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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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「ぅえ…?だ、誰ぇ…?」

突然現れた二人組に理奈は自分のヘソを隠すことも忘れて呆けた声で尋ねる。

「片瀬理奈、私たちと共に来て…、ッ!?」

その時、二者の間を割って入る一つの影。

「やっぱり…現れると思ったぜ」

24を睨み付けながら、着地態勢からゆっくりと立ち上がるネーブル・ミア。

だが突然のミアの乱入にも、24は平然とした様子で言い放つ。

「えぇ、それはこちらも同じです、ネーブル・ミア」
「17、あなたのお目当てが来ましたよ」

「へっへ!待ってたぜぇ、このときをよぉッ!!」

両手を打ち鳴らしながら、前に歩み出る17。

「この前会った時は、お前すっげえボロボロだったけどよ」
「今日は体調も万全だよなぁ!?」

「はっ、相手のこと心配する前にテメエのこれからのこと心配しろよ」

睨み合う二人。

そんな剣呑とした雰囲気の中、突如場違いのように抜けた声が上がる。

「ね、ねぇ、だ、誰でもいいからぁ…コレとってよ、ねぇ…」

まるで麻薬中毒者のごとく、フラフラとした歩みでミアの横から歩み出ようとする理奈。

ボゴッ!!

「ぶげぇえッッ!!??」

体の向きはそのまま、ミアが繰り出したひじ打ちが理奈の鳩尾に突き刺さる。

「お、おぅエ"エ"エ"エ"エ"エ"ッッッッッッ!!!!!!!」

その場で蹲り、吐瀉物をコートにブチまげる理奈。

「邪魔だ…引っ込んでろ」

一瞥もくれることなく、冷たい声で言い放つミア。

「随分酷いことをするものですね。彼女は貴方にとって"とても大切な人"のはずですが…?」

「ハッ、テメエらが心配することじゃ…、ッ!?」

いきなりミアの視界に17の顔がアップで映し出される。

「ハハッ!!」

17の強烈なストレートがミアの側頭部を掠める。

「そうだよなぁ!今、心配するのはテメエの身…だよなあッ!」

「チ…ッ!」

咄嗟に回避行動をとったミアだったが、右のこめかみのあたりがジンジンと痛む。

そんな彼女にすかさず17の容赦ない追撃が迫る。

「この…調子にのんなッ!!」

ただちに応戦するミア。

やがて2人の間で凄まじい打撃の応酬が繰り広げられる。

「彼女のことは頼みました、17」
「せいぜい楽しんでいてください」

壮絶なラッシュを交わす2人を他所に24はコートに蹲る理奈の元に歩み寄る。

「!、行かせる…ぅげぇッ!!」

一瞬理奈の方に気を取られた隙に、17の拳を顔面に喰らい吹き飛ばされるミア。

「よそ見してる暇なんてあんのかぁ!ミアちゃんよぉ!」

咄嗟に受け身を取り、体勢を立て直したミアは口からペッと血液交じりの唾を吐いた。

「へ、うっせえ…!」

(だけど…いつまでもコイツの相手をしてる場合じゃない…)

対峙する17の後ろで、24は理奈をそっと地面に仰向けに寝かしていた。

「片瀬理奈…私は敵ではありません」
「なぜなら、これから私が貴女のこのおヘソの装置を解除するからです」

「フぇ…?ほ、ホントぉ…?」

トロンとした目で24の顔を見る理奈。

「ええ、本当です。そうすればまたあなたは…このおヘソを弄りたい放題です」

「おい、テメエ!そいつに妙な真似したら、その装置を爆破させて…!」

大声を上げ24をけん制するミア。

だがそんな彼女に対し24は静かに言い放った。

「…出来ますか?あなたに"そんなこと"が…?」

「!」

一瞬ミアの顔に動揺が走る。

「出来るわけありませんよね、そんなこと」
「もしこの片瀬理奈が今ここで死ぬようなことがあれば、"あなたもこの世から消えてしまう"」
「そうですよね?」

「…ぐっ!」

歯噛みするミア。

「いつまで無駄口叩いてんだあッ!!」

「ごふゥあ"あ"あ"ッッッ!!!?」

気を取られた隙に17の剛腕を腹部にまともに受け、勢いそのままに吹き飛ばされるミア。

体を地面に何度か打ち付けてようやくその体が制止する。

「ぅ…く…ッ!」

お腹を片手で押さえ、フラフラとなんとか立ち上がるミア。

「お前…久々にお互い本気でやれるってのに余所見ばかりしやがって…!」
「ふざけてんのかあッ!?」

怒りを露わに向かってくる17。

(く、なんとかアイツを…)

