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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
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「おらああああッッッッッ!!!!!!」
雄叫びと共にミアの拳がnumber3に向けて振り下ろされる。
「!」
「そりゃあッ!!」
両腕でガードされるも、構わず続けざまに回し蹴りを放つミア。
「くッ!」
咄嗟にnumber3も蹴りを放ちお互いの攻撃で相殺する。
だが既に次の攻撃に入っていたミア。
その手刀を相手に叩き込もうとしていたその時、
「やああああああッッッッ!!!!!!」
「!?」
「せんぱ…!?」
突如割って入るようにリナのパンチがnumber3に放たれる。
だがあっさりと躱され、カウンターで放たれた強烈な蹴りを腹部に叩き込まれてしまう。
「はぁうううううッッッッッッ!!!!!!!うぇぇえ"え"え"…」
つま先をその臍穴に捻じり込むように突き入れられ、思わずその場に崩れ落ち悶絶するリナ。
「素人同然のアナタ如きが…!」
眼前で蹲るリナに剣を振り下ろそうとするnumber3。
「させるかってんだ!」
咄嗟に割り込んだミアがリナへの攻撃を妨害する。
「チッ!」
「うかつに手出しすんな先輩ッ!」
「麻美先輩!コイツのことを…!」
そう言うと再びnumber3との攻撃の応酬に入るミア。
ミアからの要請で床でおヘソを抑えながら悶えるリナの元に駆けつける麻美。
「リナちゃん!大丈夫…?」
「…ぅぐ…ぅ、ぅん…」
強烈な一撃を喰らったおヘソを手で押さえながら、目じりに涙を浮かべ苦しそうに頷くリナ。
そして一言呟いた。
「…、悔しい…」
「え?」
「ミアちゃんと…一緒に戦いたいのに…アタシ、何も出来なくて…」
口惜しそうにつぶやくリナ。
彼女は本格的な戦闘訓練を受けたことなどないただの女子高生…
シックスピースの司令官で相当な戦闘力を持つnumber3と、ローザによって徹底的に戦闘術を叩き込まれたミアとの戦いに割り込むことなど出来るはずもなかった。
だがそれでも…彼女は戦いたかった。
「今までミアちゃん、ずっと一人で孤独に戦ってきた…」
「だけど…もうそんな思いさせたくない!」
「リナちゃん…」
麻美は一呼吸置くと突然リナのおヘソに指を突き込んだ。
「ひゃあうッ!!」
思わず声を上げるリナ。
「ま、麻美ちゃん!?なにを…」
「リナちゃん…確かにリナちゃんはミアちゃんと比べてとても弱いけど…」
「うん、比べ物にならないほど弱いけど…」
「わ、分かってるけど、そんなに強調しないで…」
「だけどミアちゃんにはない…リナちゃんだけが持っているものだってあるはずだよ」
「!、あたしだけが…持っているもの…」
リナは自分のヘソを見つめた…
ミアとnumber3の一進一退の攻防。
当初はミアが押していたが、徐々に落ち着きを取り戻してきたnumber3がその攻撃をいなし始める。
「…フフ、そうです、何も問題はないのです。問題は…」
「あぁっ!?」
ミアが放ったパンチを片手で受け止めるnumber3。
「ッ!!」
手を振り払おうとするミア。
だがそれより先にnumber3の手が彼女の手首をつかみその体を引き寄せる。
そしてソードの柄を握りしめた拳を彼女の腹へと叩き込んだ。
ドゴッ!!
「がぁうッッ!!!」
「私がここであなた達を沈黙させて装置に組み込めば…何も問題はないのです、何も!」
ネーブルエナジーの刃を形成させるnumber3。
「ぐぅ…!」
「そのために…少々大人しくしていただきましょうか!」
振り下ろされる剣。
バシィッ!!
