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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
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「………」
17の鋼鉄の腕と背後の頑強な壁の間で潰れ拉げたミアの腹部。
壁に亀裂が入るほどの強烈な止めの一撃に、もはや彼女はピクリとも動かず、壁に背を預けるようにしてただ力無く項垂れていた。
「…、ミア…」
その名を呟く17。
ふと未来世界から長きにわたる彼女との因縁が思い起こされる。
「本当はずっとお前と戦っていたかったけどよ…いい加減ケリをつけねぇと"アイツ"に迷惑をかけ続けちまうからな」
中央制御室で四肢を拘束され、その臍に痛覚を刺激するパルスを送り続けられている24…
そんな彼女を解放する条件として、17はnumber3よりミアの完全なる抹殺を命じられていた。
「すまねぇが…アイツを見捨てるわけにはいかねぇんだ」
もはや戦うどころか生きているかどうかさえ怪しいミアに対し、17は完全なる止めを刺すべく、左腕を再度手元へと引き戻そうとそのワイヤーの巻き上げ機構を作動させる。
その瞬間であった。
ガシッ!
17の義手をしっかと掴むミアの腕。
「ッ!?」
「…へっ!」
気付いた時には遅く、巻き上げ機構によって左腕ごとミアの体が一気に17の方へと引き寄せられる。
「ミアッ!?てめえッ!!?」
「待っていたぜ、このときをよォオオオオッッッ!!!!!!」
勢いそのままに17に向かって頭から飛び込んでいくミア。
ガチイィィィィィィィィィィィンンッッッッッッッッ!!!!!!!
凄まじい勢いでミアと17の頭部が激突する。
「あぐゥアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!???????」
さしもの17も頭部への激しい衝撃に一瞬平衡感覚が狂い、そのまま背後に転倒する。
「ぐぅ…あ…ぁ…」
首をブンブンと振り回し、なんとか平衡感覚を取り戻し立ち上がろうとする17だったが…
ドガッ!
「ぐほォッ!?」
彼女が立ち上がるより早く、突如負荷が下腹部に伸し掛かる。
17が霞む視界になんとか焦点を合わせて見上げると、先ほどの頭突きによって自身も負傷したのか、血まみれで笑みを浮かべ自分を見下すミアの顔があった。
「ミ、ミア…」
「へへ、どうだ、これで…テメエのその腕も使えねぇだろ…」
見ると彼女の腹に自分の腕と根元をつなぐワイヤーが巻き付けられている。
「!、まさかテメエ…」
その時初めてミアの狙いについて察する17。
ミアはわざと自分の腹に義手を撃ち込ませ、それを巻き戻す一瞬を狙っていた。
そして17が昏倒した隙にワイヤーを腹に巻き付け再装着を防ぎ、義手を使用不能としたのだった。
「天井に撃ちつけられたときはどうしようかと思ったけどよ…なんとかうまくいったぜ…」
「テメエも…その腕が使えなけりゃなんてことねぇよなぁ?」
「ぐぅ…!」
「よくも…今までボコボコにしてくれたよなぁ。ヘソまでこんなグチャグチャにしやがって…」
「テメエも…同じくらいグチャグチャにしてやるぜぇッ!!!」
マウントポジションから拳を振り下ろすミア。
「ぐッ!?」
咄嗟に片手でガードされるも、ミアは構わず連打を繰り出す。
なんとか捌こうとする17であったが、マウントポジションという不利な態勢に片手しか使えないという状況もあって、奮闘空しく次々と腹部に拳が突き刺さっていく。
「がフッ!おゴォオアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!」
鍛え抜かれた腹筋の壁を貫き内臓を揺さぶる衝撃。
さしもの17も耐え切れず口から胃液を吐き出す。
「うらアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
これまで受けたダメージを倍返しせんとばかりに、一心不乱に17の腹を殴り続けるミア。
「ウブォォッッッ!!!!!んグ…ッ!て、てめえ、調子にのんじゃねぇえええええッッッ!!!!!」
一方的にやられている状況にキレた17が義手の巻き上げ機構を限界まで作動させる。
「ッ!?うぎィッッ!!??」
巻かれていたワイヤーが締められミアの腹をきつく絞り上げる。
「ぐがああああああああッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
内臓を圧迫される苦しみに思わず呻き声を上げるミア。
その乱撃が収まった隙に17は義手を遠隔操作で、ミアのボロボロの臍孔へと突き込ませた。
「ぐぎィッ!!??」
ナベルクローで傷ついた彼女のヘソに追い打ちをかけるようにミアの臍孔内で義手を暴れさせる17。
その鋼鉄の指がミアの臍肉を引きちぎり、中身を撹拌させる。
「ガ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そのあまりもの激痛に体を仰け反らせ大絶叫を上げるミア。
もはや気が失いそうになるほど致命的なダメージであったが、突如ミアはガバッと体を起こすと両手で17のナベルエナジー受信装置を掴んだ。
「な、なにッ!?」
「て、テメエだけ…弱点狙いなんて…ズリぃ…ぜ…」
「おらアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
渾身の力を込めて受信装置を握り潰そうとするミア。
「ば、馬鹿かテメエ…そんなもん素手で壊せるわけ…」
彼女たちナベルロイドにとって重要な機関だけあって特に頑強に作られている受信装置。
少なくとも拳で壊せるような代物ではなかった…だが!
ピシッ!
「ッ!?」
驚愕の表情を浮かべる17。
「素手で…なんだって…?」
ニヤリと笑うミア。
そして一気に装置をベルトごと引き抜く。
「おりゃああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチブチブチブチブチィッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
17の臍穴から受信装置と体内の強化器官を結ぶ大小様々なケーブルが内臓の如く引きずり出され、そして一気に引きちぎられる。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今度は17から大絶叫が上がる。
同時にその腹部の孔から勢いよく噴き上がる火花と体内循環液。
そんな17をミアは仁王立ちになりながら見下ろした。
「へへ…、ソコ責められると…キツイだろ?」
手にした受信装置を投げ捨てると、さらに17に追撃をかけるべくその腹に拳を振り下ろす。
ボコォッ!!ドブンッッ!!!
「ゲバァッッッ!!!!グベェッッ!!!!!」
もはや為すがまま腹を、臍を責められる17。
ナベルロイドの中でも特に打たれ強い17であったが、そんな彼女の体もミアの猛撃の前に限界をきたしつつあった。
「あ…ぐ…、ミ…ァ…」
もはや何十発目になるか分からない己の腹にめり込む拳…
悪鬼の様な表情を浮かべながら一心不乱に拳を打ち続けるミア…
そこで彼女の意識はブラックアウトした。
「ハァー、ハァー、ハァー…」
通路に大の字で横たわり、傷ついた腹を大きく上下させながら苦し気に息を吐くミア。
その足元のすぐ先には、既に物言わなくなった17の体が同じく大の字で横たわっていた。
「ちくしょう…マジで…手こずらせやがって…」
このままずっと横たわっていたかったが、やがて彼女はゆっくりと体を起こしふらつく足で立ち上がる。
ズキッ!
