぉ、想像すればイイんだよォ!」

『ハァァア!???』

これまでミアが感じた最も臍責めで気持ちよかったこと…

一瞬、"肉棒"で臍を貫かれた忌まわしい記憶が頭を過ったが、それは咄嗟に頭の中から振るい落した。

『あ、あんな記憶で気持ちよくなって溜まるか!』

そして代わりにある記憶を思い出すミア。

『あ、あの時の感触なら…イケるかもしれねぇ』

必死に"その時"のヘソの感触を何度もトレースするミア。

『ふぅああ…ふぅああ…ふぁあああ……!』

やがて彼女もオーガズムに向けて高揚していく。

自分の中でミアが発情状態にあるのをリナは感じ取った。

「イ、イくよ!ミアちゃんッ!!」

『ぅ、ぅああッ!!』

「『ふゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』」

同時に絶頂を迎えるリナとミア。

今まさに触手が臍を貫かんとしてたその瞬間、リナの臍から眩い光が溢れ出す。

「なにッ!?」

光の中で分解・消失していく機械触手。

やがて光は渦となり、リナとマミ、二人の姿を完全に包み込んだ。

「く、こ、これは…これはネーブルエナジーッ!?い、いえ、違う別の…ッ!?」
「う、うわあああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

凄まじいまでの光の渦に弾き飛ばされる24。

「ぐぅッ!!」

地面に激突し呻き声を上げる。

咄嗟に彼女はリナの臍から発せられた光の渦の方を見た。

やがてその渦が四散するように弾け飛び、そしてその跡にリナは立っていた。

その腕にはネーブル・マミの体が抱きかかえられている。

その体には一片も結晶体は生えていない。

引き裂かれ、引き伸ばされ、無残に引き千切られた臍も元の形へと戻っている。

「う、うん…?」

ゆっくりと開かれる目。

彼女は自分を抱きかかえる一人の少女の姿を見た。

「…リ、リナちゃん…?」

「お帰り、マミちゃん」

優しく微笑むその顔からリナ以外にミアの面影を感じ取ったマミ。

「ミアちゃんも…そこにいるの?」

『ああ、無事で良かった…先輩』

ミアの声がテレパシーのように響いてくる。

「そっか…2人が力を合わせて私を助けてくれたんだね…」

『助けるっていうか…ただイッただけっつうか…』

「ミアちゃん、マミちゃんにオヘソ掃除されてた時のこと思い出してたよね?」

『テ、テメエッ!ふざけんなッ!!そんなことバラすんじゃねぇッ!!』

「ふふ…ッ」

思わず笑ってしまうマミ。

そしてリナに向けて言った。

「本当に…2人がこうして一緒になった姿を見て、私嬉しいよ…」

その言葉に目を潤わせながら、静かに笑みを浮かべるリナ。

そして24へと視線を向け言い放った。

「もう、全て終わらせよう…24ちゃん」



[後書き]
メインヒロインが2人いれば、やってみたかった合体形態。
ここからはほぼリナちゃんのターンで、話的も畳みに入るのでへそ責め的要素は少なくなるかもしれません。

拍手コメ&コメ返しです。

>ヘソの強制拡張に強制デベソ化、そしてそこからのヘソゴマ採取と好きなシチュ満載で楽しめました ナインちゃんがデベソを元に戻す前に色々と千歳ちゃんのヘソ弄ったりじっくり観察したりしてたらって想像したら何かすごい萌えましたw

もはやへそ責め黄金パターンですねw 
この一件で千歳ちゃんのおヘソに執着するようになったナインちゃんというのも描いてみたいですね。常時彼女のおへその中身をモニターしてたり…

>スパロボといえばイリアパゾムが好きです。 かってな妄想ですがへそ掃除した事なさそうにみえるので責めがいがありそう。

イリアもいいですねぇ。あんな格好していながら、性格はいたって冷静で真面目というギャップとか。

>強制出べそ、好きです。次回以降もどんどん取り入れてください!あと出べそと凹べそでの挿入ものとか。たしか続きが途中の姉妹プリンセスものがありましたよね。いや新作か、リナのお話でもいいんですが。麻美ちゃん、好きです。彼女のへそ責め、また楽しみにしてます。

強制でべそはやっぱり鉄板ですねw
姉妹プリンセスもの…一瞬何の話か分からなかったんですがアルティナのことですね。
…やっぱりいつまでも放置してるわけにもいきませんね(汗ダラー)

>グレンラガンのヨーコのスペースルックもヘソ責め妄想がふくらみます
ヨーコは一番初期のビキニ&ホットパンツの方が好みですね。いや、単にホットパンツ好きだからなんですが…w

拍手[5回]


ガーディム旗艦スリニバーサ内のとある一室…

「くぅ…!うぅ…ッ」


捕らえた捕虜を尋問、場合によっては肉体的拷問も行われるその部屋に如月千歳はいた。

捕虜の拘束に使用される電磁拘束具、その装置から発せられる特殊な指向性磁力によって彼女の四肢は大きく引き延ばされ、X字の形に無理矢理固定されている。

そしてその磁力は彼女の腹部…その脆弱な臍穴に向けても放たれていた。

メリ…メリ…

左右から浴びせられる磁力に強制的に割り広げられていく千歳の臍…

「う…うぅ…!」

「ふふ、随分苦しそうねぇ如月千歳?」
「おヘソもみっともないくらい伸びきっちゃって中身も丸見えよぉ?」
「あなたが大層大切に溜めているゴ・マもねぇ、アハハハハハハ!!!!!!!!!!」

