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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
異次元に浮かぶアルティメギル要塞のとある一室…
「シーアネモネギルティ…なぜ、何故私を置いて逝ってしまったのだ…!」
「お前は我が"属性"を理解してくれるたった1人の貴重な友であったというのに…うぅ…!」
テイルブルーに2度にわたり果敢にも挑み(?)、散っていったエレメリアン…シーアネモネギルティ。
彼の遺影を前にむせび泣くのはアルティメギルが戦士の一人、ランプレイギルティであった。
その名の如く細長く滑った体に八対の目、そして特徴的な円口…
その禍々しい…というより気色悪い外観からかあまり寄り付く仲間もいなかったが、そんな彼とも分け隔てなく付き合ってくれたのが、かのシーアネモネギルティであった。
「お前とはお互いの主義主張の違いで言い争うこともあった…だが、我が『属性』を理解してくれる唯一無二の友でもあった…おのれぇ…テイルブルー…!」
握りしめた拳を震わせるランプレイギルティ。
「テイルブルーは我らエレメリアンにとっての天敵…災厄…まさにアンゴルモアの大王がごとき存在…」
「だが…お前の仇を取るためならば私は…!」
意を決しその場から立ち上がろうとしたところ、突然部屋の自動扉が開く。
「!、なんだッ!?」
「ひっ、こ、こちらにランプレイギルティ殿がいらっしゃると伺って…」
八対の目でギョロッと睨まれ思わずその場に立ちすくむエレメリアン。
「貴様は…確かシーアネモネギルティの…」
「は、はい、コーラルギルティでございます」
その場に現れたのはシーアネモネギルティの弟分、コーラルギルティであった。
ランプレイギルティとは直接の交流はなかったものの、その顔は知っていた。
「何の用だ?」
「シーアネモネギルティ殿の遺品を整理していたところ…このようなものが…」
そう言いながら、コーラルギルティが取り出したのは一つの封書であった。
そこには達筆で、『ランプレイギルティへ』と書かれてあった。
「この私に…?」
それを受け取ると、中を検めるランプレイギルティ。
「遺書か…?い、いや…こ、これは…!?」
そこに書かれていた文書を見て彼は思わず体が熱くなるのを感じた。
「………ランプレイギルティ殿?」
「コーラルギルティッ!!」
「は、ハッ!」
突然名前を大声で呼ばれ、思わず背筋をシャンと伸ばし返事をするコーラルギルティ。
「貴殿をシーアネモネギルティの"遺志を継ぐ"者として頼みたいことがある」
「………」
津辺愛香は自宅の部屋の鏡の前で固まっていた。
その顔は変身後の名前の如く真っ青に青ざめ、制服の裾を握りしめた両手もプルプルと震えている。
「嘘…でしょ…」
かろうじてわずかに呟かれる声…
そしてその場にしゃがみ込み、お腹の前できつく服の両裾を閉じながら震える。
「うそようそようそようそようそようそようそようそようそようそようそよ…」
うわ言の様に繰り返し呟き、そしてゆっくりと両裾を広げ再度"ソレ"が本当に存在していたのかどうか確認する。
「ッ!!」
"ソレ"は紛うことなく確かに存在していた…
「い、イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
津辺家に絶叫が響き渡った。
「で、なんなんです一体…?」
観束家の地下深く存在するツインテイルズ基地…
そこには愛香とトゥアールの2人だけがいた。
「せっかく今日も総司様と仲睦まじくビバリーなスクールライフを過ごすつもりでしたのにィ…」
「愛香さんが突然現れるや私に手刀かまして気絶させて、そのまま2人して病気にかかったとか嘘ついて学校休んで…」
「一体どういうことか説明してもらいましょうかぁ?」
これまでの経緯を説明口調でまくしたてるトゥアール。
「………」
「あ、もしかして本当に病気にかかったんですか?」
「収縮性乳房発育不全とか…残念ながら治療法はなぁいんですよねぇ」
