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へそ出しヒロインや時々男の子がおヘソを弄られたり嬲られたりしながら頑張るイラストを載せています。基本ラフ画がメインです。感想やコメントいただけると嬉しいです!

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人目のつかない廃工場跡…、そこにネーブル・リナはいた。

目の前には以前、自分が完敗を喫したあのアンドロイドの少女が立っている。

「ネーブル・リナ、今度こそあなたを"破壊"し、ジュエルを奪還します」

「………」

相変わらずの無表情で、だが自分を威嚇するように真っ直ぐ見据えてくるレヴィの威圧に、
リナは気圧されそうになりながらもその場から逃れないよう必死に自分を奮い立たせていた。

(だ、大丈夫…、ローザとあれだけの特訓をやってきたんだから…、大丈夫…!)




ドガッ!!

「きゃあぅっ!!」

腹部を突かれ、その勢いのまま背中から壁に叩きつけられる理奈。

そしてそのままズルズルと壁を伝って崩れ落ちた。

navel_rina35.jpg

「ハァ…、ハァ…、ハァ…、ぅ、ぐ…っ!」

汗を滲ませながら苦しそうに息を荒げる理奈。

その手には竹刀が握られていた。

「ほら、立って理奈ちゃん!そんなところでヘソ出して喘いでる場合じゃないわよ」

同じく竹刀を持ったローザが理奈に向けて言い放つ。

「あ、あなたが…こ、これを…着せたんでしょ…」

今、理奈はローザと共に学校の剣道場にいた。

どういう手段を使ったのかローザが貸し切ったらしく、
先からずっと2人でここに篭もったまま立ち合いをつづけている。

ローザ曰く前回リナを完膚なきまで叩きのめしたレヴィへ対抗するための特訓らしいのだが…

「だっていつものリナちゃんみたいにおヘソ丸出しじゃないと実戦さながらにならないでしょ?」
「そのためにその特注体操服、用意したんだから」

理奈が着ているのは学校の体操服だったが、
通常のものと違い自分のお腹を大きくさらけ出すよう改造されていた。

裾が大幅に切り詰められて、あの巨べそが見事に堂々とさらけ出されている。

この剣道場に連れてこられて、いきなりローザから無理矢理着させられたのだった。

「フフフ、なかなか似合ってるわぁ、その体操服」
「これから体育の時は全部それで出てもらおうかしら?」

「!、そ、そんなのいや…、はぁんっ!

ローザの言葉に咄嗟に反応した理奈だったがその瞬間、
ヘソに生じた快感に思わずあられもない喘ぎ声を上げてしまう。

見るとむき出しになったリナのヘソの中心に、
なにやら小さな円筒形状の物体が埋め込まれている。

ヘソ出し体操服を着させられた後、
さらにローザによってヘソに埋め込まれた代物であった。

この状態のまま剣道で立ち合うというのがローザの特訓なのだが、
先からこのヘソに埋め込まれた物体の異物感が半端ない。

とてもまともに戦えるはずもなく、事あるごとにヘソに快感が走り、
その度にローザに竹刀で無防備な腹を打たれ突かれ、
今や理奈のむき出しの腹は傷だらけになっていた。

「まったく…でも今のアナタにはこの方法しかないのよ」
「ほら、立って!」

「………、いや…」

「え?」

理奈が呟いた言葉に思わず聞き返すローザ。

「もう、イヤって言ってるのッ!!」

今度ははっきりと言い放つ理奈。

「こんな特訓何の役に立つって言うのよッ!?」
「私にこんな格好させて、おへそにこんなものまで入れて…ただ私を虐めたいだけじゃないの!?」

理奈には珍しく怒りの声だった。

「それは…私なりにあなたを守るための…」

「だったらローザが直接戦えばいいじゃない!!」
「だって私より強いんでしょ!?私とこのおヘソが大好きなんでしょ!?」
「あなたがあのロボットの子を倒せばいいじゃないッ!!」

