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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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対峙する2人のネーブル戦士。

「…へぇぇ、アンタが噂のニューカマーってわけ?」
「なんかコイツよりは強いみたいだけど、揃いも揃ってみっともない臍して…」

ブシュウッ!!

「ッ!?」

「えッ!?」

臍のダメージに苛まれながらも、思わず目を見張るローザ。

突然"リナ"のむき出しの腹部が横一線にパックリ裂け鮮血が噴き出したのだ。

「…あまり舐めた口きいてんじゃないっすよ、センパイ」

一瞬の動きで振るわれたミアの斬撃。

そのあまりもの素早い、全く躊躇無い一撃が"リナ"の腹を切り裂いたのだった。

「ッ!!?…ぅ…」

その凄惨な光景に気を失ってしまう麻美。

「ま、麻美ちゃん…!」

ローザは咄嗟に麻美の体を支えるように抱き、ミアに向かって叫ぶ。

「ちょっとアンタッ!!何やってんの!?リナちゃんを殺すつもりなのッ!?」

「そっすよ」

ブレードをクルクルと回し、再度構え直すミア。

「バカ言うんじゃないわよッ!!あれはリナちゃんの体なのよッ!?」

「アレ見てもそう言えるっすか?」

「え…?」

ミアにつられて"リナ"の方に目を向けるローザ。

"リナ"は無表情で自分の腹から噴き出す血を見つめていた。

だが…

「…ヒ、ヒヒ…面白いネェ。"コイツ"と違って殺る気満々だしィ」

そう言いながら、血が噴き出す腹の傷を指でスゥーと撫でていく。

「!?」

撫でた部分に沿ってみるみる塞がっていく傷口。

"リナ"は腹部の傷を完全に塞ぐと、今度は腕を前方に向かってかざした。

するとその手首の切断面からゲルが飛び出し、その先の地面に落ちた手首を捕え一瞬で自分の体に引き寄せ切断部に接合する。

「元通りィ~」

再生したことを見せつけるように手をヒラヒラさせる"リナ"

「ま、まさか…」

元のラミアの体ならともかく、ただの人間に過ぎないリナがあれだけの再生能力を有している…

それはもう既に彼女の体が、人間から別の生命体へと変貌していることを示している証に他ならなかった。

「あんな化け物相手に手加減なんて、正直厳しいっすよ」

「で、でも…」

なんとかリナを元に戻す方法はないか必死に思案するローザ。

その様子を後ろ目でチラッと見やってミアは呟いた。

「…意外とアンタも"甘ちゃんだった"んすねぇ」

「…え?」

ミアの言葉に違和感を覚えるローザ。

「とにかく下がっててくださいよ、邪魔っすから」

「え、ちょ…」

ローザが問いかけるより早く、ミアは"リナ"に向かって駆け出していた。

手首を返し、素早い斬撃を繰り出す。

「キヒッ!」

先ほどの不意打ちによりミアの一撃を見切ったリナは、その鋭く生えた爪で反撃した。

ギィンッッ!!!!