わざとらしく自分の巨乳を見せつけながら煽る。
そしていつも通り愛香からの虐待にも等しい制裁が来るのを待ち構えていたが…
「………」
「え、え…?」
「ど、どうしたんですか愛香さん…」
「………」
「な、なんか反応してくださいよ…」
死人のような表情でどこか見つめたままの愛香に、さすがのトゥアールもどう反応したらいいのか戸惑う。
「………トゥアール」
「は、はい…」
「今から何見ても絶対に驚かない、笑わないって…約束してくれる?」
「笑う…?まあ、いいですけど…」
怪訝な表情を浮かべながらトゥアールが返答するのを聞いて、愛香はゆっくりと衣服のボタンを外し始めた。
「え!?ちょ、な、何してるんですか愛香さん!」
「いくら総司様に振り向いてもらえないからと言って、この私で欲求不満を…って…」
「………」
顔を真っ赤にさせて俯く愛香。
そんな彼女が広げた裾の合間から覗くお腹…
変身後に大きくさらけ出されていることもあってか、トゥアールも見慣れた彼女の艶やかでいて引き締まったお腹…
だが、その中心には何やら見慣れぬものが存在していた。
「………愛香さん、それってもしかして…」
フルフルと震える指で"ソレ"を指差すトゥアール。
「………」
涙目になりながらコクンと頷く愛香。
服の裾の合間から覗く、そのお腹から飛び出したおよそ直径2cmほどの肉片…
「………」
「………プッ!ププププ!!!!」
「で、デベソじゃないですかぁあああああああッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」
堪えきれなくなったのか、その場で大笑いしながら転げまわる。
「デベソッ!!!愛香さんがデベソッッ!!!!アーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「………」
「しかも変身したら常時へそ出しのテイルブルーがデベソ!!デベソで貧乳のテイルブルーッ!!そ、想像しただけで………だァーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「………いい加減に…しろぉッッッッッッ!!!!!!!!!」
グシャア!!!
「ア、アバーーーーーーー!!!!!!」
「…で、どうしてこうなったんです?」
もはや前が見えているのか怪しい顔面でトゥアールが問いかける。
「…分からないから、こうして相談しているんじゃないの」
ひとしきり憂さ晴らししたことで一旦落ち着いたものの、曇った表情のままの愛香。
それまで凹んでいた普通のおヘソが、突如一晩でこのような惨状になってしまった…
それが元に戻らない限り、気が晴れないのは当然のことであった
「アンタなんかに見せたくなかったけど…なんとかしてくれそうなのがトゥアールしかいなかったから…」
「う~ん」
腕を組みながら思案するトゥアール。
「格闘家とか…腹筋鍛えてるうちに皮下脂肪が減って出べそになったって話聞いたことありますけど…愛香さん、お腹鍛えすぎたんじゃないですか?」
「また殴り殺すわよ」
「はい、スイマセン」
服の上からお腹を押さえながら、トゥアールを睨み付ける愛香。
「そうですねぇ…そういえば愛香さん、この前エレメリアンにおヘソ弄られまくってましたよね?」
「それが何か影響しているのかも…」
一週間前、テイルブルーを2度にわたって襲撃してきたエレメリアン、シーアネモネギルティ。
『へそ属性』たる属性を持つ彼は、一度目は触手でテイルブルーの体を捕えるやヘソ掃除と称してそのおヘソを徹底的に責め抜き、二度目は『腹パン属性』のマンティスシュリンプギルティと2体がかりで彼女のお腹とおヘソを散々いたぶりつくした。
両方ともトゥアールの機転(?)のおかげで窮地を脱したブルーであったが、長時間に渡っておヘソを舐られたことで、しばらくあの気持ち悪い感触が消えることはなかった。
そしてようやくそれも忘れ去ろうとしていた矢先、発生してしまった事態がこれである。
「というか、それ以外考えられません。あの時おヘソに何かされたんですよ」