ミアも応じるように彼女に向かって駆け出す。

「ハハッ、いいぜぇ!!そうこなくっちゃなあッ!!」

一転嬉々とした表情でその鋼鉄の左手で渾身のパンチを繰り出そうとする17。

ミアもその攻撃に合わせるようにその拳を放つ。

「テメエの腕砕いてやるぜええッッ!!!」
「…ッ!?」

拳がぶつかり合う瞬間、わずかにミアの拳が下に逸る。

そのまま彼女の衣装を削り取りながら大きく空ぶる17の一撃。

ミアはすかさず17の脇を潜り抜けると、24に向かって猛然と駆け寄っていく。

「ソイツから離れろおッッ!!!」

「!?」

怯む24に向かって渾身の拳を繰り出すミア。

だが…

「しゃらくせえことしやがって…いかせるかってんだよおオオオオ!!!!!!」

17の左腕が突然射出され、一直線にミアのもとへと迫る。

「ッ!?あぐぅッッ!!!!」

24に拳が届く寸前、右足首を掴まれそのまま前のめりに転倒するミア。

「うらあっ!!!」

17は射出された自分の左腕の根本から伸びる鋼鉄製のワイヤーを思い切り引っ張り、ミアの体を自分の元へと引き摺り寄せた。

「ぐあああああああああッッッッッ!!!!!!うがあッッ!!!!!」

17のもとへと手繰り寄せられ、そして仰向けとなったところを思い切り踏みつけられる。

「だからアタシのこと無視してんじゃ…ねぇよ!!」

グリュッ!!

「がああああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!」

内臓がつぶされんほどの圧力に苦悶の叫び声を上げるミア。

「しかし、お前に潰された代わりに付けたこの腕…結構役に立つもんだな」

「そ、そりゃ良かった、な…、げハア"ア"ッッッ!!!」

腹に深々とめり込んだ17の足によって、標本の虫のごとく地面に張り付けられ身動きできないミアの鳩尾を再び射出された左腕が打ち据える。

「ゲフ…っッ!!うげえぇッ!!!」

口から鮮血を噴き出すミア。

「ハハッ、これじゃテメエの回復能力も役に立たねぇな!!」

一方的に17がミアをいたぶっているのを他所に、仰向けになった理奈に覆いかぶさり『介抱』を始める24。



「片瀬理奈…いえ、ネーブル・リナ、あなたは今まで自分のおヘソのことばかり考えていたのでしょう?」

「う、うん…」

「だったら、今の貴女のこのおヘソの中を想像してみてください」
「こんなに汗だくになるまでテニスの練習を続けて脂質は穴に溜まり放題…内部の洗浄も不可能…一体この中はどうなっているんでしょうね?」

「あうぅ…」

理奈の耳元で甘く囁くように言葉を続ける24。

「そう、この密封されたおヘソの中では細菌・雑菌が異常繁殖し、相当"香ばしい"惨状となっていることには違いないですね…」

「ふぅえええ…」

「おヘソの皺には無数のゴマが隙間なく詰まり、そしてそれが腐食しあなたのおヘソを穢していく…」
「もうあなたのおヘソは穢れに穢れて、周囲に即座に気付かれるほどの臭気を発する"汚ヘソ"と化す…」

「あぅあああああ………」

やがて小刻みに震えはじめる理奈の体。

顔も真っ赤に紅潮し、吐息も荒くなる。

それに合わせて24もよりその体を密着させる。

「そんなになるまでおヘソを放っておくなんて…馬鹿ですね、貴女」

自分の臍に埋め込まれた半球体を理奈の臍の装置にねちっこくこすり付けるように腰をくねらせながら、侮蔑の言葉を耳元で囁く17。

「あ、あたし…汚ヘソじゃないいぃ…」

「汚ヘソじゃないですか。元からしてこんな醜悪なおヘソにゴマを限界まで詰め込むとか…貴女かわいい顔してとんでもない変態思考してますね」

「いやぁ、いやああああああああ、違う…違うのおぉぉぉぉ」

「違わないですよ」
「今もこうして私におヘソのこと侮蔑されているのにあなたの心は昂り、こんなにも顔を真っ赤にさせて高揚している…」
「何故なんですか?」

「そ、それはぁ…それはぁああああ………」

「それは?」

「それは…アタシがおヘソのことしか考えられない変態だからぁああああアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」

