※18才未満閲覧禁止!※
へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
「………」
「………」
「……おい」
「え?」
「いつまでこうしているつもりだよ?」
「え、あ…!?」
思わずミアの体から手を離すリナ。
「…ご、ごめん…」
「別に…いいけどよ…」
「だけど…アタシたちのことずっと待ってる奴らがいるんじゃないのか?」
「!」
2人の間の蟠りを解くため、変身してまで戦った麻美…
時間をかせぐため、number3に全身を切り刻まれながらも耐え抜いている17…
そして既にこの世にはいないが2人が共に帰ってくるのを望んでいたローザ…
そんな彼女たちのことを考えるといつまでもここにいる訳にはいかない。
「…うん、そうだねミアちゃん…」
「戻ろう…皆のところへ!」
力強く立ち上がるリナ。
「………」
「へ…、ようやく"らしく"なったな、先輩」
「今までずっと呆けた顔でヘソ弄ってるイメージしかなかったけどよ」
いつもの生意気な、しかしどこか愛嬌のある顔で笑うミア。
「もう…!アタシだってやるときはやるんだから…」
リナも応じるように強気な言葉を返す。
以前のリナからすれば思いもよらないことであった。
そんなリナにミアは充足した思いを込めて言う。
「…じゃあ、いくか」
「アタシらをこんな目に合わせた奴をぶちのめしに…!」
「ええ…!」
ズブシュゥッ!!!
「がぁッ!?」
17の臍穴部をnumber3の手刀が貫く。
「あ…、ぐぐぅ…」
自分の腹を貫く手を掴もうとする17。
ズブ…ブチィッ!
だがそれより先にnumber3の腕が17の腹部からその内臓器官を引き千切りだす。
ズビュルゥッッ!!!
無残に引きちぎられる17の人工内臓器官。
「あっがあァッッ!?…ぅぐ…ぁ…」
あまりものダメージについに背後から仰向けに倒れる17。
「17ちゃん!!」
彼女の元に駆けつけ、その体を抱え起こす麻美。
「あ…ぁ…」
己の中の闘志を限界を超えてまで燃やし続けていた17であったが、その火もついに燃え尽きたのか彼女の体はついにピクリとも動かなくなった。
「…あ…アイツら…ま、まだかよ…」
「必ず…必ず来るから…」
そんな二人の元にソードを携えながら迫り来るnumber3。
「いつまで…そんな無駄な幻想に縋りついているのですか」
「!」
「う、うるせ…ごっフッ!!」
麻美の手をふりほどき立ち上がろうとする17だったが、それより先に口から多量の血が吐き出される。
もはや限界を超えた体がこれ以上動くのを拒否しているかのようであった。
「17ちゃんッ!!」
「ぐ、ぅ…」
(あと…あと…もう少し…もう少しだけ…)
だが非情にも2人に向けられる剣先。
「!」
「ふざけた幻想もこれで終わりです」
「17、白石麻美…あなた達の命をもって私の世の始まりと…!」
…パキッ!
ふと背後から聞こえてきたかすかな音。
「!?」
それに一瞬動きを止めるnumber3。
だが気にすることなく眼下の二人に剣を振り下ろそうとする。
ピキ…パキャアッ!!