まるで堰を切ったように次々と溢れ出してくる言葉。

そんな激した理奈を見るのはローザにとって初めてのことだった。

「だって私…もう私…あんな怖い目に…会いたく…ないのに…ッ!」
「う、うぅ…ぐす…っ!!」

俯いて泣き出してしまう理奈。

前回の戦いでリナのどんな攻撃も意に介することなく、
ただ淡々と追い詰めてくるレヴィに理奈は恐怖感を覚えてしまっていた。

理奈の心に巣食った恐怖心、これが今後の彼女の戦いに大きな障害となっていた。

だがこの恐怖心を克服するためにもリナはこの特訓を乗り越えなければならない。

涙をボロボロ流し泣きじゃくる理奈を、ローザはしばらく無言で見ていた。

「………」

ふと竹刀を置くと、ローザは自分の着ているブラウスのボタンをおもむろに外し始めた。

そしてすべてのボタンを外し終えると、理奈に声をかけた。

「見て、リナちゃん…」

ローザの声にゆっくりと顔を上げる理奈。

「え…!?」

そこに彼女は信じられないものを見た。





「ネーブル・リナ、仕掛けてこないのですか?」

レヴィに声をかけられハッとするリナ。

(い、いけない、私ったら…戦いの時に…)

「べ、別に…!そっちから仕掛けてくればいいじゃない…!」

気圧されながらも言い返すリナ。

レヴィはわざと相手から仕掛けてくるように促し、
相手の挙動を見てから最適な反撃方法をとってくると、ローザに言われた。

確かに前回は自分からがむしゃらに攻撃を仕掛けたことが敗因の一つであった。

「そうですか、ならば仕掛けさせてもらいます」

そういうとレヴィは一気にリナに向けて駆け寄ってくる。

思わず後ずさりそうになるリナだったが踏みとどまる。

パワーと精密攻撃なら右に出るものはいないレヴィだが、
スピードは落ち着いてみればリナでも見切れる。

これもローザから言われたことだった。

自分の腹めがけて、拳を打ち込んでくるレヴィ。

「!」

喰らえば間違いなく戦闘能力を奪われてしまう威力であろうが、
リナは体を回しながら寸でそれを避ける。

その挙動にレヴィは少なからず意をつかれたようだった。

(今だッ!!)

リナはヘソに力を入れながら、自分の右手に念を込めた。

その瞬間、リナのヘソと右手が同時に発光する。

「ネーブルソードッッ!!」

振り向きざまにレヴィに向けて一閃が放たれる。

「!?」

咄嗟に身をかわすレヴィ。

だがまったく計算外の攻撃を完全にかわすことは敵わなかった。

「………、ぐ…」

ガクッと初めて片膝をつくレヴィ。

手で押さえられた腹部にはリナの放った斬撃による傷がつけられていた。

navel_rina36.jpg

「や、やった…!」

思わず歓喜の声を上げるリナ。

その手にはリナの新たなる武器『ネーブル・ソード』が握られていた。

リナの衣装と同様に白のベースに金色の装飾、
切っ先には鋭利なクリスタルが装着された50cmほどの剣。

それはこのレヴィ戦における切り札として、ローザが考案したものだった。

さらにネーブルソードの柄尻からはチューブが伸びており、
その先はリナのヘソへと繋がっていた。

まるでヘソの緒の如くリナのヘソとソードを繋げるこのチューブによって、
リナのネーブルエナジーが直接ソードに送り込まれその威力は大幅に向上する。

リナのネーブルエナジーが高まれば高まるほどソードの威力も高まり、
まさにリナのために作られた武器であった。

「あの武器はデータにない。だが…」

喜びも束の間、スクッと立ち上がったレヴィを見てリナは身構えた。

「分析完了」

再びレヴィはリナに向かっくる。

リナは先と同様、繰り出される攻撃に合わせてカウンターを仕掛けようとしていた。

そしてレヴィの一撃がリナに放たれようとした時だった。

「!、………え?」

自分の目の前で突然レヴィの動きがピタッと止まる。

当然攻撃を仕掛けてくるものと思い込んでいたリナは、
このレヴィの挙動に一瞬呆気をとられた。

だがその瞬間をレヴィは逃さなかった。

「かかりましたね」

気を取られたリナの隙をつき、
レヴィは素早くネーブルソードを持ったリナの手首を掴みそのまま背後に回りこんだ。

「い、痛っ!?」

手首を極められたことで、思わずソードを落としてしまうリナ。

さらにレヴィはもう一方の手でリナのヘソから伸びるチューブを掴むとそれを一気に引きちぎった。

「あっ!?」

「私の外装に傷をつけるほどの威力、確かに脅威すべきものですが、
こうしてエネルギー供給を断ってしまえば何の問題もありません」
「そして…」

すかさずレヴィはリナの無防備となったヘソに自分の中指を突きたて、
さらに他の指でガシッとリナのへそ周りの肉を掴み込んだ。

「あぐぅっ!!ぐ…ぐあああああああああッッッッッッッッッ!!!!!」

ヘソ奥に指を突きこまれる痛みと
ストマッククローの如く腹肉を握りつぶされる痛みが同時にリナを襲う。

そしてさらに…

「はがあッ!!な、なに…、あ、熱ッ!?」

リナのヘソと腹を嬲るレヴィの手が突然熱を持ち、一気に耐え切れないほどの灼熱の熱さとなった。

「加熱開始」

前回リナのヘソを凍結させたのとは逆に、今度は手から超高熱をリナのヘソに浴びせるレヴィ。

ジュウウウウウウウ!!!!!!!!