既に1時間以上…ずっと彼女はこの状態で臍穴を責められ続けている。

彼女の存在感のあるお腹において小ぶりに開いていた臍穴も、今や元の大きさの5倍近くまでなっている。

そしてそこから生じる激痛が彼女を苛め続けていた。

「あぐ…ッ、こ、こんな…人のおヘソを…弄ぶなんて…!」

むき出しの肌から止め処なく脂汗を滴らせながら、苦しそうに声を上げる千歳。

何度もこの拘束から逃れようと全身に力を込めたが、すべて徒労に終わってしまっている。

「だ・か・ら、そんなお腹丸出しの恰好をしているあなたが悪いって言ってるじゃないのぉ!」
「自分からおヘソを無防備にさらけ出しておいて…そんなことを言われる筋合いは無いわよぉ如月千歳!」

そう言うと同時に手にしていた細いステッキを千歳のヘソ穴につき込むジェイミー。



「うぐあぁッ!!」

その鋭い先端が中心部の皺の隙間に容赦なく食い込む。

張り裂けそうにまで引き延ばされ、この上ないほど脆弱な臍奥の繊維質をピンポイントで痛めつける突き責め。

先ほど手にしていた鞭よりも遥かに細く、まるで指揮棒のようなステッキの先端を何度も臍奥につき込まれ、千歳のヘソの内部は真っ赤に腫れあがっていた。

「あ…が…!ぐぅぅ…」

臍奥に渦巻く鈍痛。

他の場所は一切責められず、ただその臍という部位だけを集中的に責められ続ける拷問。

地味ながらもそれはジワジワと千歳の心身にダメージを確実に与えていた。

「あら?また取れたわあなたの"宝物"」

千歳の臍から引き抜いたそのステッキの先端に付着した黒い小さな粒…

それを脇の台に置かれたシャーレの中にふるい落とすジェイミー。

「後生大事にこんなもの溜め込んでまあ…」
「こんなになるまで気づかないものなのかしらぁ?」

そう言いながらジェイミーはシャーレを手に取った。

その中にはこれまで千歳の臍から採取された"ヘソのゴマ"が30粒近く、存在していた。

大小さまざまなゴマ、それがすべてこのシャーレに収められている。

それを鼻に近づけるジェイミー。

「くさっ!!」

思わず叫びを上げる。

「うぅ…何この得も知れない臭気…」
「よくこんなものたっぷりと溜め込んでいたわね…トンだ変態だわ如月千歳」

「う、うるさい…!う、うぅ…」

思わず声を上げる千歳であったが、目の前で自分のヘソの臭いを指摘され涙目になる。

確かにこれまでロクにへそ掃除をしてきたことなどなかった。

元々かなりの深さがある千歳の臍は、その奥底に多少ゴマが溜まったところで主にその存在を気取られることがなかった。

そして…

(お、お母さんから昔、おヘソは弄るなって言われて…その通りにしてきただけなのに…)

ガミラスの侵攻によって命を落とした母…その母が残した言葉は千歳にとって一生守るべき言葉でもあった。

「そうだわ。この汚物、あなたがちゃんと処理しなさい」

「え!?」

ジェイミーの発言に思わず声を上げる千歳。

「だ・か・らあなたのその汚い穴が生んだものなんだから、あなたが処理しなさいって言ってるのよ!」
「ホラ!口開けてッ!」

「ちょ、ちょっと…、う、うゥンッ!!」

シャーレを片手に千歳の口を開かせようとするジェイミー。

だが千歳もなんとしても口を開けまいと歯を食いしばって抵抗する。

(だ、駄目!こんなもの食べさせられたら…私…ジェイミーに完全に屈しちゃう…!)
(これだけは…なんとか…なんとか…ッ!!)

しばらく続く千歳とジェイミーの攻防。

パチン!

「!!」

不意に頬を叩かれる千歳。

だがそれでもなんとか口を閉じたまま耐える。

そしてその目でキッとジェイミーを睨みつけた。

「…もういいわ如月千歳、あなたがそのつもりなら、あなたの"パートナー"に処理させるから」

「!?」
(パートナー?)

