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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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「いい加減にしなさいッ、アンタッ!!」

響き渡るローザの怒号。

あらんかぎりの力で叫ばれたその声に、ミアの臍を犯しながらルカはかったるそうに振り向いた。

「なんだよ姉さん…今いいところなのに…」

「ふざけんじゃないわよ…今すぐミアちゃんから離れなさいッ!!」

「嫌だよ、っていうか姉さん…そんな有り様で僕に指図出来る立場なのかい?」

「どんな有り様だろうと、私はアンタの姉さんよッ!!」

「ッ!!」

ルカは反射的に拘束具に念を送った。

その瞬間、ローザの四肢に取りついた拘束具から高圧電流が迸る。

「がぁあ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッッッッッッッッッ!!!!!!!?????」

青白い閃光にローザの絶叫が響き渡る。

「ふざけるなッ!!」
「姉さんはいつもそうだ!いつも体の言いことばかり言って…僕を放ってずっとあのデカベソ女共とばかりつるんでいたくせにいきなり姉貴面するんじゃねぇよッ!!」

「!」

「…もっとも…姉さんのお気に入りのコイツらももう終わりだ…」
「姉さんがやってきたことは全て無駄…あんなデカベソ女共に加担なんかしないで、ずっと大人しく僕のそばで命令に従っていれば良かったんだよッ!」

項垂れるローザ。

「僕の造ったラミアやレヴィにも及ばない…姉さんはなんの役にも立たない無力で無能な人間さ!ハハハハハハ!!!!!!!!」

「だったら…」

「ん?」

ゆっくりと顔を上げるローザ。

そしてルカをまっすぐ見据えながら言い放つ。

「無力で無能な姉さんかどうか…確かめてみればいいわ!」

「何を…、ッ!?」

その光景を見て、ルカは一瞬怯んだ。

なんと手足に拘束具をはめ込まれた状態であるのにもかかわらず、ゆっくりと自分の方へ向けて歩き始めていたローザ。

「なに…!」

一瞬怯むルカだったが、拘束具にさらに念を送る。

「…ッ、ぐっ!!」

ローザの手足にさらに負荷がかかる。

だがそれでもなお彼女は歩みを止めようとはしなかった。

「ど、どう…?その気になればこんな玩具なんて…うッがあああああアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!??????」

再び迸る電流。

身を焦がすような電撃がローザの全身を苛む。

「姉さん、無茶はしない方が身のためだよ」
「じゃないと、死んで…」

「死んで…なに?」

「!」

全身に電撃を喰らいながらなおも歩み寄って来るローザ。

「ば、馬鹿な…」

「ど、どう…これでも…無力で無能って…言える…かしら…?」

number3に負わされた無数の裂傷、手足首が変色するほどの負荷、そして全身を焼き焦がすような電撃…しかしそれでもローザが歩みを止めることはなかった。

その腹部の中央の孔の奥でほのかに輝く水晶の欠片…

「う、うぅ…」

今まで感じたことのないような威圧感を感じ怯むルカ。

彼は思わず電撃の出力を最大限に引き上げた。

バチィッ!!

だが、その瞬間拘束具がショートし火花を上げる。

「そんなッ!!」

長時間電流を流しつづけていたことで負荷に耐え切れなくなり機能を停止する拘束具。

それを咄嗟に振り払うと、ローザは一気にルカの間近まで詰め寄った。

「う…!?」

思わずミアの臍から巨大デベソを引き抜き、後ずさるルカ。

そして同時にラミアに命を下す。

「ラ、ラミアッッ!!!」

ズビュルゥッ!!

ルカの臍穴から飛び出したラミアジェルがローザに対して襲い掛かる。

「あんたは引っ込んでなさいッ!!」

ジェルの波に真正面から突っ込んでいくローザ。

「ッ!?」

「こんのォ!!馬鹿弟ォぉおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」



ボゴォッ!!!

