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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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原形をとどめていないほどボロボロの戦闘服をまとった満身創痍の少女…

そこにいたのはミアとの死闘の末、倒れたはずの17であった。

集中的に攻撃を受けたその腹部は惨たらしいまでの打撃跡で埋め尽くされ、受信装置を無理矢理引き剥がされた臍穴からは大小様々なケーブルが飛び出し、今なお体内循環液を滴り落としている。

そんな既に機能停止してもおかしくない状態の彼女がここに姿を現した…その事実はnumber3すら多少驚かせていた。

「…17、まだ生きていたのですか?」

「あぁ、てめえらが…アタシを"頑丈"に作ってくれたおかげでな…」
「なんかミアのことが気になって…やっとこさここまで来てみりゃ…」
「おいミアッ!お前…そんなとこで何してやがるッ!?」

チャンバー内のミアに向かって叫ぶ17。

「テメエ、自分のお袋助けるんじゃなかったのかよッ!?」
「だからアタシをこんなボコボコにしてまでここに来たんだろッ!?」

「無駄ですよ17。彼女は既に装置に取り込まれてしまっています」
「アナタの声など聞こえはしません」

「てめえには聞いてねぇッ!!」
「おい、ミアッ!!聞いてんのかッ!?」

構わずミアに呼びかけ続ける17であったが、そんな彼女にnumber3の指令を受けた32が向かってくる。

「!、テメエッ!?」

「………」

無言で17に攻撃をしかけてくる32。

「くっ、邪魔すんじゃねぇ!」

繰り出される32の攻撃を咄嗟に捌く17。

ここまで満身創痍の状態でも、戦闘に特化した17にとって32の攻撃など十分に対処できる範囲だった。

「オラァ!!」

ボゴッ!!

間隙をぬって17が腹部に叩き込んだ強烈な一撃に32の体が震える。

「テメエは引っ込んでろッ!!」

お腹を押さえ蹲る32を余所に、17はすぐさまチャンバーへと駆け寄ろうとする。

だが…

ガバッ!

「ッ!?」

そのまま崩れ落ちると思いきや、いきなり17に組み付く32。

「く、は、離せッ!この野郎ッ!!」

咄嗟に振り払おうとする17であったが、32はまるで張り付いたかのようにしっかと彼女の体に抱き付き離さない。

「て、てめえ…いい加減にッ…げハァッッ!?」

突如彼女の腹の中心を熱い衝撃が貫く。

一体何が起きたのか…17は自分に組み付いた32の背後に立つnumber3の姿を見て理解した。


彼女はなんと32ごと自分の体をネーブルエナジーソードで貫いていた。

見事に臍から背まで彼女の胴体を貫通するソード。

「うッぐ…うぅ…がはァッ!」

「………」

17の口から吐き出された血で塗れた32の顔は、自分の腹を貫かれた状態でも無表情のままであった。


「お役目ご苦労でした32」

「はい、number3…さ…ま…」

number3がソードを引き抜くと、そのまま17ごと一緒に倒れ込む32の体。

「あ…ぐぁ…、ゴフッ!」

口から止め処なく血を溢れさせる17。

その貫通した臍穴からも循環液と血が溢れ出し、彼女のお腹を中心に床へと滴り広がっていく。

number3は17の体に被さった32の体を一片の感慨もなく無造作にどかした。

「が、あ…て、てめえ…な、なんでソイツまで…」

「もう用済みだからですよ。ネーブル・ミアを手に入れた以上彼女の役目は終わりました」

仰向けに倒れた17の体を見下す様に立ったnumber3は、致命傷を負った彼女のヘソを抉るように自分のヒールの先をねじ込んだ。

「ぐぅああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

苦悶の叫び声を上げる17。

いくら頑丈な17とはいえ、重要な器官が集中している臍部はどうしようもない弱点であり、今や受信機も剥がされ完全に無防備となったそこを責められるのは苦痛以外の何物でもなかった。