千歳が思案する間もなく、部屋の自動ドアが開く。

そしてそこから現れる一人の少女…

「ナ、ナインッ!??」

「………」

千歳の前に姿を現したのは、自身のパートナーであるアンドロイドの少女、ナインであった。

だが今の彼女は千歳の声に応じることなく、ただ無表情にその場に突っ立っている。

「ナインッ!ナインッ!!どうしたのッ!?」

「無駄よぉ如月千歳、この『スレイブナンバー・2044』の主導権は私が握っているわ」
「もともと我らガーディムの一端末ですもの」

「ナインはあなた達のものじゃないわ!お願い!返事をしてナインッ!!」

千歳の必死の呼びかけなど他所に、そのシャーレをナインの目の前に差し出すジェイミー。

「さあ2044、この中の物体を口内に含んで全て処理してしまいなさい」
「ちゃんとそのテイストを味わうようにねぇ、フフッ!」

「分かりました」

抑揚のない返事でそう答えると、ナインはシャーレを両手で受け取った。

「や、やめてッ!!そんなもの食べないでッ!!」
「それはとても汚いものなんだからッ!!」

「自分のおヘソから精製しておいて何言ってるのかしら?ねぇ?」

「………」

ナインはそれを解析するかのように見つめた後、いきなり無造作にシャーレの中身を全て口内に流し込んだ。

「!!!!」

その様を青ざめた表情で凝視する千歳。

「………」

ポリ、ポリ、ポリ…

静寂の中、ゴマを歯ですりつぶす音が鳴り響く。

「い、いやぁ…」

その咀嚼音に耐えきれなくなり、ついにポロポロと涙をこぼし始める千歳。

自分がちゃんとヘソの掃除をしていなかったせいで、愛すべき妹分にこんな汚物を食べさせてしまっている…

その罪悪感が千歳の胸を締め付けていた。

そんな千歳の様をこの上なく愉快そうに眺めるジェイミー。

そしてナインに問いかけた。

「どうかしら2044、その汚物のテイストは?」

「塩味が強いです。あと発酵物独特の臭みも感じられます」
「これはチーズなどに含まれる動物性乳酸菌を長期発酵させたものに近いです」

千歳のへそゴマの成分分析を淡々と語るナイン。

その言葉をなんとか耳に入れまいとする千歳であったが、拘束された状態でそれが叶うはずもなかった。

「フフ、上出来よ」
「さて、また"サンプル"を取らなくちゃ」
「今度はあなたがあの汚い穴から採取しなさい。まだまだたっぷり溜っているはずよぉ」

「分かりました」

真っすぐに千歳の臍を見据えながら近づいてくるナイン。

「や、やめて…ナイン…」

弱々しく抵抗の声を上げる千歳。

そんな彼女の無防備な臍をナインは至近でマジマジと見つめた。

「ひ…!」

ピクピクと震える臍穴をまるで奥底まで解析するかのように凝視され、千歳は身の毛がよだつ思いだった。

「老腐敗物ですが…表面上のものはほぼ回収されていますが、かなり奥の方にはまだ残存しているようです」

「あらそう?まるで汚物袋ねぇ」

その言葉がまたも千歳の心を傷つける。

「それでどうするの?」

「こうします」

新たに拘束具の磁力を発生させるナイン。

そしてその照射先を千歳の臍穴中央部に設定した。

「!、ふぅンッ!!」

臍中心部に指向性磁力が照射されたことによって、ビクンと体を震わせる千歳。

その臍孔内の肉片がわずかに蠢き、そしてゆっくりと入り口に向けて盛り上がり始めた。

「な、なに!?何をしてるのナインッ!?」

自分の臍に起きている異常事態に思わず声を荒げる千歳。

「臍部中心を磁力で吸引し、臍孔内部を強制的に外部に反転させています」
「これによって最奥部の老腐敗部の採取が容易になります」

「は、反転…?そ、それって…中身が飛び出してデベソになるってことォッ!?」

「『デベソ』…通俗的表現だとそういうことになります」

「い、いやあああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

響き渡る千歳の悲鳴。

だが同時に上がるジェイミーの笑い声。

「アッハッハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!」
「傑作ねぇ!早く見てみたいものだわ!あなたのデベソ!」

「いやああああッッッッッ!!!!!!!!いやああああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「ナインッ!!やめてええええええええええええええええええええッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

メリィッ!!

「あぐぅんんンッッッ!!!!!!!」

それまでゆっくりと負荷がかかっていたのが、いきなり凄まじい力がかかり、一際大きく体を仰け反らせてしまう千歳。

あまりもの衝撃のせいか、その態勢のまましばらくピクピクと体が震えていた。

「反転作業、終了です」

ナインの言葉にピクッと反応する千歳。

ゆっくりと顔を引き、そして恐る恐る自分のヘソの方を見る。


 
「ッ!?」

そこにあったのは…小さな蜜柑ほどの赤みがかった肉の塊であった。

その表面には複雑に皺が刻まれ、どの隙間にも黒い小さなゴマ状の物質がギッシリと詰め込まれていた。

「アハハハハハハハハハハッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
「凄いッ!凄いわ如月千歳ッ!!こんな醜悪なオヘソ初めて見るわッ!!」
「こんなにゴマも詰まって…最高よ!あなたのデベソッ!!」

完全に興奮した様子で千歳の臍の変貌ぶりをまくしたてるジェイミー。

「う、うぅ…!や、やだぁ…こんな…こんなおヘソぉ…」

顔中を涙と涎でグシャグシャにさせながら、千歳は嗚咽していた。

とても自慢出来るほど綺麗なおヘソではなかったが、それでも今のこんな状態よりはるかにマシであった。

それがこんな醜いデベソに作り替えられたことで、千歳の心は完全に折れてしまっていた。

「さあて2044、汚物の採取もしやすくなったところで始めてもらおうかしら?」

「はい」

ただひたすら自分の臍の惨状を嘆く千歳の前に膝をつくナイン。

そしてその腰に両手を回す。

「!、ナ、ナイン…何をして…?」

「採取開始します」

その瞬間、ナインの口が千歳のデベソへと吸い付いた。

「うヒィッ!!???うひゃああアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!??????????」



素っ頓狂な叫び声を上げる千歳。

デベソの皺一つ一つを丁寧に舐め上げていくナインの舌。
その皺の筋一つ一つがまるで性感帯であるかのように、千歳の脳髄を刺激する。

まるでむき出しの内臓を吸い込まれるような感触…彼女はただ声を上げ悶え喘ぐことしか出来なかった。

「ハあああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!オ、オヘしょォォォォォォッッッッッ!!!!!!!!!おかしくなりゅううううううううううううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビクンビクンとその豊満な体が大きく波打ち、その都度全身から汗が吹き出し、そしてホットパンツの股間の隙間から透明な液体が滴り落ちる。

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「なに感じているのォッ!?こんなデベソでぇ!?とんだ変態痴女だわアナタぁ!!傑作だわぁ!!!!!」

デベソをしゃぶられ、盛大に悶えよがる千歳の様を大笑いしながら罵るジェイミー。

ナインの口内でデベソを弄ばされながら、その狂乱の時間は永遠に続くかのように思われた…



「…ね……ん」

(う…)

「…さん!」

(う…ん…?な、なに…?)