「例えば…あの時倒したエレメリアンの細胞が愛香さんのおヘソの中で増殖して…」
「ひ、ひィィィッッ!!!?」
わざとらしくおどろおどろしい口調で言うトゥアールであったが、それを真に受けた愛香はガタンと椅子から立ち上がると、真向いに座る彼女の白衣の襟を掴んだ。
「早く取ってッ!早く取って元通りにしてッ!!」
「あ、愛香さん…そんな首…絞めないで…こ、呼吸が…グワー!」
「あ、ご、ごめん…」
トゥアールが失神しかける寸前で彼女の襟から手を放す愛香。
「ゲホー!と、とにかく…切除するにもどういう状態になっているのか…一度詳しく分析する必要があります」
「分析…?」
「そうです。というわけで、まずはそこに寝てください」
トゥアールが指差した先、そこにはヒト一人が横たわれるほどの台があった。
「…あんな台…前あった?」
「ありました」
明らかに怪しげな台に訝しがる愛香。
「とにかく分析しないことには話が始まりません」
「おヘソが元に戻らなくなってもいいんですか?」
「う…分かったわよ」
渋々台に上り、そこに横たわる。
「さぁ、おヘソ出してください」
先ほど大笑いされた出べそを再度さらけ出すのは気が引けたが、言われるままブラウスのボタンを外しソレをさらけ出す。
「…だ、出したわよ、早く…調べるなり分析するなりしなさいよ」
今の自分の状態を恥じらってか目線を逸らしながら呟く愛香。
その時、突如両手足首に何かが巻き付いた。
「え、な、なにッ!?」
突然のことに声を上げ、思わず起き上がろうとする愛香。
だがそれは両手足に巻き付いたバンドによって阻まれ、彼女の体は台に磔の状態となってしまった。
「ふふふ、かかりましたね愛香さん…これぞアンチアイカシステム(AAS)エクストラナンバー『アイカトラエールMk‐Ⅱ』!!」
「ちょ、アンタ何考えてんのよ!?」
「フフフ…こういう時でもないと仕返しできませんからねぇ…」
「それでは…じっくりと診させていただきましょうか」
これ以上ない怪しげな笑顔を浮かべ愛香に迫るトゥアール。
本能的に身の危険を感じ取った愛香は拘束具を引きちぎろうと腕に力を込める。
「こんなときにふざけてんじゃ…はぁうッ!!」
突如お腹の中心に走った感触にビクンと全身を震わせる愛香。
同時に込めていた力が抜けてしまう。
「あっ、あぁ…トゥ、トゥアール…アンタ…何して…」
「何って…診てるんですよぉ、愛香さんのデ・ベ・ソ」
お腹に息がかからんばかりにまで顔を近づかせ、その肉片を指でムニムニと抓っていたトゥアール。
そこを弄られるたびに得も言えぬ感覚がお腹の奥底に響き、思わず力が抜けてしまう。
「どうやら思った通りのようで…デベソ化と同時に性感帯にもなってしまったようですねぇ、愛香さんのお・ヘ・ソ」
「せ、性感…!?ひゃあうッ!!」
ピンっと出べそを指で弾かれ嬌声を上げる愛香。
「いやぁー、これは愉快愉快、あの愛香さんがこんなみっともないデベソで感じてしまうとは…フヒヒヒ…」
新しい玩具に夢中になる子供の如く、嬉々として愛香の出べそを指でいじくり回すトゥアール。
「はァん!!あ、あんた…後で…覚えて…ふひゃあッッ!!!」
いつもであればこの程度の拘束など余裕で引き千切れたが、この出べそ弄りのせいで脱出することもままならない。
「ふア…ッ、あ、あぁン…ッ、んうぅ…ッ」
途切れることなくお腹の中央から発せられる感覚に徐々に頭がボーとしてくる。
「おや?随分気持ち良さそうになってますねぇ、それじゃ…」
「あぅぅ…」
プスッ
「ひゃンッ!!」
突然臍部に生じた鋭い痛みに、一際甲高い声を上げビクンとお腹を震わせる愛香。
「あ…ァ…な、なに…?」
息も絶え絶えの愛香が自分のお腹の方を見る。
「大人しくしていてくださいよォ…今、ココから試料を採取するんで…」
いつの間にか愛香の出べその中心に突き刺さっていた注射器の針。
その柔な肉片に冷たい金属の針がゆっくりと沈み込んでいく様は見るからに痛々しかった。
「んん…ッ!」
自分の体の中心を射抜かれるような感覚に、思わず呻き声が漏れる。