「ぐゥッ!!??」
今まさにソードを振り下ろさんとするその手首に直撃する光弾。
「!?、これは…」
number3が怯んだ隙に彼女と距離をとったミアが光弾が放たれた方へと振り返る。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ピンクに染まった上気した顔で、しかし相手をしかと睨みつけていたリナ。
その手にはネーブルソードと似た得物が握られている。
それはさながらテニスラケットのような形をしていた。
「先輩…それは…?」
「…これが…私の戦い方よ」
そう言うと片方の手を臍穴に挿入するリナ。
「はぁうんッ!!」
ビクンとその体が震える。
その様相を見てnumber3が呆れたように声を上げる。
「ハッ、この期に及んでオナニーとは…、!?」
「うぅんッ!!」
嬌声と共に臍穴から引き抜かれた手に握られていたのは、テニスボール大の光の球体であった。
「まさか…ネーブルエナジーのボール?」
「そう、アタシに出来るのは…これ!!」
ボールを宙に放り上げるリナ。
そしてソードから形態変化させたラケットを一気に振り下ろす。
パッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンッッッッッッッ!!!!!!!!
打ちぬくような爽快音と共に高速でボールが放たれる。
「!、この程度見切れないとでも…ッ!」
ソードで切り払おうとするnumber3。
だが…
ボールを叩き切ろうとした瞬間、突如変化する軌道。
「なにッ!?がほォッ!!??」
鋭く弧を描きながら、number3の脇腹に抉り込むように直撃するボール。
「が…ッ、くぅ…!」
痛烈なダメージ。
しかしなんとか踏みとどまるnumber3。
だが次の瞬間、彼女の目の前に人影が飛び込んできた。
「!、しま…」
「おらああッッッッ!!!!!」
ミア渾身の拳がnumber3の腹部、装置の中心に突き刺さる。
「ぁがああああああアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!?????????」
口から血を吐き散らしながら吹き飛んでいくnumber3。
ドガッ!!
「がぁフッ!!!」
背中から壁に激突し、そしてその場に力無く崩れ落ちる。
「…ふぅ」
一息つくとミアは背後のリナに向けて、サムズアップのポーズを見せた。
「うん」
応じるように頷くリナ。
「ぐぅ…あぁ…何で…なんでこんな…」
信じられないといった風に自分の腹の傷を抑えながらよろっと立ち上がるnumber3。
「リナちゃんを…侮っていたからだよ」
「!」
声を上げたのは麻美だった。
「2人を精神的に追い詰めて装置に取り込む…確かに途中までうまくいっていた…」
「だけどリナちゃんのこと…侮り過ぎていたんじゃないの?」
「麻美…」
「確かにリナちゃんはヘソ弄りしか能がなくて、他に取柄らしい取柄もなくて、気も小さなどうしようもない普通の女の子だけど…」
「あぅ…」
親友の容赦ない言葉にガクッとその場に崩れ落ちるリナ。
「だけど…だけど、可哀そうな1人の女の子を労わる気持ちは誰にも負けていなかった…!」
「それが分からなかったアナタの計画は最初から失敗していたのよ!」
「麻美先輩…!」
「麻美…」
麻美の言葉に思わず胸が熱くなる二人。
「…く、くく…労わる気持ち…?私の負け…?」
その顔を項垂れさせたまま呟くnumber3。
「!」
咄嗟に2人は構え直す。
「えぇ…私の計画は完璧だったのです…」
「装置は目論見通りネーブル・ミアも取り込んで稼働し、私はその力をもって新たな支配者となって君臨する…はずだった」
「それが…最初から失敗していた…?」
「あぁ、そうだ…number3」
「もうテメエも、このふざけた目論見も終わりだ」
「………」
「…まだ」
「あ…?」
「まだ終わってなどいないのですッ!!」
突如顔を上げるnumber3。
その見開かれた目は赤く輝いていた。
「!、しまっ…」
咄嗟に目をつぶるミア。
(コイツッ!ここでこの技を…!)
一度自分もかかってしまったnumber3の幻覚術。
その目の輝きを見たものは幻覚の虜となり、相手が思うままの幻覚を見せつけられる。
だが一度かかった甲斐あってか、ミアはかろうじて幻覚から逃れられることが出来た。
しかし…
「…先輩ッ!?」
ハッとリナの方を振り返るミア。
「………」
そこにはまるで生気が抜けた人形のように、その場に立ち尽くしていたリナの姿があった。
その視線はどこか遠くを見ており、明らかに自分の意識を欠いている。
「ま、まさか先輩…」
リナが敵の幻術に堕ちてしまった…一瞬動揺するミア。
そしてその隙を逃すnumber3ではなかった。
ガシッ!
