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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!
「お、お前は…?」
「!、あ、あなたは…確か…17…?」
「ッ!?」
突如この場に召喚された少女、麻美。
彼女はいきなり目の前に17がいることに驚愕し、そしてさらにその先に見えたものに絶句した。
「リ、リナちゃん!?ミアちゃんッ!?」
得体の知れない液体で満たされた巨大なチャンバー内に囚われた2人の少女…
それは彼女が無事を願い続けていたリナとミアその人であった。
「な、なんで…ミアちゃんが…ッ?」
「私がそうしたからですよ」
「!?」
咄嗟に振り返った麻美。
17や24と同じように臍に装置を付けた長身の女性…
そこにいたのは麻美が初めて見るナベルロイドであった。
「あ、あなたは…?」
「私はnumber3…そこの17や24に片瀬理奈の捕獲とネーブル・ミアの抹殺を命じたものです」
「え…!?」
「あ、あなたが…ナベルロイドの…ボス?」
思わず後ずさる麻美。
「フフ…違いますよ」
「私も組織内の一介の兵に過ぎません…でした、今まではね」
「…?」
「彼女たちのおかげで、"たった今"支配者になったばかりですよ、フフ…」
「ふ、ふざけんなッ!アタシらを捨て駒みたいに使いやがって…!」
これ以上ないほど全身ボロボロの17が叫ぶ。
チャンバー内に囚われたリナとミア、新たなナベルロイドnumber3、そして瀕死の17…
自分が置かれたこの状況に麻美は困惑していた。
「おい、テメエッ!」
「ッ!?」
突如17に呼ばれてビクッと体を震わせる麻美。
「お前…お前なんとか…してくれるんだろうな…?」
「ア、アタシが必死こいてヘソに力入れて…呼び出し…ゴフゥッ!」
言葉の途中で夥しい量の血を吐き出す17。
いつの間にか光の一閃が彼女の臍穴を貫いていた。
「え…!?」
「まったく…驚かせてくれますね17」
その光はnumber3の持つエナジーソードの先端部から発せられていた。
「あ、ぁ…て、め…ギャウッ!!」
「アナタのしぶとさにも大分うんざりしてきました。そろそろ死んでいただきたいのですが…」
そう言いながらエナジーソードの出力を上げるnumber3。
徐々にソードの外縁が広がり、彼女の臍穴をさらに抉り削っていく。
「カ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「フフフ…」
口端を歪めながら静かに笑うnumber3。
「がぁうアッッ!!ァ…」
ついに事切れたのか17の首がガクンと垂れる。
「…さて」
number3はエナジーソードの発振を止めそれを収めると麻美の方へと振り返った。
「ヒッ!」
思わず後ずさる麻美。
「あなたは…確か片瀬理奈の友人でしたか?」
そう言いながら、つかつかと彼女の方へと歩み寄る。
「い、いや…、ッ!?」
いつの間にか背後に回り込んでいたnumber3。
彼女は麻美の両腕を掴むと強制的に万歳の状態で吊り下げた。
「うああ…ッ!?」
「フフ、まずはあなたの臍を確認させていただきましょうか?」
制服の鳩尾当たりのボタンの間に指を差し込むと、一気に下方へと引き裂く。
「あ、いやぁッ!?」
引き千切られたボタンが床に落ち、制服の裾がはだけ彼女の白いお腹が露わになる。
「意外と形は普通ですねぇ、おや?」
理奈たちと比べても極めて普通の小さく窪んだ麻美のヘソ…
だがその奥の皺に不思議な物体が挟み込まれるように詰まっている。
「これは…ジュエルの欠片ですか」
それを指でなぞるnumber3。
そして倒れた17の方をみやる。
今しがたソードによって大きく抉られた彼女の臍穴…
「なるほど…そういうわけですか」
そう言いながら欠片を爪の先で穿り出す。
「あ…ッ!」
欠片が麻美の臍から零れ落ち床に落ちる。
それをヒールで踏み付けるnumber3。
「まさかあなた達がこのような芸当をしでかすとは…」
「これもジュエルの力…あなたも彼女たちと同じ素質を持っているということですか?」
「う、うぅ…」
問いかけにも、ただ震えながら黙ったままの麻美。
「ならば実際に試してみましょう」
「え…ッ?はぁうッ!!」
突如その臍にnumber3の人差し指が挿入され、彼女の臍の中で上下左右に蠢く。
「んぅッ、ぐぅぅ…ッ!!」
「どうです?あなたもこれで感じるんでしょうか?フフ…」
一気に指を奥に突き込むnumber3。