大音響で響き渡る理奈の叫び声。

同時に装置とヘソの縁の隙間から光が漏れ出す。

24が咄嗟に理奈の体から離れた瞬間、理奈のヘソから光柱が立つがごとく眩い閃光が噴き立った。

一瞬にて数十メートル以上も押し上げられ、そしてやがて天高いところで爆破四散するオナ禁装置。

「あ…ぁ…」

その様を唖然としながら見つめるミア。

やがて光が理奈の体を包み込み、そして彼女を純白の布地の異常に少ない"いつもの姿"へと変化させる。

「………」

虚ろな目のまま、むき出しのお腹を荒い呼吸とともに大きく上下させながら大の字に横たわるネーブル・リナ。

「残念でしたね、ネーブル・ミア」
「私たちとの決着をつけるまで、彼女のヘソを封印するつもりだったんでしょうが…」
「彼女の"ヘソに対する執着心"を侮っていたようですね」

「………、ば、か…やろう……、ホントに…お前って奴は……、お前って奴はぁあああああああああああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

17の足元で狂ったように絶叫するミア。

咄嗟に17の足を掴むと自分の腹から無理矢理引き抜き、そのまま怒りに任せ彼女の体ごと放り投げる。

「うおおおおおおッッッッッッ!!!!!!って、二度も同じ手は喰うかよッ!!」

宙に舞ったまま17は咄嗟に左腕を射出すると、その先を地面から起き上がろうとしているミアの腹部に直撃させた。

「うぐえッッ!!!!」

さらに5指を腹筋に食い込ませ、彼女の胃を締め上げる。

「ぐぶォへえええええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

強烈なストマッククローに苦悶の叫び声をまたも上げさせられるミア。

「へへ、逃さねぇっていったろ…」

「あなたにしてはいい仕事です、17」
「それでは私も"最後の仕事"に取り掛かるとしましょう」

仰向けに倒れたリナに再び覆いかぶさる24。

そして、その右手の指を怪しく蠢かせる。

「やめろぉおおおおおおお!!!!!!!!目を覚ませリナぁああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

背後から17に組み付かれ、身動きが取れないミアが叫ぶ。

だが次の瞬間、彼女は無慈悲にもリナの巨べそへとその手を突き込む。

「んぅはァアアアアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

辺りに響き渡るリナの嬌声。

目を剥きだし、その口から涎をとめどなく溢れさせ、体をビクッビクッと痙攣させる。

グチュッ…グチュッ…

ヘソの奥から生々しい卑猥な音が響かせながら、文字通りリナの腹の中をまさぐる24。

「…これですね」

しばらくして彼女はリナの体内に目的の代物を見つけた。

そして"それ"を掴むと、内臓を傷つけないようにゆっくりと彼女の臍から引き抜く。

キュポ…ッ

まるで臍から引き抜かれた内臓の如く、リナの体液に染まったテニスボール大の球体。

それは…ネーブル・リナの力の源たるメタモル・ジュエルであった。

臍からジュエルが引き抜かれたことで変身が解け、再び汗まみれのテニスウェア姿に戻る理奈。

ジュエルを掴んだまま24はミアの方へと振り向いた。

「…さて、ネーブル・ミア。これを今破壊すると何が起きるか分かりますか?」

「ぐ…や、やめろ…」

「当然分かっていますよね。だからあなたは"コレ"を取り出させないためにあんな装置を彼女のヘソに取り付けた…」

「やめろ…、やめろぉ…」

「つまりこれはあなたにとっても大切なモノ…これが失われれば即ち…」

「やめろおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

バキャッ!!