ミアのブレードと"リナ"の爪がぶつかり合い、激しい金属が擦れるような音が鳴り響く。

「ボスからあんたをボコボコにしろって言われてるんだよネェ!」

「なんか…その姿で言われるとすっげえムカつくんスけど」

鍔迫り合いの状態で睨みあう2人。

その均衡状態をミアの喧嘩キックが打ち破る。

「ぐフぅっ!!」

ミアのキックをもろに腹に喰らい、"リナ"の体が後方へと吹き飛ばされる。

そのまま地面に激突寸前、翼を広げ勢いを殺しながら着地する。

「うぅ…キ、ヒヒッ!!いいネェ…!」

口から垂れた血を拭う"リナ"。

「本当に喧嘩慣れしてるって感じだよネェ…その分殺り甲斐があるよォ!」

「こっちはちゃっちゃっと終わらせたいんすけどね…」

つかつかと"リナ"の方に歩みよっていくミア。

「ヒヒヒッ、そういわずにさぁ…とことん付き合ってよォ!」

「ッ!?」

翼を大きく羽ばたかせ、"リナ"の体が宙に浮く。

そのまま彼女は校舎の屋上まで飛翔していった。

「まったく…どこまで人間離れしてるんすか…」

"リナ"の後を追うべく、校舎の壁に駆け寄ろうとするミア。

「ミアちゃん!」

いきなり呼び止められ、ミアはかったるそうに振り返った。

「何すか?」

「もう、私たちじゃどうする事もできない…悔しいけど、あなただけが頼りなの」

「………」

「理奈ちゃんを…助けて」

懇願の眼差しでミアを見つめるローザ。

そんなローザと彼女の腕に抱かれた麻美の姿をミアは一瞥した。

「…まあ、善処はしてみるっすよ」

そう言い残すと、彼女は壁の突起部を利用して軽業師の如く駆け昇っていった。




屋上に着地するミア。

すぐさまリナの姿を確認すると、彼女は屋上端のアンテナの上に背を向けて佇んでいた。

「…そんなとこで何やってんすか?」
「馬鹿となんとやらは高いとこが好きって言うけど、アンタもその口っすか?」

周囲を警戒しながらゆっくりと近づいていくミア。

「…ねぇ、知ってるゥ?」
「コイツ…"本当の姿"を隠し持ってるってことをさァ?」

背を向けたまま"リナ"が喋る。

「…何のことっすか?」

「キヒヒッ!"コイツ"って…おへそ弄りが嵩じてこんなみっともない格好するようになったんだけど…」
「でもこれでもまだ抑えてる方なんだって」

自分が近づいていることにもお構いなく、喋りを続ける"リナ"。

「だけどさぁ、ホントはもっと人の目なんか気にせず、思う存分お臍弄りたいって考えてるんだよォ"コイツ"」。

その瞬間、リナの体がミアの方に振り向く。

「だから…アンタにもコイツの本当の姿見せてあげるよォッ!!」

いつの間にか彼女の手には、銃のような液体注入器が握られていた。

そしてその先端を思い切り自分のヘソに差し込むと間髪入れずその引き金を引いた。

「あフゥんんッん!!!!!!!!」

ビクッと大きく"リナ"の体が震える。

液体が全て臍内に流し込まれると、その空になった注入器を投げ捨てる。

「あフぁ…ふああああァあァああァァァァ…!!!!」

トロンとした目で痙攣し始めるリナ。

謎の液体が注入された臍部はまるでそれ自体が意識を持っているかのように蠢いていた。

「…?、なにを…!?」

その行為を訝しがるミアだったが、この隙に一気に"リナ"への距離を詰める。

(妙なことになる前にとっととケリをつけて…!)

彼女に向けてブレードで斬りかかったその瞬間…!

「あはあァアアアアアアぁんんんんんんンン♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

一際大きく仰け反った"リナ"の臍から突如噴き出す漆黒の粒子。

「な…ッ!?」

粒子の噴流の直撃を受け、ミアの体が吹き飛ばされる。

「ぐっ…!」

咄嗟に体を捻り、片手を地面につきながら着地するミア。

「一体なんだって…、ッ!」

(まさか…"アレ"が話に聞いていた…?)

ネーブル・リナと異なるもう一つの理奈の変身した姿…

その凄まじい戦闘能力とその苛烈なまでの攻撃的な性格…

それこそリナ最凶の戦闘形態、イーヴィル・リナだった。

彼女の臍から止めどなく噴き出す黒い粒子は次々と彼女自身の体にまとわりつき、やがて漆黒に塗りつぶしていく。

「イヒヒヒィ…」

不気味な笑い声とともに見開かれる目と三日月状に開かれる口。

「今おへそに挿れたのはァ…"コイツ"のお臍の中のジュエルを極限まで活性させる奴でさァ」
「"コイツ"が以前一度だけなったことのある"最凶の姿"になれるようにボスが調合したやつなんだよォ」

全身黒のシルエットに目と口だけが浮かんだこの上ない不気味な姿で語りかける"リナ"

「だけど…チョット効きすぎたのかなァ?なんだか…"あの時"よりすっごい事になりそうなんだねぇぇぇッ!?」

「ッ!?」

突如歪み始める"リナ"のシルエット。

全身が禍々しい形状へと歪んでいき、そして全身を覆っていた漆黒の粒子が弾け飛ぶ。

「きゃひひっひひひひひひッッッッッッッ!!!!!!!!!」

狂乱じみた笑い声を上げる"リナ"。

そこには…異形の姿をした少女がいた。

先ほどよりもさらに巨大で禍々しい形状をした漆黒の翼。

鋭い爪先に漆黒の獣毛で覆われた手足。

腰部から生える鋭い嘴を先端に備えた2本の触手。

そして頭部に生えた一対の巨大な角。

かつてのイーヴィルリナをベースにしながらも、その姿は完全に"悪魔"そのものであった。

「これがァ…コイツの…いや、このアタシのォ究極の姿ってわけェッ!きゃひひっひひひひひひっひひッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
「どう?怖い?こわいよねぇええええ!!??????」