「ッ!?」
背後からミアを羽交い絞めにするnumber3。
「て、てめ…離せッ!!」
拘束を振りほどこうとするミア。
だが千載一遇のチャンス、number3は決して彼女を離そうとはしなかった。
「さあ、ネーブル・リナ!あなたにとっての仇敵がここにいますよッ!!」
「あなたのおヘソの事を散々馬鹿にしてきた忌まわしい敵が…!」
「………」
ゆっくりとミアの方を見るリナ。
手に握られていたネーブルソードがラケット形態から元のソードの形へと戻る。
「さあ、ネーブル・リナ!私が抑えている間にこの者にとどめをッ!」
「てめえッ!?お、おい、目を覚ませ先輩ッ!!」
「リナちゃんッ!!」
叫ぶミアと麻美。
だがまったく意に介することなく、ゆっくりとミアの元へと歩み寄るリナ。
そして手にしたソードの先端をミアの臍穴へと向ける。
「おい!いつまで寝ぼけてんだッ!?おいッ!!」
「フフフ、無駄ですよ」
「今の彼女にはあなたの姿が己のヘソを馬鹿にした最も憎い人間に見えている…」
「もはやアナタの姿など見えていません!」
「くぅ…ッ!」
「さあ、とどめです!ネーブル・リナ!」
「はあああああああッッッッッッッ!!!!!!」
リナはソードを引くと一気にミアの臍穴に向けてつき込んだ。
ズブシュッ!!
「がァッ!??」
臍穴に勢いよく突き刺さるソードの先端。
その様を見てnumber3はこの上ない笑みを浮かべた。
[後書き]
あけましておめでとうございます。
というわけで、本年も当ブログをよろしくお願いします。
第二部も大詰めです。
しかしせっかく仲直りして共闘してたのに…やっぱりリナちゃんはリナちゃんでした。
雄叫びと共にミアの拳がnumber3に向けて振り下ろされる。
「!」
「そりゃあッ!!」
両腕でガードされるも、構わず続けざまに回し蹴りを放つミア。
「くッ!」
咄嗟にnumber3も蹴りを放ちお互いの攻撃で相殺する。
だが既に次の攻撃に入っていたミア。
その手刀を相手に叩き込もうとしていたその時、
「やああああああッッッッ!!!!!!」
「!?」
「せんぱ…!?」
突如割って入るようにリナのパンチがnumber3に放たれる。
だがあっさりと躱され、カウンターで放たれた強烈な蹴りを腹部に叩き込まれてしまう。
「はぁうううううッッッッッッ!!!!!!!うぇぇえ"え"え"…」
つま先をその臍穴に捻じり込むように突き入れられ、思わずその場に崩れ落ち悶絶するリナ。
「素人同然のアナタ如きが…!」
眼前で蹲るリナに剣を振り下ろそうとするnumber3。
「させるかってんだ!」
咄嗟に割り込んだミアがリナへの攻撃を妨害する。
「チッ!」
「うかつに手出しすんな先輩ッ!」
「麻美先輩!コイツのことを…!」
そう言うと再びnumber3との攻撃の応酬に入るミア。
ミアからの要請で床でおヘソを抑えながら悶えるリナの元に駆けつける麻美。
「リナちゃん!大丈夫…?」
「…ぅぐ…ぅ、ぅん…」
強烈な一撃を喰らったおヘソを手で押さえながら、目じりに涙を浮かべ苦しそうに頷くリナ。
そして一言呟いた。
「…、悔しい…」
「え?」
「ミアちゃんと…一緒に戦いたいのに…アタシ、何も出来なくて…」
口惜しそうにつぶやくリナ。
彼女は本格的な戦闘訓練を受けたことなどないただの女子高生…
シックスピースの司令官で相当な戦闘力を持つnumber3と、ローザによって徹底的に戦闘術を叩き込まれたミアとの戦いに割り込むことなど出来るはずもなかった。
だがそれでも…彼女は戦いたかった。
「今までミアちゃん、ずっと一人で孤独に戦ってきた…」
「だけど…もうそんな思いさせたくない!」