「姉さん!」

「!!」

はっきりと聞こえてきたナインの声にハッと目を覚ます千歳。

「姉さん!大丈夫ですか!?」

「え…ナ、ナイン!?」

自分の顔を覗き込むナインの顔を見て思わずビックリする千歳。

そして自分が仰向けに倒れていることに気づき、咄嗟にその体を起こした。

「え…これは…?」

すぐ周りの状況を確認する千歳。

そこは先ほど自分が拘束されていた部屋ではなく、どこか人目隠れた倉庫のような場所であった。

「こ、ここは…?」

一体何がどうなっているのか理解できない千歳。

「ここは旗艦スリニバーサ内の格納庫です」
「あの尋問室からここまで私が姉さんを連れてきました」
「脱出手段は既に手を打っています。早くここから出ましょう」

「え、ええ…ナイン…元に戻って…?」

「申し訳ありません姉さん、私の不覚で彼女に主導権を握られてしまいました」
「でも…姉さんの叫びのおかげで正気を取り戻すことが出来ました」
「ありがとうございます姉さん、もう大丈夫です」

「そ、それは…私はナインが元に戻ってくれただけでも…って」

そこまで言って思わず自分のお腹に目を向ける千歳。

あの想像を絶する拷問によって、自分のヘソが変貌したままになっていないか確かめようとした。

「…元に戻ってる…」

そこには元の千歳の臍があった。

長時間に渡る拷問により、以前より少し穴が広がってしまっているような気がしたが、あのデベソよりは遥かにマシである。

「私が正気を取り戻した時、姉さんのおヘソが飛び出していたので…その…手で押し込んで…」

「それで…戻ったの?よ、良かったぁ~」

心底安堵したかのように千歳はその場にへたり込む。

(もしあんなデベソのままだったら、皆の前に顔なんて出せないよぉ…)

だがまたあることを思い出し、恐る恐るナインに尋ねる。

「あ、そ、その…ナインは操られているときのこと…覚えて…?」

「私が主導権を取り戻す前のことですか?」
「いえ、何も…」

その言葉を聞いてまた千歳は安堵した。

まさか自分が千歳のヘソの腐敗物を嘗め回していたことを記憶していたら、さすがに本人が口に出さなくともお互い気まずい思いをする…

まずそんなことにならなかったようで何よりだった。

「そ、そう…あ、ジェイミーは!?」

「今、姉さんの代わりに拘束具に入っています」

「!、よくやったわナイン」

すぐにでも引き返して仕返しをしてやりたい衝動に駆られる千歳だったが、今はこの場所から逃げる方が優先だった。

「ナイン、ここから逃げる手段って…」

「はい、こちらです姉さん」

ナインに先導されながらその場から駆け出していく千歳。

へそ奥にまだ痛みは残っていたが、再びナインが戻ってきてくれた嬉しさで気にならなかった。

そんな千歳の姿を見てナインも心に温かいものを感じていた。

(良かった姉さん…)

そして自分のポケットの中に入っている"物体"…

尋問室から回収した"それ"の感触を確かめつつ、千歳と共に脱出口へと向かっていった。



[後書き]
というわけで、一旦これにて千歳ちゃんのおへそ責めは終了です。どうも最近強制デベソ責めに走ってしまいがちですね。

へそゴマを食べさせられるというシチュはよく見ますが、これを自分でなく大切な人に食べさせるというのは、それはそれでかなりの精神的ダメージを受けるんじゃないかなぁと。特に千歳ちゃんはそういうのに弱そうですしw



拍手コメ&コメント返しです

>スパロボには結構へそ責めのし甲斐がある娘多いですよね。特にセレーナってキャラもヘソ丸出しの強気キャラなんで今回の千歳みたいなシチュはかなり合いそうです。 Vといえばそれに参戦してるクロスアンジュ勢もなかなか責め甲斐がありそうで。女性陣の大半がへそ出しで原作からしてエログロ要素満載なんで、割とグロ目の責めも行けそうだったり

リューネ、アイビス、セレーナ、アクア、カティア&フェステニアetc…シリーズも長いですから本当にたくさんいますね。無限のフロンティアシリーズを入れると、錫華姫やネージュ姫とかさらに倍増しそうですw
前々からスパロボキャラのへそ責めをやりたいと思いつつ、ようやく今回描くことが出来ました…あ、ヴィレッタやってましたっけ。

クロスアンジュ勢は制服からライダースーツまで徹底してへそ出してましたねw
一体誰の趣味だったんでしょうか?


>ヘソゴマを千歳ちゃんに無理矢理嗅がせたり目の前で食べたりしたい

嗅がせたり、(ナインちゃんに)食べさせたりしました。
自分自身が食べるより、他人に食べさせる方が精神的に堪えますよねw


>版権だと台詞が脳内でボイス変換されるから良いですよね。プレイしてた時ですが何故か千歳ちゃんのお腹ががコックピツットに居るときはたるんでてだらしなく見えてました。

確かにカットイン見る限り、おヘソが横に伸びてお腹弛んで見えるんですよね。座っているせいもあるかもしれませんが、引き締まったお腹が多いスパロボへそ出し女性陣の中でも珍しいですよね。
ツイッターにも書きましたが、そんなだらしなく横に伸びたヘソが必殺技発動時に縦に引き延ばされるというカットインが斬新過ぎました。

拍手[7回]


ナイン共々ガーディムに囚われてしまった如月千歳。

エージェントによって体を拘束された彼女の前にジェイミーが仁王立ちになる。



「アハハハハッッ!!!!!いい様ねぇ、如月千歳ッ!!」

「く…ナインをどうしたの!?ジェイミーッ!!」

パシッ!