「い"ゥッ!!」
臍から発せられた激痛に顔をしかめるミア。
17の戦いの中で特段痛めつけられその部位は、内臓が飛び出したかのようにこの上なく痛々しい惨状であった。
「へ、へへ…アイツより…みっともねぇヘソだな…」
己のヘソの惨状を自虐的に笑う。
その時であった。
「ミ、ミア…」
「!」
咄嗟に振り向くミア。
「テメエ…まだ生きていたのか…!?」
倒れたままであるものの、まだ息がある17にミアは止めを刺そうと歩み寄る。
「ま、待てよ…もう…アタシは…戦えねぇ…」
「お、お前の勝ちだぜ…ミア…」
「………」
ミアは黙って17を見下ろす。
「ホ、ホントにお前は…凄げぇ奴だぜ…」
「まさか…その状態で…勝っちまうなんてな…」
「ハッ、テメエから労いの言葉なんかもらっても嬉しかねぇぜ…」
「余計な体力…使わせんなってんだ…」
「へへ、すまねぇな…だが、お前には感謝してるんだぜ…」
「ここまで…アタシに付き合ってくれて…よ…」
「…言ってろ…」
ミアは振り向きなおすと、フラフラとした足通りでそのまま通路の先へと向かっていく。
そんな彼女に向かって、ボソリと呟くように17が言った。
「…お袋さんと…無事に会えればいいな…」
一瞬その言葉に反応するミアの背中。
だが彼女は振り返ることなく、そのまま通路の先へと消えていった。
その姿を見送ると、17は天を仰ぎそして静かに目を瞑った。
(すまねぇな24…負けちまったぜ…)
(あのクソ女にまたなんかされちまうかもしれねぇけど…頭のいいお前だったら…なんとかなるよな…)
「ハァ、ハァ、ハァ…」
這う這うの体で通路を進むミア。
先ほどからずっと激痛を生じさせている臍穴を片手で押さえ、なんとか気力だけで持ちこたえているものの、もはや彼女の体力は限界であった。
『もう前のようにすぐに傷も治らないんだよ!そのままの姿で戦おうなんて、私絶対にさせないんだからね!』
麻美の言葉が脳裏に過る。
17との死闘は制したものの、その代償はあまりにも大き過ぎた…
(クソ…やっぱ無茶し過ぎたってか…前ん時と同じ調子でやってたから…)
ミアはついに通路の壁へともたれかかり、そのまま滑り落ちるようにその場に座り込んだ。
傷ついた己の臍穴を見つめるミア…
(そういえば…アイツと同じ姿になったってことは…ここを弄って気持ち良くなれば傷も体力も回復するってことだよな…)
ふとそんな考えが脳裏に過る。
当然今の状態のままでnumber3に勝てるなど考えてはいない。
それどころか24にすら勝てるかどうか怪しい。
この先の戦いのことを考えると、ここで一旦傷を癒し体力を回復させるのが先決であることは彼女にもよく分かっていた。
「………」
ふと自分の人差し指を見やるミア。
この指で臍穴を弄れば…
「ぐ…ッ!」
だがそんな考えを払拭させるかのように首を振る。
「アタシに出来るかよ…あんなみっともない真似が…!」
へそオナニーに興じるあまり堕落してしまった母、リナ…
"そんな奴"と自分も同じになりたくない…
へそオナニーという行為を忌避するミアにとって、いくら追い詰められた状況とはいえ、それで己の身を癒そうなどもっての他であった。
「このまま…やるしかねぇだろ…」
意を決して立ち上がろうとするミア。
その時…
「見ィ~つけた、ミ~ア~ちゃん」
「ッ!?」
突如廊下に響いた不気味な声にゾクッと身を震わせるミア。
「な、なんだ…?」
咄嗟に立ち上がり周囲を見渡すミア。
だが敵らしき姿はどこにもない。
「い、今のは…?」
「いひひひひ、ここだよォ~」
「!!」
天井を見上げるミア。
その真上に設置された通気口…その奥底から"何か"が突如ミアに襲い掛かった。
「!、う、うわああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
[後書き]
ミアちゃんVS17決着です。
ミアちゃんは以前自動的に体力が回復する体質だったので、こういう捨て身戦法しか出来ないのです。
あとどうでもいいですが、今回の凶悪顔みたいにミアちゃんはリナちゃんよりも表情豊かなので描いていて楽しいです。
さて、ミアちゃんの次の相手は…?
拍手返し
>ローザvs number3。冴える剣技でローザをいたぶりながら追い詰める様子、中でもおなかを×字に切り裂く所、衝撃的でした! 一次退避した先で、助けた筈の24にまさかの攻撃!しかもおヘソにww!!という嬉しすぎる展開。ローザには申し訳ないですが興奮してしまいましたw。 この二人の対峙の先に何が待ち構えているのか?ご期待申し上げます!!
基本的にこの世界の人たちは、まずおヘソを狙うようになってますのでw
ローザVS24はある意図があってセッティングしました。まあ、その伏線が回収されるのはかなり先の話ですが…
>This one needs to continue too
I think that I want to continue Ultralady Jenice ''''s story .
It is interesting to think about giantess heroin''''s navel torture.