(ああ…、何で私が…こんな目に…)
エレメリアンに臍を弄られ、出べそにさせられ、さらにトゥアールから好き放題に弄られ…もはや泣きたい気分だった。
(こんなところ…総司なんかに見られたら…)
思わず目尻が熱くなり、溢れだそうとする涙。
もはやこの時間が永遠に終わらないように感じられたその時…
「終わりましたよ、愛香さん」
「え…?」
その声に思わずハッとする。
いつの間にか出べそから針が抜き取られ、拘束具も解除されていた。
「………」
ゆっくりと体を起こし、自分の出べそに目をやる愛香。
先まで散々弄られていたせいかピンク色に染まり、どこか先ほどより少し膨れているような気がする。
「ト、トゥアール…あんた…」
「あ、そういうのは後にしてください。今は急いでこの試料を分析しないといけないんで…」
先程のテンションとはうって代わり、自分の席に座って背を向けたまま素っ気なく言い放つトゥアール。
「ぐぬぬ…」
確かに今すぐ出べそは治して欲しかったが、先までの仕打ちに釈然とせず唸る愛香。
その時であった。
秘密基地の警報がけたたましく鳴り響く。
「!、エレメリアン反応…!?」
「こ、こんな時に…!?」
一旦分析を中止しエレメリアンの出現ポイントを確認するトゥアール。
「これは…結構市街地の真っ只中ですね」
「市街地…」
市街地ということは大勢の目が自分に対して向けられる…この出べそも…
それを想像して愛香は思わず身を竦ませた。
「…ただちに総司様と慧理那さんを向かわせます。愛香さんはここで待機していてください」
「ト、トゥアール…!」
今まで好き放題してくれたが、なんだかんだで自分を気遣ってくれるトゥアールに思わず胸がキュッとなる愛香。
「ただし…何か不測の事態があったときは愛香さんにも出て…」
再び鳴り響く警報。
「………え?」
「………別ポイントに…新たなエレメリアンが出現したみたいです」
「………嘘でしょ」
[後書き]
ミアちゃんピンチの最中ですが、息抜きに何か別の話を書きたくなったのでリクエストのあったテイルブルーの続きです。
息抜きとか言いながら書いている内に結構な長文になってしまったので、前後編のまず前編から。
へそ責め、腹パンと来たので、今回は『デベソ化&デベソ責め』です。
やっぱりこういう馬鹿や変態ばかり出てくる話は書いていて楽しいですねw
拍手返しです。
>vs17。壮絶な戦いでしたね。 肉体派バトルヒロインという名を冠したくなるようなミアさんの戦いぶりは迫力がありますね。 『肉を切らせて骨を断つ』的に、天井で磔になりながらも隙をついて17の武器を封じ、ヘッドバットからマウントの打撃・・・という現代の対個人戦では必勝のパターンで倒すという、ある意味、スマートな戦いぶり。リアリティーありますね~!!こういう戦術、やはりローザが叩き込んだのでしょうね(^^;?
オヘソから循環液を撒き散らして息絶える(?)17の様子・・・改めて人間ではない事を目の当たりにさせられた事、そして最後にミアへ伝えた言葉・・・。キュンとくる切なさがあります。こういう立場じゃなければ、良い友達になっていたのでは?と予感させられたり・・・。 そんなちょっぴりセンチな余韻に浸るまもなく、通気口からの影・・・。 踏みとどまったおへそオナニーとか、今後のお楽しみを予感させるものも様々見られますが・・・。 次回も楽しみにお待ちしております。
楽しんでいただけたようで何よりです。17との戦いはとにかく泥臭いラフファイトで、と考えておりましたのでそれを感じ取っていただけて幸いです。
17とミアとの関係もお察しの通りそんな感じで描いておりました。もしかしたら…また彼女に出番があるかもしれません。
>it would be nice if you draw Rosa picking up the buttons on Rina''''s navel with the tweezers.
I think about it.
>I want more Navel Rina stories please!