「んぶぅえ"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"ッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」

渾身の力で放たれたローザの拳がルカの腹部に深々と突き刺さる。

まるで体の芯を撃ち抜かれたかの衝撃に、ルカの口から吐瀉物と共に苦悶の叫び声が吐き出される。

「ぐぅがああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!」

「ど、どう…これがアンタが見くびっていた姉さんの力よ…」

お腹をきつく抑えながらのたうち回るルカをドヤ顔で見下ろすローザだったが、次の瞬間彼女の全身に激痛が走った。

「あぐあぁッッ!??」

「なにボスを傷つけているのかなぁローザァッ!?」

「ラ、ラミア…ッ!!??」

ローザの全身にこびり付いたラミアジェル。

それが全身に刻み込まれた裂傷から抉り込むように浸入を始めていた。

「くっ、あ、あたしのお腹も破裂させるつもり…ッ!?」

「ん~それもいいけどォ、もっと苦痛に苦痛を与えてこの上ない惨めな死に方を考えているところだよォ!?」

「あ、相変わらずアンタってば、やることなすこと下等生物以下…んグッ!???」

ボコォッ!!と一瞬で膨れ上がるローザの腹部。

「あぎゃアッッッ!!!!???」

「何生意気な口きいてんだァ??オラぁッ!!」

ボコッ!ボコオッッ!!!

異常な速度で膨張と収縮を繰り返すローザの腹部。

「ぐブェ"ッ!!!お”ぅげぇええッッッッ!!!!!!!」

今度は自分がのたうち回るローザ。

腹部の異常膨張にヘソが完全にひっくり返り、その奥底に埋め込まれていたジュエルの欠片が床に落ちる。

「うぐぅうう……、ッ!」

ふとローザの視界にその欠片が入る。

極限の苦しみの中、彼女は一瞬の逡巡のあとそれを咄嗟に拾い上げた。

(まだ…体の自由が利くうちに…ッ!!)

なんとか床に放心状態のまま倒れたミアのもとに這いよると、間髪入れずその欠片を彼女のヘソに突き込んだ。

「あが…ッ!!??」

突然臍部に走った鋭い痛みにビクッと体を震わせるミア。

「しっかりしなさいミアッ!!」

あらん限りの声で彼女に呼びかけるローザ。

「アナタこんなことでへこたれる子じゃないでしょッ!?おヘソ穢されたくらいで泣き叫んでんじゃないわよッ!!」

「あ…うぅ…?」

「早く立ちなさいミアッ!!いつまで呆けているつもりッ!?」

ズドォッ!!

「がぁうッ!!」

さらにその無防備な腹部に拳を叩き込む。

同時にようやく正気を取り戻すミア。

「あ…が……?」

視界に入ったのは全身から脂汗を滴らせながらもニヤッと笑みを浮かべたローザの顔であった。

「ロ、ローザ…?」

「よ、ようやく目を覚ましたようねミアちゃん…うぐうぅゥゥゥぅぅッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」

「!?」

腹部を抑えてうずくまるローザ。

『なぁにやってんだローザァ!?そんな死にかけのやつ起こしても無駄なんだよォ!』

ローザを苛むように腹部の中で暴れ回るラミア。

「あゥぐううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!げふぅォッッッ!!!!」

その口から吐き出される夥しい量の血。

目からも血の涙が溢れ出し、もはやローザの体は限界をきたしつつあった。

「ロ、ローザッ!!?」

その惨状に思わず声を上げるミア。

だがローザは彼女に向けて制止の手を向ける。

「!?」

「あ、アタシのことなら大丈夫よ…こ、こんなアメーバもどき…」

グチュウッッ!!

「あッぎィッ!???」

『だぁれがアメーバもどきだってェ…?こんな有り様で何まだ粋がってんだよォ!?』

全身の裂傷から夥しい量の血が溢れ出し、もはや失血で命を落としてもおかしくない状況…

だがローザは気力を振り絞ってその場にゆっくりと立ち上がった。

「粋がる…?違うわラミア…これは…アタシの意地よッ!!」
「ルカッ!!あんたも見ておきなさいッ!!」

渾身の一撃をお腹に喰らい悶え苦しんでいたルカだったが、ローザの声にそちらの方を見上げた。

「ね、姉さん…?」

「つまらない玩具なんかに頼らなくても…人は…その気になればなんだって出来るんだからッ!!」

その場に仁王立ちになりながら二人に言い放つローザ。

『なにが出来るってんだよォ!テメエみたいな下等生物によォッ!!』

ジュルゥッ!!

「ふぐぅあッ!!!」

ルカの臍穴から残り全てのジェルが飛び出す。

さらにはミアの体を拘束していたジェルをも呼び寄せ、全てのジェルをローザの体内に浸入させせようとする。

「ぐぎぃいッッッッ!!!!!!!」

ブシュウッッッ!!!!!