「うッ!」

鞭で頬を弾かれ呻き声を上げる千歳。

「誰に向かって口をきいてるのかしらぁ?まずは自分のことをし・ん・ぱ・いしなさぁい」

そう言いながら千歳の頬を鞭でペチペチと叩く。

「ぐ…ッ」

「それにしても…こうして改めて見てみてると、随分とはしたない格好しているわねぇアナタ」

頭頂から足先まで千歳の体を舐めるような視線を注ぐジェイミー。

「と・く・に、このみっともないお腹!」

千歳のむき出しのお腹をその鞭でペチペチと叩く。

「よくこんなだらしないお腹をさらけ出せたものだわ如月千歳」

その言葉に頬を染めながら言い返す千歳。

「う、うるさいわねッ!!見た目が良くても中身が最低なアナタに言われたくないわッ!」
「この性格ブスッ!!アタシに一度も勝てたことないくせにッ!!」

「な…ッ!」

千歳の暴言にジェイミーは体をワナワナと震わせた。

「よ、よくもこの私にそんな言葉を…許せないッ!!」

怒りのあまり、手にしていた鞭の先端をへし折ってしまうジェイミー。

そして怒りのまま、それを思い切り千歳のむき出しの腹部に突き込んだ。

ブスッ!!


「ふグッッ!??」
目を見開き、思わず口から唾液を噴き出す千歳。

ジェイミーの突き出した鞭の先端部は見事に彼女の臍を射抜いていた。

細く鋭いスティックの先端が人体で最も脆弱な部位の一つにめり込んでいく。

「はぁッ、あ…が…ッ!!お"ッ、おへそに…ィ…!!」

腹部の中心から発せられる鋭い痛みに苦悶の声を上げる千歳。

「や、やめ…て…ジェイミー…はぁぐッ!!」

押し込むだけのみならず、グリグリと棒を回転させ始めたジェイミー。

「無防備におヘソなんか晒しているアナタが悪いのよぉ~?」
「ホラホラどう~?おヘソを棒で犯されている感触は?」

時計回りに、そして反時計回りに、交互に捻じれる千歳の臍。

その様を愉快そうに眺めながら、ジェイミーはさらにその回転の速度を上げた。



「あぐゥッ!!ぐぅあああッ……」

全身から汗を滲ませながら、荒く息を吐き始める千歳。

ギュルルルルゥ

集中的に長時間に渡りヘソを責められたことで、お腹の奥から奇妙な音が鳴り始める。

同時にその穴の奥から生じる痛みも増してくる。

「や、やめて…ジェイミー、こ、これ以上されたら…お、おヘソ…おかしくなる…!」

涙目で訴えかける千歳。

「おかしくなる?アハハハハハ!!!!!いいじゃない!もっとおかしくなればッ!!」
「決めたわッ!今まで私の受けた屈辱、倍にしてこのみっともない穴に全部返してあげるからッ!!」

「!?、フぁッ!?」

その信じられない言葉に思わぬ言葉を発しようとした千歳だったが、その瞬間ヘソ穴から棒が引き抜かれ、気の抜けた叫び声をあげてしまう。

「さぁて、このおヘソにどんな責めを味わせてあげようかしらぁ?…ってあら?」

引き抜いた棒の先端を見たジェイミーはそこに"あるモノ"がへばり付いているのに気付いた。

「まさか…これって…へそのゴマ?」

「………」

その瞬間、真っ赤にした顔を背ける千歳。

「アハ、アハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」
「傑作だわ如月千歳!!こんな汚物を詰め込んだ穴をこれ見よがしにさらけ出していたなんてね!!」

臍のゴマがこびり付いた棒の先端を千歳の目の前に突き出すジェイミー。



「う…うぅ…」

顔を背け、千歳はなんとか"それ"を見ないように努めた。

「いいわ如月千歳、これから私がじぃっくりとこのみっともない穴を調教してあげるから」
「楽しみにしていなさぁい?フフフ…アハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」

ジェイミーの高らかな笑いが部屋に響き渡る。

そして彼女はエージェント達に千歳をある部屋に連れていくように命じたのだった…


[後書き]
すいません、随分間が空いてしまいました。
久々の更新は前々から攻めてみたかったスパロボVの主人公、如月千歳ちゃんです。
デザインが発表されたときから、その無駄にお腹をさらけだした衣装に一目ぼれして、
ゲームも買ってプレイしてみたところ、性格もなかなか良くて
是非とも、おへそを責めて泣かしてやりたいと思いましたw

責め役にはいつも千歳にしてやられているジェイミーたんを据えて、その復讐として彼女の臍を責めるというような展開にしてみました。
見ての通り、千歳ちゃんへのへそ責めは始まったばかりなので、とりあえずこの後お楽しみにということで…

ナインちゃんもなんらかの形で交わらせたいなぁ…

拍手[6回]