「んぐぅあッッ!!!!んあああああああッッッッッッッッッ!!!????」
ズンッと重く鋭い衝撃が彼女のお腹を貫く。
第二間接近くまでめり込む指。
理奈たちとは違って、耐性のない麻美のヘソには強烈すぎるほどの責め苦であった。
「い、痛いいいィィィィィッッッッッ!!!!!!!!」
「痛いから抜いてぇえええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
涙を流しながら訴える麻美。
「おや、少々力を入れすぎましたか?」
「ただの人間相手に加減の仕方をつい忘れてしまいましたよ、フフ…」
言葉とは裏腹にさらに指を動かし、彼女の臍を苛むnumber3。
「うがぁッ!?お、おヘソがぁッ!!!あたしのおヘソがああッッッ!!!!」
「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
必死に逃れようとするが、ただの人間である麻美がnumber3の拘束から逃れることは不可能であった。
「いやああッ!!!嫌アアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「フフ…ハハハハハハハハハハハッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そんな麻美が一方的に嬲られる様をほとんど生気の失った瞳で見つめる17。
(なん…だよ…これで…勝てる…と…思ったのに…)
(あんな…よわっちい…奴が来ても…意味ねぇ…だろ…)
度重なる臍部へのダメージで生命維持装置も限界に達しようとしている。
全ての希望を絶たれ、もはや彼女は自分の死を受け入れかけていた。
「うああああああああッッッッッッッ!!!!!せ、先生ッ!!」
思わずその名を叫ぶ麻美。
「フフ、残念でしたねぇ、彼女は死にました」
「!?」
その宣告に一瞬耳を疑う麻美。
「せ、先生が…嘘…?」
「本当ですよ。全身をあの"寄生スライム"に浸食されて…消滅してしまいました」
「!」
ヘソの痛みも忘れるほどの衝撃の事実に麻美は体をわなわなと震わせた。
「そんな…そんな…」
「フフ、でもあなたはこれで感じることが出来れば、殺さないでおきますよ」
「彼女たちと同じ素質があるとすれば、私にとっては"貴重な資源"ですからねぇ」
嘲笑いながら喋るnumber3。
「そして、あなたもあの装置に…、ッ!」
彼女は突如笑うのをやめた。
「………」
麻美が涙を流しながらも、凄まじい怒りを込めた顔で彼女を睨み付けていたのである。
「…なんですその顔は?」
途端に不快感を露わにするnumber3。
そして彼女のへそ奥深くに指を突っ込む。
「あぐぅあッ!!」
腹膜まで達せんばかりのあまりもの激痛に呻き声を上げる麻美。
鋭い爪で抉られた奥底から流れ出た血がその穴から垂れ落ちる。
だがそれでも彼女は睨むのをやめなかった。
「…チッ!」
number3は舌打ちすると彼女を乱暴に床に叩き付けた。
「うぐッ!!あうぅぅ…」
痛みに悶える麻美。
だがそれでも顔を起こすと、再び鋭い視線をnumber3に向けて言い放った。
「許さない…絶対に許さない…ッ!」
「リナちゃんに会いに来たミアちゃんをあんな風にして…しかも先生まで…ぐぅンッ!!」
彼女の言葉を遮るように、その臍穴にヒールの先端を押し込むnumber3。
「で、なんです?それで一体あなたが何をすると…?」
「あ、あたしは…あなたを…んぐああああああああああッッッッッ!!!!!!」
先ほどの責めで傷ついた麻美のヘソ奥に、鋭いヒールの先端が容赦なく食い込んでいく。
「あまりこの私を不快にさせないでください」
「さもなくばこのままあなたの臍を踏み抜きますよ?」
「う、ぐぐっぐぐッ…わ、わたしはぁ…わたしは…絶対に…ッ!!」
先ほど17ですら悶絶した強烈な責め…
だが麻美は決して音を上げようとはしなかった。
「わたしが…私が必ず…ッ!ミアちゃんを…リナちゃんを…ッ!!」
「!!」
ほとんど失いかけていた意識…
だがそんな瀕死の17の前で繰り広げられていたやり取りが、彼女の遠い記憶を呼び起こした。
かつて未来世界で自分と24が、ネーブル・ミア不在のレジスタンスの基地を襲撃した時の記憶…
『おい、アイツはどこに行ったんだ?』
戦闘員は彼女たちによって排除され、残ったのは女子供を中心とした非戦闘員たち…
圧倒的な戦闘力を持つ17と24を前に、部屋の奥で怯える一団を後ろにしながら一人の女性が震えながらも立ち塞がっていた。
『こ、ここにはいないわ…!』