今度ははっきりと聞こえてきた亀裂音にnumber3は装置へ振り返った。
リナとミア…二人を捕らえたチャンバーの表面に次々と入っていく亀裂。
そしてその隙間から次々と内部の溶液が溢れ出していく。
「な、何が…」
溶液に次々と気泡が現れ、やがて沸騰しているかの如くチャンバー内を覆いつくしていき…
ついにそれが内側から破裂した。
「なッ!?」
飛び散る破片や溶液、噴き出す蒸気。
そして…
「私の世の"始まり"…?"終わり"の間違いじゃねぇのか?」
「…ッ!」
「よくもミアちゃんや麻美ちゃんを…許せない!」
「!、あ、あぁ…」
白煙の中から現れる2人の人影…
やがてそれがゆっくりと晴れ、2人の姿が露になる。
「き、貴様たちは…ッ!?」
並び立つ白と黒の衣装…2人のおヘソ戦士。
それを見て、思わず麻美は目から涙を溢れさせていた。
「ネーブル・リナ!」
「同じくネーブル・ミア!…ってな」
「リナちゃん…ミアちゃん…!」
彼女、そしてローザが願ってやまなかった光景。
そして彼女たちと同じく、ミアの帰還を待っていた人物…
「…へ、来るのが…遅ぇんだよ、ミア…」
麻美の腕の中で呟く17。
「だけど…良かった…な…」
その瞬間、それまで繋ぎ止めていたものが途切れたかのようにその首がガクッと落ちる。
「!、17ちゃん…?17ちゃんッ!?」
17の異変に気づく麻美。
そしてその体を必死に揺する。
だが彼女も感づいていた。
自分の腕の中で失わていく魂を…
二人が帰ってくるまでnumber3の猛攻を耐え続けていた17。
そしてその役目を終え、彼女はついに事切れたのだと…
必死に呼びかける麻美の腕の中で、ようやく"眠り"についた17の姿を一瞥するミア。
「………」
今まで命の削りあいをしてきた相手…
だが彼女はここまで耐え抜き、ミアたちを助ける手助けをしてきた…
「麻美先輩…そいつのこと頼むっス」
そう言うと、キッとnumber3を睨みつけるミア。
「おい、テメエよくも今まで好き勝手やってくれやがったなァ…!」
「全部倍返しでテメエに叩き込んでやるッ!!」
「えぇ、ミアちゃんだけじゃない…皆に悲しい思いをさせて…絶対に許さない!」
「う…!」
二人のおヘソ戦士に詰め寄られ、たじろぐnumber3。
「く、な、何故こんなことに…」
「しかし…あなた達を沈黙させて、再び利用させてもらうまで…!」
「やれるもんならやってみやがれッ!!いくぜ先輩ッ!」
「うんッ!」
number3に向けて駆け出していく2人のおヘソ戦士…
その光景を麻美は万巻の思いで見つめ、そしてエールを送った。
「リナちゃん、ミアちゃん…頑張って!」
[後書き]
ついに並び立った2人のおヘソ戦士。
果たしてどうnumber3に立ち向かって行くのか…来年もよろしくお願いします!
「………」
「……おい」
「え?」
「いつまでこうしているつもりだよ?」
「え、あ…!?」
思わずミアの体から手を離すリナ。
「…ご、ごめん…」
「別に…いいけどよ…」
「だけど…アタシたちのことずっと待ってる奴らがいるんじゃないのか?」
「!」
2人の間の蟠りを解くため、変身してまで戦った麻美…
時間をかせぐため、number3に全身を切り刻まれながらも耐え抜いている17…
そして既にこの世にはいないが2人が共に帰ってくるのを望んでいたローザ…
そんな彼女たちのことを考えるといつまでもここにいる訳にはいかない。
「…うん、そうだねミアちゃん…」
「戻ろう…皆のところへ!」
力強く立ち上がるリナ。
「………」
「へ…、ようやく"らしく"なったな、先輩」
「今までずっと呆けた顔でヘソ弄ってるイメージしかなかったけどよ」
いつもの生意気な、しかしどこか愛嬌のある顔で笑うミア。
「もう…!アタシだってやるときはやるんだから…」
リナも応じるように強気な言葉を返す。
以前のリナからすれば思いもよらないことであった。
そんなリナにミアは充足した思いを込めて言う。
「…じゃあ、いくか」
「アタシらをこんな目に合わせた奴をぶちのめしに…!」
「ええ…!」
ズブシュゥッ!!!
「がぁッ!?」
17の臍穴部をnumber3の手刀が貫く。
「あ…、ぐぐぅ…」
自分の腹を貫く手を掴もうとする17。
ズブ…ブチィッ!
だがそれより先にnumber3の腕が17の腹部からその内臓器官を引き千切りだす。
ズビュルゥッッ!!!