Please Wait…
17の鋼鉄の腕と背後の頑強な壁の間で潰れ拉げたミアの腹部。
壁に亀裂が入るほどの強烈な止めの一撃に、もはや彼女はピクリとも動かず、壁に背を預けるようにしてただ力無く項垂れていた。
「…、ミア…」
その名を呟く17。
ふと未来世界から長きにわたる彼女との因縁が思い起こされる。
「本当はずっとお前と戦っていたかったけどよ…いい加減ケリをつけねぇと"アイツ"に迷惑をかけ続けちまうからな」
中央制御室で四肢を拘束され、その臍に痛覚を刺激するパルスを送り続けられている24…
そんな彼女を解放する条件として、17はnumber3よりミアの完全なる抹殺を命じられていた。
「すまねぇが…アイツを見捨てるわけにはいかねぇんだ」
もはや戦うどころか生きているかどうかさえ怪しいミアに対し、17は完全なる止めを刺すべく、左腕を再度手元へと引き戻そうとそのワイヤーの巻き上げ機構を作動させる。
その瞬間であった。
ガシッ!
17の義手をしっかと掴むミアの腕。
「ッ!?」
「…へっ!」
気付いた時には遅く、巻き上げ機構によって左腕ごとミアの体が一気に17の方へと引き寄せられる。
「ミアッ!?てめえッ!!?」
「待っていたぜ、このときをよォオオオオッッッ!!!!!!」
勢いそのままに17に向かって頭から飛び込んでいくミア。
ガチイィィィィィィィィィィィンンッッッッッッッッ!!!!!!!
凄まじい勢いでミアと17の頭部が激突する。
「あぐゥアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!???????」
さしもの17も頭部への激しい衝撃に一瞬平衡感覚が狂い、そのまま背後に転倒する。
「ぐぅ…あ…ぁ…」
首をブンブンと振り回し、なんとか平衡感覚を取り戻し立ち上がろうとする17だったが…
ドガッ!
「ぐほォッ!?」
彼女が立ち上がるより早く、突如負荷が下腹部に伸し掛かる。
17が霞む視界になんとか焦点を合わせて見上げると、先ほどの頭突きによって自身も負傷したのか、血まみれで笑みを浮かべ自分を見下すミアの顔があった。
「ミ、ミア…」
「へへ、どうだ、これで…テメエのその腕も使えねぇだろ…」
見ると彼女の腹に自分の腕と根元をつなぐワイヤーが巻き付けられている。
「!、まさかテメエ…」
その時初めてミアの狙いについて察する17。
ミアはわざと自分の腹に義手を撃ち込ませ、それを巻き戻す一瞬を狙っていた。
そして17が昏倒した隙にワイヤーを腹に巻き付け再装着を防ぎ、義手を使用不能としたのだった。
「天井に撃ちつけられたときはどうしようかと思ったけどよ…なんとかうまくいったぜ…」
「テメエも…その腕が使えなけりゃなんてことねぇよなぁ?」
「ぐぅ…!」
「よくも…今までボコボコにしてくれたよなぁ。ヘソまでこんなグチャグチャにしやがって…」
「テメエも…同じくらいグチャグチャにしてやるぜぇッ!!!」
マウントポジションから拳を振り下ろすミア。
「ぐッ!?」
咄嗟に片手でガードされるも、ミアは構わず連打を繰り出す。
なんとか捌こうとする17であったが、マウントポジションという不利な態勢に片手しか使えないという状況もあって、奮闘空しく次々と腹部に拳が突き刺さっていく。
「がフッ!おゴォオアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!」
鍛え抜かれた腹筋の壁を貫き内臓を揺さぶる衝撃。
さしもの17も耐え切れず口から胃液を吐き出す。
「うらアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