navel_rina37.jpg

「アギャアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!」

リナのへそから肉が焦げる匂いと煙が上がる。

ヘソを嬲られながら灼かれる痛みはこれまで受けてきたへそ責めの中でも相当なものであった。

必死にこの地獄の責めから逃れようとするも、
背後から手首、そして腹肉ごとがっしりと掴まれ、脱出は完全に不可能だった。

「お、おへぞ焼げぢゃう"う"う"う"う"う"う"ぅぅぅぅッッッッッ!!!!!!
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッッ!!!!!!!」


容赦なく無慈悲に灼かれていくリナのヘソ。

だがリナは泣き叫ぶしかなかった。

せっかくローザとの特訓を経て敵に対抗できる新たな力を得たのに、
前回と同様ヘソを嬲られながら敗れていく…。

(やっぱり…私じゃ駄目だったんだ…)

灼熱の激痛に苦しみながら、リナの心の中にはそんな諦めの心境が生まれてきていた。

(今まで色んな人におへそ責められて…でもここまで頑張った方かな…)

(もう…いいよね…、ローザ…)

リナの意識が遠くなっていこうとした瞬間…

「リナちゃんッッ!!」

自分の名を呼ぶ声にハッとしたと同時に、
いきなり何かの液体が自分の腹とレヴィの手に浴びせかけられた。

「!?」

「こ、これは…液体窒素!?」
「グッ!?」

リナの腹肉を掴んでいた手に液体を浴びせられたレヴィが苦悶の声を上げた。

反射的に掴んでいたリナの腹肉を放す。

ベリッ!

「あぎゃぁッッッッ!!!!!!!」

焦げ付いたリナの腹肉やへその中身の皮膚が一気に引き剥がされたことで、
リナの腹部に凄まじい激痛が走る。

「あ、が…、グぅ…ッ」

その痛みに腹を押さえ込みその場に倒れてしまうリナ。

「左手機能…75%低下…機能回復まで5分13秒…」

一方のレヴィも手首を片方の手で押さえたままその場で蹲ってしまった。

高熱まで熱していた手に突然、低温の液体窒素を浴びせられたことが原因だった。

その隙を狙って飛び出してきたローザは、リナの下へと駆け寄った。

「リナちゃん、大丈夫!?」

「あ、あ"…、お、おへそが、い、痛いィ…!」

見ると、リナのヘソは周りの腹肉ごと皮膚下の繊維組織まで焼き爛れ、
見るに耐えないほど痛々しいものとなっていた。

「!、こんなにされちゃって…、こっちよ」

リナを担ぎ上げるとローザは一旦その場から退却した。





廃工場の別のスペース…

ローザは台にリナをゆっくりと仰向けに寝かせた。

「おへそがぁ、おへそが痛いよぉ…」

目に涙を浮かべ弱々しい声でリナが訴えかける。

「分かってる。分かってるわリナちゃん」

やさしくなだめる様にローザは言った。

(だけどあの子が機能回復してここにやってくるまでそう時間もない…)

「仕方…ないわね」

ローザは意を決したように呟くと、自分の上着の裾をめくり上げた。

「リナちゃん、ちょっと荒療治だけど…我慢してね」





「ネーブル・リナ、捕捉」

腕の機能も取りもどし再びリナを追い始めたレヴィは
即座に対象を見つけ出し彼女のいるスペースへと踏み込んだ。

「………」

そのスペースの真ん中にはリナは立っていた。

先ほどあれだけ蹂躙されたお腹は、完全ではないが傷口が塞がり原形も取りもどしていた。

物陰に隠れたローザがリナに声をかける。

「も、もう…相手に余計な反撃をさせるわけには…いかないわ」
「勝負は…一瞬で決めるのよリナちゃん…!」

こくんと頷くとリナは手にもったネーブルソードを強く握り締めた。

「いきます、ネーブル・リナ」

一気に自分との距離をつめようと駆け寄ってくるレヴィ。

それに応じてリナも駆け出した。

「自分の力を信じて…ッ!リナちゃんッ!!」

「はあああああああああ!!!!!!!!!!」

リナは渾身の力を込めてレヴィに向けてソードの切っ先を突きこんだ。

「回避する」

真正面から放たれた突きを避けるのはレヴィにとって造作もないはずのこと…だった。

ドガッ!!