無残に引きちぎられる17の人工内臓器官。
「あっがあァッッ!?…ぅぐ…ぁ…」
あまりものダメージについに背後から仰向けに倒れる17。
「17ちゃん!!」
彼女の元に駆けつけ、その体を抱え起こす麻美。
「あ…ぁ…」
己の中の闘志を限界を超えてまで燃やし続けていた17であったが、その火もついに燃え尽きたのか彼女の体はついにピクリとも動かなくなった。
「…あ…アイツら…ま、まだかよ…」
「必ず…必ず来るから…」
そんな二人の元にソードを携えながら迫り来るnumber3。
「いつまで…そんな無駄な幻想に縋りついているのですか」
「!」
「う、うるせ…ごっフッ!!」
麻美の手をふりほどき立ち上がろうとする17だったが、それより先に口から多量の血が吐き出される。
もはや限界を超えた体がこれ以上動くのを拒否しているかのようであった。
「17ちゃんッ!!」
「ぐ、ぅ…」
(あと…あと…もう少し…もう少しだけ…)
だが非情にも2人に向けられる剣先。
「!」
「ふざけた幻想もこれで終わりです」
「17、白石麻美…あなた達の命をもって私の世の始まりと…!」
…パキッ!
ふと背後から聞こえてきたかすかな音。
「!?」
それに一瞬動きを止めるnumber3。
だが気にすることなく眼下の二人に剣を振り下ろそうとする。
ピキ…パキャアッ!!
今度ははっきりと聞こえてきた亀裂音にnumber3は装置へ振り返った。
リナとミア…二人を捕らえたチャンバーの表面に次々と入っていく亀裂。
そしてその隙間から次々と内部の溶液が溢れ出していく。
「な、何が…」
溶液に次々と気泡が現れ、やがて沸騰しているかの如くチャンバー内を覆いつくしていき…
ついにそれが内側から破裂した。
「なッ!?」
飛び散る破片や溶液、噴き出す蒸気。
そして…
「私の世の"始まり"…?"終わり"の間違いじゃねぇのか?」
「…ッ!」
「よくもミアちゃんや麻美ちゃんを…許せない!」
「!、あ、あぁ…」
白煙の中から現れる2人の人影…
やがてそれがゆっくりと晴れ、2人の姿が露になる。
「き、貴様たちは…ッ!?」
並び立つ白と黒の衣装…2人のおヘソ戦士。
それを見て、思わず麻美は目から涙を溢れさせていた。
「ネーブル・リナ!」
「同じくネーブル・ミア!…ってな」
「リナちゃん…ミアちゃん…!」
彼女、そしてローザが願ってやまなかった光景。
そして彼女たちと同じく、ミアの帰還を待っていた人物…
「…へ、来るのが…遅ぇんだよ、ミア…」
麻美の腕の中で呟く17。
「だけど…良かった…な…」
その瞬間、それまで繋ぎ止めていたものが途切れたかのようにその首がガクッと落ちる。
「!、17ちゃん…?17ちゃんッ!?」
17の異変に気づく麻美。
そしてその体を必死に揺する。
だが彼女も感づいていた。
自分の腕の中で失わていく魂を…
二人が帰ってくるまでnumber3の猛攻を耐え続けていた17。
そしてその役目を終え、彼女はついに事切れたのだと…
必死に呼びかける麻美の腕の中で、ようやく"眠り"についた17の姿を一瞥するミア。
「………」
今まで命の削りあいをしてきた相手…
だが彼女はここまで耐え抜き、ミアたちを助ける手助けをしてきた…
「麻美先輩…そいつのこと頼むっス」
そう言うと、キッとnumber3を睨みつけるミア。
「おい、テメエよくも今まで好き勝手やってくれやがったなァ…!」
「全部倍返しでテメエに叩き込んでやるッ!!」
「えぇ、ミアちゃんだけじゃない…皆に悲しい思いをさせて…絶対に許さない!」
「う…!」
二人のおヘソ戦士に詰め寄られ、たじろぐnumber3。
「く、な、何故こんなことに…」
「しかし…あなた達を沈黙させて、再び利用させてもらうまで…!」
「やれるもんならやってみやがれッ!!いくぜ先輩ッ!」
「うんッ!」
number3に向けて駆け出していく2人のおヘソ戦士…
その光景を麻美は万巻の思いで見つめ、そしてエールを送った。
「リナちゃん、ミアちゃん…頑張って!」
[後書き]
ついに並び立った2人のおヘソ戦士。
果たしてどうnumber3に立ち向かって行くのか…来年もよろしくお願いします!
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