「せ、先輩…ッ!?」

自分に背を向けて立つ人物に思わず声を上げるミア。

「な、なんで…!?」

「だ、だって…もう…ミアちゃんのこと…見捨てないって決めたから…」

肩で息を吐きながら苦しそうに答えるリナ。

だがその声にははっきりと"意志"が込められていた。

「アタシ…ミアちゃんのように強くないし…臆病だから…」
「皆が苦しんでいる今の今まで…戦うことが出来なかった…」
「ごめん…!」

「そんな…!先輩は先輩は…ただの…女の子なんだ…」
「戦えなくて当たり前なんだ…だからここは…ゥぐッ!」

ダメージに思わず顔を顰めるミア。

「ミアちゃん…もう無茶しなくていいよ」
「ここからはアタシが戦う…!」

キッと24を睨みつけるリナ。

そして彼女に向けて駆け出していく。

「せ、先輩ッ!!」

叫ぶミアの声を背に、己の臍に握り拳をあてるリナ。

「ネーブルソードォッ!!」

おヘソから3本目のソードを引き抜く。

「ネーブル・リナ…ようやくその気になりましたか…」

マミを差し向ける24。

「あ…ァぅ……」

「マミちゃん…!」

親友のなれの果ての姿に心が痛む。

ヘソから生えた結晶体…そこから無数の光弾が放たれる。

「!!」

咄嗟にソードをラケット状に変形させそれを弾き返す。

完全にはじき返せず体に直撃する光弾もあったが、構わず距離を詰めるリナ。

「がっあああッッッッ!!!!!」

苦悶の叫び声を上げるマミ。

ミアの臍に痛烈なダメージを与えた結晶体がさらに鋭く突き出し、リナの臍を串刺しにせんと迫る。

「マミちゃんッ!ごめん!!」

リナは寸でジャンプし、さらにその結晶体を足場に飛び上がった。

「ッ!?」

「やあああああああッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

マミの頭上を軽やかに飛び越したリナは、落下の勢いそのままにマミの背中に繋がる無数のケーブルをソードで切断した。

バシュウッッッ!!!!

床に落ちるケーブル群。

同時にマミもその場に崩れ落ちる。

「マミちゃん…あとでちゃんと診てあげるから…!」

すぐにでも介抱してあげたいが、目の前の敵に向けソードを構え直すリナ。

「ほう、見事ですね、ネーブル・リナ」
「しかし怖くないのですか?私のことが…」

震える体、じっとりと浮かび上がる汗…

それらをすべて見透かしたかのように声をかける24。

「…こ…怖い…、怖いけど…」
「ミアちゃんやマミちゃんが傷つくのを、これ以上見たくないッ!!」

「なるほど。では彼女たちを傷つられることが、あなたが戦う原動力というわけですね」

手をかざす24。

それに合わせて、number3が満身創痍のミアの方へと歩み寄る。

「!」

「ミアちゃんッ!?」

ミアの方へと駆け寄ろうとするリナ。

「ネーブル・リナ、彼女たちはいくら倒しても立ち上がる人形です」
「止めるには私を倒すしか術はありません」

「!」

足を止め、24の方に向き直るリナ。

「………」

「さあ、私を倒しに来てくださいネーブル・リナ」

両手を広げ、挑発する24。

「せ、先輩…いっちゃだめだ…」

後ろから、制止の声が聞こえてくる。

だがリナはそれに対し、背を向けたまま言い放つ。

「ミアちゃん…今まで私、ミアちゃんに何もしてあげられなかった…」
「だから…今度こそ私がミアちゃんを守るッ!!」

24に向けて一直線に駆け出すリナ。

迎撃に放たれた機械触手をソードで薙ぎ払いながら、距離を詰めた彼女は一気に24に向けてソードを突き出す。

それを微動だにせず腹部の水晶体に受ける24。

「無駄ですよ。見ていなかったのですか?ソードが私の体内に取り込まれたのを…、!」

「やあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

すぐさま次のソードを形成していたリナ。

すかさずそれを24に向けて突き刺す。

そしてまた新たなソードを形成し…

「なるほど…数で攻める、というわけですか」

「やあああああッッッッッッ!!!!!!!!!」

十は超えるソードが繰り出され、そしてまた新たに生成されたソードが突き出される。

だが突如24の腕がその刃を掴む。

「!?」

「別にあなたが何本繰り出そうが大したダメージにもなりません、しかし…」

グッとリナの顔に自分の顔を近づける24。

「17と一つになったこの体を無暗に傷つけられることは…少々我慢がなりませんね」

「え…うぐぇッ!!」

腹部にめり込んでいた24の拳。

思わずその場に膝を突き、両手でお腹を抑えながら悶えるリナ。

そんな彼女のポニーテールを掴み、その顔を無理矢理引き上げる24。

「あぐぐ…」

「あまり調子に乗らないことです、ネーブル・リナ」

「う…うぅ…、うあああああああッッッッッッッ!!!!!!!」

ポニーテールを掴む手を強引に引き剥がし、24と距離を取るリナ。

「ハァ、ハァ、ハァ…」

「確かにあなたからは"強い意志"が感じられます、ネーブル・リナ」
「そのおヘソから生じているエナジー発生量もこれまでないほど高まっているようです」
「しかし…」

荒く息を吐く彼女の周囲に威圧的に立つ24の僕たち。

「あなたがどこまでその"意志"を繋ぐことが出来るでしょうかね?」

僕たちが一斉にリナに襲い掛かる。

「く…、わ、私は…負けないッ!!」



目の前で繰り広げられるリナと24達の戦いをただ見つめるしかないミア。

圧倒的不利な戦い…ミアでさえ苦戦は必至な戦いに、戦闘経験も浅いリナが一人立ち向かっている。

容赦なく腹を殴られ、臍を抉られ、瞬く間に全身に無数の傷が刻み込まれていく。

だがそれでも屈することなくリナは戦い続ける。

それはこれまで彼女が決して見せたことのない姿であった。

(アイツ…なんで…あんなに…)

ネーブルエナジーが身体能力を向上させ、ダメージを治癒させる性質があることはミアも知っている。

だが今のリナはその効果を異常なまでに発揮させている。

それは…まるで"誰か"のために、己の身を削って戦って続けているようでもあった。

(アイツ…そこまでアタシのために…)