『あん?アイツがここにいるって聞いてわざわざ来てやったってのによぉ…』
『仕方ありません17、我々は当初の目的通りこのベースキャンプを破壊して…』
『いや、アタシはアイツを待つぜ』
『は?』
『ここが襲撃されてると知ればアイツも血相変えてここに戻ってくるだろうよ、そこをアタシが…!』
『待ちなさい!』
『あん?』
『"あの子"を…ミアちゃんをそんな風に戦いに巻き込ませないでッ!!』
『何言ってんだテメエ…?』
その女性の胸倉を掴む17。
だが相手は自分の目をまっすぐに見据えながら言い放つ。
『あ、あの子は…ただ"自分の母親"に会いたい一心で戦っている可哀想な子供なのよ…』
『それなのに…あなた達は…!』
『当たり前だろ。戦いなんだからよ』
『でも…!』
『17、その人物はレジスタンスの中心メンバーの一人…ネーブル・ミアの育ての親です』
『へぇ?』
『じゃあテメエを縊り殺せば、アイツも怒り狂ってアタシに襲い掛かってくるってわけだなぁ?』
手をポキポキならす17。
『あ、アタシを殺したければ殺せばいいわ…!だけど…ミアちゃんには手を出さないで!』
『あの子を余計な戦いに巻き込ませないでッ!!』
『ハァ?何言ってんだテメ…』
『ソイツから手を離せぇえええええええええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!』
『!?』
『ネーブル・ミアッ!?』
『ソイツに手を出したらタダじゃすまさねぇぞッ、テメエらッ!!!!!』
(………)
(そうか、アイツは…あの時の…)
17が初めてこの世界へ来たとき…
ミアを一撃でダウンさせ迫る自分を前にして、リナを庇っていた少女…
そして今、目の前でnumber3の執拗な責めに歯を食いしばりながら決して屈そうとしない少女…
その少女こそ、未来で自分の前に立ちふさがったその女性に相違なかった。
(へ…な、なんだか…分かったぜ…)
(アイツが何でここに…来たのか…)
チャンバーに目を向ける17。
「ミア…そして、リナ…お前らのことを…とても大事に思っている奴が来たぞ…」
そしてゆっくりと左腕を掲げる。
「いつまで…そんなところにいやがる、テメエら…ッ!」
残った力を振り絞ってその鋼鉄の腕をnumber3向けて射出した。
「!?」
不意の攻撃に寸前で反応し避けるnumber3。
だがそれまで麻美を苛んでいたヒールの先がその臍から抜かれる。
「まだ生きていたのですか…ッ!?」
17の方に振り返くnumber3。
「あぁ、ただの人間のソイツが頑張ってるってのに…アタシもオチオチ死んでられないってな!」
彼女はnumber3と麻美の間に割り込むように立ちふさがった。
「あぐぅぅぅ…」
「…行けッ!!」
床でおヘソを押さえながら悶える麻美に向かって17が叫ぶ。
「…え?」
涙目で彼女の方を見上げる麻美。
「お前だったら…あいつらを助けられるんだろ!?」
「!?」
麻美は17の唐突な言葉に戸惑った。
「た、助けるって…わ、私が…?」
「さっきお前が言っていただろッ!!もうお前しかいねぇんだよ!」
「アイツら…ミアとリナを命がけでかばったことのあるお前しかッ!!」
number3を睨み据えながら、麻美に向かってまくしたてる17。
全身に傷を負い、特に重点的に惨たらしく痛めつけられたであろうお腹、おへそ…
もはや立っているだけでも不思議な状態であったが、麻美は彼女のおへその奥底にわずかに赤く輝く欠片を見た。
(あれは…ジュエル…)
ふと床に目をやると、さきほど自分の臍から穿り出されたジュエルの欠片が落ちている。
「………」
その欠片を見つめる麻美…
しばしの思案の後やがて意を決し、彼女はそのジュエルを拾い上げた。
「分かった…17ちゃん!」
「へ…!」
ニヤリと笑う17。
「これも持ってけッ!」
チャンバーに向かってかけ始める麻美に、17は自分の臍穴からジュエルの欠片を抜き出しそれを彼女に投げた。
「!」
「何かの役には立つだろ!もう…アタシにはいらねぇモンだ!」
麻美はそれを受け取り、一目確認するとコクッと頷いた。
「頼むぜ…お前がアイツらを連れ出してくるまでは…アタシがなんとかするからよ!」
「どうやって連れ出すかは分からないけど…やってみるッ!」
再び駆け出す麻美。
「あなた達…一体何を!?」
「おっと、絶対にここは通させねぇ…!文字通り命がけでな!」
麻美に託した希望…それが17を奮い立たせる最後の原動力であった。
(へへ、何でか分かねぇけど…このボロボロの臍の奥から…なんだか少しだけ力が湧いてきやがる)
(頼むぜ…!)