navel_rina38.jpg

「!???????」

初めてレヴィの顔に驚愕の表情が浮かぶ。

避けたはずのネーブルソードの切っ先が、
なんと自分の腹部、ヘソのリフレクターに突き刺さったのである。

「今よ!リナちゃんッ!!」

その声と同時に、リナは自分のヘソを自らソードの柄尻へと押し込んだ。

「ああんッッッ!!」

柄尻がリナの敏感なヘソ皺に押し付けられたことで、
リナのオーガズムは瞬く間に頂点に向けて駆け上がっていく。

「ふあああああああああああッッッッッッッッッッッッ!!!!!!」


そして頂点に達すると同時にリナのヘソ奥からエネルギーの奔流が沸き起こり、
ネーブルソードの柄尻から剣を伝って切っ先の宝石に集束され、レヴィのヘソへと直に注ぎ込まれた。

「Gaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!」

ソードを介してネーブルバーストの威力そのまますべて、
ヘソという一点に喰らったことで、さしものレヴィも絶叫を上げる。

前回いとも簡単に吸収したネーブルバーストのエネルギーも、
これだけ一点に集束されると吸収は不可能だったのである。

「が、ア…」

ひとしきりのエネルギーをヘソに流し込まれたレヴィはそのまま後ろへドサッと倒れた。

体の至る部分が機能不全を起こし、スパークと共に煙が上がっていた。

「ダ、だめージ…キョよウはンい…トッぱ…き、キのウかいフく、ふ、フか…の…う…」

己の受けたダメージを分析するレヴィだったが、
誰がどうみても再起することは不可能と思われる惨状だった。

「ハァ…、ハァ…、ハァ…、や、やった…の?」

己の力全てを出し切ったリナ。

あれだけ自分を苦しめた相手をようやく打ち倒せたことに、
リナはようやく安堵感とそして達成感を覚えた。

「リ、リナちゃん、まだ喜ぶのは早いわ…その子に止めを…!」

相手はロボットである。

中枢回路が無事である以上、損傷した部分を修復すればまたリナの前に立ちはだかる。

「そ、その子の中枢回路は…おヘソの奥に…埋め込まれているわ」
「ネーブルソードで、ちゅ、中枢回路を…完全に破壊するのよ」

「分かったわ…」

ローザに言われたとおり、リナは地面に倒れたまま動かないレヴィのもとに歩み寄る。

そしてソードを逆手に持ち替えると、それをグッと振り上げた。

「………」

仰向けになったまま微動だにしないレヴィを見つめるリナ。

相手は自分の命ともいえるジュエルを狙う敵だが、
こうして無残な姿を曝して倒れているのを見ると、
リナの心に憐憫の感情が少なからず沸き起こる。

「リナちゃん…!」

「…分かってるわ」

既に必殺の一撃によってズタズタになったレヴィのヘソ目掛けて、
リナは思い切りソードを振り下ろした。

ズボォッッッッッ!!!!!!!



「がはァッッッッッッ!!!!!!!!」

周囲に響き渡る吐き出すような苦悶の声。

その声を発したのはレヴィではなく、なんと剣を振り下ろしたリナ自身であった。

「ちょ、ちょっと…あんた何してんのっ!?」

思わず声を荒げるローザ。

しかしリナ自身、何が起きたか理解することが出来なかった。

確かなのはネーブルソードの先端がレヴィではなく自分のヘソに突き刺さっていることだった。

「が、あ…ッ!ぐあ、ァ…」

自分は確かにソードをレヴィのヘソ目掛けて振り下ろしたつもりだった。

だがその切っ先は突然リナの意志に反し、自分のヘソ目掛けて突き刺さったのである。

そしてさらにソード自身が意志をもったかのように、
それはリナのヘソ奥に向かって突き進もうとしていた。

「うごォ…、お、ォゥ…」

腹の奥から搾り出したような呻き声がリナの口から漏れる。

「ば、馬鹿じゃないのアンタッ!?こんな時に自分のおヘソ虐めて…ッ!?」

傍目から見ていたローザにはリナが自慰行為に耽っているようにしか見えなかった。

「ち、ちが…ッ!か、勝手に…おヘソに…ッ!!ごぼォ!!」

見えない力がさらにソードの先を自分のヘソ奥深くに押し込む。

リナは両手で必死にヘソからソードを抜き取ろうとするも、
それ以上に凄まじい力がかかっているのか、1ミリもソードを引き抜くことが出来なかった。

その惨状を見てローザもようやく何か異常事態が起きている事に気づいた。

(リ、リナちゃんとは違う、何か別の力が…リナちゃんのおヘソに…?)