「………、ママ…」

思わず目から一筋の涙が零れ落ちる。

「あぐゥッ!!」

「!!」

リナの呻き声。

見ると彼女は24の触手に囚われ、羽交い絞めに拘束されていた。

「がぁ、ぐぅうう…」

「実に素晴らしいですよ、ネーブル・リナ」
「まさかここまで奮闘するとは…へそオナだけが取り柄の変態女子高生だと思っていましたが、正直見くびっていました」

「う、ぐ…は、離し…がぁうッ!!!」

無防備にさらされたリナの臍穴に突き刺さる機械触手。

「がァッア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッ!!!!!!!」

自分のヘソの直径よりも二回り以上も太い触手が奥底へ強引に突き進んでいく。

その激痛と圧迫感にリナの口から悶絶の声が上がる。

さらには極細の機械触手がリナの耳の穴に何本も潜り込んでいく。

「ひぐっ!!」

「ネーブル・リナ、今のあなたからは素晴らしいまでのエナジーが生み出されています」
「そのエナジーを、この私のために捧げてください」

耳元でささやく24。

リナの体がガクガクと震える。

「て、てめえ…ッ!何してやがる…!」

叫ぶミア。

「彼女に最もエナジーを発生させるのに相応しい"世界"を見せているんですよ」

「!、そ、それって…!」

「そう、私は"装置"と融合した存在…今しがたあなたもされていた状態と同じです」
「彼女が望む妄想世界を見せ、発生したエナジーを根こそぎ吸い取る…」
「今の彼女であれば、先ほど以上のエナジーを吸い取ることが可能でしょう」

「や、やめろ…ッ!」

「はぁうンッ!!」

一際ビクンと大きくリナの体が痙攣する。

「先輩ッ!!」

リナの脳内に直接送り込まれるイメージ。

異星人の罠にかかり、その尖兵たるロボット怪獣に臍からエナジーを吸い取られていく巨大ヒロイン…

己の秘密を民衆の前で暴かれた挙げ句、魔王によって臍からエナジーを吸い取られていく姫騎士…

敵に囚われ凄惨な拷問を受けながら、妖術を臍にかけられエナジーを吸い取られていくくノ一…

心無い人間たちに囚われ、その神秘のエナジーを容赦なく臍から吸い取られていく女エルフ…


様々なシチュエーションで、戦い傷つき敗北し、その臍穴からエナジーを吸い取られていく悲劇のヒロイン…

以前、彼女を虜にした世界がまたもその脳内を捉える。



「ア”ッ!あゥア"ア"ア"ァ……」

口からダラダラと涎を垂れ流しながら、ビクビクと体を震わせるリナ。

妄想世界で生み出されたエナジーはその臍穴に突き刺さったケーブルを通じて24に送られていく。

「さすがですねネーブル・リナ」
「ここまで莫大な、そして恒常的にエナジーを生み出せる逸材はあなたをおいて他にはいません」
「あなたこそまさにへそオナニーの申し子です」

リナの耳元で囁く24。

「リ、リナぁ…」

その様をなすすべもなく見つめていたミア。

先ほど自分もあの世界に囚われていたから分かる…

最も効率的にエナジーを搾取するために創り出された世界、そこから外部の手助けなく抜け出すのは不可能に近かった。

「畜生…ちくしょう…」

ボロボロと零れ落ちる涙。

自分たちがあの24に勝つことは絶対に不可能なのか…もう全てが終わりに思いかけたその時、

「…ぁ、ゃん」

「!?」

リナの口から聞こえてきた朧げな言葉に顔を上げるミア。

「…ミア…ちゃん…」

「リ、リナ…ッ!?」

はっきりと自分の名前を呼ぶ声。

「ミアちゃん…は…私が…守…る…」

「!!」

リナは完全に"装置"に飲み込まれていない!

ミアのことを守るという一心で、妄想世界の完全な浸食を喰いとめていることを知ったミアは思わず叫んだ。

「アタシは…アタシはここにいるッ!!」
「だから必ず戻ってきてッ!ママァッ!!」

その声に反応したかのように、さらにヘソからのエナジーの噴出量が増加する。

「!、これは…」

わずかながら驚いた反応を見せる24。

「意志の弱いあなたが完全に"世界"に飲み込まれていないとは…それも全ては自分の娘を守るためというわけですか?」

「ミ、ミアちゃんは…アタシが…絶対に…守るッ!!」

なおもそのエナジー量は増加し、ケーブルと臍の接合部からエナジーの噴流が溢れ出し始めていた。

24の全身から生えた結晶体も発光を始める。

「…なるほど、根競べですか」
「あなたのエナジーが尽きるのが先か、それとも私が耐え切れなくなるのが先か…」
「いいでしょう、付き合ってあげましょう」

さらに強烈なイメージをリナの脳内に送り込む24。

「ア"ッ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一際大きく体を震わせ絶叫するリナ。

「お忘れですか?私はあなたを"言葉"だけでイかせたことがあるんですよ?」
「我を失って、へそオナエナジー発生機になりさがるのも時間の問題です」

「わ、わたしはぁ…ぜ、ぜぇったい…ミアちゃんをぉ…」
「うわあああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

その瞬間、リナのへそから一際巨大な噴流が噴き出し室内中が閃光で埋め尽くされた。

「リ、リナァアアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

その眩い光に腕で顔を庇いながら叫ぶミア。

長時間に渡って照らし出される光…

それが徐々に収縮し、やがて元の状態へと戻る。

「ぅ…」

2人の方へ眼を向けるミア。

光でぼやけていた視界が徐々にはっきりしていく。

「リ…ナ…?」

2人は先と変わらない状態であった。

だがエナジーを吸収し過ぎたのか、24の体からボロボロと結晶体が剥がれ落ちている。

「や、やった…のか…?」

ミアが呟いた瞬間、リナを拘束していた機械触手が解き放たれ、その体が力無く床に倒れ臥せた。

「ッ!?」

「フ、フフフ…ハハハハハハハハハハッッッ!!!!!!!!!!!」

いきなり笑い声をあげる24。

「素晴らしいッ!素晴らしいですよネーブル・リナァッ!!」
「本当に…本当に素晴らしいエナジーでした!!」
「ここまで膨大で高純度のエナジーッ!!おかげで…私は…私はァ…さらなる力を得ることが出来ましたァッ!!」