Please wait…
しかしここも随分と国際色が豊かになりましたねw
「シーアネモネギルティ…なぜ、何故私を置いて逝ってしまったのだ…!」
「お前は我が"属性"を理解してくれるたった1人の貴重な友であったというのに…うぅ…!」
テイルブルーに2度にわたり果敢にも挑み(?)、散っていったエレメリアン…シーアネモネギルティ。
彼の遺影を前にむせび泣くのはアルティメギルが戦士の一人、ランプレイギルティであった。
その名の如く細長く滑った体に八対の目、そして特徴的な円口…
その禍々しい…というより気色悪い外観からかあまり寄り付く仲間もいなかったが、そんな彼とも分け隔てなく付き合ってくれたのが、かのシーアネモネギルティであった。
「お前とはお互いの主義主張の違いで言い争うこともあった…だが、我が『属性』を理解してくれる唯一無二の友でもあった…おのれぇ…テイルブルー…!」
握りしめた拳を震わせるランプレイギルティ。
「テイルブルーは我らエレメリアンにとっての天敵…災厄…まさにアンゴルモアの大王がごとき存在…」
「だが…お前の仇を取るためならば私は…!」
意を決しその場から立ち上がろうとしたところ、突然部屋の自動扉が開く。
「!、なんだッ!?」
「ひっ、こ、こちらにランプレイギルティ殿がいらっしゃると伺って…」
八対の目でギョロッと睨まれ思わずその場に立ちすくむエレメリアン。
「貴様は…確かシーアネモネギルティの…」
「は、はい、コーラルギルティでございます」
その場に現れたのはシーアネモネギルティの弟分、コーラルギルティであった。
ランプレイギルティとは直接の交流はなかったものの、その顔は知っていた。
「何の用だ?」
「シーアネモネギルティ殿の遺品を整理していたところ…このようなものが…」
そう言いながら、コーラルギルティが取り出したのは一つの封書であった。
そこには達筆で、『ランプレイギルティへ』と書かれてあった。
「この私に…?」
それを受け取ると、中を検めるランプレイギルティ。
「遺書か…?い、いや…こ、これは…!?」
そこに書かれていた文書を見て彼は思わず体が熱くなるのを感じた。
「………ランプレイギルティ殿?」
「コーラルギルティッ!!」
「は、ハッ!」
突然名前を大声で呼ばれ、思わず背筋をシャンと伸ばし返事をするコーラルギルティ。
「貴殿をシーアネモネギルティの"遺志を継ぐ"者として頼みたいことがある」
「………」
津辺愛香は自宅の部屋の鏡の前で固まっていた。
その顔は変身後の名前の如く真っ青に青ざめ、制服の裾を握りしめた両手もプルプルと震えている。
「嘘…でしょ…」
かろうじてわずかに呟かれる声…
そしてその場にしゃがみ込み、お腹の前できつく服の両裾を閉じながら震える。
「うそようそようそようそようそようそようそようそようそようそようそよ…」
うわ言の様に繰り返し呟き、そしてゆっくりと両裾を広げ再度"ソレ"が本当に存在していたのかどうか確認する。
「ッ!!」
"ソレ"は紛うことなく確かに存在していた…
「い、イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
津辺家に絶叫が響き渡った。
「で、なんなんです一体…?」
観束家の地下深く存在するツインテイルズ基地…
そこには愛香とトゥアールの2人だけがいた。
「せっかく今日も総司様と仲睦まじくビバリーなスクールライフを過ごすつもりでしたのにィ…」
「愛香さんが突然現れるや私に手刀かまして気絶させて、そのまま2人して病気にかかったとか嘘ついて学校休んで…」
「一体どういうことか説明してもらいましょうかぁ?」
これまでの経緯を説明口調でまくしたてるトゥアール。
「………」
「あ、もしかして本当に病気にかかったんですか?」
「収縮性乳房発育不全とか…残念ながら治療法はなぁいんですよねぇ」
わざとらしく自分の巨乳を見せつけながら煽る。
そしていつも通り愛香からの虐待にも等しい制裁が来るのを待ち構えていたが…
「………」
「え、え…?」
「ど、どうしたんですか愛香さん…」