「まさか…!」

その時であった。

「ハハハ、やっぱり面白いね、君って!」

背後から突然聞こえた声にローザは間髪入れず振り返った。

そこにはいつの間にか一人の少年が立っていた。

ノースリーブのシャツに短パンというラフな格好に青い髪…

一見すればまるで女の子とも見間違えそうな様相だったが、
唯一異様なのがシャツの裾から覗く腹部である。

そこに本来窪みがあるはず部分に、異様な大きさの肉片が顔を出している。

それはさながら巨大なでべそであった。

このでべそを恥ずるどころか堂々とさらけだした少年のことをローザはよく知っていた。

「ル、ルカ…なんであんたがここに…?」

ルカと呼ばれた少年はその問いに軽く笑いながら言い放った。

「僕が送り出したレヴィがやられちゃったから、回収しに来ただけじゃん?」
「ついでに僕のレヴィをこんなにしてくれたから、その子にも仕返ししようってね」

そういうとルカは自分のデベソを指で突っついた。

するとリナのヘソに突き刺さったソードがさらにヘソ奥に向けて突き込まれる。

navel_rina39.jpg

「おごォォォォッッッ!!!!????」

呻き声と共に、腹を強く圧迫されたことで胃の内容物まで溢れ出しその口から垂れ落ちる。

このままではリナの命が危ういことは明白だった。

「や、やめなさいルカッ!このままじゃリナちゃんのおヘソが…!」

「アハハハ、やめるもなにも昔"姉さん"がよくやってたじゃん」
「その子のヘソをヒールで楽しそうに踏んづけてたりさ?」

「そ、それは…!」

言葉に詰まるローザ。

確かに以前は自分もリナのヘソを徹底的に狙い苛め続けてきた。

ローザがリナの元に来た時、彼女から相当警戒されていたのも当然であるほどに…。

「で、でも私は…リナちゃんがこんなに苦しむ様を見るのは嫌なのよ!」
「これ以上、あんたがリナちゃんを虐めるというのなら…!」

「…そんな怖い目で見ないでよ、姉さん」
「ま、今日はレヴィも連れて帰らないといけないしね、このくらいにしとくよ」

「………」

無言で睨みつけるローザなど意に介することもなくルカは倒れたレヴィのもとへ歩み寄った。

「あ~ぁ、こんなにされちゃって…」

「…モ、申しワケ…ァ、アリませ…ン…、マ、マすター…」

言語中枢も障害を受けたのか、息も絶え絶えのように呟くレヴィ。

「いいよ、すぐに直してあげるし」

そしてルカはローザたちの方へ振り向いた。

「今日はこれで引き上げるけど、また今度その子のおヘソを"壊し"に行くからさ」
「じゃあね、姉さん、そしておヘソに夢中なリナちゃん」

そういうとルカは撤退用のゲートを呼び出し、満身創痍のレヴィをその奥へと送り込む。

そして自分自身もそこに入り込もうとする矢先、ふいにローザの方へと振り向いた。

「あ、姉さんはもうあんまり無理しないほうがいいんじゃないの?」
「もう立っているだけもつらそうだしさ」

「!」

その言葉に動揺の意を隠せないローザ。

「ま、"残りの命"でせいぜい僕を楽しませてよね、姉さん?」

そう言い残すとルカもゲートの奥へと姿を消していった。

ルカとレヴィが消え去った跡を見つめながらローザは呟いた。

「ルカ…」

バタッ!

その時、ふいにローザの後ろで人が倒れる音がした。

「!」
「リナちゃん!?」

振り向くと、そこには白目をむき、口から泡を吹きながら、倒れ伏したリナの姿があった。

ルカが撤退すると同時にヘソ奥に進攻するソードも止まったが、
既に半分以上がリナのヘソ奥にめり込んでおり体が耐え切れなくなったのである。

強敵は倒せたものの、
これから戦いがますます苛烈になっていくのをローザは感じられずにいられなかった。

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