「リナちゃん…」
麻美は一呼吸置くと突然リナのおヘソに指を突き込んだ。
「ひゃあうッ!!」
思わず声を上げるリナ。
「ま、麻美ちゃん!?なにを…」
「リナちゃん…確かにリナちゃんはミアちゃんと比べてとても弱いけど…」
「うん、比べ物にならないほど弱いけど…」
「わ、分かってるけど、そんなに強調しないで…」
「だけどミアちゃんにはない…リナちゃんだけが持っているものだってあるはずだよ」
「!、あたしだけが…持っているもの…」
リナは自分のヘソを見つめた…
ミアとnumber3の一進一退の攻防。
当初はミアが押していたが、徐々に落ち着きを取り戻してきたnumber3がその攻撃をいなし始める。
「…フフ、そうです、何も問題はないのです。問題は…」
「あぁっ!?」
ミアが放ったパンチを片手で受け止めるnumber3。
「ッ!!」
手を振り払おうとするミア。
だがそれより先にnumber3の手が彼女の手首をつかみその体を引き寄せる。
そしてソードの柄を握りしめた拳を彼女の腹へと叩き込んだ。
ドゴッ!!
「がぁうッッ!!!」
「私がここであなた達を沈黙させて装置に組み込めば…何も問題はないのです、何も!」
ネーブルエナジーの刃を形成させるnumber3。
「ぐぅ…!」
「そのために…少々大人しくしていただきましょうか!」
振り下ろされる剣。
バシィッ!!
「ぐゥッ!!??」
今まさにソードを振り下ろさんとするその手首に直撃する光弾。
「!?、これは…」
number3が怯んだ隙に彼女と距離をとったミアが光弾が放たれた方へと振り返る。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ピンクに染まった上気した顔で、しかし相手をしかと睨みつけていたリナ。
その手にはネーブルソードと似た得物が握られている。
それはさながらテニスラケットのような形をしていた。
「先輩…それは…?」
「…これが…私の戦い方よ」
そう言うと片方の手を臍穴に挿入するリナ。
「はぁうんッ!!」
ビクンとその体が震える。
その様相を見てnumber3が呆れたように声を上げる。
「ハッ、この期に及んでオナニーとは…、!?」
「うぅんッ!!」
嬌声と共に臍穴から引き抜かれた手に握られていたのは、テニスボール大の光の球体であった。
「まさか…ネーブルエナジーのボール?」
「そう、アタシに出来るのは…これ!!」
ボールを宙に放り上げるリナ。
そしてソードから形態変化させたラケットを一気に振り下ろす。
パッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンッッッッッッッ!!!!!!!!
打ちぬくような爽快音と共に高速でボールが放たれる。
「!、この程度見切れないとでも…ッ!」
ソードで切り払おうとするnumber3。
だが…
ボールを叩き切ろうとした瞬間、突如変化する軌道。
「なにッ!?がほォッ!!??」
鋭く弧を描きながら、number3の脇腹に抉り込むように直撃するボール。
「が…ッ、くぅ…!」
痛烈なダメージ。
しかしなんとか踏みとどまるnumber3。
だが次の瞬間、彼女の目の前に人影が飛び込んできた。
「!、しま…」
「おらああッッッッ!!!!!」
ミア渾身の拳がnumber3の腹部、装置の中心に突き刺さる。
「ぁがああああああアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!?????????」
口から血を吐き散らしながら吹き飛んでいくnumber3。
ドガッ!!