「ぁ…」

24の右手の上で砕け散るメタモルジュエル。

その破片がパラパラと彼女の指の間から零れ落ちる。

その瞬間、ミアは全身から力が抜けていく感覚を覚えた。

「ぅ…ぁ…、ぁ…、ち、力がぁ…、アタシの体から…力が、ぁ……」

それまで17の拘束に抵抗せんと必死に込めていた力が抜けていく。

そして彼女の衣装からまばゆい光が発せられた次の瞬間、それは光の粒子となって飛散した。

「へ、変身が…解けち…まった…」

17が抑えていた拘束を外すと、変身を解かれたミアは力なくその場にペタンと座り込んだ。



「ハッ、ハハハ…どうすんだよ…、もう…アタシ、変身出来ねぇよ…」
「どうすんだよコレ…、ハハッ、どうすんだよ…」

虚ろな目で半笑いになりながら、ぼそぼそと呟くミア。

そこにいるのは、傍若無人の如く力を思うまま振るっていた以前の彼女ではなかった。

力を失い、ただ己の今の惨状に呆然とするしかないただの一人のか弱き少女であった。

そんな彼女を見下ろす17と24。

やがて24は17に向かって言った。

「もはや彼女に戦う力は残されていません…とどめは任せます、17」

「…聞けねぇな」

17の返答に24のこめかみがピクッと反応する。

「今、何と言いました?」

「聞けねえっつてんだよ!もうコイツは前の時みたいにアタシと張り合えるほどの力は持っていねえ」
「今、そんな状態のコイツに止めを刺すなんて…目覚めが悪過ぎるぜ」

相方の返答に、24はハァと一つ溜め息を吐いた。

「…そうですか、ならば私が」

右手を抜き手状に構え、その先をミアの腹部に向ける24。

「さらばです、ネーブル・ミア」

その鋭い突きが今まさに繰り出されそうとした時…!

パシッ!

17が24の腕を掴む。

「!、これは…どういうことですか?」

「………」

「返答次第ではあなたに対しても何かしら制裁を加えなければなりませんが…」

「すまねぇ、だが今は…今はコイツを見逃してやってくれねぇか?」

「は…?」

いきなり何を言い出すのか、いつも17に振り回されている24ですらこの時は彼女の正気を疑った。

「今まで、私たちの仲間を大勢殺してきた彼女ですよ?そんなことが許されるとでも?」

「分かってる…!だから必ず私がコイツとは決着をつける…!でも今は…」

「………」

「………」

しばらく睨み合う2人。

だが、やがて24が根負けしたように言った。

「…分かりました。まあ、あなたは以前から彼女との勝敗にこだわっていましたからね」
「片瀬理奈の確保とネーブル・ミアの無力化、共に目的は達成出来たのでここで引き上げるとしましょう」
「ただし…次、彼女と会った時は…」

「あぁ、分かっている。その時は私がトドメをさす…必ずな!」

そう言いながら、倒れた理奈を担ぎ上げる17。

そして2人はコートにミアを一人残したままその場から立ち去っていった…





「ミアちゃんッ!!」

およそ3分後、テニスコートに駆けつける2人の人影…

テニスコートで何か異変があったことを察知し駆けつけたローザと麻美が見たのは、至る箇所が損傷したテニスコートと、そこに一人座り込むミアの姿であった。

「これは…」

辺りを見回すローザ。

つい先程までここで戦闘が繰り広げられていたことを示す惨状…

麻美はその中心で座り込んだままのミアのもとへと駆け寄った。

「ミアちゃん、一体何があったの!?」

「………」

呆然とした表情のまま、ミアはゆっくりと焦点の定まらない瞳を真美の方へと向けた。

「ぁ、…せ、センパイ…」

「ミアちゃん大丈夫!?一体ここで何が…?リナちゃんは?」

ミアの肩に両手を添えながら尋ねる麻美。

その瞬間、ミアの両目尻から涙が溢れ出した。

「!」

「ぅ…、ぁ…あ…あああああアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」

そのまま麻美の胸元に顔を押し付けながら号泣し始めるミア。

「あ、アタシ…失敗して、…失敗しちゃって…ぅわあああああァァァァアアアアアアアアッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」

涙を止めど無く溢れさせながらひたすら泣き叫ぶ…それまでの彼女からすればおよそ信じれない様相であった。

「………、ミアちゃん…」

なぜ彼女がここまで泣くのか…理由は分からない。

ただ麻美は彼女の体を優しく抱きしめることしか出来なかった



[後書き]
ついにミアちゃん敗れる!
リナちゃんも連れ去られて、完全に積み状態という奴ですね。
とにかくミアちゃん頑張れ!


>流れからしてリナorミアが捕まって手術台に仰向け四肢拘束されて徹底的にヘソ責め実験されちゃうんでしょーか

似たようなシチュは今後考えております。
ただ手術シチュは別の機会にじっくりやってみたいですね。

拍手[11回]

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Comment
無題 ...2015/12/12(Sat)
by NONAME Edit
ミアちゃんがルカ君に仕返しされ泣いて許しを乞う姿が見れるんですか?
Re:無題
2015/12/13
>ミアちゃんがルカ君に仕返しされ泣いて許しを乞う姿が見れるんですか?

当然そういった展開も考えておりますw
彼女の性格上、泣いて許しを乞うまで堕ちるかは分かりませんが…
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