「や、やめろぉおおおおおッッッッッッ!!!!!!がうぁあああああああああッッッッッッッ!!!!!!!!」

首をブンブン振り回しながら悶え苦しむ17。

両手で己の臍を苛む足を掴むもこれまで蓄積したダメージで、もはやそれを引き離すだけの力は残っていなかった。

「フフ、実にいい声ですね17」
「あなたみたいな跳ねっ返りが悶え苦しむ様は実に見ていて気持ちがいいですよ」

「て、て、めえ…!あがッ!」

「…せっかくなので、あなたにも教えてあげましょう」
「ネーブル・ミアも…母親と同じだったんですよ」

「お、同じ…だぁ?」

「そう、彼女も性的快感…つまりおヘソに刺激を受けることでジュエルから無尽蔵のエナジーを生み出すことが出来る稀有な逸材だったということです」

「ミ、ミアが…へそで…?」
「そ、そんなわけねぇ!アイツはそんなこと一度も…」

「していないですねぇ」
「少なくとも我々がいた世界では彼女はネーブルエナジーを全て母親から得ていました」
「しかし…だからこそ彼女自身も自覚していなかったんですよ、自分もそのような性質を持った人間だということに」
「あなた方によってリナのジュエルが破壊され彼女が変身能力を失った後、自らの臍にジュエルを埋め込み再度変身を果たした…それがなによりの証拠です」

「お、お前…いつからそのことに気づいて…?」

number3は突如、口端をこれ以上ないくらいひきつらせた醜い笑顔を浮かべた。

「ッ!?」

「いつから…?そんなこと"最初から"に決まっているじゃないですかぁ?」
「あの片瀬理奈と同じ、巨大で、醜悪なあの臍を持つその娘が…!おヘソで感じないわけがないでしょうッ!?ハハハハハハハハッッッッッッッ!!!!!」

楽しくて溜らないといわんばかりに笑い声をあげるnumber3。

「まったくそんなことすら誰も気づかないとは…!」
「私がこの世界へとやってきたのは…ネーブル・ミアを手に入れるためだったんですよ!!」

「!?」

「我々のいた世界で装置の核となっているのは片瀬理奈のみ…しかしそこに同じ性質を持つネーブル・ミアも組み込んでしまえば、それ以上の力を発揮することが出来るッ!」
「そしてこの世界でその装置を利用すれば…」

「ま、まさか…テメエッ!?」

「ようやく馬鹿なアナタも察したようですねぇ…」
「そうです、私は…"自らが君臨する世界"をここで創り出すんですよ!この装置でね!」

自分の臍を苛む激痛に耐えながら17は思い返していた。

あの世界で、上層部から自分と24に命が下された日を…

彼女たちに命を下したのは他ならないこのnumber3…

「あなた達には第一に片瀬理奈の確保、そして第二にネーブル・ミアの排除を命じました」
「しかし…私には分かっていました。あなたにはミアを"殺せない"と…」

「…!」

「よくて彼女をギリギリまで追い込むも最後には負ける」
「しかしそれでいいんですよ。彼女を疲弊、弱体化させることが目的だったんですから…」
「そしてあなた方は見事期待に応えてくれました、フフ…」

「………」
「お前の…お前のその下らねぇ野心のせいで…アタシも…24の奴もッ!」

「ああ、そういえば彼女死にましたね」
「お腹を強制的に破裂させられて、実に惨たらしい最期でしたよ、クク…」

「ッ!!」

もはや抵抗する力など残っていなかった…だがそれでもこの自分達をも踏みにじってきた外道に一矢報わせたい…

その思いが、彼女を突き動かした。

「ぐぅおおおおおああああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!」

自分の臍にめり込んだnumber3の足をブーツごと掴みそれを引きはがしにかかる17。

「ほう、まだそれだけの力が…?」

足を押し込む力と拮抗する17の力。

「絶対に…絶対にテメエだけは…テメエだけはぁッッ!!!!」

「やめた方がいいですよ17…そんなことをしても自分の寿命を縮めるだけです」

「うるせえッ!!うがああああああああああああッッッ
ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

雄たけびと共に一気に自分の臍穴からヒールを引き抜く17。

だがその瞬間…

ボグゥッ!!