「がぁフッ!!!」
背中から壁に激突し、そしてその場に力無く崩れ落ちる。
「…ふぅ」
一息つくとミアは背後のリナに向けて、サムズアップのポーズを見せた。
「うん」
応じるように頷くリナ。
「ぐぅ…あぁ…何で…なんでこんな…」
信じられないといった風に自分の腹の傷を抑えながらよろっと立ち上がるnumber3。
「リナちゃんを…侮っていたからだよ」
「!」
声を上げたのは麻美だった。
「2人を精神的に追い詰めて装置に取り込む…確かに途中までうまくいっていた…」
「だけどリナちゃんのこと…侮り過ぎていたんじゃないの?」
「麻美…」
「確かにリナちゃんはヘソ弄りしか能がなくて、他に取柄らしい取柄もなくて、気も小さなどうしようもない普通の女の子だけど…」
「あぅ…」
親友の容赦ない言葉にガクッとその場に崩れ落ちるリナ。
「だけど…だけど、可哀そうな1人の女の子を労わる気持ちは誰にも負けていなかった…!」
「それが分からなかったアナタの計画は最初から失敗していたのよ!」
「麻美先輩…!」
「麻美…」
麻美の言葉に思わず胸が熱くなる二人。
「…く、くく…労わる気持ち…?私の負け…?」
その顔を項垂れさせたまま呟くnumber3。
「!」
咄嗟に2人は構え直す。
「えぇ…私の計画は完璧だったのです…」
「装置は目論見通りネーブル・ミアも取り込んで稼働し、私はその力をもって新たな支配者となって君臨する…はずだった」
「それが…最初から失敗していた…?」
「あぁ、そうだ…number3」
「もうテメエも、このふざけた目論見も終わりだ」
「………」
「…まだ」
「あ…?」
「まだ終わってなどいないのですッ!!」
突如顔を上げるnumber3。
その見開かれた目は赤く輝いていた。
「!、しまっ…」
咄嗟に目をつぶるミア。
(コイツッ!ここでこの技を…!)
一度自分もかかってしまったnumber3の幻覚術。
その目の輝きを見たものは幻覚の虜となり、相手が思うままの幻覚を見せつけられる。
だが一度かかった甲斐あってか、ミアはかろうじて幻覚から逃れられることが出来た。
しかし…
「…先輩ッ!?」
ハッとリナの方を振り返るミア。
「………」
そこにはまるで生気が抜けた人形のように、その場に立ち尽くしていたリナの姿があった。
その視線はどこか遠くを見ており、明らかに自分の意識を欠いている。
「ま、まさか先輩…」
リナが敵の幻術に堕ちてしまった…一瞬動揺するミア。
そしてその隙を逃すnumber3ではなかった。
ガシッ!
「ッ!?」
背後からミアを羽交い絞めにするnumber3。
「て、てめ…離せッ!!」
拘束を振りほどこうとするミア。
だが千載一遇のチャンス、number3は決して彼女を離そうとはしなかった。
「さあ、ネーブル・リナ!あなたにとっての仇敵がここにいますよッ!!」
「あなたのおヘソの事を散々馬鹿にしてきた忌まわしい敵が…!」
「………」
ゆっくりとミアの方を見るリナ。
手に握られていたネーブルソードがラケット形態から元のソードの形へと戻る。
「さあ、ネーブル・リナ!私が抑えている間にこの者にとどめをッ!」
「てめえッ!?お、おい、目を覚ませ先輩ッ!!」
「リナちゃんッ!!」
叫ぶミアと麻美。
だがまったく意に介することなく、ゆっくりとミアの元へと歩み寄るリナ。
そして手にしたソードの先端をミアの臍穴へと向ける。
「おい!いつまで寝ぼけてんだッ!?おいッ!!」
「フフフ、無駄ですよ」
「今の彼女にはあなたの姿が己のヘソを馬鹿にした最も憎い人間に見えている…」
「もはやアナタの姿など見えていません!」
「くぅ…ッ!」
「さあ、とどめです!ネーブル・リナ!」
「はあああああああッッッッッッッ!!!!!!」
リナはソードを引くと一気にミアの臍穴に向けてつき込んだ。
ズブシュッ!!
「がァッ!??」
臍穴に勢いよく突き刺さるソードの先端。
その様を見てnumber3はこの上ない笑みを浮かべた。
[後書き]
あけましておめでとうございます。
というわけで、本年も当ブログをよろしくお願いします。
第二部も大詰めです。
しかしせっかく仲直りして共闘してたのに…やっぱりリナちゃんはリナちゃんでした。
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