チャンバーに向かって駆ける麻美。
彼女は走りながら二つのジュエルを自分のおヘソの中に埋め込んだ。
(お願い…!二人を…二人を私と繋げて!"さっきみたい"に…ッ!)
おへそのジュエルに意識を集中する麻美。
今までの二人との思い出、記憶をそこに送り込むように強く念を込める。
その瞬間、麻美のおヘソのジュエルが…そしてチャンバー内の巨大な宝珠が輝き出す。
「リナちゃんッ!ミアちゃんッ!」
やがておヘソの光が麻美の体を包んでいく…
次の瞬間、彼女の体はチャンバーに吸い込まれるようにそこから消えていた。
[後書き]
リクエストにお答えして麻美ちゃんへのおへそ責めです。
やっぱり切り札になるのはこの人でした。
拍手コメ返しです。
>遂にnumber3の恐ろしい陰謀が明らかになりましたね。また、number17の再登場。良いですね!燃えます!傷ついたおへそにメタモルジュエルを入れる自虐的な行為を、一縷の望みに懸ける切羽詰まった状況で行う様子。素晴らしいです。そして、その光から出現したのはもしや・・・?目まぐるしくもワクワクなこの展開に激しくご期待申し上げます!!
そういう野望を持つ人って、それが分かった途端大体小物化しますねw
…傷ついた部位を敢えて自ら傷つける行為をする展開、大好きです。
「!、あ、あなたは…確か…17…?」
「ッ!?」
突如この場に召喚された少女、麻美。
彼女はいきなり目の前に17がいることに驚愕し、そしてさらにその先に見えたものに絶句した。
「リ、リナちゃん!?ミアちゃんッ!?」
得体の知れない液体で満たされた巨大なチャンバー内に囚われた2人の少女…
それは彼女が無事を願い続けていたリナとミアその人であった。
「な、なんで…ミアちゃんが…ッ?」
「私がそうしたからですよ」
「!?」
咄嗟に振り返った麻美。
17や24と同じように臍に装置を付けた長身の女性…
そこにいたのは麻美が初めて見るナベルロイドであった。
「あ、あなたは…?」
「私はnumber3…そこの17や24に片瀬理奈の捕獲とネーブル・ミアの抹殺を命じたものです」
「え…!?」
「あ、あなたが…ナベルロイドの…ボス?」
思わず後ずさる麻美。
「フフ…違いますよ」
「私も組織内の一介の兵に過ぎません…でした、今まではね」
「…?」
「彼女たちのおかげで、"たった今"支配者になったばかりですよ、フフ…」
「ふ、ふざけんなッ!アタシらを捨て駒みたいに使いやがって…!」
これ以上ないほど全身ボロボロの17が叫ぶ。
チャンバー内に囚われたリナとミア、新たなナベルロイドnumber3、そして瀕死の17…
自分が置かれたこの状況に麻美は困惑していた。
「おい、テメエッ!」
「ッ!?」
突如17に呼ばれてビクッと体を震わせる麻美。
「お前…お前なんとか…してくれるんだろうな…?」
「ア、アタシが必死こいてヘソに力入れて…呼び出し…ゴフゥッ!」
言葉の途中で夥しい量の血を吐き出す17。
いつの間にか光の一閃が彼女の臍穴を貫いていた。
「え…!?」
「まったく…驚かせてくれますね17」
その光はnumber3の持つエナジーソードの先端部から発せられていた。
「あ、ぁ…て、め…ギャウッ!!」
「アナタのしぶとさにも大分うんざりしてきました。そろそろ死んでいただきたいのですが…」
そう言いながらエナジーソードの出力を上げるnumber3。
徐々にソードの外縁が広がり、彼女の臍穴をさらに抉り削っていく。
「カ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「フフフ…」
口端を歪めながら静かに笑うnumber3。
「がぁうアッッ!!ァ…」
ついに事切れたのか17の首がガクンと垂れる。
「…さて」
number3はエナジーソードの発振を止めそれを収めると麻美の方へと振り返った。
「ヒッ!」
思わず後ずさる麻美。
「あなたは…確か片瀬理奈の友人でしたか?」
そう言いながら、つかつかと彼女の方へと歩み寄る。
「い、いや…、ッ!?」