「………」
「な、なんか反応してくださいよ…」
死人のような表情でどこか見つめたままの愛香に、さすがのトゥアールもどう反応したらいいのか戸惑う。
「………トゥアール」
「は、はい…」
「今から何見ても絶対に驚かない、笑わないって…約束してくれる?」
「笑う…?まあ、いいですけど…」
怪訝な表情を浮かべながらトゥアールが返答するのを聞いて、愛香はゆっくりと衣服のボタンを外し始めた。
「え!?ちょ、な、何してるんですか愛香さん!」
「いくら総司様に振り向いてもらえないからと言って、この私で欲求不満を…って…」
「………」
顔を真っ赤にさせて俯く愛香。
そんな彼女が広げた裾の合間から覗くお腹…
変身後に大きくさらけ出されていることもあってか、トゥアールも見慣れた彼女の艶やかでいて引き締まったお腹…
だが、その中心には何やら見慣れぬものが存在していた。
「………愛香さん、それってもしかして…」
フルフルと震える指で"ソレ"を指差すトゥアール。
「………」
涙目になりながらコクンと頷く愛香。
服の裾の合間から覗く、そのお腹から飛び出したおよそ直径2cmほどの肉片…
「………」
「………プッ!ププププ!!!!」
「で、デベソじゃないですかぁあああああああッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」
堪えきれなくなったのか、その場で大笑いしながら転げまわる。
「デベソッ!!!愛香さんがデベソッッ!!!!アーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「………」
「しかも変身したら常時へそ出しのテイルブルーがデベソ!!デベソで貧乳のテイルブルーッ!!そ、想像しただけで………だァーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「………いい加減に…しろぉッッッッッッ!!!!!!!!!」
グシャア!!!
「ア、アバーーーーーーー!!!!!!」
「…で、どうしてこうなったんです?」
もはや前が見えているのか怪しい顔面でトゥアールが問いかける。
「…分からないから、こうして相談しているんじゃないの」
ひとしきり憂さ晴らししたことで一旦落ち着いたものの、曇った表情のままの愛香。
それまで凹んでいた普通のおヘソが、突如一晩でこのような惨状になってしまった…
それが元に戻らない限り、気が晴れないのは当然のことであった
「アンタなんかに見せたくなかったけど…なんとかしてくれそうなのがトゥアールしかいなかったから…」
「う~ん」
腕を組みながら思案するトゥアール。
「格闘家とか…腹筋鍛えてるうちに皮下脂肪が減って出べそになったって話聞いたことありますけど…愛香さん、お腹鍛えすぎたんじゃないですか?」
「また殴り殺すわよ」
「はい、スイマセン」
服の上からお腹を押さえながら、トゥアールを睨み付ける愛香。
「そうですねぇ…そういえば愛香さん、この前エレメリアンにおヘソ弄られまくってましたよね?」
「それが何か影響しているのかも…」
一週間前、テイルブルーを2度にわたって襲撃してきたエレメリアン、シーアネモネギルティ。
『へそ属性』たる属性を持つ彼は、一度目は触手でテイルブルーの体を捕えるやヘソ掃除と称してそのおヘソを徹底的に責め抜き、二度目は『腹パン属性』のマンティスシュリンプギルティと2体がかりで彼女のお腹とおヘソを散々いたぶりつくした。
両方ともトゥアールの機転(?)のおかげで窮地を脱したブルーであったが、長時間に渡っておヘソを舐られたことで、しばらくあの気持ち悪い感触が消えることはなかった。
そしてようやくそれも忘れ去ろうとしていた矢先、発生してしまった事態がこれである。
「というか、それ以外考えられません。あの時おヘソに何かされたんですよ」
「例えば…あの時倒したエレメリアンの細胞が愛香さんのおヘソの中で増殖して…」
「ひ、ひィィィッッ!!!?」