「ぎィッ!!???」

見開かれる17の瞳。

続いて彼女の大絶叫が響き渡る。

「がァあああああああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
「ア"ダジのへぞがあああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!????????????」

臍の中が爆発したような衝撃…

「フフ…」

静かに笑いながらその足を17の臍から引き抜くnumber3。

17の腹部はヒールが引き抜かれた臍を中心に惨たらしい火傷が広がっていた。

「どうです?私のデトネイト・スパイクの味は?」

ヒールの先を床にコツコツと鳴らしながら、いたく涼しい顔で言い放つ。

「私の隠し玉の"一つ"です。これで相手の"弱点"を踏み抜いた時ほど気持ちのいいことはありませんよ、ククク…」



「が、ア…ぁ…」

もはやその声も聞こえないほどの致命的なダメージにピクピクと体を震わせ悶絶したままの17。

並の人間であれば間違いなくお腹が吹き飛ぶほどの衝撃…

ナベルロイドである彼女だからこそ、そこまでの惨状にはならなかったものの、もはやお腹の中は再起不能なまでに滅茶苦茶に焼き焦がされていた。

「結局無駄な徒労に終わりましたね、17」

「が、ぁ……」

徐々に霞んでいく視界…

何も出来ずこのまま死んでいってしまうのか…

(チ、チク…ショウ…)

張り裂けんばかりの悔しい思いで一杯であったが、もはや体が言うことを聞かない…

それでも必死に動かそうとする手がふと何かの塊に触れた。

「!?」

ふと気になった17は、霞む視界になんとか焦点を合わせて、それが何かを確認しようとする。

「…!」

それは…数センチほどの小さな…しかし僅かに赤き輝きを発している宝石の欠片であった。

そしてその欠片を17はどこかでみたような気がした。

(これって…確か…24がリナの臍から抜き出した奴の…)

メタモルジュエル…おへそへの性的快感によって無限のエナジーを発生させる謎の秘石…

それは24によって粉々にされたものの一部であった。

(何でこれが…ここに…?)

彼女が知る由もなかったが、それは元々ローザが自分の臍に埋め込んでいたものであった。

ローザはラミアを道連れに決死の転移を図る寸前、これを自分の臍から抜き出しミアの臍に埋め込んだ。

そしてそのミアがこの場所で"悪霊"たちによって装置に組み込まれる直前、それが抜け落ちこの部屋の床に零れ落ちていた。

それが今、17の倒れたすぐ横にあったのである。

(も、もう…なんでもいい…アタシはヘソなんかで気持ち良くなったことはねぇ…)
(だけど…だけどまだ…これで戦えるのなら…!)

グッとそれを掴む17。

そしてほとんど残っていない…ほんの僅かに残った力をすべて込めて大きく手を振り上げると、それを思い切り自分の臍穴へと突き込んだ。

「!、何を…?」

その行為に怪訝な声を上げるnumber3。

重傷の臍穴に自ら手をねじ込んでいく自殺行為…彼女はついに17の頭がおかしくなったのかと思った。

そんなことなどお構いなしに17は自分のへそ奥深くへジュエルをねじ込んでいく。

「ぐ、ぎぃぃぃぃぃぃッッッッッッ!!!!!!!!!」

(ミア…お前…こんなもんヘソに入れて…戦っていたのかよ…馬鹿だなお前…)
(だけど…アタシももう、こんな馬鹿やるしか…手は残ってねぇ…)
(力を…力を貸してくれ、ミア…!!)

ヘソの奥底深くまでジュエルを押し込み、手を引き抜く17。

「そうだ…これで…」

「…?なんです?」

「これで…終わって溜るかってんだよォォォォォォォォォッッッッッッッ!!!!!!!そうだろミアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

力の限り叫ぶ17。

そしておへそのジュエルに念を込める。

あの憎たらしいnumber3を倒すための力を…ミアを救い出すための力を得るため彼女は叫び続けた。

だが…

「どうしたんですか17?いよいよ気でもふれましたか?」

冷ややかな視線を下すnumber3。

いくら叫び続けても…念を込めても、おへそからはまったく力は湧いてこない。

(ち、畜生…あ、あたしじゃやっぱ…無理だってのか…よ…)
(も、もう…駄目だ…へ、へそに…体に…力が…入ら…ねぇ…)