顔を大きく歪ませて笑いながら、ミアを見下す"リナ"。

「…また随分と悪趣味な格好っすねセンパイ」

一つ溜め息を吐き、さほど動じたこともなく言い放つミア。

「そんな姿にまでなったら、"殺す"しかないじゃないっすか」

その言葉に、"リナ"の顔から卑屈な笑顔が消える。

「なに…?アンタ…このアタシに勝つつもりでいるわけ…?」

「そっすよ。いくら形が変わっても元が元…っすからねぇ?」

今度はミアが嘲笑いながら言った。

「所詮へそ弄りしか能がない馬鹿に、変なアメーバくっついただけの…」

そんなミアの目の前に"リナ"の顔がアップで映る。

「フ・ザ・ケ・ル・ナ」

「ッ!?」

いきなり目と鼻の先に"リナ"が立っていることに驚愕するも、咄嗟の反応で彼女にブレードを突き立てるミア。

だが"リナ"はそれを2本の指で難なく捕らえ、事も無げにへし折ってしまった。

「くッ!?」

すぐさま柄から手を離し、ワンインチで肉弾戦を仕掛けるミア。

「うらアアアアアッッッッッッ!!!!!!」

「………」

目にもとまらぬ速さで"リナ"の体に次々と打撃をお見舞いしていく。

だがリナはまったくダメージを受けている素振りを見せない。

「やせ我慢は体によくないっすよセンパイッ!」

その言葉にニヤッと笑い、その鋭い爪をむき出しに腕を横なぎに振るう"リナ"。

だが相手の攻撃を待ち構えていたミアは寸前で身をかがませて躱すと、即座にカウンターめいた突きを"リナ"の臍に向けて繰り出す。

ズブゥッ!!

リナの臍に深々と突き刺さるミアの突き。

手首までが、リナの臍孔部にめり込む。

「いくら化け物じみていてもここが弱点だってことに変わりはないっすよね!?」
「このまま…、ッ!?」

めり込んだ手の感触が何かおかしいことに気付くミア。

まるで手全体がコンクリートでガッチリと固められたように腕が動かない。

「ヒッヒヒッヒヒッッッ」

「マジ…っすか?」

なんとリナの巨べそが巨大な口腔部と化しミアの手を咥え込んでいたのである。

「くっ!く、くあああああッッッッ!!!???」

咥えこまれた手に、まるで酸に焼かれるような激痛が走る。

咄嗟にもう一方の手で"リナ"の顔を殴りつけるミア。

「……キヒッ!」

ミアのパンチが顔面にヒットするも、それも意に介していないように"リナ"はミアの腕を掴みそれを絞り上げるように握りしめた。

「ぐあぁ…ッ!!」

「アヒヒッヒヒッ!!!!!!アンタの手、このままちぎってあげてもいいんだけどぉ?せっかくだからぁ…」

ミアの両太ももに触手が巻き付き、その先の嘴がガッチリと彼女の肉に噛みつく。

「あがぁッ!!?」

太ももから鮮血が噴き出す。

今や彼女は四肢を完全に封じられ、その身を無防備に晒す状態となっていた。

「イヒヒヒ…ぅらアッ!!!」

"リナ"は残った腕でミアのわき腹に豪打を見舞った。

ゴキィィッッ!!!!!!!

「うぐあァアアアアアッッッ!!!!??」

骨が体内で折れる感触。

今の一撃で確実に肋骨を数本やられている。

「アハハハハハッハハハハハ!!!!!!!!!!!」
「あんたがそんな声あげるなんて初めてじゃないィ!?」

嬉々としながら、何度もミアを殴りつける"リナ"。

「ぐぅあッ!!うぐゥッ!!!がはあああッッッ!!!!!!」

腹部を中心にミアの体の至る箇所に刻み込まれていく傷と痣。

「キャハハハツ!!!」

嵐のような乱打を数十発撃ち込んだ後、先のお返しと言わんばかりに手刀がミアの臍孔部に叩き込まれる。

ズブシュッウウウウ!!!!!!!

「がヴふゥッッッッ!!!!!」

ミアの口から鮮血が吐き出される。

その臍に"リナ"の獣めいた腕が深々と突き刺さっていた。

「…どぉう?まぁだ生きてるゥ?」

ぐったりと項垂れたミアの顔を覗き込むように声をかける"リナ"

「…ゲフッ、な、なんとか…ね」
「どっかのセンパイが…手加減してくれた…おかげっすよ…」

「ふぅん?じゃあもっと痛めつけてほしいんだァ?」
「ホォント面白いねェ、アンタってさぁ!!」

ミアの臍から腕を引き抜くと、今度は拳を彼女の鳩尾へ叩き込む。

ドォオオオンンン!!!!!!!