いつの間にか背後に回り込んでいたnumber3。
彼女は麻美の両腕を掴むと強制的に万歳の状態で吊り下げた。
「うああ…ッ!?」
「フフ、まずはあなたの臍を確認させていただきましょうか?」
制服の鳩尾当たりのボタンの間に指を差し込むと、一気に下方へと引き裂く。
「あ、いやぁッ!?」
引き千切られたボタンが床に落ち、制服の裾がはだけ彼女の白いお腹が露わになる。
「意外と形は普通ですねぇ、おや?」
理奈たちと比べても極めて普通の小さく窪んだ麻美のヘソ…
だがその奥の皺に不思議な物体が挟み込まれるように詰まっている。
「これは…ジュエルの欠片ですか」
それを指でなぞるnumber3。
そして倒れた17の方をみやる。
今しがたソードによって大きく抉られた彼女の臍穴…
「なるほど…そういうわけですか」
そう言いながら欠片を爪の先で穿り出す。
「あ…ッ!」
欠片が麻美の臍から零れ落ち床に落ちる。
それをヒールで踏み付けるnumber3。
「まさかあなた達がこのような芸当をしでかすとは…」
「これもジュエルの力…あなたも彼女たちと同じ素質を持っているということですか?」
「う、うぅ…」
問いかけにも、ただ震えながら黙ったままの麻美。
「ならば実際に試してみましょう」
「え…ッ?はぁうッ!!」
突如その臍にnumber3の人差し指が挿入され、彼女の臍の中で上下左右に蠢く。
「んぅッ、ぐぅぅ…ッ!!」
「どうです?あなたもこれで感じるんでしょうか?フフ…」
一気に指を奥に突き込むnumber3。
「んぐぅあッッ!!!!んあああああああッッッッッッッッッ!!!????」
ズンッと重く鋭い衝撃が彼女のお腹を貫く。
第二間接近くまでめり込む指。
理奈たちとは違って、耐性のない麻美のヘソには強烈すぎるほどの責め苦であった。
「い、痛いいいィィィィィッッッッッ!!!!!!!!」
「痛いから抜いてぇえええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
涙を流しながら訴える麻美。
「おや、少々力を入れすぎましたか?」
「ただの人間相手に加減の仕方をつい忘れてしまいましたよ、フフ…」
言葉とは裏腹にさらに指を動かし、彼女の臍を苛むnumber3。
「うがぁッ!?お、おヘソがぁッ!!!あたしのおヘソがああッッッ!!!!」
「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
必死に逃れようとするが、ただの人間である麻美がnumber3の拘束から逃れることは不可能であった。
「いやああッ!!!嫌アアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「フフ…ハハハハハハハハハハハッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そんな麻美が一方的に嬲られる様をほとんど生気の失った瞳で見つめる17。
(なん…だよ…これで…勝てる…と…思ったのに…)
(あんな…よわっちい…奴が来ても…意味ねぇ…だろ…)
度重なる臍部へのダメージで生命維持装置も限界に達しようとしている。
全ての希望を絶たれ、もはや彼女は自分の死を受け入れかけていた。
「うああああああああッッッッッッッ!!!!!せ、先生ッ!!」
思わずその名を叫ぶ麻美。
「フフ、残念でしたねぇ、彼女は死にました」
「!?」
その宣告に一瞬耳を疑う麻美。
「せ、先生が…嘘…?」
「本当ですよ。全身をあの"寄生スライム"に浸食されて…消滅してしまいました」
「!」
ヘソの痛みも忘れるほどの衝撃の事実に麻美は体をわなわなと震わせた。
「そんな…そんな…」
「フフ、でもあなたはこれで感じることが出来れば、殺さないでおきますよ」
「彼女たちと同じ素質があるとすれば、私にとっては"貴重な資源"ですからねぇ」
嘲笑いながら喋るnumber3。
「そして、あなたもあの装置に…、ッ!」
彼女は突如笑うのをやめた。
「………」