これまで受けたダメージを倍返しせんとばかりに、一心不乱に17の腹を殴り続けるミア。
「ウブォォッッッ!!!!!んグ…ッ!て、てめえ、調子にのんじゃねぇえええええッッッ!!!!!」
一方的にやられている状況にキレた17が義手の巻き上げ機構を限界まで作動させる。
「ッ!?うぎィッッ!!??」
巻かれていたワイヤーが締められミアの腹をきつく絞り上げる。
「ぐがああああああああッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
内臓を圧迫される苦しみに思わず呻き声を上げるミア。
その乱撃が収まった隙に17は義手を遠隔操作で、ミアのボロボロの臍孔へと突き込ませた。
「ぐぎィッ!!??」
ナベルクローで傷ついた彼女のヘソに追い打ちをかけるようにミアの臍孔内で義手を暴れさせる17。
その鋼鉄の指がミアの臍肉を引きちぎり、中身を撹拌させる。
「ガ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そのあまりもの激痛に体を仰け反らせ大絶叫を上げるミア。
もはや気が失いそうになるほど致命的なダメージであったが、突如ミアはガバッと体を起こすと両手で17のナベルエナジー受信装置を掴んだ。
「な、なにッ!?」
「て、テメエだけ…弱点狙いなんて…ズリぃ…ぜ…」
「おらアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
渾身の力を込めて受信装置を握り潰そうとするミア。
「ば、馬鹿かテメエ…そんなもん素手で壊せるわけ…」
彼女たちナベルロイドにとって重要な機関だけあって特に頑強に作られている受信装置。
少なくとも拳で壊せるような代物ではなかった…だが!
ピシッ!
「ッ!?」
驚愕の表情を浮かべる17。
「素手で…なんだって…?」
ニヤリと笑うミア。
そして一気に装置をベルトごと引き抜く。
「おりゃああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチブチブチブチブチィッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
17の臍穴から受信装置と体内の強化器官を結ぶ大小様々なケーブルが内臓の如く引きずり出され、そして一気に引きちぎられる。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今度は17から大絶叫が上がる。
同時にその腹部の孔から勢いよく噴き上がる火花と体内循環液。
そんな17をミアは仁王立ちになりながら見下ろした。
「へへ…、ソコ責められると…キツイだろ?」
手にした受信装置を投げ捨てると、さらに17に追撃をかけるべくその腹に拳を振り下ろす。
ボコォッ!!ドブンッッ!!!
「ゲバァッッッ!!!!グベェッッ!!!!!」
もはや為すがまま腹を、臍を責められる17。
ナベルロイドの中でも特に打たれ強い17であったが、そんな彼女の体もミアの猛撃の前に限界をきたしつつあった。
「あ…ぐ…、ミ…ァ…」
もはや何十発目になるか分からない己の腹にめり込む拳…
悪鬼の様な表情を浮かべながら一心不乱に拳を打ち続けるミア…
そこで彼女の意識はブラックアウトした。
「ハァー、ハァー、ハァー…」
通路に大の字で横たわり、傷ついた腹を大きく上下させながら苦し気に息を吐くミア。
その足元のすぐ先には、既に物言わなくなった17の体が同じく大の字で横たわっていた。
「ちくしょう…マジで…手こずらせやがって…」
このままずっと横たわっていたかったが、やがて彼女はゆっくりと体を起こしふらつく足で立ち上がる。
ズキッ!