「うッぶうゥゥゥゥえエエエッッッッッ!!!!!」

腹の中で爆弾がさく裂したかのような衝撃。

内臓が破裂しそうなダメージにさすがのミアもついにダウンしそうになる。

…が、彼女はなんとか意識を繋ぎとめ、その殴られた衝撃を利用して、それまで自分の腕を咥え捕えていたリナの臍穴から一気に腕を引き抜いた。

「へぇ…!」

それだけで終わらず、ミアは自由になった腕で咄嗟に"リナ"の胸ぐらを掴むと、お互いの腹が密着するくらいに彼女の体を引き寄せた。

「センパイのくせに…よくも好き放題やってくれたっすね…」

痣と血まみれの顔で不敵な笑顔を浮かべながらリナを睨み付けるミア。

「この借りは…数倍利子つきで返すっすよッ!!」

その瞬間、ミアの臍孔部から生じる光。

「お…、おおおあああああああッッッッッッ!!!!?????」

お互いの臍が密着した状態で放たれるゼロ距離ネーブル・スターレイ。

己の臍に超至近距離からまともにミア必殺の光閃の直撃を受け、さしもの"リナ"も苦悶の声を上げる。

「まだまだあッ!!!」

さらに威力を上げるミア。

徐々に二人の体の間が開いていき、ついには触手を引きちぎってミアの体が"リナ"から引き剥がされた。

自由の身となったところでそのまま両足で床を踏みしめ、なおもリナに必殺光線を浴びせ続けるミア。

「うがあァああアアあああアアアアアアッッッッッッッ!!!!!???????」
「お、お臍がああァァッッッッ!!!!!!!」

強化型レヴィの装甲をいとも簡単に貫いた星状の光線を集中的に臍に受け続け、さしもの"リナ"も…

「って、効いてると思ったァ?」

まるでそれまでが芝居といわんばかりに、いきなりケロリとした表情を浮かべるリナ。

「ッ!?まさか…ッ!?」

その瞬間、ミアは気付いた。

自分のネーブル・スターレイが丸々リナの"臍"に取り込まれていることを…!

即座にスターレイの放射を止めるミア。

「く、また随分と…たらふく喰ってくれたじゃないっすか…」

苦しそうに息をつくミア。

「そうだよォ?おかげでたぁっぷり力が溜まったよォ!!ヒヒヒ…」

"リナ"は満腹という風にお腹をさすると、両手の爪を己の臍の縁にかけた。

「それじゃ今度はこっちの番だねぇ…んっはあぁぁぁぁぁッッッッッ♡♡♡♡♡」

両手で一気に臍穴を拡げ、一際甲高い嬌声を上げる"リナ"。

その臍の奥底から漆黒のエネルギー体が出現する。

「お返しだよォ…たっぷり味わってねェェェ」

「遠慮させて…もらうっす」

直撃だけは避けるべく、その場から咄嗟に逃れようとするミア。

だがその瞬間…

バキッ!!

「えッ!??」

突如、彼女の足元の床を破壊し飛び出す2本の触手!

それは瞬く間にミアに絡みつき、彼女を雁字搦めに締め上げた!

「うッぐぅあアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

  

全身をバラバラにされんほどの力で締め上げられ苦悶の声を上げるミア。

さらにはその触手の先端がミアの臍に潜り込み、その内部を深く抉る。

「イッヒヒヒィィッッ!!!!!アタシの触手気付かなかったァ??」

それは新たに再生した"リナ"の触手であった。

ミアのスターレイを受け続けている間に密かに床下に這わせ、ミアの足元に忍ばせていたのである。

もはや避けることすらも叶わず苦しみに呻くことしか出来ないミアをここぞとばかりに嘲笑う"リナ"。

「駄ぁ目だよォ遠慮しちゃア!!!いっひひひっひひひィィィ!!!!!!!!!!」

その"リナ"の臍から、漆黒のエネルギー体がついに巨大な奔流となって放たれる!

イーヴィルリナ・イブリース最凶の必殺技『ネーブルバースト・インフェルノ』

その黒の奔流が身動きできないミアに迫る。

「ハハ、アタシ…もう…駄目かも…」

眼前に迫る最大の危機に、もはや半笑いで力無く呟くミア。

そして彼女の体は黒き奔流の中に飲み込まれていった…

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