麻美が涙を流しながらも、凄まじい怒りを込めた顔で彼女を睨み付けていたのである。
「…なんですその顔は?」
途端に不快感を露わにするnumber3。
そして彼女のへそ奥深くに指を突っ込む。
「あぐぅあッ!!」
腹膜まで達せんばかりのあまりもの激痛に呻き声を上げる麻美。
鋭い爪で抉られた奥底から流れ出た血がその穴から垂れ落ちる。
だがそれでも彼女は睨むのをやめなかった。
「…チッ!」
number3は舌打ちすると彼女を乱暴に床に叩き付けた。
「うぐッ!!あうぅぅ…」
痛みに悶える麻美。
だがそれでも顔を起こすと、再び鋭い視線をnumber3に向けて言い放った。
「許さない…絶対に許さない…ッ!」
「リナちゃんに会いに来たミアちゃんをあんな風にして…しかも先生まで…ぐぅンッ!!」
彼女の言葉を遮るように、その臍穴にヒールの先端を押し込むnumber3。
「で、なんです?それで一体あなたが何をすると…?」
「あ、あたしは…あなたを…んぐああああああああああッッッッッ!!!!!!」
先ほどの責めで傷ついた麻美のヘソ奥に、鋭いヒールの先端が容赦なく食い込んでいく。
「あまりこの私を不快にさせないでください」
「さもなくばこのままあなたの臍を踏み抜きますよ?」
「う、ぐぐっぐぐッ…わ、わたしはぁ…わたしは…絶対に…ッ!!」
先ほど17ですら悶絶した強烈な責め…
だが麻美は決して音を上げようとはしなかった。
「わたしが…私が必ず…ッ!ミアちゃんを…リナちゃんを…ッ!!」
「!!」
ほとんど失いかけていた意識…
だがそんな瀕死の17の前で繰り広げられていたやり取りが、彼女の遠い記憶を呼び起こした。
かつて未来世界で自分と24が、ネーブル・ミア不在のレジスタンスの基地を襲撃した時の記憶…
『おい、アイツはどこに行ったんだ?』
戦闘員は彼女たちによって排除され、残ったのは女子供を中心とした非戦闘員たち…
圧倒的な戦闘力を持つ17と24を前に、部屋の奥で怯える一団を後ろにしながら一人の女性が震えながらも立ち塞がっていた。
『こ、ここにはいないわ…!』
『あん?アイツがここにいるって聞いてわざわざ来てやったってのによぉ…』
『仕方ありません17、我々は当初の目的通りこのベースキャンプを破壊して…』
『いや、アタシはアイツを待つぜ』
『は?』
『ここが襲撃されてると知ればアイツも血相変えてここに戻ってくるだろうよ、そこをアタシが…!』
『待ちなさい!』
『あん?』
『"あの子"を…ミアちゃんをそんな風に戦いに巻き込ませないでッ!!』
『何言ってんだテメエ…?』
その女性の胸倉を掴む17。
だが相手は自分の目をまっすぐに見据えながら言い放つ。
『あ、あの子は…ただ"自分の母親"に会いたい一心で戦っている可哀想な子供なのよ…』
『それなのに…あなた達は…!』
『当たり前だろ。戦いなんだからよ』
『でも…!』
『17、その人物はレジスタンスの中心メンバーの一人…ネーブル・ミアの育ての親です』
『へぇ?』
『じゃあテメエを縊り殺せば、アイツも怒り狂ってアタシに襲い掛かってくるってわけだなぁ?』
手をポキポキならす17。
『あ、アタシを殺したければ殺せばいいわ…!だけど…ミアちゃんには手を出さないで!』
『あの子を余計な戦いに巻き込ませないでッ!!』
『ハァ?何言ってんだテメ…』
『ソイツから手を離せぇえええええええええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!』
『!?』
『ネーブル・ミアッ!?』
『ソイツに手を出したらタダじゃすまさねぇぞッ、テメエらッ!!!!!』
(………)
(そうか、アイツは…あの時の…)
17が初めてこの世界へ来たとき…
ミアを一撃でダウンさせ迫る自分を前にして、リナを庇っていた少女…
そして今、目の前でnumber3の執拗な責めに歯を食いしばりながら決して屈そうとしない少女…
その少女こそ、未来で自分の前に立ちふさがったその女性に相違なかった。
(へ…な、なんだか…分かったぜ…)
(アイツが何でここに…来たのか…)