「い"ゥッ!!」
臍から発せられた激痛に顔をしかめるミア。
17の戦いの中で特段痛めつけられその部位は、内臓が飛び出したかのようにこの上なく痛々しい惨状であった。
「へ、へへ…アイツより…みっともねぇヘソだな…」
己のヘソの惨状を自虐的に笑う。
その時であった。
「ミ、ミア…」
「!」
咄嗟に振り向くミア。
「テメエ…まだ生きていたのか…!?」
倒れたままであるものの、まだ息がある17にミアは止めを刺そうと歩み寄る。
「ま、待てよ…もう…アタシは…戦えねぇ…」
「お、お前の勝ちだぜ…ミア…」
「………」
ミアは黙って17を見下ろす。
「ホ、ホントにお前は…凄げぇ奴だぜ…」
「まさか…その状態で…勝っちまうなんてな…」
「ハッ、テメエから労いの言葉なんかもらっても嬉しかねぇぜ…」
「余計な体力…使わせんなってんだ…」
「へへ、すまねぇな…だが、お前には感謝してるんだぜ…」
「ここまで…アタシに付き合ってくれて…よ…」
「…言ってろ…」
ミアは振り向きなおすと、フラフラとした足通りでそのまま通路の先へと向かっていく。
そんな彼女に向かって、ボソリと呟くように17が言った。
「…お袋さんと…無事に会えればいいな…」
一瞬その言葉に反応するミアの背中。
だが彼女は振り返ることなく、そのまま通路の先へと消えていった。
その姿を見送ると、17は天を仰ぎそして静かに目を瞑った。
(すまねぇな24…負けちまったぜ…)
(あのクソ女にまたなんかされちまうかもしれねぇけど…頭のいいお前だったら…なんとかなるよな…)
「ハァ、ハァ、ハァ…」
這う這うの体で通路を進むミア。
先ほどからずっと激痛を生じさせている臍穴を片手で押さえ、なんとか気力だけで持ちこたえているものの、もはや彼女の体力は限界であった。
『もう前のようにすぐに傷も治らないんだよ!そのままの姿で戦おうなんて、私絶対にさせないんだからね!』
麻美の言葉が脳裏に過る。
17との死闘は制したものの、その代償はあまりにも大き過ぎた…
(クソ…やっぱ無茶し過ぎたってか…前ん時と同じ調子でやってたから…)
ミアはついに通路の壁へともたれかかり、そのまま滑り落ちるようにその場に座り込んだ。
傷ついた己の臍穴を見つめるミア…
(そういえば…アイツと同じ姿になったってことは…ここを弄って気持ち良くなれば傷も体力も回復するってことだよな…)
ふとそんな考えが脳裏に過る。
当然今の状態のままでnumber3に勝てるなど考えてはいない。
それどころか24にすら勝てるかどうか怪しい。
この先の戦いのことを考えると、ここで一旦傷を癒し体力を回復させるのが先決であることは彼女にもよく分かっていた。
「………」
ふと自分の人差し指を見やるミア。
この指で臍穴を弄れば…
「ぐ…ッ!」
だがそんな考えを払拭させるかのように首を振る。
「アタシに出来るかよ…あんなみっともない真似が…!」
へそオナニーに興じるあまり堕落してしまった母、リナ…
"そんな奴"と自分も同じになりたくない…
へそオナニーという行為を忌避するミアにとって、いくら追い詰められた状況とはいえ、それで己の身を癒そうなどもっての他であった。
「このまま…やるしかねぇだろ…」
意を決して立ち上がろうとするミア。
その時…
「見ィ~つけた、ミ~ア~ちゃん」
「ッ!?」
突如廊下に響いた不気味な声にゾクッと身を震わせるミア。
「な、なんだ…?」
咄嗟に立ち上がり周囲を見渡すミア。
だが敵らしき姿はどこにもない。
「い、今のは…?」
「いひひひひ、ここだよォ~」
「!!」
天井を見上げるミア。
その真上に設置された通気口…その奥底から"何か"が突如ミアに襲い掛かった。
「!、う、うわああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
[後書き]
ミアちゃんVS17決着です。
ミアちゃんは以前自動的に体力が回復する体質だったので、こういう捨て身戦法しか出来ないのです。
あとどうでもいいですが、今回の凶悪顔みたいにミアちゃんはリナちゃんよりも表情豊かなので描いていて楽しいです。
さて、ミアちゃんの次の相手は…?
拍手返し
>ローザvs number3。冴える剣技でローザをいたぶりながら追い詰める様子、中でもおなかを×字に切り裂く所、衝撃的でした! 一次退避した先で、助けた筈の24にまさかの攻撃!しかもおヘソにww!!という嬉しすぎる展開。ローザには申し訳ないですが興奮してしまいましたw。 この二人の対峙の先に何が待ち構えているのか?ご期待申し上げます!!
基本的にこの世界の人たちは、まずおヘソを狙うようになってますのでw
ローザVS24はある意図があってセッティングしました。まあ、その伏線が回収されるのはかなり先の話ですが…
>This one needs to continue too
I think that I want to continue Ultralady Jenice ''''s story .
It is interesting to think about giantess heroin''''s navel torture.
Please Wait…
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