目じりから溢れ出す涙。

「ミ、ミ…ア…」

チャンバー内のミアの姿が目に入ったのを最後に徐々に意識が遠ざかっていく…

(だ、だれ…か……だれか……アイツを…たす…け…)

ドクン

「!」

突如臍の奥底が脈打つ感触…

その時遠くなった意識の向こうに"誰か"の姿を17は見たような気がした。

目を瞑り、自分のおへそに手を押し当て、何かを必死に祈り続ける少女…

その時異変を感じたのか、彼女は自分のおヘソを真剣な顔で覗き込んだ。

そのヘソにも…17と同様赤いジュエルの欠片がはめ込まれている。

『な、なに…あ、あたしの…おへそが…!?』

突然周囲を照らさんばかりに臍から放たれる眩い光。

やがてその光はその少女の体を取り込み…

「な、何をしたのです17ッ!!」

number3の声にハッと意識を取り戻す17。

「!、な、なんだこれ…!?」

見ると自分の臍穴からも凄まじいまでに光が噴き出している。

「な、なんですかこれは…ッ!?」

珍しく狼狽えた声を上げるnumber3。

さしものnumber3も今起きている事態について理解出来ていないようであった。

一方の17も自分の臍に何が生じたのか全く分からない。

ただその光を生み出す源がとても熱く、そして"どこかと繋がっている"ように感じられた。

やがてその"向こう"から、何かがやってくる…

「はあッ…はあッ…はあ…ッ!」

荒く呼吸をつく17。

そして…

「んぅッ!!んぐぅあああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

一際体を大きく仰け反らせる17。

その臍穴から噴き出す光の中から、人の形をした光が飛び出した。

「な…ッ!?」

驚愕の表情を浮かべるnumber3。

『痛ッ!』

まるで床に尻もちをつくように着地する光の人。

「ハア、ハア、ハア…な、なんだ…?」

「これは…一体…?」

驚愕する2人の前で、徐々に薄れていく光…

そして、そこにいたのは…痛そうにお尻をさする一人の制服姿の少女だった。

「いたた…えっ!?なに…ココ?」



[後書き]
腹筋ボコボコになるまでお腹殴られて、剣でおヘソを貫かれて、さらに撃ち抜かれて…ここ最近で集中的にこれでもかといわんばかりに痛めつけられた17ちゃん。
最初あくまでもミアの責め役であまり虐めるつもりはなかったんですが、いつの間にか彼女も立派な被害者になってしまいました。


拍手コメ返しです。

>今回の話読んでたら麻美のヘソ責めも見てみたくなりましたね。以前の話で麻美のヘソもミアに性感帯にされてしまったみたいですし。 麻美のヘソもジュエルの影響受けてて、ヘソを弄ったらリナやミアをパワーアップできるサポート役みたいなっていうのが思い浮かびました。

麻美ちゃんはシンフォギアの未来ちゃんのように、戦うヒロインたちを見守るような立場なので、変身させるつもりはなかったのですが…
未来ちゃんもゲスト的に変身したように、彼女も何らかの形で変身させてみたいですね。


>何気に(?)メタモルジュエルの欠片をおへそに入れて祈る麻美さんの様子がツボでした❗健気なアブノーマル行為(←失礼?)という感じの新境地を見た気がします(^.^)。 悪霊の正体は・・・なるほど。そういう事ですね。number3、一体どれだけ恐ろしいのでしょうか(^^;。 おへそに管を当てられたまま捕らえられた母子との運命、・・・そして登場したのはnumber17?! 思いもつかない展開にドキドキしています!!

思いもよらない超展開を繰り返すのが『ネーブル・リナ』ですw
あと麻美ちゃんは親友(とそのおヘソ)を思うがあまり時々サイコな行動をとることもある、ごく普通の女子高生なので…それを感じ取っていただければ幸いであります。

それにしても意外と麻美ちゃん人気ありますね…


拍手[8回]

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