チャンバーに目を向ける17。
「ミア…そして、リナ…お前らのことを…とても大事に思っている奴が来たぞ…」
そしてゆっくりと左腕を掲げる。
「いつまで…そんなところにいやがる、テメエら…ッ!」
残った力を振り絞ってその鋼鉄の腕をnumber3向けて射出した。
「!?」
不意の攻撃に寸前で反応し避けるnumber3。
だがそれまで麻美を苛んでいたヒールの先がその臍から抜かれる。
「まだ生きていたのですか…ッ!?」
17の方に振り返くnumber3。
「あぁ、ただの人間のソイツが頑張ってるってのに…アタシもオチオチ死んでられないってな!」
彼女はnumber3と麻美の間に割り込むように立ちふさがった。
「あぐぅぅぅ…」
「…行けッ!!」
床でおヘソを押さえながら悶える麻美に向かって17が叫ぶ。
「…え?」
涙目で彼女の方を見上げる麻美。
「お前だったら…あいつらを助けられるんだろ!?」
「!?」
麻美は17の唐突な言葉に戸惑った。
「た、助けるって…わ、私が…?」
「さっきお前が言っていただろッ!!もうお前しかいねぇんだよ!」
「アイツら…ミアとリナを命がけでかばったことのあるお前しかッ!!」
number3を睨み据えながら、麻美に向かってまくしたてる17。
全身に傷を負い、特に重点的に惨たらしく痛めつけられたであろうお腹、おへそ…
もはや立っているだけでも不思議な状態であったが、麻美は彼女のおへその奥底にわずかに赤く輝く欠片を見た。
(あれは…ジュエル…)
ふと床に目をやると、さきほど自分の臍から穿り出されたジュエルの欠片が落ちている。
「………」
その欠片を見つめる麻美…
しばしの思案の後やがて意を決し、彼女はそのジュエルを拾い上げた。
「分かった…17ちゃん!」
「へ…!」
ニヤリと笑う17。
「これも持ってけッ!」
チャンバーに向かってかけ始める麻美に、17は自分の臍穴からジュエルの欠片を抜き出しそれを彼女に投げた。
「!」
「何かの役には立つだろ!もう…アタシにはいらねぇモンだ!」
麻美はそれを受け取り、一目確認するとコクッと頷いた。
「頼むぜ…お前がアイツらを連れ出してくるまでは…アタシがなんとかするからよ!」
「どうやって連れ出すかは分からないけど…やってみるッ!」
再び駆け出す麻美。
「あなた達…一体何を!?」
「おっと、絶対にここは通させねぇ…!文字通り命がけでな!」
麻美に託した希望…それが17を奮い立たせる最後の原動力であった。
(へへ、何でか分かねぇけど…このボロボロの臍の奥から…なんだか少しだけ力が湧いてきやがる)
(頼むぜ…!)
チャンバーに向かって駆ける麻美。
彼女は走りながら二つのジュエルを自分のおヘソの中に埋め込んだ。
(お願い…!二人を…二人を私と繋げて!"さっきみたい"に…ッ!)
おへそのジュエルに意識を集中する麻美。
今までの二人との思い出、記憶をそこに送り込むように強く念を込める。
その瞬間、麻美のおヘソのジュエルが…そしてチャンバー内の巨大な宝珠が輝き出す。
「リナちゃんッ!ミアちゃんッ!」
やがておヘソの光が麻美の体を包んでいく…
次の瞬間、彼女の体はチャンバーに吸い込まれるようにそこから消えていた。
[後書き]
リクエストにお答えして麻美ちゃんへのおへそ責めです。
やっぱり切り札になるのはこの人でした。
拍手コメ返しです。
>遂にnumber3の恐ろしい陰謀が明らかになりましたね。また、number17の再登場。良いですね!燃えます!傷ついたおへそにメタモルジュエルを入れる自虐的な行為を、一縷の望みに懸ける切羽詰まった状況で行う様子。素晴らしいです。そして、その光から出現したのはもしや・・・?目まぐるしくもワクワクなこの展開に激しくご期待申し上げます!!
そういう野望を持つ人って、それが分かった途端大体小物化しますねw
…傷ついた部位を敢えて自ら傷つける行為をする展開、大好きです。
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