わざとらしくおどろおどろしい口調で言うトゥアールであったが、それを真に受けた愛香はガタンと椅子から立ち上がると、真向いに座る彼女の白衣の襟を掴んだ。
「早く取ってッ!早く取って元通りにしてッ!!」
「あ、愛香さん…そんな首…絞めないで…こ、呼吸が…グワー!」
「あ、ご、ごめん…」
トゥアールが失神しかける寸前で彼女の襟から手を放す愛香。
「ゲホー!と、とにかく…切除するにもどういう状態になっているのか…一度詳しく分析する必要があります」
「分析…?」
「そうです。というわけで、まずはそこに寝てください」
トゥアールが指差した先、そこにはヒト一人が横たわれるほどの台があった。
「…あんな台…前あった?」
「ありました」
明らかに怪しげな台に訝しがる愛香。
「とにかく分析しないことには話が始まりません」
「おヘソが元に戻らなくなってもいいんですか?」
「う…分かったわよ」
渋々台に上り、そこに横たわる。
「さぁ、おヘソ出してください」
先ほど大笑いされた出べそを再度さらけ出すのは気が引けたが、言われるままブラウスのボタンを外しソレをさらけ出す。
「…だ、出したわよ、早く…調べるなり分析するなりしなさいよ」
今の自分の状態を恥じらってか目線を逸らしながら呟く愛香。
その時、突如両手足首に何かが巻き付いた。
「え、な、なにッ!?」
突然のことに声を上げ、思わず起き上がろうとする愛香。
だがそれは両手足に巻き付いたバンドによって阻まれ、彼女の体は台に磔の状態となってしまった。
「ふふふ、かかりましたね愛香さん…これぞアンチアイカシステム(AAS)エクストラナンバー『アイカトラエールMk‐Ⅱ』!!」
「ちょ、アンタ何考えてんのよ!?」
「フフフ…こういう時でもないと仕返しできませんからねぇ…」
「それでは…じっくりと診させていただきましょうか」
これ以上ない怪しげな笑顔を浮かべ愛香に迫るトゥアール。
本能的に身の危険を感じ取った愛香は拘束具を引きちぎろうと腕に力を込める。
「こんなときにふざけてんじゃ…はぁうッ!!」
突如お腹の中心に走った感触にビクンと全身を震わせる愛香。
同時に込めていた力が抜けてしまう。
「あっ、あぁ…トゥ、トゥアール…アンタ…何して…」
「何って…診てるんですよぉ、愛香さんのデ・ベ・ソ」
お腹に息がかからんばかりにまで顔を近づかせ、その肉片を指でムニムニと抓っていたトゥアール。
そこを弄られるたびに得も言えぬ感覚がお腹の奥底に響き、思わず力が抜けてしまう。
「どうやら思った通りのようで…デベソ化と同時に性感帯にもなってしまったようですねぇ、愛香さんのお・ヘ・ソ」
「せ、性感…!?ひゃあうッ!!」
ピンっと出べそを指で弾かれ嬌声を上げる愛香。
「いやぁー、これは愉快愉快、あの愛香さんがこんなみっともないデベソで感じてしまうとは…フヒヒヒ…」
新しい玩具に夢中になる子供の如く、嬉々として愛香の出べそを指でいじくり回すトゥアール。
「はァん!!あ、あんた…後で…覚えて…ふひゃあッッ!!!」
いつもであればこの程度の拘束など余裕で引き千切れたが、この出べそ弄りのせいで脱出することもままならない。
「ふア…ッ、あ、あぁン…ッ、んうぅ…ッ」
途切れることなくお腹の中央から発せられる感覚に徐々に頭がボーとしてくる。
「おや?随分気持ち良さそうになってますねぇ、それじゃ…」
「あぅぅ…」
プスッ
「ひゃンッ!!」
突然臍部に生じた鋭い痛みに、一際甲高い声を上げビクンとお腹を震わせる愛香。
「あ…ァ…な、なに…?」
息も絶え絶えの愛香が自分のお腹の方を見る。
「大人しくしていてくださいよォ…今、ココから試料を採取するんで…」
いつの間にか愛香の出べその中心に突き刺さっていた注射器の針。
その柔な肉片に冷たい金属の針がゆっくりと沈み込んでいく様は見るからに痛々しかった。
「んん…ッ!」
自分の体の中心を射抜かれるような感覚に、思わず呻き声が漏れる。
(ああ…、何で私が…こんな目に…)
エレメリアンに臍を弄られ、出べそにさせられ、さらにトゥアールから好き放題に弄られ…もはや泣きたい気分だった。
(こんなところ…総司なんかに見られたら…)