そう叫ぶ24の全身の結晶体が発光し、その体をさらに威容な禍々しい形態へと変質させていく。

「あ、あぁ…」

青ざめた顔でその様を見つめるミア。

24は自分の目の前で床にうつ伏せに倒れたリナの脇腹を無造作に蹴り上げた。

「………」

その体が力無くゴロンと転がり仰向けになる。



生気が感じられない瞳…死人のように白がかった肌…

エナジーを吸い尽くされたその臍穴からは、ほんのわずかに残されたその力を最後まで搾り取るかのように結晶体が生え始めている。

「リ、リナぁアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!」

自身の怪我の痛みも忘れて彼女の元に駆け寄るミア。

もはや自身も結晶体の餌食になるのも構わずアンチネーブルエナジーを解除し、その体を抱きかかえる。

「リナぁ!!リナァッ!!」

その名を繰り返し叫び呼びかける。

その声に反応してか、わずかにリナの瞳に精気が戻る。

「あ…、わ、わたし…負けちゃっ…た…」
「ごめんね…ミアちゃんのこと…守れ…なくて…」

「もういいッ!!もう喋んなッ!!」

ボロボロと零れる涙がリナの頬に垂れ落ちる。

アンチネーブルエナジーを解除したことで、ミアの臍穴からも再び結晶体が生え始める。

だがそんなことなど構わずミアはリナの体をきつく抱きしめた。

「アタシなんか…アタシのことなんか無視して逃げればよかったんだ…!」
「アタシが…何のために未来から来たと思って…」

「うん…分かってる…だけど、それは…出来ないよ…」
「だって…アタシは…あなたのママだから…」

「!、うぅ…ぅああああああああッッッッッッ!!!!!!!!!」

号泣するミア。

「………」

自分の足元の2人を黙って見下ろす24。

もはや彼女はそれ以上手を出すつもりなど無かった。

やがて臍から生えた結晶体が力を全て奪い、彼女たちは絶命する…

絶対的な力を手にしたとはいえ、number3などと違って自分は余計な手を加えるつもりはない…

「ミ、ミアちゃん…ミアちゃんだけでも…逃げて…生きて…」
「それが…今の…私の…願いだから…」

「い、いや…そんなの嫌だッ!!」
「アタシはずっとママと一緒にいるッ!!」

その間にも増殖していくお互いの臍の結晶体…やがてそれが触れ合い癒着する。

「あ、あはは…ミアちゃんの…おへそと…繋がっちゃった…」
「まるで…へその緒…みたいだね…」

「………」

黙ったままリナの体を抱きしめているミア。

「………」

リナもその体をミアに預けるかのようにゆっくりと目を閉じる。

やがて二人の臍から生えた結晶体が彼女たちの体を覆い尽していく。

「…ネーブル・リナ、ネーブル・ミア、さらばです」

その結晶体の塊を背に踵を返す24。

絶大な力を手に入れ、邪魔者を排除し、そして今ここから彼女は"自分たち"を貶めた世界に復讐を開始する…はずだった。

ピキッ!!

「!」

背後から聞こえてきたわずかな亀裂音に足を止める24。

ふとそちらの方を振り返る。

「……今のは?」

そこには変わらず2人の少女を飲み込んだ結晶体が存在していた。

気のせいだったのだろうか…また歩みを進めようとしたその時、

ピキッ!!パキキッッ!!!パキャアッッッ!!!!!

はっきりと鳴り響く亀裂音。

24が見ている目の前で結晶体に無数の亀裂が走り、そしてその隙間から光が溢れ出す。

「なッ!?こ、これは…ッ!?」

さすがの24も目の前で起きている事態を理解出来なかった。

2人の瀕死のネーブル戦士は結晶体に全ての力を吸われて絶命したはずではなかったのか!?

あらゆる事象に頭を張り巡らせたが、その答えは一向に出なかった。

困惑する24の目の前で、ついに水晶体が勢いよく弾け飛ぶ。

「ッ!?」

信じられない事象…24は目の前にいる"存在"を理解することが出来なかった。

「…一体…いったい…ッ!?」

結晶体の中から現れた"一人"の少女。

やがてその目がゆっくりと開かれた…



[後書き]
…勝ったな。

拍手コメ返しです。

>味方側にはデベソキャラって居なかったんですね。ルカ君はどっちかというと敵キャラだし。豆デベソ系ならバリエーション豊かな責め方できそうなんで意外でした。

そうですねぇ、デベソネタはルカ君とかヒカル君とかどちらかというと男の子でやってばかりですねw
引っ込みでべそを引っ張り出されたり、挟み潰されたりするデベソヒロイン…イけると思います!

>親友ポジを洗脳して操って戦わせるというのはこういうではお約束ですね。 こういうジャンルの場合、一般人枠を徹底的に凌辱することで、その後のメインキャラに対する凌辱への期待を更に引き立てることもできるんで、そういうのも良いかもしれません ただこの場合、メインキャラへの凌辱のハードルも更に上がりますが

当初はここまでひどい目に合う予定はなかったんですけどねマミちゃん。今回の話でもう少しリナちゃんを追い詰めたかったところもあるんですが、この24戦が大分長引いているので已む無く端折っちゃいました。すいませんです。

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戦え!へそ出し戦乙女
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