腹部のX字の裂け目を中心にローザの体の至る箇所の傷口から、なおも侵入していくラミアジェル。

それは全身に苛烈なまでの激痛を生じさせていたが、それがローザの狙いであった。

「そ、そうよ…それでいいわ…!全部…アタシの体に潜り込ませなさい…!」

そう言うとローザは震える手でデバイスを取り出した。

それを見てルカはハッとした。

「それは…!ま、まさかッ!?」

ニヤッと笑うローザ。

「そ、そうよ…この単細胞生物を…ここから消去しするのよ…アタシごとね!」

「ッ!? そ、そんなことしたら姉さんまで…ッ!!」

「い、いいのよ…今までアンタのこと放置してきたお返し…なんだから!」

「!」

『そんなことさせるかよぉッ!!』

ローザの行為を妨害しようと、その神経組織に直接攻撃を与えるラミア。

「がぁうッ!!む、無駄よ…べ、別に行先はどこだっていいんだから…アンタさえ…始末できれば…ッ!!」

ミアの妨害にも決して屈さず操作を続けるローザ。

『ふ、ふざけんなぁあああッッッッ!!!!!!!』
『止めろォッ!!止めろォオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!』

「…残念、もう…入力終わっちゃったわ…」
「あんたの…妨害さえなければ…まだ行き先を指定出来たのに…ね」

「姉さんッ!!」

ローザの元に駆け寄ろうとするルカ。

だが今までおへそに詰まっていた異物が除去されたせいか、体のバランスを崩しその場に倒れ込んでしまう。

『うおわあああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!』

一方、ローザの体から逃れようとするラミア。

だがローザは最期の気力で自分のお腹の傷を両手で押さえ、全身に力を込めながらその脱出を阻んでいた。

「も、もうあんたはアタシと一蓮托生よ…"あの時"みたいにッ!」

「い、いやだ姉さんッ!!ローザ姉さん…ッ!」

ボロボロと涙を流しながら姉の名を叫ぶルカ。

「まったく…あんたは…いつまでたっても変わらない子ね…」
「完膚なきまで叩きのめされて…そのおヘソを"改造"されちゃったときも…情けなくアタシの胸元で泣いて…」

「う、うぅ…ッ!」

「あれからアンタはおかしくなった…アンタは"自分と同じ目に合せよう"と多くの子たちにあの石を与えて虐めてきて…」
「だけどそれももう終わり…アンタを苛ませていた"汚いモノ"は全部アタシが背負ってあげるッ!!」
「だからもう…こんな真似はやめなさい…あの時みたいに…"真っ当だったアンタ"に戻りなさい…ッ!!」

「ッ!!ね、姉さん…」

そしてミアの方へと振り向くローザ。

「ミアちゃん…あなたも…リナちゃんを必ず救い出すのよ…!」
「そして…まず彼女に謝りなさいッ!」

「え…?」

「あんたもあの子のこと散々虐めてくれたでしょ!」

「う…」

「そして謝ったら思いっきり甘えなさいッ!!」
「あなたが生きてきた今までの人生分ね…ッ!!」

「!、ローザ…」

ふいにその目から一筋の涙がこぼれる。

「まったく…世話が焼ける子たちだわ…」

フッと笑うローザ。

そんな彼女の元になおも這いずりながらも近づこうとするルカ。

「姉さんッ!!駄目だ…いっちゃだめだ姉さ…ッ」

「………」

ルカに向けてフッと笑みを浮かべるローザ。

その瞬間、彼女はその場から消えた。

「ッ!!」
「姉さ…姉さああああああああああああんッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

叫び声を上げるルカ。

「う…うぅぅ、うう…うあああああああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

「………」

ルカが泣き叫ぶ中、彼女がいた場所をミアはしばし呆然と見つめていた。

「ローザ…」

やがて踵を返すミア。

そしてそのまま床に倒れ伏したルカの元へとゆっくりと歩み寄る。

「姉さ…、ッ!」

慟哭するルカの胸倉を掴み、その顔を引き起こす。

そしてその眼前に顔を突き付け押し殺した声で言い放った。

「おい…アイツの居場所とっとと教えろ」


[後書き]
ルカ&ラミア編決着です。
ようやく弟に強烈な一撃をかますことが出来ましたローザ。
そして、さらばローザ。

拍手返しです。

>ルカの凶行で汚されたミアちゃんの反応の変化が激しくツボでした!! あの男勝りなミアちゃんが、乙女らしく崩れてしまうのは、衝撃を伴った興奮が否応なしに襲いますね! かなり素晴らしかったです。 次回も楽しみにお待ちしてますね!

強気の女の子がレ○プされて崩れてしまうのは、ベタではありますがミアちゃんで是非やってみたかったネタでした。
リナちゃんだったら、最初からとにかく泣き喚いているだけでしょうねw

拍手[8回]

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