思わず目尻が熱くなり、溢れだそうとする涙。
もはやこの時間が永遠に終わらないように感じられたその時…
「終わりましたよ、愛香さん」
「え…?」
その声に思わずハッとする。
いつの間にか出べそから針が抜き取られ、拘束具も解除されていた。
「………」
ゆっくりと体を起こし、自分の出べそに目をやる愛香。
先まで散々弄られていたせいかピンク色に染まり、どこか先ほどより少し膨れているような気がする。
「ト、トゥアール…あんた…」
「あ、そういうのは後にしてください。今は急いでこの試料を分析しないといけないんで…」
先程のテンションとはうって代わり、自分の席に座って背を向けたまま素っ気なく言い放つトゥアール。
「ぐぬぬ…」
確かに今すぐ出べそは治して欲しかったが、先までの仕打ちに釈然とせず唸る愛香。
その時であった。
秘密基地の警報がけたたましく鳴り響く。
「!、エレメリアン反応…!?」
「こ、こんな時に…!?」
一旦分析を中止しエレメリアンの出現ポイントを確認するトゥアール。
「これは…結構市街地の真っ只中ですね」
「市街地…」
市街地ということは大勢の目が自分に対して向けられる…この出べそも…
それを想像して愛香は思わず身を竦ませた。
「…ただちに総司様と慧理那さんを向かわせます。愛香さんはここで待機していてください」
「ト、トゥアール…!」
今まで好き放題してくれたが、なんだかんだで自分を気遣ってくれるトゥアールに思わず胸がキュッとなる愛香。
「ただし…何か不測の事態があったときは愛香さんにも出て…」
再び鳴り響く警報。
「………え?」
「………別ポイントに…新たなエレメリアンが出現したみたいです」
「………嘘でしょ」
[後書き]
ミアちゃんピンチの最中ですが、息抜きに何か別の話を書きたくなったのでリクエストのあったテイルブルーの続きです。
息抜きとか言いながら書いている内に結構な長文になってしまったので、前後編のまず前編から。
へそ責め、腹パンと来たので、今回は『デベソ化&デベソ責め』です。
やっぱりこういう馬鹿や変態ばかり出てくる話は書いていて楽しいですねw
拍手返しです。
>vs17。壮絶な戦いでしたね。 肉体派バトルヒロインという名を冠したくなるようなミアさんの戦いぶりは迫力がありますね。 『肉を切らせて骨を断つ』的に、天井で磔になりながらも隙をついて17の武器を封じ、ヘッドバットからマウントの打撃・・・という現代の対個人戦では必勝のパターンで倒すという、ある意味、スマートな戦いぶり。リアリティーありますね~!!こういう戦術、やはりローザが叩き込んだのでしょうね(^^;?
オヘソから循環液を撒き散らして息絶える(?)17の様子・・・改めて人間ではない事を目の当たりにさせられた事、そして最後にミアへ伝えた言葉・・・。キュンとくる切なさがあります。こういう立場じゃなければ、良い友達になっていたのでは?と予感させられたり・・・。 そんなちょっぴりセンチな余韻に浸るまもなく、通気口からの影・・・。 踏みとどまったおへそオナニーとか、今後のお楽しみを予感させるものも様々見られますが・・・。 次回も楽しみにお待ちしております。
楽しんでいただけたようで何よりです。17との戦いはとにかく泥臭いラフファイトで、と考えておりましたのでそれを感じ取っていただけて幸いです。
17とミアとの関係もお察しの通りそんな感じで描いておりました。もしかしたら…また彼女に出番があるかもしれません。
>it would be nice if you draw Rosa picking up the buttons on Rina''''s navel with the tweezers.
I think about it.
>I want more Navel Rina stories please!
Please wait…
しかしここも随分と国際色が豊かになりましたねw
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